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LINE@は使えるか? …考えるんじゃない、使うんだよ! | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago

ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年2月13日〜22日のニュース

今週の要チェックはLINE@のオープン化です。紹介した記事にも書かれているように、販促に特化した到達率の高いサービスなので、ネットショップを運営しているなら使わない手はないですよね。かといってどんどん送りつけてしまうと邪魔でしかないので、他社の動きを参考にしながら導入してみてください。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • 「LINE@」がEC事業者にも解禁! コミュ力が問われるプッシュ通知をあなたはどう使う? | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/1709

    FacebookやTwitterは、『エンゲージメント』を目的に、1日3~5回くらい、頻度高く情報発信していくというやりかたですが、LINE@は『販促』に特化した、到達率の高いサービスです。プッシュ通知は強力な分、必要ない情報が数多く来ればユーザーさんの印象が悪くなります。FacebookやTwitterのような通常の情報発信はタイムラインに流していただいて、ここぞという決めの情報をメッセージで配信していただくのがいいのではないかと思います。

    メルマガ、ソーシャルメディア、LINE、どれが終わったとか始まったではなくて、それぞれの特徴があり、それぞれの活用方法があります。とりあえず発信するのではなく、他社のやり方を研究したり自分でも試したりしながら徐々に進めていきましょう。徐々に結果が付いてくるはずです。 注意点は次の記事。

  • LINE@オープン化の6つの留意点:登録・申請方法と運用 | TKzoe.com
    http://tkzoe.com/line/lineat/open-renewal/

    プレミアムIDや有料プランはBusiness Store(http://business-store.line.me)で購入する必要があります。
    私自身、この工程が最も戸惑いました。PC版やandroid版アプリの管理画面にはリンクが掲載されていますが、iOS版アプリの管理画面にはリンクが掲載されていないので注意が必要です。

    私もこれを読む前にiOSで登録しようとしたので、なかなかできなくなくて悩んでいました。PCと行ったり来たりが面倒ですが、今のうちに登録を。

モール関連

  • ミクシィが再びEC領域に参入、17.6億円でファッションコマース「MUSE&Co.」を買収へ | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/1255

    現在、EC市場ではスマートデバイスでファッションアイテムを購入する消費者が増えている。ミクシィグループが培ったスマートデバイスを軸としたサービス運営の知見などを組み合わせることで、スマホコマースの事業拡大が実現できると判断した。
    「MUSE&Co.」は1500超のファッションブランドと提携。ファッションブランド商品をはじめ、コスメ、雑貨などを、60万人を超える会員登録ユーザーに最大90%オフの特別価格で販売するフラッシュマーケティングを展開している。サービス全体の8割超がスマホからのアクセスという。

    モールではないのですが大規模なECサイトの買収ということでピックアップしました。mixiといえばSNS……というのは遠い昔の話なので、これからはどこにどう進出してくるのが気になります。

カート関連

  • 副業としてウェブショップを経営して1年 | はてな匿名ダイアリー
    http://anond.hatelabo.jp/20150217112304

    ショップが跋扈するオンラインモールに出店しても、家賃(月額利用料)で潰れるだけだ。
    真っ向から勝負を挑んだって、既に出来上がっているシステムを変えることは難しい。
    だから、そういうシステムを避けた場所で新たにシステムを構築するか、あるいは、そういうシステムの構築の薄い場所を狙うほうが楽だと思った。
    ということで後者を選択して、月額使用料の代わりに広告費にお金をかけた。

    「どこに出店するか?」という、ネットショップ業界では常に聞かれる質問に対しての1つの考え方がこれです。どこに出すのかではなくて、どこにお金をかけるのかを考える。出店料なのか広告費なのか人件費なのかそれ以外なのか……。自社の強みなどを考慮して決めていきましょう。

SEO関連

  • モバイル検索ではナレッジグラフは自然検索よりも視線を集める、2・3位のほうが1位よりも長く見られる ? Googleのモバイル検索調査からわかったこと | 海外SEO情報ブログ
    https://www.suzukikenichi.com/blog/mobile-search-study-conducted-by-google/

    最初の検索結果を見て1回少しだけスクロールします。
    すると1位は画面の上に隠れてしまいますが、2位と3位はまだ残っています。

    再び少しだけ2回目のスクロールを実行します。
    すると2位は隠れてしまうものの、3位は依然として残っています。

    こんなわけで、2位と3位は1位よりも長い時間見られるようです。

    これはヒートマップを使っている人には分かりやすいですよね。ファーストビューのちょっと下がよく見られますが、同じことがスマホにも言えます。ただし、これとクリック(タップ)は別物なので、ウェブマスターツールなどで順位とクリック率を確認しましょう。

アクセス解析関連

  • 自分のサイトで「衝動買いユーザー」と「じっくり検討買いユーザー」の行動パターンを把握しておこう | Web担当者Forum
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/02/19/19345

    この[コンバージョン]>[マルチチャネル]レポート群で掛けられるセグメントは普通のセグメント機能のセグメント群とは異なる。「コンバージョン セグメント」という別の機能があり、[コンバージョン]>[マルチチャネル]レポート群の他には、おそらく[集客]>[ソーシャル]>[コンバージョン]レポートにしかないようだ。
    「コンバージョン セグメント」はコンバージョン(購入や目標達成を含む)したユーザーにもともと絞られたうえでのセグメント機能ということだ。

    コンバージョンセグメントは知らない人が多いかもしれませんが、購入したユーザーを細かく分析するには便利な機能です。衝動買い、検討買いのどちらが多いかは感覚的に分かっていてもデータで確認することは少ないはずなので、コンバージョンセグメントを使ってしっかり見ておきたいですね。

SNS関連

  • ソーシャル×オウンドメディアの力でコンテンツを拡散、ファンの心をつかむバランス感覚とは/マンション・ラボ | Web担当者Forum
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/02/18/19131

    運用では、メディア企業のアカウントとして、リツイートやお気に入りが多いギズモードのTwitterアカウントを参考にしました。始めたばかりのころは、140文字いっぱいでツイートしていましたが、ギズモードのツイートを見て、むしろ記事に関するちょっとしたコメント、ひねったコメントを入れる方が、ユーザーがクリックやリツイートをしたくなることがわかりました。

