プロダクトマネージャーが『レビュー』を語る!第5回:商品レビューの効果を最大化させるコツ - 収集編 -

今回は、レビュー運用の中でもひときわ重要な「レビュー収集」に関するお話をさせていただきます。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

こんにちは!NaviPlusレビュー プロダクトマネージャーのOakuです。

前回は、商品レビューの効果を最大化させるコツ- レビュー一覧編 -についてご紹介させていただきました。

今回ご紹介するのは、レビュー運用の中でもひときわ重要な「レビュー収集」に関するお話をさせていただきます。

収集に一番の効果を発揮する「レビューリクエストメール」

商品レビューを収集する上でもっとおおすすめなのがレビューリクエストメールの配信です。

購入したお客様に対し、商品が届いた頃合いを見計らって商品レビューの記入を依頼することで、レビューの投稿を促進します。

とあるアメリカの企業の調査によると、投稿されたレビューのうち7割がこのレビューリクエストメールを通して得られたものだという結果が出たそうです。

レビューリクエストメールの例

ナビプラスでは、リタゲメールを使うことでこうしたレビューリクエストメールを送信することが可能です。

商品の画像があり、「レビューを書く」を押すと投稿フォームへ遷移する形です。

こうしたレビューリクエストメールを送っているECサイトは多いため、見かけられたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

リクエストメールを使っているお客様の声

それでは実際にレビューリクエストメールを使われているお客様からの声を紹介します。

◆その他ジャンル・A社様

レビューリクエストメールを始めてから、レビューの収集数が10倍になった!

◆アパレル系・B社様

リクエストメールを送ることで、ユーザと違和感なくコミュニケーションを取れるのが良い

◆その他ジャンル・C社様

購入の7日後に配信。キャンペーンとの相乗効果で、想定していた以上のレビューを収集できた。

こちらのC社様では、配信タイミングについてチーム内で色々と検討を重ねた結果「購入の7日後」に落ち着いたそうです。

このタイミングについては取り扱われている商材や、発送されるタイミングなども加味してお客様ごとに適切な期間を設定することが重要になります。

すでにレビューリクエストメールを配信しているが思ったような効果が出ていないというお客様は、この配信タイミングを見直すことで改善する可能性があるので、今一度配信タイミングを検討してみてくださいね。

導入前のお客様必見!リリース直後から商品レビューの効果を発揮するには

商品レビューの導入を検討している方にも、リリース直後からレビューの効果を出すために是非してもらいたい施策があります。

それは、【リリース前にあらかじめメルマガなどを使ってレビューを収集しておく】ということです。

商品レビューは集めてこそ力を発揮する

上の図は、商品レビューを表示るすことによるCVRの増加率をレビュー数ごとに示したものです。 商品レビューの表示なしと比べて、最大で270%CVRがアップすることがわかっています。 その中でも特に最初の5件の商品レビューがCVRを押し上げていて、商品レビューの効果を発揮するためには「商品レビューが投稿されている状態」が重要だということがわかります。

(商品レビューの効果の詳細は、こちらの記事こちらのレポートをご覧ください)

商品レビューがすでにある状態でのリリースを目指す

商品レビューの効果を発揮するためには「商品レビューが投稿されている状態」が重要ということをご説明しましたが、その状態にした上で商品レビュー機能をリリースできるよう、 導入前にメルマガなどを利用してレビュー収集をしておくことをオススメします。

主力の商品だけなど数アイテムだけでももちろん効果的ですし、紙で残っているお客様アンケートなども場合によって利用できることがあります。

事例のご紹介

商品レビュー機能導入前にレビュー収集をしたナビプラスのお客様の事例をご紹介します。

◆コスメ・美容系D社様

収集施策:アンケートフォームを利用したメールマガジンで収集 こちらのお客様は、とてもシンプルな文章+アンケートフォームの利用で500件のレビュー収集をされました。

思った以上にレビューが集まったことで承認作業など少し大変な面もあったようですが、リリースと同時にリッチなコンテンツとしてレビューを見せることができた、ということでした。

