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見逃しがちなバックヤードの進化がオムニチャネル時代の競争に打ち勝つ鍵になる! | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 8ヶ月 ago
カートやユーザービリティを向上するページ制作等、お客様に直接触れる部分を中心に進化が進んできたECサイト。しかし、置き去りにされてきたお客様には見えないバックエンドの進化こそ、オムニチャネル時代に対応するためには必須!
Strategy Tactics Planning Direction Goal Target Chess Concept

みなさまこんにちは。株式会社いつも.のコンサルタントです。今回はカートやサイトデザイン等のフロントシステムの進化に対して、置き去りにされがちなバックヤードのシステムについてご紹介しましょう。

これまで多くのECサイトが、コンテンツ管理や見た目のデザインなど、お客様に直接接するフロント側のカート技術を中心に進化・成長してきたという背景もあり、実際のオペレーションに必要となるバックヤードの顧客管理・販売管理・在庫管理・物流管理などのビジネスプロセスについては、業務ごとに部分最適化が追求されてきました。結果として社内には複数の簡易システムが立ち上がり、手作業のデータ入力、バッチ処理によるデータ連携など、非効率な事務処理により、気付かない間に多くの時間を取られるようになっていきました。

この状況を改善したいと考えても、日々の運営やオペレーションを止めることはできません。しかし、煩雑なオペレーションは在庫欠品・受注処理のミス・出荷作業の遅れの原因となります。また、多くの人が介在することによる人的ミスでコストは肥大化し、在庫の確認などにかかるタイムロスは、顧客満足度低下につながり重要顧客の離反を招き、ひいては収益率の低下による自社のビジネス全体に損失をもたらしてしまいます。

企業価値を高めるための見えない部分での競争はすでに始まっている

バックヤードに関して、既に他社ではこんなことに取り組んでいるという一例をご紹介しましょう。顧客と販売データを照らし合わせて分析を行えば、ユーザーが何を求められているのか予測がつきます。そこに在庫データが紐付いていれば、その商品を出荷できるかどうかもわかります。業務が一元管理されていれば、その商品の発注が既に行われているかどうかもわかるのです。このように、顧客ニーズに応えるためには、最低でも商品、在庫、顧客データの統合はステップを踏んで統合していくべきでしょう。

年間10数%の成長を続けるECのマーケットは、急速に変化、進化を繰り返しています。しかし、スキルが各部門の担当者ごとに分散していたり、部門毎に分離したシステムがそれぞれのバージョンアップに振り回されたりするような運営体制では、マーケットの成長に付いていけないのです。

企業の経営幹部も、「これは●●部門の仕事だ」と決め付けた態度を取ることで、顧客ロイヤリティを向上させる施策を阻害してしまっている場合もあります。マーケティグ部門が重要な役割を担っていることは明確ですが、顧客ロイヤリティの育成は、いわばチーム・スポーツのようなもので、物流部、カスタマーサポート部、情報システム部含め、全ての部門が足並みを揃えない限り、ただ漠然と販売を行うだけとなってしまい、競争力を高めることはできないのです。

まだ体制を構築できていないECは、戦略的に成長できる運営体制を速やかに整えるべきです。弊社のようなコンサルタントに依頼する方法もありますが、弊社が提供する物流サービス、「コネクトロジ」のような御社の状況に合わせて物流のプロセスを最適化できるシステムも徐々に出始めています。そういった経営的な舵取りを含め、また次回詳しくご紹介していきましょう。

・ECに関する経営や売り上げアップのご相談は株式会社いつも.にお気軽にお問合せください。
・また、より実践的な情報がいつも.の本「ECサイト[新]売上アップの鉄則119」に掲載しています。
ご興味のある方はぜひご購入ください。

株式会社いつも.本多

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
見逃しがちなバックヤードの進化がオムニチャネル時代の競争に打ち勝つ鍵になる!(2006/06/15)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

元楽天幹部が始めたメディアECモール「kabukiペディア」。メディア型ECの新しい可能性を探る

9 years 8ヶ月 ago
「kabukiペディア」はどのように集客アップを図るのか? 既存メディアとの違いは? 大城社長へのインタビュー

元楽天の大城浩司氏が社長を務めるKABUKIは5月から、メディアECモール「kabukiペディア」の出店者募集を開始した(参考記事)。出店する店舗は、商品背景・ストーリーを伝える記事を執筆。SNSでその記事が拡散されたり、SEOからの流入が増えるといった集客促進が図れるサービスで、出店料は無料だ。とはいえ、コンテンツECはなかなか成功事例が少なく、ECサイトと連携したキュレーションサイトも中な成功事例は少ない。「kabukiペディア」は、どのように集客アップを図るのか、既存メディアとの違いは? 大城社長に話を聞いた。