    ソーシャルメディアを運用したいと思っていても、他の企業のアカウントをしっかり見ている人は意外と少ないです。どうやって使うのか、どうやったら儲かるのかを聞く前に、他の企業のアカウントを調査しておきましょう。公開されているのですから見ない手はないです。

スマホ・タブレット関連

  • 「スマホに“手のひらTSUTAYA”を」、CCCとフリービットがMVNOでの提携戦略を説明 | ITpro
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/021900611/

  • 日本交通がファミマでタクシーを呼べるサービス、都内20店舗で | ITpro
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/021300526/

  • 東急ハンズアプリ オフラインからオンラインへ3つの狙い | ASCII.jp
    http://ascii.jp/elem/000/000/972/972922/

    スマホという接点の取り合いが始まっていますね。スマホそのものなのか、コンビニなのか、実店舗なのか、ユーザーがスマホを手にしやすい場所とタイミングを狙った動きが活発です。売り方や伝え方を考えるよりもつながり方を考える時代です。

売上アップのヒント

  • 高田前社長が明かす 私が社長を退いた理由「ジャパネットは家族的。でも企業は仲良し集団ではダメ」 | Business Media 誠 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1502/20/news043.html

    若い社員には、過去はもちろん将来にとらわれるなと言いたいですね。今日やれば、明日が変わる。何か結果を出すには、一日一日、積み上げるしかない。瞬間瞬間を妥協なく生きる-それが死ぬまで続くんです。習慣になれば苦労にはならないんですよ。

    売上をアップさせるには毎日の積み重ね。大変なようですが習慣化するまでの苦労ですので、やると決めたことは続けましょう!

ネット通販業界の最新情報は、こちらも要チェック!

登録者が5万件を突破した無料決済サービス「SPIKE」/ダイエットサプリに措置命令 | ネットショップ担当者フォーラム 2015年2月13日~19日の週間人気記事ランキング

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ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

約120億円をネット通販で売り上げるベイクルーズのECが成長を続ける3つのポイント | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago
今期(2015年8月期)の売り上げ見込みはEC全体で前期比28%増の155億円、うち自社ECは同43%増の60億円

グループで「ジャーナルスタンダード」や「イエナ」など複数の衣料品ブランドを展開するベイクルーズのEC事業が好調に拡大を遂げている。前期(2014年8月期)のEC売上高は前期比46%増の121億円だった。順調に伸長する業績の背景には大きく3つの要因があるようだ。

成長要因は「商品供給の強化」「データと在庫の連携」「好調な自社通販サイト」

ベイクルーズのEC拡大の要因として1つ目に「商品供給の強化」が挙げられる。同社取締役ICT統括の村田昭彦氏は「もともと一番の問題が機会損失が大きいことだと考えており、商品供給体制を2年程かけて見直した」と説明する。

以前は各ブランドの戦略に沿う形でECでの展開方法が決まっていたが、ECとしてどこを目指して、何をするか目標を明確にする必要があった。加えて、バラバラだったEC業務の運用を平準化し、ブランドごとのノウハウを共有することに取り組もうとした。そのためにブランドごとにそれぞれEC担当者がいたのをまとめて、EC専門の部隊を組織した。

そして商品供給の強化に着手した。それまでは各事業部の裁量に任せる格好でECでの展開型数にもバラつきがあったが、KPIを設定し、在庫の初期配分や期中フォローを見直した。最適な在庫量を設定して細かくチェックした。「しかるべきKPIを設定して見直しを行ったのが一番大きかった」と村田氏。

2つ目のEC拡大要因は「データと在庫の連携」。同社は13年11月から自社通販サイト「スタイルクルーズ」と出店先の仮想モールとの間で、商品データと在庫を連携させる取り組みを開始。ベイクルーズ側でサイトに掲載する画像データなどを作成して連携先の仮想モールに提供するほか、商品は自社倉庫に保管して在庫情報を一元管理する。

これにより自社通販サイトと連携するモールとの間で1点でも商品が残っていれば、連携するすべてのサイトで在庫が表示されるため、機会損失の低減につながるというわけだ。村田氏によると、在庫連携しているところに関しては「すごい売り上げが伸びている」とし、データと在庫連携取引に手応えを感じている。

ベイクルーズのEC拡大要因の3つ目が「好調な自社通販サイト」だ。同社のEC売上高121億円のうち自社ECは前期比77%増の42億円で推移。自社通販サイト「スタイルクルーズ」(=画像)では特にスマホの伸びが顕著で、77%増で伸びたうちスマホだけを見ると177%増となっている。

ベイクルーズの自社通販サイト「スタイルクルーズ」

スマホがここまで伸びている背景には同社が数年前から進めているシステムの内製化により、スマホの細かい改修のスピードが上がったことが挙げられる。

例えば「お気に入り」に登録している商品が値下がりしたらメールで通知する“値下げ通知機能”を実装。セール前に「お気に入り」登録をすると値段が下がるたびに通知が行くため、同機能経由の集客とコンバージョンは良かったという。スマホではこうした細かい機能改善を頻繁に行っている。結果、直近では自社EC売上高のうちスマホが約7割を占めている

もっとも、前期の自社ECでスマホ経由の売り上げが177%増とはいえ、パソコン経由での売り上げも伸びており、パソコンとスマホ双方のデバイスで規模を拡大している。

さらに自社通販サイトでは店舗スタッフによるコーディネートスナップの投稿を簡単にできるように工夫した。従来は写真を撮影する部隊が各店舗を回っていたが、店舗スタッフが画像を撮影してアップロードするという作業に特化したアプリを社内向けに開発した。

これによりスタッフは店頭に配布されている「iPad」を使ってコーディネートを撮影し、画像を簡単に投稿できる。これまでは商品のタグを見て品番を打ち込んでいたが、バーコードスキャンによって品番を即座に読み込める。同アプリの開発によって「現場スタッフはコーディネート力や提案力を持っている。なるべくいろいろなコーディネートを撮って投稿してもらう」(村田氏)というのが狙いだ。

