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スタートトゥデイ子会社のアラタナ、「MARK STYLER」と戦略的パートナーシップで合意

7 years 5ヶ月 ago

スタートトゥデイは9月20日、EC支援事業を手がける子会社のアラタナと、MARK STYLERが戦略的パートナーシップを組むことに合意したと発表した。

「ZOZOTOWN」で培ったマーケティングデータや物流機能を、アラタナを通じてMARK STYLERに提供。MARK STYLERのEC事業を支援することで、売上増やオムニチャネル化を支援する。

MARK STYLERは自社ECサイト「RUNWAY channel」で17ブランドを展開している。アラタナは「RUNWAY channel」のマーケティングを支援するほか、スタートトゥデイの物流拠点「ZOZOBASE」の運営実績を踏まえて物流業務も支援する。

アラタナは、ECサイト構築やWEBマーケティング支援といったBtoB事業を展開している。スタートトゥデイによると、近年はオムニチャネル化への注目が高まっていることから、アラタナの支援先企業からの自社ECサイト強化に対するニーズが増加しているという。

具体的には「頻繁に更新が必要な商品販売ページのUI更新は、自社内で完結させたい」という要望が多いとしている。

スタートトゥデイとアラタナは今後も「ZOZOTOWN」の出店ブランドのニーズに応え、ECチャネル全体の支援を行う。

「ZOZOTOWN」は6800以上のブランドを取り扱っており、年間購入者数は約739万人。2018年3月期の商品取扱高は前期比27.8%増の2705億円だった。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

提案型ウェブアナリスト育成講座第1期生修了と第2期生(10月23日開始)募集のお知らせ

7 years 5ヶ月 ago
2018年5月~9月の間で全10回(月2回)でHAPPY ANALYTICS主催の「提案型ウェブアナリスト育成講座」を開講いたしました。 今までいろいろな場に呼んでいただき、講座等をさせていただいておりました(これは今後も継続します)。しかし、なかなか中上級者向けに継続して伝えるという講座は出来なかったので、今回初めて自主開催をいたしました! 本記事では、1期生の講座振り返り及び2期生募集について紹介いたします! 1期生の講座振り返り 1期生は2018年5月からスタート。初めてということで、どういった運用や状況になるか分からない中、参加いただきありがとうございます! 第1回はチームに分かれての…

2018年8月公開の小川の記事6本(執筆2本&登場4本)

7 years 5ヶ月 ago
こんにちは。秘書です。 2018年8月に小川が執筆した記事や、小川が登場した記事をご紹介いたします。 6月9日に小川が「ウェブ解析士会議2018」で披露したライブ解析の様子のほか、SEOやPDCAなどの成功事例など豊富な内容になっています。ぜひお読みください! ~ラインナップ~ KOBITブログ:「Googleアナリティクスの新トレーニングコース『Google Analytics for Power Use』を受けてみたので、コース内容等を紹介」 株式会社日本ビジネスプレス公式ブログ:「ページビュー数を増やすために(4)見るべき数値とその見方を理解しましょう」 株式会社UNCOVER TRUT…

「美容師の○○さんが推薦します!」は有り? 無し? ヘアケア化粧品の広告表現に関する注意点 | 健康・美容業界の今を知る!

7 years 5ヶ月 ago

頭皮や毛髪に関する商品は「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」と多岐に渡りますが、ここでは最も身近な「化粧品」に分類されるヘアケア商品の広告表現についておさらいしましょう。

ヘアケア化粧品で標ぼうできる範囲とは?

化粧品に分類されるシャンプー、コンディショナー、その他ヘアケア剤において、標ぼう可能な効能効果は下記の通りです。

(1)頭皮、毛髪を清浄にする
(2)香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える
(3)頭皮、毛髪をすこやかに保つ
(4)毛髪にはり、こしを与える
(5)頭皮、毛髪にうるおいを与える
(6)頭皮、毛髪のうるおいを保つ
(7)毛髪をしなやかにする
(8)クシどおりをよくする
(9)毛髪のつやを保つ
(10)毛髪につやを与える
(11)フケ、カユミがとれる
(12)フケ、カユミを抑える
(13)毛髪の水分、油分を補い保つ
(14)裂毛、切毛、枝毛を防ぐ
(15)髪型を整え、保持する
(16)毛髪の帯電を防止する

上記以外に素肌のメーキャップ効果と同様、

  • ワックスのような髪を固める作用
  • ヘアマニキュアのように髪表面を着色する(洗浄と共に徐々に色落ちする)
  • そしてUVカットするスプレー(物理的にUVを遮断する効果)

など、物理的な作用も標ぼう可能です。

「頭皮にハリを与える」は不可

注意したいのが「(4)毛髪にはり、こしを与える」という表現です。 スキンケアの場合は「肌にハリを与える」という効果が標ぼう可能ですが、ヘアケア製品においては「【毛髪】にハリを与える」が標ぼう範囲となります。したがって「【頭皮】にハリを与える」ことに関しては想定されておらず、「頭皮にハリを与える」は効能効果を逸脱した表現とみなされます。

「血行促進」には一工夫を

また「抜け毛の予防」「頭皮の血行促進」は、その効果効能に対して承認を受けた医薬部外品等であれば標ぼう可能ですが、一般的な化粧品では標ぼうできません。 許可を得ていない場合で、「血行促進」ということを表現する必要がある場合には、自身による洗髪行為の一環として、

頭皮を(自身で)よくマッサージすることにより、血行を促進してあげましょう。

というように、「商品や含有成分により血行促進が促されるものではない」とはっきりとわかる形にする必要があります。 その基本をしっかりと押さえておけば、頭皮マッサージの方法等を図説で入れ、「血行促進」の言葉を視覚的に印象づけることも可能でしょう。

「ダメージヘアを修復」はOK?

次に、ダメージヘアのケアに関する表現について解説します。ヘアケア製品でよく「ダメージを補修」という表現が見られます。毛髪損傷等の物理的な「補修」表現は事実であれば標ぼう可能ですが、「修復」のような治療的回復表現は不可とされています。

不適切な例

 × 「傷んだ髪を修復」
 × 「ダメージヘアを再生」
 × 「傷んだ髪が回復」
 × 「健康な髪が甦る」
 × 「本質から髪質改善 」

表現可能な例

 ○ 「傷んだ髪に」
 ○ 「傷んだ髪(ダメージヘア)用」
 ○ 「ダメージケア(潤い補給)」
 ○ 「髪を補復して髪の質感を整える」

表現がよく似ているので注意しましょう。

「髪の内部へ浸透」は標ぼう可能

ダメージヘアの補修表現において、「髪の内部に美容成分が浸透」という表現もよく見られます。肌の場合、「浸透は角質層まで」と範囲が決められていますが、毛髪の場合は、日本化粧品工業連合会発行の『化粧品等の適正広告ガイドライン2017年版』で「髪の内部へ浸透」という表現は可能とされています。そのため、事実として髪の内部に浸透するのであれば、表現可と判断できます。

ただし、ここにも注意点があります。髪の表面を「キューティクル」、その内側を「コルテックス」、中心部を「メデュラ」と言いますが、キューティクルについては補修効果をベースに使用可能ですが、コルテックス、メデュラという用語を使用するのは避け、あくまでも「髪の内部」に留めることをおすすめします。詳しくは下記をお読みください。

