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続・それでもやっぱりブログ書こうぜ!

12 years 11ヶ月 ago

徳力さんのブログに刺激されて、やめときゃいいのに書いちゃう。ここ最近、久々にブログの連鎖を楽しんでいます。

流れをまとめると、

3月17日 「TwitterやFacebookの次は何が来るか」だって?そりゃお前、ブログに決まってんだろ!|イケダノリユキブログ

3月27日 このブログをどっちの方向へ進めていくのがいいんだろうね会議|やまもといちろうBLOG

3月28日 ブログがSNSにトラフィックを奪われる時代は終わった。ブログがSNSからトラフィックを集める時代が始まっている。|シロクマの屑籠

4月1日 ブログごっこから、目的を持った本気ブログを書く時代へ|More Access,More Fun!

4月3日 ツイッターやFacebookの次はまたブログが流行ると考えて、ブログを今から始めるつもりなら大間違いという話。|tokuriki.com

拾いきれていないかもしれないけど、こんな感じ。


いやー、ブログって、本っ当におもしろいですね!


この感じ、久しぶりなわけですよ。この感覚は…そう、いまから5年前、2008年1月に開催された第1回「広告系ブロガー新年会」に至る当時の時代の空気感と似ているのです。

2008年1月12日
渋谷”魚民”出禁確定!?「広告系ブロガー新年会」報告|イケダノリユキブログ

あのときは、本当に多くの広告・PR・マーケティング業界の人たちがブログを書いていた。猛烈なスピードで変化する環境の中で、次の一手を模索するギョーカイジンたちが、「誰か聞いてくれ!」 「俺はこう思う!」と、熱い想いを綴っていました。

まだ誰もTwitterやFacebookを使っていない頃。みんな数十個のお気に入りブログをRSSに登録して、朝の仕事は更新されたブログを読んでから、なんて時代でした

それ以外に自分の想いや感想を伝える手段がないから、エントリーを読んだらみんなコメントを書く。そのエントリーに刺激されてブログを書いて、トラックバックを張る。そんな感じで、ネットの中に数十人の見えない「広告系ブロガーの輪」みたいなものが出来上がって行きました(まぁどこの業界にもある一種の “村” みたいなものなのかもしれません)

で、それこそ数カ月もブログの更新を追いかけていると、親近感なのかリスペクトなのかよくわからない感情が芽生えてきます。そして、無性に会いたくなる。会って一杯やりながらお互いの問題意識や考えをぶつけ合いたくなる

そんな折、企画されたのがこの広告系ブロガー新年会。広告系ブロガーでは知らない人はいないmediologic.comの高広さんと、広告会議の川口さんが「みんなで飲もうぜ!」と企画してくれたものでした。

上記ブログを読んでもらうとわかりますが、当時の熱気がわかります。みんなブログは読んでるけど名前は知らないから、会ったときに「おー!あなたが “Interactiveに行こう!!” さんでしたか!いつも読んでますよー!」 「えっ!あなたが “広告β” さん!?あの洞察力はどこから来るんですかー!ファンです」とか、みんなブログ名で呼び合ったりしてた。一番嬉しかったのは、当時サイバーエージェントに新卒で入った渡邊大介 a.k.a. アドマン(※当時のブログ)と会ったとき。魚民で抱き合ったもんね。「うおー!ようやく会えたな!」みたいな(笑)

なんかね、皆さんもこの数日のブログでも書いてくれてますが、TwitterやFacebookの登場によって、みんな長い文章書かなくなっちゃった。長い文章って、自分の「思考とか意見」なんですよね。一方、短い文章や写真は日々の感情や行動。だから、TwitterやFacebookでつながっても、それだけだと親近感は感じても、リスペクトは起こりづらい

図にするとこんな感じかしら。

まあね、だからなんなんだよ、という話なんですが、今回のようなブログの連鎖って、TwitterやFacebookじゃ起こらないじゃないですか。RTはShareはされても、想いや考えが紡がれていくこの感覚は、やっぱりブログならではだなぁ…と再認識したわけです。(そしてブロガー飲み会が盛り上がり、Facebook飲み会がただの飲み会で終わることの理由もわかった気がする)

蛇足的に書いちゃいましたが、誰かのブログに刺激を受けて自分もブログを書く、ってことはいままでに何度もありましたが、自分が書いたエントリーが発端となって、ブログの連鎖が始まるって実は初体験だったんですよね。だから嬉しくてつい。

ということで、改めて。


みんな、ブログ書こうぜ!