コーディネートは閲覧される機会も多く、アクセス数が増えるとそれに伴って、通販サイトのページビューやトラフィックが増えていく。そのため提案する頻度を増やし、通販サイトの閲覧や店頭への送客などにつなげる狙いだ。

在庫連携の実現で売り場を広げる

※この記事は2月5日発売号、同12日発売号の記事を1本にまとめています。

前号(2月5日発売号)ではベイクルーズのEC拡大の要因として3つのキーワードを挙げたが、今回はその中の「データと在庫の連携」という点に着目し、同社の取り組みを見ていく。

データと在庫の連携は2013年11月から始まった。

自社通販サイトである「スタイルクルーズ」と出店している仮想モールとの間で連携を進めており、今は「スタイルクルーズ」と、「マガシーク」「マルイウェブチャネル」「セレクトスクエア」「アイルミネ」の4つの仮想モールで共通のデータと在庫を使っている。ECで一番の売り上げを占める「ゾゾタウン」だけはデータも在庫も別。つまりEC在庫は2つ(自社とゾゾ)を抱えているという状況だ。

自社通販サイトと仮想モールとでデータを連携することのメリットは、例えば今まではモールに出店する場合に管理画面の運用方法を覚えたり、在庫を振り分けたり、売上動向を見ながら在庫を移動させるといった業務が発生していたが、そうした手間がなくなった。同社取締役ICT統括の村田昭彦氏は「連携するかしないかの選択だけをすれば同時にスパッとできる」と述べる。

連携により業務効率も上がっている。それまではそれぞれのモールの管理画面を開きコピーしてから別の管理画面にペーストしていたが、その作業がなくなった。また、画像のクオリティーもベイクルーズ側でコントロールすることにより向上した。

そうした連携の結果、今期初(14年9月~)から12月までで、EC全体の売上高は前年同期比40%増で推移しているが、データと在庫連携をしているサイト(ゾゾを除いた自社通販サイトと4つの仮想モール)は同67%増で伸長しているという。

在庫一元化によって機会損失が減ったことに加え、モールに各ブランドが出店しやすくなったため、以前よりも出店数を増やしていることが好調を後押ししている。

オムニ化推進へ全社で在庫連携

ベイクルーズの在庫連携の取り組みはECに限ったものではない。同社が思い描いているのは店舗とECを合わせた全社レベルの連携、つまり“オムニチャネル化”だ。

例えば自社通販サイト「スタイルクルーズ」では、その商品をどこの店舗で扱っているかがわかるようになっているが、店舗には商品があるにも関わらずEC在庫は完売になっていることがあり、同社が実施しているアンケートで毎回不満の声が挙がるという。そこで店舗にある場合はサイトを通じて取り寄せ購入ができるような仕組みを作る。同社ではそれだけでもかなりの売り上げ向上効果や顧客の不満解消につながるとみている。

今後は全社の在庫データを一元管理し、そのデータを活用してECに限らずどこからでも商品を引き当てることができるようにしていく。これについては「仕組みを構築しているところ」(村田氏)としており、この仕組みにより店舗の負担軽減と顧客の手間を除いていく。そのためには顧客データの統合なども必要になり、完全実施までには1年程度掛かるという。

同社がオムニ化を進めていく上でのキーワードは“スマホによる顧客接点の拡大”。「お客様とコミュニケーションできるデバイスはスマホが中心になる。ここで接触できなければ完全に負け組になる」(同)としている。自社ECを軸にしながらスマホ経由の顧客接点を拡大させることで、オムニ化を進めていく方針だ。

ベイクルーズの自社通販サイト「スタイルクルーズ」のスマホサイト
「スタイルクルーズ」のスマホサイト

このようにオムニチャネルへの準備を進めているベイクルーズ。今期の売り上げ見込みはEC全体で前期比28%増の155億円、うち自社ECは同43%増の60億円となっている。第1四半期が終わった段階で想定通りに進んでいるとのことで、今期も拡大は続いていきそうだ。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
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【月間ベスト ネットPR賞】2015年1月の初受賞は、Z会様の大学入試センター試験における受験生支援!各担当者様から受賞コメントを頂きました。

10 years 9ヶ月 ago
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表彰制度「月間ベスト ネットPR賞」を新たに新設

2015年度に新設されました、ネットPRサービス「News2uリリース」を活用する企業様の中から毎月1社、特に優れたネットPR施策を展開した企業様を選考して表彰する制度「月間ベスト ネットPR賞」を開始いたしました。

またすでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、今回初めてとなる、2015年1月の「月間ベスト ネットPR賞」は株式会社Z会様です。

選考理由(ニューズ・ツー・ユー ベスト ネットPR賞 選考委員会より)

2015年1月の月間ベスト ネットPR賞は、株式会社Z会様の2015年度大学入試センター試験における受験生支援施策に関するネットPRです。

2015年度の大学入試センター試験は1月17日(土)・18日(日)に実施されました。
Z会様では、この前後の期間に、センター試験に挑む受験生に向けて下記の5本のリリースを配信されました。

大学入試センター試験に挑む受験生にとって、そのとき必要な情報をタイムリーに提供している点、ブログ、ニコニコ動画、Vine(バイン)、ウィキペディアと、多彩な外部メディアを活用して情報を発信している点、さらに受験生の年代にリーチしやすいメディアを選んでいる点などは、ぜひ企業のクロスメディアを活用したネットPRのお手本にしたいところです。

なお、1月16日のVineの動画配信のリリースは、すべての受験生に向けて発信された情報ですが、センター試験前日にこのような応援企画の情報を挟んで発信することで、緊張しがちな受験生に楽しいショートビデオクリップでくすっと笑って肩の力を抜いてもらおうという温かい想いが感じられたので、ここに加えさせていただきました。

選定のポイント

  • 受験生に必要な情報をタイムリーに提供
  • 発信する情報に応じて、的確に外部メディアを使い分けている
  • ターゲットの10代の人たちにリーチしやすいメディア選定
  • 受験シーズンのタイトなスケジュールに合わせて配信計画を立て、その後、高校入試や新規入会訴求などの情報配信にシフトしている点
受賞コメントをいただきました!