参考

美容師による推薦

最後は美容師からの推薦表現についてです。 『医薬品等適正広告基準』には下記のように記載されています。

10 医薬関係者等の推せん

 医薬関係者、理容師、美容師、病院、診療所、薬局、その他医薬品等の効能効果等に関し、世人の認識に相当の影響を与える公務所、学校又は学会を含む団体が指定し、公認し、推せんし、指導し、又は選用している等の広告を行ってはならない。

 ただし、公衆衛生の維持増進のため公務所又はこれに準ずるものが指定等をしている事実を広告することが必要な場合等特別の場合はこの限りでない。

<共通>

(1)医薬関係者の推せんについて

 本項は、医薬品等の推せん広告等は、一般消費者の医薬品等に係る認識に与える影響が大きいことに鑑み、一定の場合を除き、例え事実であったとしても不適当とする趣旨である。「公認」には、法による承認及び許可等も含まれる。

 また、「特別の場合」とは、市町村がそ族昆虫駆除事業を行うに際して特定の殺虫剤等の使用を住民に推せんする場合である。なお、本項は美容師等が店頭販売において化粧品の使用方法の実演を行う場合等を禁止する趣旨ではない。

(2)推せん等の行為が事実でない場合について

 推せん等の行為が事実でない場合は、法第 66 条第2項に抵触する。

~以下略~

ヘアケア用品という製品の特性上、美容師や理容師を起用し、商品を推薦する広告を作りたい所ですが、 『医薬品等適正広告基準』では医師をはじめ美容師、理容師等による推薦そのものを禁止しています

事実であったとしても、広告において美容師が「おすすめです!」というようなコメントを述べることはできませんので、注意しましょう。

稲留 万希子

薬事法広告研究所 代表

東京理科大学卒業後、大手医薬品卸会社にて医療従事者向けポータルサイトの企画運営に従事。東洋医学に興味を抱いたことをきっかけに、中医学専門学校にて3年間薬膳料理や漢方について学ぶ。その間、ヘルスケア分野でのビジネス展開には薬事法を避けて通れない事から、薬事法と広告についても並行して学び、その後、国際中医専門員、漢方薬膳療術師、反射療法士、薬事法管理者、コスメ薬事法管理者の資格を取得し独立。2008年3月、薬事法広告研究所の設立に参画、副代表を経て代表へ就任。現在、一般社団法人 通販エキスパート協会 代表理事を兼任。

稲留 万希子

自社ECの「竹虎」が有名店になった裏側――「竹虎」が実践してきたこと&レジェンド岸本社長との出会い

7 years 5ヶ月 ago

「ECサイトの開設から3年間で売り上げは300円だった」――。メディア露出450回以上、ユニクロとの商品共同企画、「イーコマース事業協会エビス大賞」(一般社団法人イーコマース事業協会主催)などのアワードを多数受賞。さまざまな実績を残している有力ECサイト「竹虎」(運営は竹虎株式会社山岸竹材店)も、苦難に直面していた時期があった。本社を置くのは自然豊かな高知県須崎市。創業1894年の地方竹材店がいかに有名店舗に上り詰めたのか。山岸義浩社長に成功の要因、そのきっかけを作ってくれたEC業界のレジェンドと言われる岸本栄司氏との出会い、自社ECサイトを伸ばす秘訣などを取材した。

テクニックよりも重要なこと、それは良いサイトを参考にすること

竹虎株式会社山岸竹材店の創業は明治27年。高知県須崎市安和だけに分布する茶褐色の虎のような斑紋が入った竹「虎斑竹」(とらふたけ)を使い、「竹のある生活」を提案する老舗竹材店である。

高知県須崎市安和にしか生育せず、日本で唯一、この地域だけでしか採ることができない 「虎斑竹」。今では竹虎株式会社山岸竹材店に所属する職人の手で、文具、キッチン道具、小物、インテリアなどさまざまな商品を製作している。

ECを始めたのは4代目の山岸社長。希少価値が高いという「虎斑竹」製品を全国に広めるため、EC事業をスタートした。

ユニクロとの商品共同企画を2008年に実施、数々のアワードを受賞するなど、「竹虎」は全国的に知られる有名なEC実施企業だが、「苦難の時期もあった」(山岸社長)という。

1997年のECサイト開設から2000年までの3年間で売り上げたのは、竹の和紙でつくったレターセットの1商品(300円)のみ。当時、常務として1人でEC事業に挑戦していた山岸社長は、閑古鳥が鳴いていたのは「虎斑竹」の“価値”を上手に伝えることができなかったことが原因と振り返る。

竹虎株式会社山岸竹材店 山岸義浩社長
ECサイトを始めた当初は、通常業務が終わった後に1人きりでパソコンに向かい合ったという

ECの黎明(れいめい)期であり、高知県須崎市安和という地方。周囲には相談できる相手は誰もいない。今では当たり前だが、「セミナーのために都会に行くなんてとんでもない話だった」(山岸社長)。試行錯誤を繰り返した3年間。だがその後、転換期を迎えた。

1995年にECをスタートし、EC業界の“レジェント”とも言われるTシャツ通販のイージー・岸本栄司社長との出会いだ。高知県で開かれたECの勉強会に講師として招かれた岸本社長に、山岸社長はこう問いただされたという。

あなたはネットで買い物をしますか?

山岸社長は答えに窮した。それはなぜか? 山岸社長は自社ECサイトを伸ばすためのテクニックばかりに目を奪われ、他のECサイトで商品を買ったことがなかったのだ。

売り上げを伸ばしてファンをつかんでいくためには、検索順位を上げるためのSEO対策などに代表される“テクニック論”よりも大切なことがあることに気付いた。(山岸社長)

こう振り返る山岸社長が最重要視して実践することに決めたのが、他のECサイトで自ら買い物をしてみて良かった面を取り入れるということ。その中で、特に心がけて実践してきたのが、「シンプルなサイト作り」「尊敬する人などに勧められたものは使ってみる」「情報発信」だ。

竹虎株式会社山岸竹材店 山岸義浩社長
「虎斑竹」で作った名刺入れを片手に、「竹虎」の取り組みを熱く説明してくれた

ECサイトはシンプルなUIにして買い物のしやすさを追求

スマホ向けECで電話番号を案内

たとえば「竹虎」のスマホ向けECサイト。PC向けECサイトのヘッダー部分は「虎斑竹」「創業124年」「竹材専業メーカー」といった店舗の特色を前面に打ち出しているが、スマホ向けECサイトは大きく異なる。

「竹虎」のPC向けECサイトトップページ
「竹虎」のPC向けECサイトトップページ

スマホ向けECサイトにアクセスすると、ヘッダー部分に掲載されているのは「電話はこちら」という案内文。この文をタップすると、アコーディオンメニューが開いて電話番号が表示される。こうしたUI設計を施した理由を尋ねると、「迷ったらすぐ電話できるようにした。電話は転換率が高い」と山岸社長は言う。

「竹虎」で扱っている虎斑竹製品は、高品質に見合った価格帯の製品が少なくない。たとえば、虎竹ペンは10万円(税別)、45万円(税別)もする虎竹テーブルなどもある。高価格帯になればなるほど、製品の細かいところまで気になるのがユーザーの買い物心理。スマホでアクセスしてきたユーザーが手軽に問い合わせできるようにしているのだ。