商品の価値を記事で伝えることで、潜在的ニーズを取り込む

――メディアECモール「kabukiペディア」の特徴を教えてください。

2000年初頭はネット上で売っていない商品が多かったので、たくさんの商品をそろえれば売り上げを伸ばすことができていました。いまでは、多くのショップが生まれ、自社サイトも無料で開設できるようになり、ネット上ではたくさんの商品があふれています。その結果、消費者はほしい商品名を検索さえすれば、より安く買うことが可能になってしまいました。ほしい(顕在化した)商品を手にいれることは容易ですが、生活をもっと楽しく、そしてHappyにする商品、すなわち、潜在ニーズのある商品を手に入れるというところまでは至っていません。

「kabukiペディア」は関連情報の記事や製品に関する背景、作り手の思い、製品そのものの価値を、テキスト記事や動画、SNSなどのコンテンツでストーリーにして伝えます。消費者に楽しでもらいながら、最終的には集客につなげていく、ストーリーショッピングを標榜しています

一般的なECサイトの場合、いかに買いやすくするかという利便性に力を入れているため、商品のストーリー性を際立たせる必要がありません。またイベント感を演出し、消費者を楽しませるためのページ構成にしていたとしても、売り手側の目線で作られているため、主観的な情報が並んでいるのが現状です。「kabukiペディア」は記事という形で消費者のニーズをふくらませたり、課題解決へ導くことを主眼に置いています。ストーリー性が高まり、消費者目線を取り入れながら客観的に商品を紹介しているため、多くの人に共感され、SNSなどでシェアしてもらえると考えています。

たとえば、これからの季節であれば「おすすめのキャンプ場」「おすすめの夏の遊び場」といった記事をUPし、「この記事を見ている人はこうした商品に興味があります」という形で商品を紹介していきます。顕在化していない潜在的ニーズを取り込むことができるサービスとなっています。これによりEC業界のさらなる活性化を図ることができればと考えています。

kabukiは記事形式で商品などを紹介

記事形式で商品などを紹介

どんな効果が出ているかの成功事例を作る

――通販・EC企業でも、記事形式のコンテンツを増やすコンテンツマーケティングを始めるケースが増えていますが、まず記事を見てもらうという時点で苦労しています。どういった形で記事への集客を行っていくのでしょうか。

モール形式を採用し、多くのEC企業に参加してもらおうと考えています。1企業の情報だけだと、どんなに頑張っても記事量には限界があります。多くの店舗に集まってもらい、それぞれの企業が記事をUPすることで、多くの情報が集まる場となり、自然と記事を見るユーザーも増えてくると考えています。そのため、出店料を無料にして、今期中に1万店舗まで増やそうと思っています。

――ヤフーも2015年2月、店舗が作成したまとめ記事のキュレーションサービス「お買い物まとめ」を提供しています。ただ、成功事例はほとんど聞いたことがありません。「kabukiペディア」はどんなアクションを行い、成功に持っていきますか。

どんな効果が出るかわからないまま、ショップが運営側から「やってみて欲しい」と言われても、日々の業務で忙しいため、記事作成に本腰を入れられません。私が楽天で「あす楽」の担当になった時、まず、ショップと一緒になって「あす楽」に取り組み、「あす楽」をやるとコンバージョン率が上がるという数字を具体的に示すことができました。数字という成功事例が出ると、他のショップもやる気になります。運営側も自信を持って推奨することができます。

今回もクオリティショップとして数十社と現在成功事例を作る作業をしています。どんな記事を出せばどんな数字が出るのか、ということをしっかり伝えることで、ショップさんは記事を書くことに本腰になってくれると思っています。