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写真左より、株式会社Z会 ニコニコ生放送企画担当:中武様、「Z-wiki」担当:辻様、「Z会東大対策ブログ」担当:藤井様、Vine「縁起動画」プロジェクト担当:伊豆蔵様、写真右上、「Z会×医学部 解あ体新書」担当:冨崎様

このたびは、栄えある第1回の「月間ベスト ネットPR賞」をいただきありがとうございます。

ネットPRに取り組むにあたっては、広報部門からのニュース配信だけでなく、さまざまな部門が“現場の声”でニュース原稿を作り、日々配信しています。今回の一連のニュースも、多くの部門からお届けしたものですので、そういった活動を高く評価をいただけたことを、とてもうれしく思います。

これからも「Z会の今」をお届けする取り組みとして、ネットPRに力を入れていきたいと思います!

また、この場をお借りして、各リリース担当者から集まったコメントを掲載させてください。

▼「Z会×医学部 解体新書」担当:冨崎暁彦様

このような賞をいただき、ありがとうございました。
医師を目指す全国の受験生の強い決心と覚悟に応えられるように、スタッフ一同、より一層の熱意をもって情報発信に取り組んでまいります。

▼「Z会東大対策ブログ」担当:藤井慎一様

センター試験の分析は、Z会なりのこだわりをもって、言いたいことを、好きに綴りました。各担当の熱い思いを感じてもらえたのではと思います。
2月25日、26日には東大の第2次学力試験(前期)が行われますが、入試直前には東大受験生への激励メッセージを、入試直後には東大入試の出題分析(来年度以降に東大合格を目指す生徒へのアドバイスも含む)をご覧に入れます。
東大に強いZ会の叡智と情熱にご期待ください。

▼ニコニコ生放送企画担当:中武緩子様

センター試験当日の夜、一人でも多くの高校生にこの番組を見てほしい! でも受験生本人は、この番組を見ちゃダメ! と矛盾した気持ちを抱えながら配信しました。東大前期試験後にも、ニコ生の番組を予定しています。

▼Vine「縁起動画」プロジェクト担当:伊豆蔵善史様

Vineを活用したコミュニケーションは新しい試みでしたが、投稿された動画に対し「受験がんばる!!」「自信もてた」などのコメントをいただくことも多く、「縁起動画」という切り口の可能性を感じています。
そして、そういった新しいチャレンジをご評価いただけたことがとてもうれしいです。

▼「Z-wiki」担当:辻りえ子様

Z-wikiは、センター試験に関して、その情報量・スピードとも大手の予備校さんには遠く及ばないのですが、その分、「Z会ならではの情報を」と考え、情報発信しています。
小さな発信に対し、今回、このような賞をいただくことができ、大変光栄に思います。

ありがとうございました!

株式会社Z会様、ご受賞おめでとうございます。

saico

旧構造化データテストツールの提供をGoogleが終了、リッチスニペットのプレビューができなくなった

10 years 9ヶ月 ago

以前のバージョンの構造化データテストツールの提供をGoogleは終了ようだ。アクセスすると、新しいバージョンの構造化データテストにリダイレクトされる。旧構造化データテストツールの提供終了にともないリッチスニペットのプレビューを確認することができなくなった。

- 旧構造化データテストツールの提供をGoogleが終了、リッチスニペットのプレビューができなくなった -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

【海外SEO】鈴木謙一

デジタル時代に浮き彫りになるTVCMの2つの欠点

10 years 9ヶ月 ago


 1982年私が広告会社に新卒で入社したとき、TBSで「クイズ100人に聞きました」の1社提供を同期が担当していました。当時は「この『100人に聞きました』の一番メジャーな回答をすぐに想起できることがアドマンの資質かもしれないね。」と言っていたのを思い出します。しかしデジタルマーケティング時代の今日、100人どころか1万人いても最もマイナーな回答までデータを使ってすべて「言い当ててしまう」ことが求められていると言えます。

 データドリブンに「シナリオ設計」をしてマーケティング施策を企画実施することで初めてデータは成果に結びつきます。

 データ分析からファインディングスがあっても、「ふ~ん。なるほどね。」と感心しているだけでは、マーケティング的には何の意味もありません。

 データドリブンにマーケティング施策を企画実施するには、そういう経験のある人でないといわゆる「シナリオ設計」のイメージが出来ないでしょう。いくら統計や数学に強いデータ分析のプロでも、その知見だけではダメなのです。
 
 では、マーケティングコミュニケーションに従来携わってきた伝統的な広告会社の人材のスキルがあればいいのかというと、そう簡単には行かないのが実態です。がっぷりデータと向き合うことが出来るかどうかは当然のことですが、まずもって、伝統的な広告会社では文化的に、「ひとつの文脈に修練させること」をやってきました。よって、コミュニケーション開発においては「できるだけ多くの人が、少しでも反応するように」つくるのが習い性となっています。しかし、前述の「100人に聞きました」ではないのですが、これからは、「このセグメントの人たちが強く反応する文脈はコレ」また、「別のこのセグメントの人たちが強く反応する文脈はコレ」というように複数のターゲットとそれぞれの「琴線にふれる文脈」を設計することが必要です。

 さて、本論ですが、この「出来るだけ多くの人が少しでも反応するように」つくることがTVCMの欠点になってきました。「みんなに刺さる」は「誰にも強く刺さらない」ことであり、「みんなに刺さる」ようにつくると、みんなが自分事化しないようになってしまいました。

 そして、TVCMのもうひとつの欠点。むしろこちらが重要かもしれないのですが・・・。
CMで特定のターゲットに刺さるようにつくると、そうでない既存の顧客ないし見込み客が離反してしまうということです。
 とかくTVCMを使うということは、マススケールつまり大きな売上を上げる商品であり、多くの消費者を獲得しなければいけない商品です。しかし、そのためにはいくつかの複数の層を対象にしなければならないのですが、その中のひとつのターゲット層または新たなターゲット層に刺さるようにCMをつくると、そうでない層の人が「これは自分向けのブランドではなくなった。」とブランドから離反してしまうリスクがあるということです。