「竹虎」のスマホ向けECサイト
「竹虎」のスマホ向けECサイト

電話による注文が増えたことで想定外の効果も。「お客さまと話をする機会が増えたことで、社員が喜ぶことが増えた。社内が賑やかにもなった」(山岸社長)。

ちなみに、フリーダイヤルにしていないのは、「お金を負担してでも、実際に手に取ってみてわかるような情報がほしいと思う人に電話をかけてきてほしいから」と山岸社長は言う。

「Amazon Pay」で決済の使いやすさを拡充

ユーザーが買い物しやすい仕組みを作るため、決済手段を拡充したのは2016年。Amazonアカウントを利用して、購入時の配送先・クレジットカード情報の入力をすることなくAmazon以外のECサイトでログインや決済を行える決済サービス「Amazon Pay」を導入した。

山岸社長が「Amazon Pay」を導入した経緯は面白い。

「Amazon Pay」を導入する多くの企業は、

  • 個人情報(名前、配送先、クレジットカード情報)は入力不要、最短2クリックで買い物が完了できる
  • 会員登録しなくても、Amazonアカウントを利用して決済が可能。自社ECサイトごとに必要だったIDやパスワードの管理が不要
  • Amazonのセキュリティシステムでカード情報が管理されるため、安心・安全な決済環境が提供できる

といったユーザーメリットを消費者に提供することで、自社ECサイトの「カゴ落ち改善」「新規会員の獲得」「売上アップ」などへの効果を期待している。

だが、山岸社長は違った。尊敬するEC業界のレジェントである岸本社長から「自社ECサイトを運営しているなら、『Amazon Pay』は導入した方がいい」と提案されたから。山岸社長はこう振り返る。「岸本社長がオススメするので、それは導入すべき、なんだろうと」。

レジェンド岸本「自社ECサイトを運営しているならAmazon Pay導入は必須」

ここで、山岸社長に「Amazon Pay」を勧めたイージー・岸本社長について触れてみたい。山岸社長が師匠とあがめる岸本社長が運営するTシャツのECサイト「京都EASY」は1995年にオープン。モールに出店することなく23年間、独自ドメインのみで展開している。

そのため、岸本社長は独自ドメインのECサイトの限界も感じていた。それは、コンバージョンに直結する「安心感の不足」「個人情報やクレジットカード情報の入力の手間」などだ。

僕が「Amazon Pay」を導入したのは2015年9月。特に新規アクセスからカートに商品を入れた後のお買い上げに至るまでのプロセスで、「Amazon Pay」は“水戸黄門の印籠”のような安心感をお客さまに与えることができコンバージョン率のアップに必ずつながると、得た事前情報から確信しました。いち早く導入すべきサービスだと思ったので、「Amazon Pay」の提供が始まるというリリースを見て、早々に実装の準備を進めました。そして、2015年9月に新しい決済手段として消費者に「Amazon Pay」を公開しました。(岸本社長)

「京都EASY」の決済選択・発送先入力画面
「京都EASY」の決済選択・発送先入力画面

岸本社長は「Amazon Pay」の「安心感」をこう強調し、次のような導入メリットもあげた。

  • 4%の決済手数料以外、コストがかからない
    ※ECプラットフォームによっては別途月額利用料が発生
    ※デジタルコンテンツの販売は4.5%の決済手数料
  • Amazonアカウントを利用して、購入時の配送先・クレジットカード情報の入力をすることなくAmazon以外のECサイト等でログインや決済を行うことができる
  • お客様の抱える個人情報の入力への心理的負担が軽減されることで、コンバージョン率アップが期待される
  • 入金サイクルが自由に設定できる
    ※初期設定では14日、最短1日から自由に設定可能
  • クレジットカード決済で利用している決済代行よりも早期入金が可能なので、中小企業にとって資金繰りがしやすい
    ※ECプラットフォームによっては入金サイクルが異なる場合がある

「Amazon Pay」導入後、「京都EASY」の決済の利用率(件数ベース)に大きな変化が起きた。導入以前は「クレジットカード」「銀行振込」「代引き」を決済手段として提供しており、2015年8月度のクレジットカード決済利用比率は43%、代引きが56%だった。それが3年超で大きく変わる。

2018年6月度の決済利用率
  • Amazon Pay :33.8%
  • クレジットカード :25.4%
  • 代引き :39.5%
  • その他:1.3%

「京都EASY」では代引き手数料を自社で負担しているため、ユーザーから見ると実質0円で利用できる。そのため、他社よりも利用率が多いものの、全体に占める代引きの割合は大きく減り、一方で「Amazon Pay」が約3割も占めている。岸本社長はこう説明する。

決済全体に占める各決済手段の割合は、月次平均で、クレジットカードが25%、Amazon Payが34%、代引きが40%といった状況。これは、「Amazon Pay」のお客さまからの信頼度を反映しているような結果ですよね。「Amazon Pay」の導入は、自社ECサイトの利便性が高くなるとかいったレベルでない。安心感、資金繰りなどさまざまな効果がある。自社ECサイトを運営しているなら導入は必須。導入しない理由はなにもないですよ。(岸本社長)

だからこそ、岸本社長は自社ECサイトで独自の世界観を持つ「竹虎」を運営する山岸社長に、「(Amazon Payの導入を)やらなアカンで! 絶対にすぐやるべき! 今すぐやりなはれ!」と声をかけたのだという。

「京都EASY」岸本栄司氏
自社ECサイト運営一筋の岸本社長。独自ドメイン店には「Amazon Pay」が必要不可欠だと話す

実は不安があった「Amazon Pay」の導入、だがその効果に驚き

「竹虎」という自社ECサイトの有名店でも知らなかった「Amazon Pay」の効果や仕組み。実は、「田舎の人間は、都会の人を信用しない。たとえば、詐欺に遭うとか。警戒してしまう。実は……『Amazon Pay』も、Amazonが購入情報などを取得するのではないかと警戒していた」(山岸社長)と、地方でビジネスを展開する身として新サービス導入への不安があったと打ち明ける。

だが、前述した岸本社長の実体験に基づいたアドバイス、信頼を寄せる人からの提案があり「Amazon Pay」を導入。そして、その効果は山岸社長の心象をガラリと変えた。

「Amazon Pay」はとても使いやすい。特にスマホで商品を買いたいときには、(個人情報やクレジットカード情報を入力する手間が不要なので)とても便利。受注担当からも処理が楽になったという声があがっている。やはり、キーマン(山岸社長のケースでは、イージーの岸本社長)に言われなければ、情報に乏しい田舎者の僕にはその良さが伝わらなかった。岸本社長にはホント感謝です。(山岸社長)

買いやすいECサイト作りを追求する「竹虎」のECサイト
買いやすいECサイト作りを追求する「竹虎」のECサイト

12年続くほぼ毎日のブログ更新、メディア露出は450回以上

「竹虎」が大きく変わった取り組みの1つにあげられるのが「情報発信」。生まれた頃から「虎斑竹」を見て育ち、その価値に気付いていなかった山岸社長やスタッフさん。売れていない頃のECサイトのページには「虎竹」と記載するだけで、「竹の詳しい説明」「ここでしか育たない」といった詳細な説明ができていなかった。