池田紀行

AdWordsキャンペーンの効果を時間別・曜日別・掲載順位別にアナリティクスで確認する方法

12 years 11ヶ月 ago
Web担当者Forumの2013/4/4の記事をどうぞ。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/04/04/15017

関連リンク:
AdWordsからのトラフィックをGoogleアナリティクスで分析する方法
GoogleアナリティクスとAdWordsの連携、いつやるか? いまでしょ! 詳しいAdWords分析のための正しい設定方法
メルマガの効果をもっとくわしく分析したい! 5種類のダミーパラメータを有効に活用した流入分析
検索エンジンと流入キーワードをクロス集計するには? セカンダリディメンションやピボットを使った流入分析
流入分析はこの順番で! 「トラフィック」メニューを使って、流入傾向と貢献している参照元を調べる方法
いきなり訪問数が急増! 原因は何!? トラフィックメニューで流入元を探ってみよう
訪問者の企業名を突き止める! ドメイン名絞り込みでユーザーの訪問意図を探る方法
サイト訪問者はどこから来ている? 地域の精度はどれぐらい? 「地域」レポートを正しく活用しよう
ピボット表示よりも使いやすい? セカンダリディメンションを使ったモバイル解析
緊急レポート Googleアナリティクスのユーザーインタフェースが大きく変更に
スマホ? タブレット? モバイル端末の種類ごとの訪問数や画面サイズをわかりやすく確認する方法”
カスタムレポートとピボットテーブルを使ったモバイル分析”
モバイルの重要度はどれぐらい? モバイルからの利用規模を把握する分析方法”
なんでそうなるの? アクセス解析によるユーザー理解の基本は“童心に戻る”
データ迷子にならないために! レポート構造とアクセス解析の王道ステップを知っておこう
解析上手はメモ上手。Googleアナリティクスの メモ機能を使いこなせているか?
Googleアナリティクスのデータを、思いどおりにファイル出力するには?
最大表示行数500件を超えるデータをGoogleアナリティクスで一気に表示する方法
折れ線グラフでサイトのアクセスを分析する3つの王道パターン

Googleアナリティクスで集計対象期間を思いどおりに指定する方法
ほとんどのGoogleアナリティクスレポートに共通する画面の基本構成を知っておこう
SEOには欠かせない「キーワード」解析のしくみ
Googleアナリティクスの「参照元」は、どこが特殊なのか?
じつは特殊なGoogleアナリティクスの「参照元」
Google アナリティクスの「(other)」と「(not set)」がレポートに表示される理由と対処法

Google アナリティクスの「平均目標値」を理解する

Google アナリティクスの「ページの価値」を理解する
Google アナリティクスの「コンバージョン数」と「コンバージョン率」を理解する
Google アナリティクスの「離脱ページ」と「離脱率」を理解する
Google アナリティクスの「ランディングページ」と「直帰率」を理解する
Google アナリティクスの「リピートの間隔」を理解する
Google アナリティクスの「リピートの回数」を理解する
Google アナリティクスの「ページ別訪問数」と「訪問別ページ数」まぎらわしい2つの指標を理解する
Google アナリティクスのページや訪問の「滞在時間」を理解する
GAの「新規」と「リピーター」は「新規ユーザー」「リピートユーザー」ではない
Google アナリティクスの「ユーザー数」を理解する
Google アナリティクスの「訪問数」を理解する
Google アナリティクスのページビュー数とイベント数を理解する
Google アナリティクスのディメンションと指標の違いを理解する
Google アナリティクスのトラッキングコードを実装する
Googleアナリティクスのプロファイルに閲覧ユーザーを追加する
Googleアナリティクスのプロファイルに基本的なフィルタをかける
Googleアナリティクスのプロファイルの目標を設定する
「URLクエリパラメータ」とは何か、 どのような場合に「除外」するべきなのか?
Googleアナリティクスのプロファイルの「デフォルトのページ」を設定する
Googleアナリティクスの新規プロファイルを作成する
Googleアナリティクスの新規アカウントを作成する