――クオリティショップと成功事例を作るということですが、記事からECにつなげてくのはそれほど簡単なことではないのでは。

すでにICAという会社で「QuickMedia」というEC企業向けの自社メディア運営支援サービスを行っています。ローンチからわずか10か月で月間500万PVを稼ぐメディアを構築するノウハウを持っています。どんな内容の記事を書けばPVを稼ぐことができるか、どんな方法でメディアに集客させるかを理解しているため、クオリティショップでも成功事例を作れると確信しています。

kabukiには有力ECショップがクオリティショップとして既に出店している

有力ECショップがクオリティショップとして既に出店している

将来的には越境ECやVRへの取り組みも

――「kabukiペディア」を閲覧するユーザー層はどんな人でしょうか。また、どんな記事を出していくのでしょうか。

ショッピングに興味のある全ユーザーです。記事はグルメ、ファッション、インテリア雑貨など。ストーリーを作りやすい商材なので、最初はこうしたジャンルに偏ると思いますが、店舗が増えれば全ジャンルに広がると思っています。

――出店料は無料ですが、「kabukiペディア」の収入源は。

PV数が増えれば、広告収入を得ることが可能です。加えて、「この記事を見たユーザーはこうした商品に興味を持っています」という形で商品ページに送客します。そこから実際に売れた場合に、それに応じた料金をいただくことになっています。

――将来的な展望は。

すでに、越境ECへの取り組みやVR(バーチャルリアリティ)を使ったショッピングなどのサービスも準備を進めています。しかしながら、海外の消費者に対し国内と同じサーチを活用した送客モデルには限界があります。まずは、国内でスペック検索に対応するのではなく、商品の作り手の思いと消費者のHappyを演出できるメディアECを大きな流れにできればと考えています。まずは、国内でストーリーショッピングを強みにする「kabukiペディア」を充実させていくことに、全精力を注ぎたいと思っています。

元楽天の大城 浩司 氏

大城 浩司 氏

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

マルチデバイス利用調査によるデバイス利用動向

9 years 8ヶ月 ago
インテージが「マルチデバイス利用調査」の分析結果を公開。全国の15~69才のテレビ利用率(月1回以上利用)は98%で、スマートフォン利用率より高い。しかし、毎日利用率(月間利用者のうち毎日利用する人の比率)においては、40代以下はテレビよりスマートフォンが高くなっている。
noreply@blogger.com (Kenji)

RankBrainはロングテールによく機能するランキング要因、Googleは著者情報を完全に使っていないなどSEO最新情報 from #SMX Advanced 2016

9 years 8ヶ月 ago

6月21〜21日に米シアトルで開催されたSMX Advanced 2016に参加してきた。このカンファレンスの一番の目玉セッションともいうべき、”AMA With Google Search”をレポートする。RankBrainや機械学習アルゴリズム、著者情報、次のモバイルフレンドリーアップデートなどのたくさんSEO情報がGoogleのGary Illyesの口から語られた。

- RankBrainはロングテールによく機能するランキング要因、Googleは著者情報を完全に使っていないなどSEO最新情報 from #SMX Advanced 2016 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

「えびすマート」で「Amazonログイン&ペイメント」の導入可能に

9 years 8ヶ月 ago
コンバージョン率の向上、カート離脱率の改善を期待

インターファクトリーは6月22日、ECサイト構築パッケージ「ebisumart(えびすマート)」でAmazonのアカウントで商品の支払いができるサービス「Amazonログイン&ペイメント」を利用可能にするオプション機能の提供を開始した。

「Amazonログイン&ペイメント」を導入したECサイトは、ユーザーがAmazonに登録している住所や、クレジットカード情報を利用して買い物をすることが可能になるため、商品購入に至るまでのステップを軽減することができる。

ユーザー同意のもと、そのECサイトへの会員登録が同時に行えるため、会員登録に必要な情報入力が省略することが可能。

「Amazonログイン&ペイメント」を利用できるオプション機能をEC事業者が導入することで、新規会員登録の促進やコンバージョン率の向上、カート離脱率の改善が期待できるとしている。

Amazonは2016年4月から「Amazonログイン&ペイメント」の公式パートナーを認定する「グローバルパートナープログラム」を開始(記事参照)。インターファクトリーも現在、このパートナーへの認証を進めているという。

インターファクトリーは今後、Amazonと共同でセミナーなどを開催していくことで、導入者拡大につなげていくとしている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