岸本社長からは「絶対、売れるよ」という励ましの言葉をもらいながら、商品ページでの詳細説明、ブログでの情報発信などを積極化していく。

山岸社長が運営するブログ「竹虎四代目がゆく!」はほぼ毎日記事を更新。竹のこと、製品のこと、出先での出来事などテーマはさまざまだ。

2006年からほぼ毎日のベースで更新している
2006年からほぼ毎日のベースで更新している

こうした情報発信が功を奏してか、2008年には夏限定でユニクロとコラボ商品の企画が実現。「ユニクロのような大企業からお声をかけていただいて、竹虎のやってきたことが世間に認められた」(山岸社長)ことを実感した。

ネットの登場によって、田舎にも光が当たるようになった。ネットがなければ今頃、倒産していた。「竹虎」の商品を直接買いに行こうと思っても交通の便が悪い。紙媒体で通信販売をやろうとしたら、印刷やデザインにお金がかかる。でも、ネットは商品の公開が簡単。いろんな情報を発信できる。ECは、田舎の情報を自由に素早く発信できる素晴らしいツール。こんな良いことだらけのツールは、使い倒さないと損でしょ?(山岸社長)

情報発信によって雑誌や新聞、テレビ局などの取材がひっきりなしに。これまで450回(2018年7月時点)もマスコミに掲載され、そのパブリシティ効果は計り知れない。その一例を紹介しよう。

「竹虎」のメディア掲載例
「竹虎」のECサイトではマスコミ掲載履歴を掲載(詳しくはこちら)。2018年7月現在、掲載回数は450回以上で、新聞、雑誌、Web、ラジオなど多岐に渡る

2016年には商品の原材料である竹の良さ、可能性を知ってもらうため大がかりなプロジェクトを敢行した。クラウドファンディングを活用し約350万円という資金を集め、「虎斑竹」を使った電気自動車を開発。高知県から横浜までを11日間かけて走行するというプロジェクトだった。

山岸社長は「虎竹の自動車の製作プロジェクトは虎竹の里、竹職人だけでなく、日本のモノ作りに携わる全ての人々への応援につながるプロジェクト」とECサイトに綴り、メーカーとしての思いを伝えた。

走行距離1000キロメートルのこのツアーは一躍話題に。ブログなどで通過するルートを公表しているため、行く先々でメディアが取材に訪れ、「竹虎」のユニークな挑戦を報道した。

虎竹自動車
日本唯一いう虎竹自動車

自分が良いと思った物を作る、良さが伝わらないから

周囲の誰もが「虎斑竹」に価値を感じていない中、山岸社長はネットで商機を見出した。「お金に困っていた頃、土下座してまで売っていたときがあった。それ程、つらいものはない」という時期を山岸社長は振り返り、自身が考えるビジネス感を教えてくれた。

山岸社長の商品開発にかける思い
  • 自分が良いと思った物を作る
  • 自分が使いたい物を作る。
  • 自分がほしいと思った物だけを作る。
  • お客さまに迎合しない。それは、自分が使う物でなければその良さが伝えられないから

製品化した物は、ECサイト、ブログ、Twitter、Facebook、インスタグラムなどさまざまなチャネルを通して伝えていく。

自分たちの価値を伝えるということは、(相手の)知らないことを伝えて、知ってもらうということ。それほど嬉しいことはないよね。(山岸社長)

ちなみに、山岸社長の活動は世界的な評価を受け、2018年8月メキシコにて開催された、3年に1度開かれる世界竹会議(WBC、WORLD BAMBOO CONGRESS)にて登壇し、自社の取り組みを世界で発信した。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

【ブログ読者へご連絡】今週残り(9月26日〜 9月28日)はブログ更新をお休みします

7 years 5ヶ月 ago

今週残り、9 月 26 日(火)〜 9 月 28 日(金)はブログ更新をお休みします。英ブライトンで開催される BrightonSEO 2018 に参加してきます。

投稿 【ブログ読者へご連絡】今週残り(9月26日〜 9月28日)はブログ更新をお休みします海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

Googleアナリティクス管理権限を持っているサイトがSearch Consoleに自動的に所有者登録された通知が届く

7 years 5ヶ月 ago

Googleアナリティクスの管理者は、サイト確認の手順が不要で Search Console の管理者として自動的に登録されるようになると Google は1か月前にアナウンスしていた。今後数か月に渡って展開していくとのことだったが、実際に開始されているようだ。通知が Search Console から届いた。

投稿 Googleアナリティクス管理権限を持っているサイトがSearch Consoleに自動的に所有者登録された通知が届く海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

「AR+EC」で商品を立体的に表示→CV向上や返品低減に期待! 「Shopify」のARショッピング機能

7 years 5ヶ月 ago

世界で60万店舗以上が利用しているECプラットフォーム「Shopify」の日本法人Shopify Japanは9月19日、AR(拡張現実)技術を使って商品を立体的に表示する「Shopify AR」の提供を開始したと発表した。

「Shopify」でECサイトを運用しているすべての事業者が「Shopify AR」を利用することが可能。従来よりもリアルな商品イメージを消費者に与えることができるため、ECサイトのコンバージョンアップに役立つという。

「Shopify」でECサイトを運用しているすべての事業者が「Shopify AR」を利用することが可能
「Shopify AR」を活用した商品確認のイメージ

ARは従来、専用のアプリを開発する必要があったが、「Shopify AR」はブラウザ上で閲覧することが可能。Apple社がiOS12で新たに導入した「AR Quick Look」を活用することで、「Safari」のiOS対応機種からARを通して商品を確認できるようにした。

ARは通常の商品写真と比べて、商品の大きさをイメージしやすい。たとえば、大型のソファーを部屋に置いたときの圧迫感や、自転車を自宅ガレージの空きスペースに置けるかどうかなどを事前に確認することが可能だ。また、商品をあらゆる角度から閲覧し、ズームで細部まで見ることもできる。

Shopify Japanは「Shopify AR」を使うことでネットショップのコンバージョン向上や返品の削減などにつながるとしている。

自転車ECサイトではさまざまなアングルで商品を確認可能

海外では自転車ECの「Pure Cycles」では、「Shopify AR」を活用して商品を3Dで確認できるようにしている。

Shopify Japanによると、「Pure Cycles」は「興奮していることは、従来の商品写真だけでは不可能な、すべての箇所やアングルなどを遠くにいるお客様にもまるで実体験のような購買体験を提供できること」と説明。そして、次のようにコメントしている。

自転車のすべてのスペックを知りたいような人は、AR機能でスペックをチェックするために自転車をすぐに出現させることができます。彼らは「これがShimano drivetrainね」であるとか「しっかりしたブレーキのレバーを使っているね。良い感じ」などと家にいても商品を体験できるようになります。

使用イメージが確認でき満足度が向上

ホームファッションや家具のアイテムを「HORNE」も「Shopify AR」を先行的に活用しているECサイト。消費者がショールームに行き商品を見なくても、ECサイトで販売している商品を自宅の好きなところに置いたようにイメージを確認できるようにしている。

「HORNE」によると、実際に商品を買ったときの様子がイメージできるほか、顧客満足度向上につながることも重要なポイントという。

もしお客様が商品を返品したら私たちは失敗したと感じています。お客様の商品のイメージと実際の商品が違ったり、期待に応えられなかったと考えられるからです。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