サイト訪問者はどこから来ている? 地域の精度はどれぐらい? 「地域」レポートを正しく活用しよう
ピボット表示よりも使いやすい? セカンダリディメンションを使ったモバイル解析
緊急レポート Googleアナリティクスのユーザーインタフェースが大きく変更に
スマホ? タブレット? モバイル端末の種類ごとの訪問数や画面サイズをわかりやすく確認する方法”
カスタムレポートとピボットテーブルを使ったモバイル分析”
モバイルの重要度はどれぐらい? モバイルからの利用規模を把握する分析方法”
なんでそうなるの? アクセス解析によるユーザー理解の基本は“童心に戻る”
データ迷子にならないために! レポート構造とアクセス解析の王道ステップを知っておこう
解析上手はメモ上手。Googleアナリティクスの メモ機能を使いこなせているか?
Googleアナリティクスのデータを、思いどおりにファイル出力するには?
最大表示行数500件を超えるデータをGoogleアナリティクスで一気に表示する方法
折れ線グラフでサイトのアクセスを分析する3つの王道パターン

Googleアナリティクスで集計対象期間を思いどおりに指定する方法
ほとんどのGoogleアナリティクスレポートに共通する画面の基本構成を知っておこう
SEOには欠かせない「キーワード」解析のしくみ
Googleアナリティクスの「参照元」は、どこが特殊なのか?
じつは特殊なGoogleアナリティクスの「参照元」
Google アナリティクスの「(other)」と「(not set)」がレポートに表示される理由と対処法

Google アナリティクスの「平均目標値」を理解する

Google アナリティクスの「ページの価値」を理解する
Google アナリティクスの「コンバージョン数」と「コンバージョン率」を理解する
Google アナリティクスの「離脱ページ」と「離脱率」を理解する
Google アナリティクスの「ランディングページ」と「直帰率」を理解する
Google アナリティクスの「リピートの間隔」を理解する
Google アナリティクスの「リピートの回数」を理解する
Google アナリティクスの「ページ別訪問数」と「訪問別ページ数」まぎらわしい2つの指標を理解する
Google アナリティクスのページや訪問の「滞在時間」を理解する
GAの「新規」と「リピーター」は「新規ユーザー」「リピートユーザー」ではない
Google アナリティクスの「ユーザー数」を理解する
Google アナリティクスの「訪問数」を理解する
Google アナリティクスのページビュー数とイベント数を理解する
Google アナリティクスのディメンションと指標の違いを理解する
Google アナリティクスのトラッキングコードを実装する
Googleアナリティクスのプロファイルに閲覧ユーザーを追加する
Googleアナリティクスのプロファイルに基本的なフィルタをかける
Googleアナリティクスのプロファイルの目標を設定する
「URLクエリパラメータ」とは何か、 どのような場合に「除外」するべきなのか?
Googleアナリティクスのプロファイルの「デフォルトのページ」を設定する
Googleアナリティクスの新規プロファイルを作成する
Googleアナリティクスの新規アカウントを作成する
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

SEOに大切な理解しておくべきrobots.txtの動き

12 years 11ヶ月 ago

robots.txtの動きと注意点についてGoogleのジョン・ミューラー氏が英語版のウェブマスター向けヘルプフォーラムでコメントした。SEOに取り組むサイト管理者なら知っておきたい情報なので共有する。