楽天、有機野菜の遠隔栽培サービス「テレファーム」に出資

9 years 8ヶ月 ago
今後も農業改革を進め、新規就農者の支援や耕作放棄地を活用した地方創生に貢献する

楽天は6月23日、推進している農業改革の第1弾として、遠隔農業サービスを展開するテレファームに出資したと発表した。出資比率の詳細は明らかにしていないが、比率は半数以下で子会社化していないという。

今後も農業改革として新規就農者の支援、耕作放棄地を活用した地方創生への貢献を進めていくとしている。

テレファームは、農作物育成シミュレーションと実際の有機栽培農業を結びつけ、ゲーミフィケーションを取り入れた有機野菜の遠隔栽培サービスを提供している。

ユーザーは、畑のレンタル代、野菜の種代、送料を支払うだけで、農家がユーザーの代わりに野菜を栽培、できた野菜を受け取ることができる。育成経過は定期的に更新される写真で確認できる。余った野菜はユーザーが販売することも可能。

現時点では具体的なサービス連携などはないとしているが、楽天のページ制作ノウハウやシステム構築能力を生かし、テレファームのホームページをより多くの消費者に見てもらえるように刷新する。システムも楽天のノウハウを生かし、強化を図る。2016年秋をめどにサイトの名称、サービス名も変更。新たなコンテンツを提供していく予定。

楽天は今後も農業改革として、農業分野での新サービスを検討していく。今後展開するサービスとの連携などを進めていく考え。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

Amazonが買取サービスを再開、自社展開から第三者企業による出店型に変更

9 years 8ヶ月 ago
まずは、宅配買取などを手がけるリコマースと出張買取を手がけるマーケットエンタープライズがサービスを提供

アマゾンジャパンは6月23日、「Amazon.co.jp」で買取サービスを再開すると発表した。2016年4月にサービスを一時休止していたが(参考記事)、新サービスでは従来の書籍やCD/DVD、ゲームソフトに加え、家電製品やカメラ、携帯電話などに対象を拡大した。

4月までは自社(アマゾンドットコムインターナショナルセールス)による買い取りを行っていたが、新サービスは出店型として提供。買取ノウハウのある企業を集め、Amazon内におけるリユース市場の拡大を図る。

Amazonアカウントを外部業者に開放する「Amazonログイン&ペイメント」を活用し、Amazonのアカウントを使って1点から買い取りを申し込めるようにする。買取額はAmazonギフト券で支払う。

宅配買取などを手がけるリコマースと出張買取を手がけるマーケットエンタープライズがサービスを提供する。今後、買取サービスを提供する会社の出店を増やし、買取商材の拡大を図る。

従来は「Amazon.co.jp」の購入履歴などをもとに、メールなどで過去購入商品の買取金額を提示していたが、新たなサービスでは出店型になるため、こうしたサービスは行わない。

ただ、各社の買取サービスの特徴を反映しやすくする。マーケットエンタープライズは従来、Amazonが実施していなかった出張買い取りに対応。箱詰めが難しい商品や大型の商品を自宅まで出張し、その場で査定した上で引き取るサービスを展開する。

買取サービス

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

アフィリエイターへの情報提供は「ニュースメール」を活用しよう[チェックリストあり] | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座

9 years 8ヶ月 ago
アフィリエイターとのコミュニケーションに欠かせないニュースメールとは?(第11回)

アフィリエイト広告の稼働率を増やすには、キャンペーンや売れる時期をアフィリエイターに伝え、掲載したい気持ちを高めてもらう必要があります。ですが、広告主からアフィリエイターへ情報提供をする手段は限られています。今回は稼働率を増やすのに欠かせない「ニュースメール」について解説します。

「ニュースメール」とは、提携済みアフィリエイターに対してメールを送信する機能です。ASP各社での呼び方は「ニュース配信」「メッセージ」などさまざまですが、この連載では「ニュースメール」とします。

広告主からアフィリエイターへ情報提供したい時、利用できる方法は主に下記の3つです。

  ①管理画面のプログラム詳細に記載する
  ②ASPの広告枠で告知する
  ③提携済みのアフィリエイターにニュースメールを送る

①管理画面のプログラム詳細に記載する ②ASPの広告枠で告知する ③提携済みのアフィリエイターにニュースメールを送る
アフィリエイターに情報提供する方法は主に3つ

アフィリエイターは「興味のある商品を取り扱っているから」「知っているお店だから」といった理由で、多くの広告主と提携しています。しかし、この連載の第7回でお伝えしたとおり、多くのアフィリエイターは「提携しているだけ」という状態が多いのが現実です。