アッパーファネルが微妙になっているのでは?という仮説

7 years 5ヶ月 ago

購買ファネルという考え方はどうにも古臭いと思えて仕方ないのだが、かと言ってこれを否定してしまうと広告効果も否定されかねない
ので、うかつにどうこう言えない。しかしAIDMAでいえば、D(欲求)やM(記憶)をいう概念は、消費者がモノやサービスに渇望していた
時代のもので、今はない訳ではないが数少ないカテゴリーに数少ない消費者を対象にしか言えないのではないだろうか。
いずれにしてもすべてカテゴリー、すべてのブランドに当てはまるファネルという概念はもうない。

テレビCMの効果から考えると、テレビで認知から関心までを得ることが出来るブランドもまだまだある。特に高齢層向けの商品やサービス
は、ターゲット到達効率が極めていいので、(過多なくらいのフリークエンシーを稼げるので)「これでもか!」くらいの投下量で「知らしむ」
ことが可能だ。そこまで行けば(クリエイティブさえ良ければ)もう絶対買わない人の認知もたくさん得られることとなり、効率的かどうかは
別にして効果がないということにはならない。ただしそこまでの投下量を投じられる予算があるブランドに限られる。

ベムはテレビが大量投下できるブランドばかりになるのを危惧している。CMに鮮度がなくなると、効果はサチるので効率論でいうと
芳しくなくなる。視聴者にとってもいろんな種類の新しいCMに出会うのがテレビを楽しめる要素のひとつであるはず。
 だいたい従来広告代理店が手売りすることで、同じ作業なら少しでも多いGRPを投じてほしいので、「一定以上投下しないと効果は
ありません」というどこにも根拠のないことを言ってきたと思う。
 しかしスポットで100GRPでも、デジタルと組み合わせたり、ターゲティング精度を上げることでテレビの効果をしっかり作ることは
出来るはずだ。
その意味で少ないGRPでも効果を得るには、「テレビで認知させてネットを刈り取る」という思考ではなく、「デジタルで素地をつくって、
テレビで刈り取る」というくらいの考え方になるだろう。

 ネットはユーザーの文脈でコミュニケーションが成立している。一方、テレビは基本ブランドの文脈でコミュニケーションが成立している
といっていい。で、そしてこの20数年での大きなパラダイムシフトとしておきたことは、コミュニケーションの主導権が「送り手から受け手」に
移ったことである。消費者が主導権を握っている。
 
 さて、このエントリーの本論に移ろう。

 テレビCMで認知を得ると簡単にいうが、その認知も「関心のある文脈上にメッセージしないと認知されない」というのがベムの考え方
である。というのも図のようなAISASモデルにソーシャルでつながる他の人のシェアで初めて認知することが増えたことで、その体験が
マス広告認知においても「そもそも関心のある文脈上にない情報は認知されにくい」ということになっているのでは?という仮説だ。

20180924.jpg

 そうなると、ユーザー文脈で成立しているネット(デジタル)で、ターゲットにとって自分事化できるコミュニケーションがあって初めてテレビCMも効果を生むことになる。その際、デジタルは自分事化、テレビは社会事化を担う。テレビでCMを打つことで得られる最も
大きな効果は「このブランド、テレビCMやってるんだ・・・。」という社会的な信用、みんなもきっと知っているんだろうという安心である。

 テレビとデジタルのアロケーションモデルをつくるべく、統合パネルほかで効果検証をすると、テレビ×デジタルがオーバーラップする
層の購入意向のリフトアップが顕著になる。ここを深堀りすることに意味がありそうだ。
 その場合、同じ素材ではなく、デジタルは自分事化のメッセージ、テレビは社会事化のブランドメッセージと役割分担をして、どう化学反応
を起こすかを探求する必要がある。

アッパーファネルが微妙になっているのでは?という仮説

7 years 5ヶ月 ago

購買ファネルという考え方はどうにも古臭いと思えて仕方ないのだが、かと言ってこれを否定してしまうと広告効果も否定されかねない
ので、うかつにどうこう言えない。しかしAIDMAでいえば、D(欲求)やM(記憶)をいう概念は、消費者がモノやサービスに渇望していた
時代のもので、今はない訳ではないが数少ないカテゴリーに数少ない消費者を対象にしか言えないのではないだろうか。
いずれにしてもすべてカテゴリー、すべてのブランドに当てはまるファネルという概念はもうない。

テレビCMの効果から考えると、テレビで認知から関心までを得ることが出来るブランドもまだまだある。特に高齢層向けの商品やサービス
は、ターゲット到達効率が極めていいので、(過多なくらいのフリークエンシーを稼げるので)「これでもか!」くらいの投下量で「知らしむ」
ことが可能だ。そこまで行けば(クリエイティブさえ良ければ)もう絶対買わない人の認知もたくさん得られることとなり、効率的かどうかは
別にして効果がないということにはならない。ただしそこまでの投下量を投じられる予算があるブランドに限られる。

ベムはテレビが大量投下できるブランドばかりになるのを危惧している。CMに鮮度がなくなると、効果はサチるので効率論でいうと
芳しくなくなる。視聴者にとってもいろんな種類の新しいCMに出会うのがテレビを楽しめる要素のひとつであるはず。
 だいたい従来広告代理店が手売りすることで、同じ作業なら少しでも多いGRPを投じてほしいので、「一定以上投下しないと効果は
ありません」というどこにも根拠のないことを言ってきたと思う。
 しかしスポットで100GRPでも、デジタルと組み合わせたり、ターゲティング精度を上げることでテレビの効果をしっかり作ることは
出来るはずだ。
その意味で少ないGRPでも効果を得るには、「テレビで認知させてネットを刈り取る」という思考ではなく、「デジタルで素地をつくって、
テレビで刈り取る」というくらいの考え方になるだろう。

 ネットはユーザーの文脈でコミュニケーションが成立している。一方、テレビは基本ブランドの文脈でコミュニケーションが成立している
といっていい。で、そしてこの20数年での大きなパラダイムシフトとしておきたことは、コミュニケーションの主導権が「送り手から受け手」に
移ったことである。消費者が主導権を握っている。
 
 さて、このエントリーの本論に移ろう。

 テレビCMで認知を得ると簡単にいうが、その認知も「関心のある文脈上にメッセージしないと認知されない」というのがベムの考え方
である。というのも図のようなAISASモデルにソーシャルでつながる他の人のシェアで初めて認知することが増えたことで、その体験が
マス広告認知においても「そもそも関心のある文脈上にない情報は認知されにくい」ということになっているのでは?という仮説だ。

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 そうなると、ユーザー文脈で成立しているネット(デジタル)で、ターゲットにとって自分事化できるコミュニケーションがあって初めてテレビCMも効果を生むことになる。その際、デジタルは自分事化、テレビは社会事化を担う。テレビでCMを打つことで得られる最も
大きな効果は「このブランド、テレビCMやってるんだ・・・。」という社会的な信用、みんなもきっと知っているんだろうという安心である。