 例えば、CMタレントを替えると、「このタレントがこのブランドのユーザーということなら、私は違う。」と思わせるコミュニケーションを図らずもしてしまう。

 「みんなに刺さる」は「誰にも強く刺さらない」、でも「ある層に強く刺さる」をつくると、顧客でいて欲しい別の層の人に「私は違う」と思わせるリスクがある。

 これが現代におけるTVCMの欠点です。

そこでオンラインの出番です。

ターゲティング出来るということは、「当てたい広告を当てたい人に当てる」ということだけでなく、「当てたくない人には当てない」ことでもあるのです。

第50回HCD-Netサロン「企業組織全体に対するHCD/UX浸透への取り組み」開催のお知らせ

10 years 9ヶ月 ago

人間中心設計のプロセスについての理解が徐々に進み、企業においてユーザー調査からペルソナ開発、プロトタイプテストやユーザビリティテストなどが行われるようになってきましたが、それらの業務はあくまで専門部署の関与がないと実施されないこともあります。企業としては、利用品質を向上させるため、こうした事態にならないように企業組織全体にHCD/UXの考え方を浸透させる必要があると言えるでしょう。

今回のHCD-Netサロンでは、企業での実際の取り組みとして日立製作所 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部での取り組みを紹介いただき、続いて、こうした取り組みについて、今後の課題やさまざまな事例についてディスカッションを行います。皆様のご参加をお待ちしています。

 

■日時:2015年3月27日(金) 18:30~20:30 (受付開始18:00~)

 

■会場:株式会社日立システムズ 本社会議室

(品川区大崎1-2-1大崎フロントタワー)

http://www.hitachi-systems.com/company/download/access_map.pdf

※18:30以降に入場の方は、入口が一階となります。

 

■定員:30名(先着順)

 

■プログラム:

18:30~19:30    講演 (株式会社日立製作所 三好雅史氏)

19:30~19:40    質疑応答

19:40~20:30    パネルディスカッション(三好氏、和井田氏、ほか調整中)

 

■参加費:

HCD-Net会員:2000円 ・ 学生会員:1000円

一般:5000円 ・ 一般学生:3000円

 

■参加申込方法:

タイトルを「第50回HCD-Netサロン参加希望」として以下の内容をhcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。

---------------------------------------------------

氏名:

所属先名:

会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生

電話番号:

メールアドレス:

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受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。

Fujikawa

「EC」「CRM」テーマの最新支援サービス17社分が1日でわかる「プレゼンバトル」、2月27開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago
EC支援会社17社が集まり、1社15分で自社サービスを「プレゼン」形式で紹介

EC企業の業務運営を支援する17社が一堂に会し、自社サービスを披露する「プレゼンバトル2015」が2月27日、東京都内で開かれる。テーマは「CRM」と「EC」。1社1コマ15分の持ち時間で、EC支援企業17社がECサイト運営に役立つサービス情報を紹介する。

「プレゼンバトル2015」の詳細はこちら

「プレゼンバトル2015」は、こんな悩みや要望を抱くC事業者の来場を見込む。

  • CRMで顧客満足度向上を目指したい
  • ECで売り上げを伸ばしたい
  • 重要な情報をまとめて聞きたい

イベントの特徴は1日で計17社の支援サービスの情報が得られること。1社15分の持ち時間で、「シンプルで印象深くプレゼンテーションできるか」を競うという。「短時間」「多くの」「重要な情報のみ」を得られるとしている。

プレゼンテーション参加企業とテーマ

  • アクセラテクノロジ株式会社
    「キュレーター型ヘルプデスクで簡単解決! ~顧客ニーズと社内ナレッジのフル活用で問題解決力強化~」
  • アステアインターナショナル ジャパン株式会社
    「~保守アフターサービスビジネスの発展を具現化するその施策とそれを支えるITグレームワーク/フィールドサービスソリューションのご紹介~」
  • 株式会社アニモ
    「顧客の声(Callログ)が持つ潜在価値を活用!~音声技術でマーケティング情報へ~」
  • 株式会社E-Grant
    「EC・通販の成長企業が必ず行う『顧客リピート売上を引き上げる』CRM施策~EC・通販CRMのポイント~」
  • 株式会社イーシー・エーアール
    「システム選定の専門家、ECのチカラより直伝!~売上に直結するシステム選びのコツと、お勧めツールのご紹介~」
  • ウイングアーク1st株式会社
    「情報処理時間の壁を乗り越えお客様との有効な接点を増やす~今の環境にある情報価値を高め、消費者と1:1の関係を強化する実行手段~」
  • 株式会社オウケイウェイヴ
    「売れる自社サイトはお客様の疑問解決から!Q&Aコミュニティを活用して売上を上げる秘訣とは」
  • サイボウズ株式会社
    「~そのCRM、効果が出てますか?~販促メールやコールセンターだけでは実現しない 顧客満足を実現する3つのポイント」
  • 株式会社システムリサーチ
    「オムニチャネルのCRMはこう考える!~オンラインとオフラインをCRMで繋ぐノウハウ大公開~」
  • 鈴与株式会社
    「通販業界激震!メール便廃止で益々上がる配送料。『コストを上げず』に『サービスを上げる』裏技、大公開!」
  • 株式会社Socket
    「リリース5ヶ月で、大手加盟店続々導入 スマホCVRが○%上がるflipdeskとは!?」
  • 株式会社デジミホ
    「売上が継続的に伸びるECサイトはココが違う!自社データ活用による、リピート率を2倍にするロイヤル顧客育成術」
  • トライアックス株式会社
    「最新ウェブ/アドテクノロジーを結集。顧客を『知り』、一人ひとりに『伝える』コミュニケーションマネジメントプラットフォームSATORIのマーケティング活用事例」
  • 日本事務器株式会社
    「顧客接点の1つであるにも関わらず、見落としがちな『物流品質の維持・向上』に向けてどの様な手を打つべきか?~入出荷検品で効果を出す仕掛け~」
  • 株式会社ネットプロテクションズ
    「カゴ落ちを防いで売上アップ!通販企業20,000店が選ぶ『後払い決済』とは?」
  • ビジネスサーチテクノロジ株式会社
    「売上20%UPの実績!サイト内検索“新型サジェスト”『ポップリンク・親子構造入力アシスト』」
  • 株式会社ホットリンク
    「ソーシャルデータ活用最前線『リアルタイムに、顧客の興味関心を捉える』~新たなフェーズに入ったソーシャルCRM~」