自ら提携申請してくれたのに、なぜ掲載をしてくれないのでしょうか。

「特集をしていたから」「テレビで見た商品だったから」「みんなが紹介しているから」「なんとなく興味あったから」など、まずは「とりあえず提携申請した」ということが多いのです。特に個人アフィリエイターほどこの傾向は強いと言えます。

ニュースメールでアフィリエイターに「気付いてもらう」「思い出してもらう」

ニュースメールの役割は「新しい情報を提供する」ことはもちろんですが、「提携していることを忘れられないために、継続的にコミュニケーションをとる」という側面もあります。送り過ぎてはただの迷惑メールですが、適切なタイミングで優良な情報を提供することはアフィリエイターから喜ばれますし、担当者の人柄を見せることで交流ツールとして活用できます

例えば、化粧品はアフィリエイトプログラムを利用している広告主がとても多いですが、実際に商品を試してみないと使用感が分りにくく、一見似た商材も多いので差別化がしにくいと言えます。

そこで、ニュースメールで「紫外線が強くなってくる7月は、販売がとても伸びる時期です」と伝えます。すると、「今が売りやすい時期なら紹介してみようかな……」とモチベーションを高めることができます。

また、「来週から送料無料キャンペーンを行います」と、エンドユーザー向けの情報を事前に伝えることで、掲載したら成果につながりやすいネタを提供することもできます。

ニュースメールの自由度はASPによってさまざま

しかし、残念なことにニュースメールはすべてのASPで標準利用できる機能ではありません。

ニュースメール機能
・ASP管理画面を使って広告主が自由に送信できる
・1か月の送信数など一部制限があるが、規定内ならASP管理画面を使って送信できる
・ASP担当者に依頼し、代理で送信してもらうことが無料で可能
・ASP担当者に依頼して代理で送信してもらうことが有料で可能
・広告主名ではなくASP担当者名でなら送信可能
・ニュースメールの機能を基本的には提供していない
ニュースメール機能の自由度はASPによって異なる

ASPによっては広告主側の管理画面に機能そのものがなく、ASP担当者を通して依頼をする必要があったり、オプションメニューとして有料での対応だったりすることがあります。

「ASPを通して送信できるなら問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、タイムセールやメディア掲載など、送りたい情報があるたびにASPを介すことは得策ではありません

1か月に配信できる数を制限しているところや、広告主がアフィリエイターへの直接連絡することを禁止しているASPもあります。それでは、そもそも情報提供ができません。

以下にチェック項目を掲載しますので、ASPを選ぶとき、まだニュースメールを活用していない方は参考にしてください。

チェックリスト① 提携済みアフィリエイターへの配信

チェックポイント可能不可能ASPへ依頼有料で対応
・すべての提携済みアフィリエイターに配信ができる
・特定のアフィリエイターに対して配信ができる
・「美容のみ」「ファッションのみ」といったカテゴリーごとに配信ができる
・広告主が自由にグルーピングし、グループに対して配信ができる

提携済みのアフィリエイターに送信する以外に、一部のASPでは未提携のアフィリエイターへ送信する機能も実装しており、管理画面内で新規アフィリエイターへのリクルーティングを可能にしています(有料メニューの場合もあります)。

チェックリスト② 未提携のアフィリエイターへの配信

チェックポイント可能不可能ASPへ依頼有料で対応
・すべての未提携のアフィリエイターに配信ができる
・特定のアフィリエイターに対して配信ができる

また、その他にも差込機能や配信日時の指定が可能なASPもあります。アフィリエイターに向けて、定期的に情報提供するのには便利な機能です。

チェックリスト③ その他の機能

チェックポイント可能不可能
・テキスト形式で作成できる
・HTML形式で作成できる
・アフィリエイターが利用できる広告素材を差し込める
・[アフィリエイトサイト名] [氏名]などを差し込める
・配信日時を指定できる
・テスト配信ができる

筆者が広告主だった当時はA8.netを利用して、毎月第2・第4木曜日の19時にニュースメールを送信していました。

運用当時は配信日時の指定機能はありませんでしたが、現在は実装されています。ASPの機能は、広告主にとって便利なものは随時追加されていきますので、今利用できなくても、リクエストをすることで先々実装されるかもしれません。