- SEOに大切な理解しておくべきrobots.txtの動き -

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【海外SEO】鈴木謙一

CSS Nite in Ginza, Vol.68フォローアップ(1)狭間さん、森さんのセッション

12 years 11ヶ月 ago

2013年3月21日(木)、アップルストア銀座 3Fシアターで開催したCSS Nite in Ginza, Vol.68のフォローアップとして、狭間 句美さん(ふわっと)、森 和恵さん(r360studio)の『仕事で使える、アイコン作画のコツとSVG変換のススメ』のスライドを公開します。

よくわかるFireworksの教科書

『よくわかるFireworksの教科書』

狭間 句美さん、森 和恵さんが共著で執筆された『よくわかるFireworksの教科書』が、マイナビから2013年3月にリリースされました。

メッセージ

みなさま、イベントではお疲れさまでした。ありがとうございます。限られた時間ではありましたが、アイコン作成・アイコンのフォント化など、お役にたてたなら幸いです。

20130321_ginza68_0338-2.jpg

狭間 句美よりコメント

今回は、「アイコン作成のコツ」をお話しました。これをきっかけに、作画の流れを見て自分で素材を作ってみようか!と思う方が増えればいいなと思います♪

森 和恵よりコメント

今回は、「SVGからWeb Fontsを作ろう」をお話しました。デフォルトの機能では無理でも、困ったことがあればいろんなツールがでるのがWeb業界の素敵なところですね。ぜひ、使ってみてください。

参照リンク

DreamweaverとFireworksで作る スマートフォン対応サイト 無料セミナー

3月22日、m-schoolで開催されたスペシャルセミナーのUstream録画です(講師は森さん)。


Video streaming by Ustream

CSS Nite実行委員会

質の低いバックリンクを集めているサイトが上位表示するのはなぜか?

12 years 11ヶ月 ago

質の低いバックリンクを集めているサイトが上位表示するのはなぜか? ペンギンアップデートはなぜ対処できないのか? この質問にGoogleのマット・カッツが回答した。

- 質の低いバックリンクを集めているサイトが上位表示するのはなぜか? -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM

【海外SEO】鈴木謙一

ビッグ・データは必要か?

12 years 11ヶ月 ago
近年のネット、いやIT業界を代表するバズワードの1つがこのビッグ・データ。その可能性は誰もが感じつつも、とりあえずビッグ・データといえばお金になるかも、とビッグ・データという言葉だけが先行した製品サービスが世の中に溢れつ … 続きを読む

Googleの立場でSEOを考える

12 years 11ヶ月 ago
SEOに携わっていると、ついついどうGoogleを攻略するか?という視点で物事を考えてしまいます。とはいえ敵を倒すには、相手の気持ちになって考えることが大事、ということで、今回はGoogleの立場からSEOを考えてみよう … 続きを読む

CSS Nite in Ginza, Vol.68フォローアップ(2)松田さんのセッション

12 years 11ヶ月 ago

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2013年3月21日(木)、アップルストア銀座 3Fシアターで開催したCSS Nite in Ginza, Vol.68のフォローアップとして、松田直樹さん(まぼろし)の『HiDPI時代のFireworks』のスライドを公開します。

参照リンク

『現場のプロが教える スマートフォンサイト 制作ガイドブック』

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松田直樹さんが執筆された『現場のプロが教える スマートフォンサイト 制作ガイドブック』が、翔泳社から2013年2月にリリースされました。

メッセージ

今回お話させていただいた松田直樹@まぼろしです。皆様、ご参加いただきまして本当にありがとうございました。

本セッションではFireworksを用いたHiDPIデバイスへのデザイン対応のワークフローについてお話しましたが、あくまで私が今現在採っている手法であり、もっと様々な手法もあるかと思います。皆様が、それぞれに馴染むような手法を見つける際の手助けになれば幸いです。(いい方法があれば、ぜひ教えて下さい!)

Fireworksに直接関係のない内容も多く含んでおりましたが、Webサイト制作全体がFireworksだけで完結できるものはありませんし、デザインと実装を分業されているケースも多くあるかと思い、このような内容にさせていただきました。Web制作ワークフロー全体でのご参考にしていただればと思います。

ともあれ、今回のまとめ的キーワードとしては、「大きいことはいいことだ(カンバス幅640px)」と「脱ビットマップ(SVG)」ということです。

個人的にもワークフローを見直せたりと有意義なイベントでした。ありがとうございました!

