矢野経済研究所が「ソーシャルメディアの活用実態調査」、Twitterの利用目的は情報受信

ソーシャルメディアサービスの言及リンク先へアクセスする消費者は38.9%

マーケティングリサーチの矢野経済研究所は、「ソーシャルメディアの活用実態調査」を実施、結果を9月21日に発表した。それによると、消費者のTwitterの活用目的は「有名人・著名人の書き込みを読む」が53.0%など「情報受信」的目的が上位を占めた。調査は2010年6月から9月にかけて、ソーシャルメディアサービスのユーザー企業と消費者を対象に実施。企業調査は同社専門研究員によるヒアリング中心、消費者調査はWeb上でアンケートを行った。

消費者のTwitter活用目的は、「有名人・著名人の書き込みを読む」が53.0%、「友人・知人の書き込みを読む」が30.4%。情報受信目的だけでなく、SNS的利用のニーズも強いことが明らかになった。一方で「情報発信」や「出会い」「コミュニケーション」「リアルタイム性(時間の共有)」ニーズは低かった。

ソーシャルメディアでの言及リンク先のアクセスは消極的傾向が見られ、ブログなどWebでの情報収集は71.7%が「よく行う」と回答したが、言及リンク先にアクセスする消費者は38.9%だった。

消費者が企業メディアに求めるのは、Webサイトでは「新製品・新サービスの情報」が70.8%、「情報の信頼性」が37.5%。Twitterでは「情報の早さ」が27.4%、「ユーザの声が聞ける」が21.8%だった。

矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/

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