 テレビとデジタルのアロケーションモデルをつくるべく、統合パネルほかで効果検証をすると、テレビ×デジタルがオーバーラップする
層の購入意向のリフトアップが顕著になる。ここを深堀りすることに意味がありそうだ。
 その場合、同じ素材ではなく、デジタルは自分事化のメッセージ、テレビは社会事化のブランドメッセージと役割分担をして、どう化学反応
を起こすかを探求する必要がある。

アッパーファネルが微妙になっているのでは?という仮説

7 years 5ヶ月 ago

購買ファネルという考え方はどうにも古臭いと思えて仕方ないのだが、かと言ってこれを否定してしまうと広告効果も否定されかねない
ので、うかつにどうこう言えない。しかしAIDMAでいえば、D(欲求)やM(記憶)をいう概念は、消費者がモノやサービスに渇望していた
時代のもので、今はない訳ではないが数少ないカテゴリーに数少ない消費者を対象にしか言えないのではないだろうか。
いずれにしてもすべてカテゴリー、すべてのブランドに当てはまるファネルという概念はもうない。

テレビCMの効果から考えると、テレビで認知から関心までを得ることが出来るブランドもまだまだある。特に高齢層向けの商品やサービス
は、ターゲット到達効率が極めていいので、(過多なくらいのフリークエンシーを稼げるので)「これでもか!」くらいの投下量で「知らしむ」
ことが可能だ。そこまで行けば(クリエイティブさえ良ければ)もう絶対買わない人の認知もたくさん得られることとなり、効率的かどうかは
別にして効果がないということにはならない。ただしそこまでの投下量を投じられる予算があるブランドに限られる。

ベムはテレビが大量投下できるブランドばかりになるのを危惧している。CMに鮮度がなくなると、効果はサチるので効率論でいうと
芳しくなくなる。視聴者にとってもいろんな種類の新しいCMに出会うのがテレビを楽しめる要素のひとつであるはず。
 だいたい従来広告代理店が手売りすることで、同じ作業なら少しでも多いGRPを投じてほしいので、「一定以上投下しないと効果は
ありません」というどこにも根拠のないことを言ってきたと思う。
 しかしスポットで100GRPでも、デジタルと組み合わせたり、ターゲティング精度を上げることでテレビの効果をしっかり作ることは
出来るはずだ。
その意味で少ないGRPでも効果を得るには、「テレビで認知させてネットを刈り取る」という思考ではなく、「デジタルで素地をつくって、
テレビで刈り取る」というくらいの考え方になるだろう。

 ネットはユーザーの文脈でコミュニケーションが成立している。一方、テレビは基本ブランドの文脈でコミュニケーションが成立している
といっていい。で、そしてこの20数年での大きなパラダイムシフトとしておきたことは、コミュニケーションの主導権が「送り手から受け手」に
移ったことである。消費者が主導権を握っている。
 
 さて、このエントリーの本論に移ろう。

 テレビCMで認知を得ると簡単にいうが、その認知も「関心のある文脈上にメッセージしないと認知されない」というのがベムの考え方
である。というのも図のようなAISASモデルにソーシャルでつながる他の人のシェアで初めて認知することが増えたことで、その体験が
マス広告認知においても「そもそも関心のある文脈上にない情報は認知されにくい」ということになっているのでは?という仮説だ。

20180924.jpg

 そうなると、ユーザー文脈で成立しているネット(デジタル)で、ターゲットにとって自分事化できるコミュニケーションがあって初めてテレビCMも効果を生むことになる。その際、デジタルは自分事化、テレビは社会事化を担う。テレビでCMを打つことで得られる最も
大きな効果は「このブランド、テレビCMやってるんだ・・・。」という社会的な信用、みんなもきっと知っているんだろうという安心である。

 テレビとデジタルのアロケーションモデルをつくるべく、統合パネルほかで効果検証をすると、テレビ×デジタルがオーバーラップする
層の購入意向のリフトアップが顕著になる。ここを深堀りすることに意味がありそうだ。
 その場合、同じ素材ではなく、デジタルは自分事化のメッセージ、テレビは社会事化のブランドメッセージと役割分担をして、どう化学反応
を起こすかを探求する必要がある。

アッパーファネルが微妙になっているのでは?という仮説

7 years 5ヶ月 ago

購買ファネルという考え方はどうにも古臭いと思えて仕方ないのだが、かと言ってこれを否定してしまうと広告効果も否定されかねない
ので、うかつにどうこう言えない。しかしAIDMAでいえば、D(欲求)やM(記憶)をいう概念は、消費者がモノやサービスに渇望していた
時代のもので、今はない訳ではないが数少ないカテゴリーに数少ない消費者を対象にしか言えないのではないだろうか。
いずれにしてもすべてカテゴリー、すべてのブランドに当てはまるファネルという概念はもうない。

テレビCMの効果から考えると、テレビで認知から関心までを得ることが出来るブランドもまだまだある。特に高齢層向けの商品やサービス
は、ターゲット到達効率が極めていいので、(過多なくらいのフリークエンシーを稼げるので)「これでもか!」くらいの投下量で「知らしむ」
ことが可能だ。そこまで行けば(クリエイティブさえ良ければ)もう絶対買わない人の認知もたくさん得られることとなり、効率的かどうかは
別にして効果がないということにはならない。ただしそこまでの投下量を投じられる予算があるブランドに限られる。

ベムはテレビが大量投下できるブランドばかりになるのを危惧している。CMに鮮度がなくなると、効果はサチるので効率論でいうと
芳しくなくなる。視聴者にとってもいろんな種類の新しいCMに出会うのがテレビを楽しめる要素のひとつであるはず。
 だいたい従来広告代理店が手売りすることで、同じ作業なら少しでも多いGRPを投じてほしいので、「一定以上投下しないと効果は
ありません」というどこにも根拠のないことを言ってきたと思う。
 しかしスポットで100GRPでも、デジタルと組み合わせたり、ターゲティング精度を上げることでテレビの効果をしっかり作ることは
出来るはずだ。
その意味で少ないGRPでも効果を得るには、「テレビで認知させてネットを刈り取る」という思考ではなく、「デジタルで素地をつくって、
テレビで刈り取る」というくらいの考え方になるだろう。

 ネットはユーザーの文脈でコミュニケーションが成立している。一方、テレビは基本ブランドの文脈でコミュニケーションが成立している
といっていい。で、そしてこの20数年での大きなパラダイムシフトとしておきたことは、コミュニケーションの主導権が「送り手から受け手」に
移ったことである。消費者が主導権を握っている。
 
 さて、このエントリーの本論に移ろう。

 テレビCMで認知を得ると簡単にいうが、その認知も「関心のある文脈上にメッセージしないと認知されない」というのがベムの考え方
である。というのも図のようなAISASモデルにソーシャルでつながる他の人のシェアで初めて認知することが増えたことで、その体験が
マス広告認知においても「そもそも関心のある文脈上にない情報は認知されにくい」ということになっているのでは?という仮説だ。



 そうなると、ユーザー文脈で成立しているネット(デジタル)で、ターゲットにとって自分事化できるコミュニケーションがあって初めてテレビCMも効果を生むことになる。その際、デジタルは自分事化、テレビは社会事化を担う。テレビでCMを打つことで得られる最も
大きな効果は「このブランド、テレビCMやってるんだ・・・。」という社会的な信用、みんなもきっと知っているんだろうという安心である。