「プレゼンバトル2015」の開催概要

  • 開催日:2015年2月27日(金)
  • 時間:14:00~17:00 (受付は13:30~)
  • 場所:株式会社ホットリンク(東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル5F)
  • 定員:100名(事前申込制)
  • 参加費:無料
  • 申し込みと詳細http://www.accelatech.com/seminar/2015/seminar_q20150227.html

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オリジナル記事:「EC」「CRM」テーマの最新支援サービス17社分が1日でわかる「プレゼンバトル」、2月27開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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今後のECの成長ポイントは、新たな流通の世界観の構築が重要テーマ/トランスコスモス | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago
トランスコスモスは2015年、海外向けEC支援の「グローバルECワンストップサービス」をさらに推進

コールセンター、デジタルマーケティングなどのトランスコスモスは、メーカーや小売業などさまざまな企業のECに関する業務の支援を手がけている。そんなトランスコスモスのECに携わる部署、ECワンストップサービス本部のトップは、2015年のEC事業者は“運営マネジメント”の力が問われるようになると予想する。

CtoCの拡大で比較・検討がユーザー検討プロセスの定番になる

トランスコスモス兼澤伸二氏
トランスコスモス
兼澤伸二氏

――2015年のEC市場は前年(2014年)と比べてどのような環境になると考えていますか?

2014年同様、市場が大きく伸びると予測しています。国内においては、事業者数、商品数が圧倒的に増えると思います。特にCtoCサービスの拡大による商品比較・検討が“ユーザー検討プロセスの定番”になると予想しています。

これにより運営者は、よりパーソナライズ、レコメンド、コンテンツ、分析を駆使した運営マネジメントが問われることになると思います。

また、日本商品を海外へ販売、日本にない商品を海外ECで購入するというグローバルEC(越境EC)市場が飛躍的に伸びると思います。

――今後、成長を持続していくためにはどんなことが必要だと考えますか?

いままでのECは、リアルで販売されていた商品をEC化するというオーダーチャネルの変更およびポイントなど、購買プロセスの付加価値が主流でした。

今後は、ECでしか買えない商品、差別化されたサービスなど、ECで購買する理由や新たな流通の世界観の構築が重要なテーマになってくると思います。

――2015年、貴社ではどのようなことに取り組みますか?

クライアント企業のEC事業戦略およびブランド戦略に基づき、ECサイト構築・運用からフルフィルメント(入荷・ピッキング・梱包・出荷)、カスタマーケア、Webプロモーション、分析までEC事業に必要な各種機能をワンストップで提供する「グローバルECワンストップサービス」をさらに推進していきます。

ECワンストップサービスメニューの拡充、対応エリアの拡大をはかり、日本企業のみならず、欧米、中国、韓国、ASEANでEC事業を展開するクライアント企業のグローバルEC展開を支援させていただきます。

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2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは?
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2015年はeコマースが大きく変化、イノベーションが起きる1年になる/JECCICA | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago
JECCICA代表理事の川連氏が占う2015年のEC業界は「ゆがみが一気に吹き出て、整理される1年」

eコマース業界を支える人材を育成するため、ECコンサルタントを育成する団体、一般社団法人Eコマースコンサルタント協会(JECCICA)。EC運営に必要なノウハウを体系的に学べる資格取得のための講座などを提供している。代表理事の川連一豊氏はECのプレーヤーからECシステムの提供側に転身した経歴の持ち主。川連氏が見据えるECの未来とは。

CtoCの拡大で比較・検討がユーザー検討プロセスの定番になる

一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会の川連一豊氏
川連一豊氏

――2015年のEC市場は前年(2014年)と比べてどのような環境になると考えていますか?

eコマース業界がこれまで伸びてきたことによるゆがみが一気に吹き出て、整理される1年と予想できます。

配送でたとえると、冷凍便問題やメール便の廃止があげられます。倉庫という観点では、2000億円以上の投資をどう解消するかが課題になってくるでしょう。

モールやeコマースの各システムも古くなったデータベースを、今後どのように運用を進めていくかなど、成長によるゆがみの影響が出てくるはずです。よく見れば子供から大人への脱皮でしょう。

――今後、成長を持続していくためにはどんなことが必要だと考えますか?

JECCICAはeコマース業界に必要であり、かつ一番不足しているプロジェクトリーダーやプロジェクトマネジメントいわゆるPL(プロジェクトリーダー)、PM(プロジェクトマネージャー)クラスの人材を育てています。

EC業界をもっと成長させていくためには、このクラスの優秀な人材が必要です。また、採用側からも人の募集についてひっきりなしに要望があるので、JECCICAはいまのカリキュラムの運用を粛々と進めていきます。

――2015年、貴社ではどのようなことに取り組みますか?

毎月、JECCICAセミナーと交流会を実施しています。2015年6月には大きなイベントを開催予定で、受講者、認定者も含めて実施したい。

eコマースが変化する大きな1年になるため、最新情報の収集や海外、特にクロスボーダーECには注意したいところです。

オムニチャネルはしっかり根付く年になり、イノベーションが起きる年となるでしょう。ECのノウハウがますます必要になるためです。

  • 団体名一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会
  • 回答者:代表理事 川連一豊氏(フォースター株式会社代表取締役、低反発枕の神様と呼ばれ2003年に楽天SOY受賞。2004年SAVAWAY設立しECコンサルティングを開始。EC年間流通額1700億円超えるWebシステムを開発。現在、リテールEコマース、オムニチャネルコンサルタントとして活躍。セキュリティの専門家でもある)
  • 主な提供サービスセミナー情報などはこちらから

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2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは?
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iPhone6と外食ランチの価格設定から学ぶ、顧客の心をつかむネットショップの値付け方法 | ネットショップ運営の心得~ECの草分け 岸本栄司のe商人道~ | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago
価格設定は“「1:1.5:2」の値付け法則」”を意識し、自分の価値感と、商品の価値感・値頃感を一致させることが重要