私の個人ブログで、Fireworks で SVG Web Fonts を作る際のチュートリアルを説明しています。ご参考まで。

アンケートに「振り分け方法をたくさんご紹介されていましたが、どれがベストかと言うのはあるのでしょうか。」という質問がありましたが、現状、個人的な見解としては以下の手法となります。

  • img要素の振り分け:Javascript の window.devicePixleRatio を取得して、画像のファイル名を振り分け(スライドp.47参照)
  • CSSの背景画像の振り分け:Media Query で背景画像を振り分ける(スライド p.49参照)

Apple の サイトでも使われている手法ですので、最もメジャーな手法だと思われます。

CSS Nite実行委員会

「ソーシャルメディア効果測定」まとめ(後編)

12 years 11ヶ月 ago

前回は、『「ソーシャルメディア効果測定」まとめ(前編)』として、現場担当者の悩みや、陥ってしまいがちな効果測定の5つの罠とその回避法について解説しました。

今回は、その後編として、効果測定を実施して行くと悩む「鶏が先か、卵が先か」という「因果性のジレンマ」と、「エンゲージメントが大事」って言うけどさ、そのエンゲージメントとやらが向上したらどんないいことがあるわけ?という、エンゲージメントと意識変容と態度変容の関係性についてまとめてみたいと思います。

まず最初にご紹介したいのがこちら。

この調査の出典は、North American Technographics Online Benchmark Omnibus Survey, Q4 2011 (US) で、ナショナルブランドにおけるFacebookページのファンと非ファンの間で、「過去12カ月における購入経験」 「ブランド選好度」 「推奨意向」 にどのような差が出るのかを示したものです。

見ると一目瞭然ですが、非ファンよりもファンの方が3つの指標全てにおいて高い数値を示しています。つまり、「Facebookページスゲー!」ということです。

でも、この調査を見て、何か気になりませんか?

そう。そもそも、Facebookページのファンになったからそのブランドのファンになったのか、もともとそのブランドのファンだったからFacebookページのファンになったのかについてはわからないのです。これを因果性のジレンマと言います。

この調査結果以外にも、アメリカの有名な調査機関が、某コーヒーチェーンのFacebookページには数千万人のファンがいる。ファンは非ファンに比べて1年間にコーヒーを2倍飲んでいる(年間のLTVが倍)。だからFacebookページの時価総額はXXXドルである!なんてことを発表していることもありました。


ちょっと待ちなさいと。


そのコーヒーチェーンには、Facebookページを開設する前からたくさんのファンがいて、その人たちは、もともと(そのコーヒーチェーンが好きではない、もしくは好きでも嫌いでもない人たちよりも)年間2倍のコーヒーを飲んでいたのでは…?とは誰も言わないわけです。実に不思議です。

この疑問を払拭しない限り、Twitter公式アカウントやFacebookページのマーケティング効果はずっと「眉つば」のまま、過大あるいは過小評価をされ続け、いつしか「胡散臭いもの」になってしまう、と強い危機感を持ってきました。

そして、ようやくこの因果性のジレンマを(ある程度)解決しながら、Twitter公式アカウントやFacebookページでのエンゲージメント(KPI)がどのような意識変容(KGI)を促し、結果としてLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)という態度変容に影響を与えるのか、明らかにすることができるようになりました

前回もしつこいくらい何度も書きましたが、Twitter公式アカウントやFacebookページでのエンゲージメントは目的ではなく手段です

エンゲージメントを高めることによって、どんなマーケティング効果(意識変容)を獲得することができたのか、そしてその意識変容は態度変容につながっているのか、それを明らかにすることが重要です。