 テレビとデジタルのアロケーションモデルをつくるべく、統合パネルほかで効果検証をすると、テレビ×デジタルがオーバーラップする
層の購入意向のリフトアップが顕著になる。ここを深堀りすることに意味がありそうだ。
 その場合、同じ素材ではなく、デジタルは自分事化のメッセージ、テレビは社会事化のブランドメッセージと役割分担をして、どう化学反応
を起こすかを探求する必要がある。


ベム

ベムは還暦

7 years 5ヶ月 ago

 1958年生まれで今年60周年というヒト・モノ・コトでいうと、東京タワー、前国立競技場、ホンダスーパーカブ、シーチキン、チキンラーメン、グラミー賞、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ドリカム中村正人(彼とは大学のクラスメートで誕生日は2日しか違わない)・・・。

 このくらいの時期に生まれると、日本のアニメを「鉄腕アトム」からしっかり観て育つ。エイトマンもスーパージェッターも巨人の星も将来それらを番組企画していた広告代理店に入社するとは当然全く思いもせず熱中していた。エイトマンには宿敵と東京タワーで闘うシーンが出てくるが、私の「タワー愛」はエイトマンからかもしれない。
ビートルズも解散前からレコード買って聴いてたし、ネオシネマ時代の洋画も感受性の高い時にリアルタイムで観てきた。朝日ソノラマのソノシートじゃなくて、ちゃんとしたレコードを初めて買ったのは加山雄三さん「君といつまでも」で(田舎ではゴジラ映画と並映される若大将シリーズを観て・・・)二番目はローリングストーンズの「Let’s Spend the Night Together」のEP版、最初のLPはアビー・ロードだ。「2001年宇宙の旅」は小学生には難解なので何回も観に行ったw。
大学時代は、初代ウォークマンを聴きながらギター(テレキャスター)背負って代官山の旧山手通りを歩くのは自分のスタイルだと思っていた(笑)。トムズサンドイッチやラ・カシータ(場所は変わったが)は今だに続く名店だ。ちなみに「アウト・オブ・眼中」というフレーズをつくったのは私で、79年ごろの英語購読の授業後の青山キャンパスでのことである。

 で、就職活動でアサツーを選んだのは、当時パイオニアの「ロンサムカウボーイ」のCMシリーズが大好きだったからだ。こんな素晴らしいCMをつくる会社なら入ってみたいと思った。1980年前後からスタートしたシリーズは、私が入社した年には最高傑作ができる。

https://www.youtube.com/watch?v=lBFQ6bpeoPA

 このころの広告代理店では、テレビは16mmのフィルム、新聞は凸版、雑誌は版下という具合に、各メディアが始まってからずっとそういう入稿形式だったろうスタイルが継承されていた。代理業が成立するのは物理的に誰かが原稿をつくって媒体社に送り届けなければならないからで、何を代理しているかははっきりしていた時代だ。

 前置きが長かったが、要は今年還暦のベムはちょうどいい時代に生きてきた。それは特に広告業界人としていい時代だったように思う。子供時代から見聴きしてきたものも、広告屋としてはすごく役に立った。ドクタースランプからドラゴンボールへの企画変更時や、ドラえもんやキテレツ大百科やタッチなど多くのアニメ番組販売に携わってきたし、ロック少年だった私は、アメリカンミュージックアワードの特番づくりやハイネケン・シティ・ライブ・ツアーを仕切る立場でもあった。バブル期はクライアントがいろんなことをやらせてくれた。広告は文化だと胸を張れた。なによりやっていてホントに楽しかった。

 96年のDACを創業することとなったのも、アサツーで出来る仕事としてはホントにいい仕事をやらせてもらって、ある意味やり切った感もあって、次の広告ビジネスを0から作り上げるのも面白そうだと思ったからだ。ネット広告の黎明期は実に目まぐるしい時代で、事故のパターンがいつまで経っても出尽くすことがないのに閉口した。一方で何もないところに最初の一歩をつくるという楽しい作業もたくさんあった。
 JIAAとWeb研の共同事業として「ネット広告用語集」の編纂委員長を仰せつかって、広告の表示回数をインプレッション数、掲載面のアクセス数をページビューと定義させてもらった。ダブルクリックの創業者ケビン・オコーナーに会って、DACは最初のライセンシーになった。その後オーバーチュアになるGOTO.comが会いに来たのは99年だった・・・。その年に日本で初めてのネット広告の本を上梓した。
 
 36年も広告業界にいるのだが、前半15年は徹底的にマス広告をひとりのアドマンとして、後半22年は0からネット広告をビジネスにするために経営者としてやってきた。

 その経験は、今、「経験と勘」で成り立ってきたアナログ施策(クリエイティブやマーケティング戦略プランニングやSPプランニング、マスメディアプランニングなど)にいかにデジタル発想でプロセス革命を起こせるかを思考するためと、革命を起こせる人材を育成するために生かそうと思う。周りのおかげで充実した広告屋人生をおくってきた。恩返しはまずは「人づくり」。そのためにも彼らが実践できる場をつくることか・・・。

ベムは還暦

7 years 5ヶ月 ago

 1958年生まれで今年60周年というヒト・モノ・コトでいうと、東京タワー、前国立競技場、ホンダスーパーカブ、シーチキン、チキンラーメン、グラミー賞、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ドリカム中村正人(彼とは大学のクラスメートで誕生日は2日しか違わない)・・・。

 このくらいの時期に生まれると、日本のアニメを「鉄腕アトム」からしっかり観て育つ。エイトマンもスーパージェッターも巨人の星も将来それらを番組企画していた広告代理店に入社するとは当然全く思いもせず熱中していた。エイトマンには宿敵と東京タワーで闘うシーンが出てくるが、私の「タワー愛」はエイトマンからかもしれない。
ビートルズも解散前からレコード買って聴いてたし、ネオシネマ時代の洋画も感受性の高い時にリアルタイムで観てきた。朝日ソノラマのソノシートじゃなくて、ちゃんとしたレコードを初めて買ったのは加山雄三さん「君といつまでも」で(田舎ではゴジラ映画と並映される若大将シリーズを観て・・・)二番目はローリングストーンズの「Let’s Spend the Night Together」のEP版、最初のLPはアビー・ロードだ。「2001年宇宙の旅」は小学生には難解なので何回も観に行ったw。
大学時代は、初代ウォークマンを聴きながらギター(テレキャスター)背負って代官山の旧山手通りを歩くのは自分のスタイルだと思っていた(笑)。トムズサンドイッチやラ・カシータ(場所は変わったが)は今だに続く名店だ。ちなみに「アウト・オブ・眼中」というフレーズをつくったのは私で、79年ごろの英語購読の授業後の青山キャンパスでのことである。

 で、就職活動でアサツーを選んだのは、当時パイオニアの「ロンサムカウボーイ」のCMシリーズが大好きだったからだ。こんな素晴らしいCMをつくる会社なら入ってみたいと思った。1980年前後からスタートしたシリーズは、私が入社した年には最高傑作ができる。

https://www.youtube.com/watch?v=lBFQ6bpeoPA

 このころの広告代理店では、テレビは16mmのフィルム、新聞は凸版、雑誌は版下という具合に、各メディアが始まってからずっとそういう入稿形式だったろうスタイルが継承されていた。代理業が成立するのは物理的に誰かが原稿をつくって媒体社に送り届けなければならないからで、何を代理しているかははっきりしていた時代だ。