皆さん、どの容量のiPhone6を買いましたか? 僕は128GB。でも、64GBでも十分使えたはず。しかし16GBは、使い勝手に欠けると思ったので検討外。何が言いたいのかというと、Appleの価格設定は使いにくいと考えられる16GBを199ドルにすることで、64GBの値頃感を打ち出し、実際の売れ筋を64GBと、ベター品である128GBにしているのだ。こんなAppleの戦略的で、消費者心理を駆使した値付け方法を学んでみよう。

iPhone6と昼食ランチに共通する「1:1.5:2」の値付け法則

iPhoneではわかりにくいというあなたのために、外食ランチ格帯で説明してみよう。

商談などがない、日常の外食ランチでは、「500円」「750円」「1000円」が1つの目安ではないだろうか?  そこでiPhone6の価格設定をもう一度見てみると、ある法則に気付くことができる。

Appleが販売するiPhone6の価格
iPhone6の販売価格

それは、外食ランチもiPhoneの価格設定も、「1:1.5:2」になっているということだ

外食ランチにおける価格選択肢で500円の場合、ファーストフードや牛丼など、単品物が大量にある商品の販売が中心になってくるため、これが毎日続くとちょっとつらい。

僕の値頃感だけど、日々の昼食代は750円がベスト。たまに1000円、できれば毎日1000円で昼食を食べたいし、さらには2000円、3000円でホテルランチも食べたいものだ。

でも、料理屋の友人はこう言う。「ホテルなんかで1万円を払うより、うちでラーメン+ライス+餃子で1000円の方がおなかいっぱいになるで」。価格に満足ってこういうことだ。

外食ランチの価格を弁当でたとえてみる

「“安くしなければ売れない……だから安売りNO.1”でやっていく」。ネットショップを運営していると、こうしたことを口にする経営者って多いですよね。これは経営者個々の考え方次第。決してダメではない。

だけど、これを自社の販売商品にあてはめてみよう。お客さま視点であなたのお店を見ると、「16GBのiPhone」「500円の定番メニュー」しか売っていないお店になる

安く仕入れて、安価に売る。つまり、「500円の定番メニュー」のお店は、大量販売が前提となるため、単品集中が基本のビジネスモデルだ。

値付けの基本は、一番売りたい中心価格の確実な設定

ここであなたに聞いてみたい。あなたのお店の商品は、昼食ランチの価格帯にたとえると、どのゾーンの品だろうか?

お客さまの値頃感に合った販売商品は、価格設定が大切だ。お客さまの値頃感と、あなたの販売商品とあなたの価値感、値頃感は合致しているだろうか?

安さを強調するほど、もうすこしベターな品を欲するお客さまのニーズ、グレード価格感の品が欠落していくことになる

貴社の主力販売商品は、あなた自身が使いたい、 食べたい、買いたいグレード、価格になっているだろうか?

大切なことは、貴社が販売している商品の中心価格を、「あなたの店でなく世間一般」でのプライスで理解すること

すべての商品には、ユーザーが感じている価格感、値頃感が存在する。これをはずしてしまうと、ユーザーが商品を手にした後に、「ぼったくられた」「がっかりした」といった感情が発生してしまう。お客さまに満足いただき、販売側も継続できる価格設定をルール付けておくことが重要だ

商品にはグレードが存在する。僕は無地Tシャツ屋なので、その値頃感で説明してみよう。

  • 100円ショップ → 売価100円
  • ホームセンター → 売価300円~500円
  • スーパー/量販店/アウトレット → 売価500円~1000円
  • スーパー/量販店店内でのベター品 → 売価1000円~2900円(例/スポーツ系ブランドショップなど)
  • 百貨店 → 売価3900円~7900円
  • 百貨店内海外ブランド → 売価7900円~20000円

各業態で売られているTシャツの中心的な売価はこんなところだろう。

いろんな業態で売っているTシャツはすべて立派なものだ。だけれども、100円ショップと百貨店内海外ブランドの値頃感の差は200倍もある。

僕が扱う自社ブランドの中心価格は、2900円~3900円(その中心なら3400円)。このゾーンの1クラス上である百貨店の売価は3900円~7900円クラスの品。僕は百貨店でも売られているような実力、質を持つTシャツを自ら作って販売している。それでも、3400円が僕のお店の中心価格である。

中心価格を設定し、一番売っていきたい商品が完成すれば、2倍、最低でも1.5倍のバリュー=価格対品質を持たせることができる。型番商品以外なら必ずできるとまず自分が信じることが重要だ! 心配するな、必ず売れる! 僕もそうやってきた! 

お客さま視点で、百貨店バリューの半額、つまり、お客さま視点から「これでこの価格なら値打ちがある」と実感させる品を作って売るのが重要なのだ。

最後にiPhone6と外食ランチの価格設定に戻ろう。

これは僕の話。「1:1.5:2」の法則に当てはめてみると(1.5の中間ラインに3400を設定)、次の段階でやっていくべき価格帯は、下のゾーンは3400円の3分の2の価格、2266円だから約2300円。上のゾーンは、3400円の1.5倍だから約5000円。これが、僕が次の段階でめざすべき商品の価格帯だ。

この上も下もリスクがある。だって、中心価格からかけ離れたゾーンになるから。こんな考えをもって価格をはっきり決めるのが商売の基本だ。

今回の結論

2015年からは、これまで以上にお客さまとの本格的な“個対個”の関係構築が大事になる。確信を持って継続できる商売をするために、自分の価値感と、自社販売商品の価値感・値頃感を一致させよう。

自分がその品の値打ちを理解できないないモノは説明できない。つまり、売れないよってことです。

2015年もヨロシクです!