Facebookページで考えてみましょう。

現在、(左下の薄緑色に)いいね!を2回しかしたことのないエンゲージメントが低いファンがいます。その人は(エンゲージメントが低いため)ブランド想起率や好意度、購入意向などのKGIも低いのでしょうか。そして、購入頻度や購入金額といったLTVも低いのでしょうか。いままでの調査法では、それはわかりません。

では、この(左下の薄緑色の)エンゲージメントが低いユーザーが、担当者のマーケティング努力によっていいね!を4回、コメントを3回、シェアを2回するようなエンゲージメントが高いファンになったとしましょう。

その(エンゲージメントが高い)ファンは、ブランド想起率や好意度、購入意向などのKGIも高くなり、購入頻度や購入金額も増加するのでしょうか。これも、いままでの調査法では明らかにすることはできません。

これらを明らかにするために、下記のような調査スキームと専用の調査アプリが必要です。

KGI分析①では、ファンと非ファン(Twitterの場合はフォロワーと非フォロワー)の比較を行います。これによって、最も基本となる内外比較をすることができます。

続いてKGI分析②で、エンゲージメントが高いファン(フォロワー)と低いファン(フォロワー)を比較し、エンゲージメントとKGIの関係を明らかにします。これは、専用に開発した調査アプリによってアンケートユーザーのOAuthデータを取得するため、アンケートに答えてもらわなくても、そのファン(フォロワー)がいつFacebookページやTwitter公式アカウントのファン(フォロワー)になってくれたのか、どの投稿コンテンツにいいね!、コメント、シェア、RT、Favをしてくれたのか、正確に把握することができるため、かなり信憑性が高い分析ができるようになりました。

最後のKGI分析③は、Facebookページのファンになってから(Twitter公式アカウントのフォロワーになってから)の時間経過と、ブランド想起率、好意度、購入意向などのKGIは何かしらの関係性があるのかを検証するものです。こちらもKGI分析②同様、OAuthデータによって何年何月にファン(フォロワー)になったのかを把握できるため、分析が可能になったものです。

トライバルメディアハウスでは、この調査スキームをSocial KGI Researchとしてリリースし、FacebookではJAL様とローソン様の2社に、Twitterではニッセン様とファミリーマート様の2社に先行調査を実施しました。

詳しいデータをご紹介しましょう。まずはFacebookページの調査結果から。

こちらは調査概要です。本調査は、Facebookページのファンと非ファンに同じアンケート調査を実施します。ファンへの調査は、先に解説したOAuthデータとアンケートデータを集計し、エンゲージメントや経過時間とアンケート結果(意識変容や態度変容)との相関を分析します。

そしていよいよKGI分析。まずはファンと非ファンの比較から。

上記の通り、ブランド名の想起率、好意度、利用(購入)意向において、ファンの方が非ファンよりも高い傾向を示しており、Facebookページのファンには優良顧客が多く含有されていることがわかります。

続いてエンゲージメント比較。

エンゲージメントが高いファンと低いファンを比較したところ、エンゲージメントが高いファンの方が全てのKGIが高くなる傾向が見られ、エンゲージメントの向上がKGIの向上につながることが確認されました。ちなみに、ファン歴が長いファンと短いファンのKGI比較では、KGIの項目や企業によって結果が分かれました。これは、購入頻度やカテゴリーに対する関与度が影響しているとみられます。現在10社程度で本調査を実施していますので、傾向が見えてきたらまた別途まとめたいと思います。

続いてLTV比較です。

上記の通り、ファンは非ファンと比較して2~3倍程度購入量が多いことがわかりました(非ファンを1.00倍として比較しています)。また、ファンの中でもエンゲージメントの高いファンの方が(エンゲージメントが低いファンよりも)購入量が多いことも確認されました。

上記は良い結果ではありますが、これらからでは「鶏が先か、卵が先か」といった「因果性のジレンマ」は解決できません。そもそもそのブランドのファンだったからFacebookページのファンになり、エンゲージメントも高く、LTVも高いんじゃないの? ということは解明されていないわけです(しかし、非ファンよりもファン、エンゲージメントとKGIの相関、KGIとLTVの相関は立証されました)。