 前置きが長かったが、要は今年還暦のベムはちょうどいい時代に生きてきた。それは特に広告業界人としていい時代だったように思う。子供時代から見聴きしてきたものも、広告屋としてはすごく役に立った。ドクタースランプからドラゴンボールへの企画変更時や、ドラえもんやキテレツ大百科やタッチなど多くのアニメ番組販売に携わってきたし、ロック少年だった私は、アメリカンミュージックアワードの特番づくりやハイネケン・シティ・ライブ・ツアーを仕切る立場でもあった。バブル期はクライアントがいろんなことをやらせてくれた。広告は文化だと胸を張れた。なによりやっていてホントに楽しかった。

 96年のDACを創業することとなったのも、アサツーで出来る仕事としてはホントにいい仕事をやらせてもらって、ある意味やり切った感もあって、次の広告ビジネスを0から作り上げるのも面白そうだと思ったからだ。ネット広告の黎明期は実に目まぐるしい時代で、事故のパターンがいつまで経っても出尽くすことがないのに閉口した。一方で何もないところに最初の一歩をつくるという楽しい作業もたくさんあった。
 JIAAとWeb研の共同事業として「ネット広告用語集」の編纂委員長を仰せつかって、広告の表示回数をインプレッション数、掲載面のアクセス数をページビューと定義させてもらった。ダブルクリックの創業者ケビン・オコーナーに会って、DACは最初のライセンシーになった。その後オーバーチュアになるGOTO.comが会いに来たのは99年だった・・・。その年に日本で初めてのネット広告の本を上梓した。
 
 36年も広告業界にいるのだが、前半15年は徹底的にマス広告をひとりのアドマンとして、後半22年は0からネット広告をビジネスにするために経営者としてやってきた。

 その経験は、今、「経験と勘」で成り立ってきたアナログ施策(クリエイティブやマーケティング戦略プランニングやSPプランニング、マスメディアプランニングなど)にいかにデジタル発想でプロセス革命を起こせるかを思考するためと、革命を起こせる人材を育成するために生かそうと思う。周りのおかげで充実した広告屋人生をおくってきた。恩返しはまずは「人づくり」。そのためにも彼らが実践できる場をつくることか・・・。


ベム

無料でだれでもできるSEO基礎「●●の工夫」、軽視するのは今でも損!【海外&国内SEO情報ウォッチ】

7 years 5ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。無料でだれでも使えて、SEO の順位アップに今でも効果のある「基本手法」を、あなたは有効に使いこなせているだろうか? グーグルのジョン・ミューラー氏が語ったその手法とは……。

投稿 無料でだれでもできるSEO基礎「●●の工夫」、軽視するのは今でも損!【海外&国内SEO情報ウォッチ】海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

WFA Global Media Charter 日本語版

7 years 5ヶ月 ago
日本アドバタイザーズ協会が、2018年6月に発行された「WFA Global Media Charter」の日本語版を公開。デジタル広告エコシステムの再構築を呼びかける内容。
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WFA Global Media Charter 日本語版 発行
http://www.jaa.or.jp/archives/information/wfa-global-media-charter-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e7%89%88%e3%80%80%e7%99%ba%e8%a1%8c/
WFA releases full version of Global Media Charter to reform digital ad ecosystem
https://www.wfanet.org/news-centre/globalmediacharter/
------------------------------
noreply@blogger.com (Kenji)

永谷園が自社EC用のブランドを開発、専用サイトも開設

7 years 5ヶ月 ago

永谷園は自社ECサイトの新ブランド「かけるくらし by nagatanien」を立ち上げ、9月18日に専用サイトをオープンした。

加工済みのチリコンカンソースや味付きのゴマ、スープなどを発売。フードデザイナーの肩書でレシピ開発などを行っている細川芙美さんと商品を共同開発した。

新ブランドのコンセプトは「わくわく・ほっとできる・寄りそう」。おいしさ、健康、美容にこだわった商品を提案するという。

永谷園は自社ECサイトの新ブランド「かけるくらし by nagatanien」を立ち上げた
自社ECサイトの新ブランド「かけるくらし by nagatanien」(画像は編集部がキャプチャ)

細川さんと共同開発した「collection humi hosokawa」シリーズの第1弾は「タコのエキスと旨味 8本足のメキシカン気取りのチリコンカンソース」。細川さんは弁当のレシピを多数開発していることから、「細川氏のお弁当の味を再現できるそうざいの素」としてオリジナルレシピを商品化した。

商品を使ったアレンジレシピを「かけるくらし by nagatanien」の中で紹介している。

永谷園は公式通販サイト「永谷園通販」を運営。お茶漬けや味噌汁、カレー、ふりかけなどの単品や詰め合わせなどを販売している。2017年6月には中国向け越境ECプラットフォーム「豌豆公主(ワンドウ)」に「お茶漬けの素」などを出品した。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ビジネスパーソンは通勤時間に何している? ネット通販する割合は約1割

7 years 5ヶ月 ago

オンライン学習サービスを提供するオンラインスクールが実施した通勤電車での過ごし方に関する調査によると、通勤中の電車内で「ネットショッピング」を利用すると答えたのは全体の約1割だった。9月19日にオンラインスクールが調査結果を公表した

ネット通販利用は立席時で8%、着席時は11%

通勤に電車を利用している1都3県在住の男女1000人を対象に、通勤電車での過ごし方を聞いた(選択式・複数回答)。

立っているときの時間の過ごし方の上位は「ニュースサイトの閲覧」(32.4%)、「特になにもしない」(24.7%)、「音楽やラジオを聴く」(22.3%)、「SNSの利用」(22.1%)、「読書(紙の書籍)」(18.2%)。

立席時に「ネットショッピング」を利用して過ごすと答えた割合は8.4%だった。

オンラインスクールが実施した通勤電車での過ごし方に関する調査の結果
立席時に「ネットショッピング」を利用して過ごすと答えた割合は8.4%

一方、着席しているときの時間の過ごし方は、「仮眠、休憩」(37.9%)がトップ。2位以下は「ニュースサイトの閲覧」(36.7%)、「読書(紙の書籍)」(26.2%)、「SNSの利用」(24.9%)、「音楽やラジオを聴く」(21.6%)、「ゲーム(スマホ・タブレット・ノートPC等)」と続いた。

着席時に「ネットショッピング」を利用すると答えたのは11.3%で、立席時より約2ポイント高い。

オンラインスクールが実施した通勤電車での過ごし方に関する調査の結果
着席時に「ネットショッピング」を利用すると答えた割合は11.3%

通勤電車での過ごし方を年齢層別に見ると、20代は「SNSの利用」がもっとも多い。立席時は約35%、着席時は約30%だった。「SNSの利用」と答えた割合は年齢が上がるにつれて低くなる。

調査概要

  • 回答者:通勤に電車を利用している東京、埼玉、千葉、神奈川在住のビジネスパーソン男女1000人(男性500名/女性500名)(20歳~29歳、30歳~39歳、40歳~49歳、50歳~59歳、60歳以上それぞれ200人に均等割付)
  • 調査期間:2018年8月17日~2018年8月24日
  • 調査方法:インターネットリサーチ

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

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