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
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ネットショップ運営の心得~ECの草分け 岸本栄司のe商人道~
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米Google、最新の記事や動画を表示するカルーセルをモバイル検索に導入

10 years 9ヶ月 ago

新しいタイプのカルーセル (carousels) をGoogleはモバイル検索に導入した。特定のクエリに対して、新しく人気がある記事や動画をそのコンテンツのソースごとにまとめたカルーセルに表示する。

- 米Google、最新の記事や動画を表示するカルーセルをモバイル検索に導入 -

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【海外SEO】鈴木謙一

日本のアドテクは北米を目指せ

10 years 9ヶ月 ago

 米国から発信されるアドテクベンダーのいわゆる「カオスマップ(LUMAscapes)」に日本の企業がいない。何百というプレイヤーのなかにひとつやふたついてもいいと思うが・・・。

 「広告ビジネス次の10年」にも書いたことだが、デジタルとグローバルは表裏一体、コインの裏表の関係である。つまりグローバル化しないデジタル技術は生存できない。だから積極的な日本のベンダーやネット広告サービスはアジア進出をする。しかし、鎖国によって守られてきた日本市場もだんだん状況が怪しくなってきた。アジアに出て行っても肝心な日本市場から日本製がグローバル標準テクノロジーによって駆逐されてしまうリスクがある。

 僕は前から「難しいのは重々分かっているが、何としても米国のカオスマップに名前が入るように北米進出をすべきで、アメリカから日本に逆輸入するくらいでないと、結局日本だけの技術の限界が来る。」と言っている。

 立場を変えて見れば、日本に東南アジアや南米あたりから「アドテクで~す」と言って売りに来られても最初は抵抗があって、そうそう信用するわけにはいかないだろう。だから日本から北米に売りにいくことが簡単でないことは言うまでもない。少なくてもネイティブな人間が営業しないといけないだろう。

 「ネイティブな人間が営業する」という視点で言えば、これは資本政策も含んでのことになるだろう。
 
 米国で日本からのテクノロジーが成功するには、日本で起業しててはやはり難しいということかもしれない。
 
 
これまでの発想は、
1)日本で起業した > 2)なんとかビジネスになった、余裕でた。 > 3)さあ、海外進出

だったが、この流れではなくて、たぶん、こんな流れ

1)世界を制覇したいぞ(少なくともアメリカ制覇したいぞ)アイデアあるぞ > 

2)アイデアを引っさげてシード投資が受けられるように米国で様々なメンター、エンジェルを回るぞ

3)無事にテスト、アクセラレーター支援受けられたぞ、3ヶ月西海岸で缶詰 >

4)無事にデモが認められ、事業拡大、投資ラウンド2へ、、、、

つまり、グローバルのテスト市場として、日本を選んではいけない、という事。

日本の1億2000万市場で事業を立ち上げ、日本ターゲットでうまくいってしまうと、
そこそこ食えてしまえる。ここで頭打ちで終わりとなる。もがいてアジアに行って、体力使って、日本国内が海外産に食われて終わる。
米国のスタートアップは、ほんとうに飲まず食わずで、モニターの前に寝泊まりして、
メンターと投資家とモニターの前でずーっと指導を受け、開発についやし、投資を募る営業をする。

 日本にもアクセサレーターがどんどん出てきてはいるか、これらの日本のベンチャーファンドから出資を受けてしまうと、その時点で(有頂天になってしまうのだろうけど)グローバル展開が出来ないという烙印になるんだと思う。

 むしろ、自力で米国で活躍できなくても「買わせる立場」になって、強力な外資に買収させるEXIT目標を持って、東証上場など目もくれず、外資傘下の懐に食い込んで行って、彼らのなかに入り込んで、グローバルプレイヤーとして立ち上げる成功例があるといい。

 というDINYの榮枝と会話をブログに上げてみました。

ちなみに、参考本あります。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4822249468/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4822249468&linkCode=as2&tag=edaeda-22

「リンク構築は避けるべき」とグーグルの人が言う真意は何? など10+4記事【海外&国内SEO情報ウォッチ】

10 years 9ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『「リンク構築は避けるべき」とグーグルの人が言う真意は何?』、『スマホ向けEFOで大切なキーボード入力最適化』、『「サブドメイン vs. サブディレクトリ」に対するグーグルの見解』など10記事+4記事。

- 「リンク構築は避けるべき」とグーグルの人が言う真意は何? など10+4記事【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

【海外SEO】鈴木謙一

セミナー「その道のプロが本音で語りつくすWebサイト改善の実態」3/7、大阪で開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 9ヶ月 ago
発注者、Web担当者、制作者、コンサルタント、それぞれの視点からサイト改善について解説

3月7日(土)、株式会社グランフェアズと運営堂が、大阪市の中央会計セミナールームにて「その道のプロが本音で語りつくすWebサイト改善の実態」と題したセミナーを開催する。

発注者、Web担当者、制作者、コンサルタント、それぞれの視点からサイト改善について解説する。プロフェッショナルたちはどのように判断し、行動したのか。講演とディスカッションで概念から実務までを公開する。

 

講演内容

[経営者&Web担向け]
リソースの少ない中小企業で反響をとるサイトを作るには ─発注者の考え方と方法論─
株式会社プレジャーリンク 代表取締役 倉茂 徹 氏
株式会社ウェブジョブズ 代表 丸山 耕二 氏

[制作向け]
戦略立案者としてのウェブプロフェッショナル ─信頼と成果を生む見積もりの考え方─
株式会社ゴンウェブコンサルティング 代表取締役 権 成俊 氏

[コンサル向け]
ウェブプロフェッショナルが考える戦略とは ─脱・ウェブマーケティング─
運営堂 代表 森野 誠之 氏

[制作向け]
キャッシュポイントは成果物ではなく成果だ! ─納品しない制作会社のマネタイズ─
株式会社グランフェアズ 代表取締役・CEO/プロデューサー 大和 誠司 氏

開催概要

セミナー名 その道のプロが本音で語りつくすWebサイト改善の実態
日時 2015/03/07(土) 13:00~17:00(12:30開場)
会場 中央会計セミナールーム
大阪市中央区備後町3-6-2 大雅ビル3階
(アクセス:http://www.firstep.jp/chuo/
参加費 一般 7,000円
※セミナー後に懇親会あり(懇親会費 3,000円)
詳細:申し込み お申込み・お支払いはこちら
キャンセルポリシー:14日前から3日前まで:20% 前々日:50% 前日以降:100%
キャンセルは下記フォームよりご連絡ください。
https://www.granfairs.com/contact/

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