ここで最後のデータです(ここで紹介しているデータは、あくまで2社で実施・納品したデータの極々一部であることを予めご了承ください)。

ファンになってからの意識変容と態度変容にどのような変化が見られるかを分析したものです。

上記の通り、ファンはよりファンに(青色グラフ)、もともとブランドが好きでなかったファン(赤色グラフ:Facebookページのファンになった理由が「そのブランドのことが好きだから」と回答しなかったユーザー)も、一定の割合で親近感を持ったり、興味がわいたり、購入を検討したりしていることがわかりました。

これらから、この2社のFacebookページは、マーケティングファネルの各階層において一定のマーケティング効果を発揮していると言えるわけです。

では、続いてTwitterのKGI調査結果です。

こちらが調査概要。Twitterのエンゲージメントは、OAuth認証によって、ユーザーのRTとFavデータを取得し、分析しています。

まずはKGI分析①のフォロワーと非フォロワー比較。

上記の通り、ブランドの想起率、好意度、利用(購入)意向において、フォロワーの方が非フォロワーよりも高い傾向を示しており、Twitter公式アカウントのフォロワーにも優良顧客が多く含有されていることがわかりました。

続いてエンゲージメント比較。

エンゲージメントが高いフォロワーと低いフォロワーを比較したところ、エンゲージメントが高いフォロワーの方が全てのKGIが高くなる傾向が見られ、エンゲージメントの向上がKGIの向上につながることが確認されました。なお、フォロワー歴とKGIとの関係では、Facebookページ同様、KGIの項目や企業によって結果が分かれました。こちらについても、購入頻度やカテゴリーへの関与度が影響していると考えられるので、傾向がわかったらまたブログにまとめたいと思います。

そしてLTV分析。

上記の通り、フォロワーは非フォロワーと比較して2~3倍程度購入量が多いことがわかりました。またフォロワーの中でもエンゲージメントの高いフォロワーの方が(エンゲージメントが低いフォロワーよりも)購入量が多いことが確認されました。

続いて、「鶏と卵」について見てみましょう。こちらは、公式アカウントをフォローした理由です。

上記の通り、フォロワーの7割以上は「ツイート内容が楽しいから」 「キャンペーン情報を得るため」にフォローしており、もともとのブランドのファンではなく、Twitter公式アカウントの魅力によって新たな層を獲得できていることを示しています。

最後に公式アカウントをフォローしたことによる意識変容と態度変容について。

フォロー後の意識変容と態度変容について、もともとそのブランドが好きだったフォロワーにおいては、より一層ファン化が進んでいることがわかります(青色グラフ)。

また、フォロワーの中に占めている割合が多かった「もともとファンではなかったユーザー」においても、Twitter公式アカウントをフォローしたことによって商品やサービスに興味を持ったり、購入を検討する機会が増えていることが確認されました。

これらから、Twitter公式アカウントも、Facebookページ同様、マーケティングファネルの各階層において、一定のマーケティング効果を発揮していることが確認されたと言えます。

前編と後編にわたって解説してきた「ソーシャルメディア効果測定まとめ」は如何だったでしょうか。

来る4月18日(木)に、ここで書いた内容を詳しく解説する【無料】セミナーを開催します。当日は、私の講演の他に、TwitterのKGI調査でご協力頂いたTwitter Japan、ニッセン、ファミリーマート様からそれぞれご講演頂きます

すでに定員の100名をはるかに超える応募が集まっていますが、抽選になっていますので、興味がある方は下記から申し込みをしてください。


● Twitterマーケティング効果測定セミナー[実践編]
ニッセン/ファミリーマートのTwitter公式アカウント運用とKGI調査結果報告

(2013年4月18日(木)13:30~17:30 @TKP赤坂ツインタワーカンファレンスセンター)
https://mailform.tribalmedia.co.jp/20130418/
※お申込みは4月4日(木)までみたいなので、まだの方はお急ぎください!


皆さまのご応募、お待ちしております。

ということで、「ソーシャルメディア効果測定まとめ」おわりっ!

池田紀行

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