◆アパレル系E社様

収集方法:店舗スタッフに一斉メールをしてスタッフレビューを収集 アパレル系B社様では、スタッフに一斉メールをすることでスタッフレビューを収集しました。

サイズ感や着心地など、スタッフならではの細やかな質の高いレビューが多く集まっていたのがとても印象的でした。

ナビプラスレビューでは、レビューのインポート・エクスポートも簡単に行っていただけます。

導入を検討されているお客様はぜひ、事前のレビュー収集を検討してみてください。

インセンティブも効果的

商品レビュー収集には、インセンティブも非常に効果的です。 インセンティブを使用したレビューの収集施策として、多くのECサイトが実施しているレビュー投稿キャンペーン。 こちらのキャンペーンは、大きく分けて2種類あります。

通年行うキャンペーン

通年行うキャンペーンは、定期的なレビューの獲得を目的に行います。

内容としては、以下のようなものがよく実施されています。

例①:レビューを書いたら100ポイントプレゼント!

例②:レビューを書いたら次回使える送料無料クーポンプレゼント!

レビューの投稿だけでなく、次回の利用=リピートにつなげることもできる施策であるため、非常に多くのECサイトで行われているキャンペーンになります。

事例のご紹介

◆株式会社ポーラ様

ポーラ様では、レビューを投稿してくれたユーザ全員に商品のサンプルをプレゼントしています。 愛用している化粧品会社の製品のサンプルは、ユーザにとってはとても嬉しいプレゼントですよね。

レビュー投稿に対するユーザの動機を強く高めることができるのではないでしょうか。

短期間で行うキャンペーン

短期間で行うキャンペーンは、特定の商品にレビューを集める目的で行われることが多いです。

例①:キャンペーン期間中に○○をお買い上げいただきレビューを投稿してくれたお客様に500ポイントプレゼント!

例②:○○のレビューを投稿されたお客様の中から、抽選で30名様に商品の詰め合わせをプレゼント!

期間は1〜2ヶ月程度で、集中してレビューを集めるという目的からか、通年行われているキャンペーンより高額なインセンティブが設けられている場合が多いです。 ですがその分、【抽選でプレゼント】となっているパターンもあるようです。

質の高いレビューを集める『キャンペーンの工夫』

キャンペーン実施の際に、質の高いレビューを集める工夫をしているECサイトも見られます。

例①:画像付きレビューの投稿で通常より100ポイント多くプレゼント!

例②:投稿されたレビューの中からレビュー大賞を選定し、受賞者には商品をプレゼント!

例③:100文字以上のレビュー投稿で100ポイントプレゼント!

画像付きレビューや、しっかりとした内容のレビューは「参考になった」が押されることが多く、いいレビューであればあるほどCVRアップに効果を発揮してくれます。 こうしたキャンペーンの工夫をしてみることで、そういった質の高いレビューを多く集めることが可能です。

このように、一口にキャンペーンといってもその内容は非常に多岐に渡ります。 目的によってうまくキャンペーンを使い分け、より良いレビューを多く集めていきましょう。

60サイトのレビュー収集施策を調査してみました

「じゃぁ、実際にキャンペーンをしてレビュー収集をしてみよう!」と思っても、自社のサイトにとってどんなキャンペーンをしたら良いかはなかなか頭を悩ませるところですよね。

ナビプラスでは、そんな運営者の皆さまのために【レビュー収集施策調査レポート】を作成しました。

60サイトのレビュー導入ECサイトが、どのようなキャンペーンをしているのかをまとめました。

こちらを参考に、目的に合わせたレビュー収集キャンペーンの実施を検討していただければ幸いです。

次回は運用のコツ編!

次回は、皆様頭を悩ませているだろう、運用面のコツ編です。

ネガティブレビュー対応法の他、ナビプラスレビューの運用に関する機能も多くご紹介していきますので、楽しみにしてくださいね。

また、こちらのブログで取り上げて欲しい題材などありましたらお気軽にご連絡ください! できる限り取り上げられるよう努力させていただきます。

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