◇◇◇

広告主の立場になると、つい月額固定費のみでASPを選択しがちですが、できる限り自由度が高く、こまめなコミュニケーションをとれるASPを選ぶことで、運用の幅が広がります。

ニュースメールはアフィリエイトの稼働率を上げるために、なくてはならない機能の1つです。次回から数回に分けて、ニュースメールで提供すべき情報について、事例を交えてお伝えしていきます。

鈴木 珠世

鈴木 珠世

コミュニケーション・マーケティング コンサルタント

2004年よりギフトメーカーのWebショップ担当を経験。「モノを売る楽しさ」「アフィリエイトの楽しさ」に目覚め、2008年よりファンコミュニケーションズ、そしてリンクシェア・ジャパンにて、ネットショップ運営者やアフィリエイトサイト運営者に向けた教育・啓蒙活動に従事。その後、売れるネット広告社にて新規媒体営業と通販事業者向けのコンサルティングを行う。

日本アフィリエイト協議会による、アフィリエイト業界関係者が選ぶ「アフィリエイト業界MostValuable Player(MVP)」2012、2013、2014の3年連続の受賞など、受賞歴も多い。共著にて「成功するネットショップ 集客と運営の教科書」を出版。

現在フリーにて、ネットショップ(通販企業)向けのコンサルティングを開始。

鈴木 珠世

ロコンド、6期連続の最終赤字も損失が大幅縮小。2016年度はついに黒字転換の可能性も

9 years 8ヶ月 ago
売上高は前期比33.3%増の100億円、純損失は2億976万円(2015年2月期は6億3522万円)

ロコンドは創業7期目(2017年2月期)にして、通期での黒字転換が視野に入った。

2016年2月期(第6期)の業績がこのほど明らかになり、売上高(出荷高ベース)は前期比33.3%増の100億円、純損失は2億976万円(2015年2月期は6億3522万円)と損失幅が大幅に縮小した。

ロコンドは2015年10月度、月次ベースの収益が創業以来初となる黒字に転換。閑散期の2月度を除き、2015年度は10月度以降の単月黒字を維持した。

ロコンド・田中裕輔社長は「年間売上高100億円が損益分岐点」と想定しており、2017年2月期の通期黒字化が視野に入っている。

ロコンドの2016年2月期の決算公告、純損失の幅が大幅に縮小

出典は5月31日付の官報

2016年度はこれまで単月黒字を続けている。ただ、業容拡大のために新倉庫への移転を決定し、5年間で22億円を投じる予定。他社のEC支援事業などの拡大といった今後の規模拡大をにらんだもので、通期黒字化は増収効果で物流への投資を吸収できるかがカギとなりそう。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

お金持ちはどこで買い物をしているのか? 「プチ富裕層」行動調査 | 週間人気記事ランキング

9 years 8ヶ月 ago
2016年6月17日~23日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

世帯年収1千万円以上を対象としたネット行動ログデータの調査結果が注目を集めました。ゴルフと旅行関連が上位にランクインしています。他にはラルフローレンの通販撤退、ヤマダ電機をかたる詐欺メール、MakeShopやスパイラルECへの不正アクセスによる情報漏洩など、「事故・トラブル」アイコンが並ぶランキングになりました。

  1. 年収1,000万円以上の「プチ富裕層」が集まるECサイトはどこ?

    tweet73このエントリーをはてなブックマークに追加

    世帯年収の高い層のサイト閲覧行動を解析。通常のランキングとは異なる顔ぶれが続々ランクイン(連載第7回)

    2016/6/20
  2. ラルフローレンがネット通販から撤退、約3年半運営した日本のECサイトを閉鎖

    tweet17このエントリーをはてなブックマークに追加

    6月9日には韓国で展開しているECサイト「Ralphlauren.co.kr」を閉鎖している

    2016/6/21
  3. ヤマダ電機をかたった詐欺メールが大量送信、「ヤマダウェブコム」で注意喚起

    tweet35このエントリーをはてなブックマークに追加

    記載されているアドレスにアクセスすると意図しないサイトへ誘導されるという

    2016/6/20
  4. 店舗情報6116件・会員情報62万件が流出していた。漏えい事故でGMOメイクショップが再調査

    2年前の当時、漏えいしたのは店舗情報320件、会員情報10万1624件と公表していた

    2016/6/22
  5. EC化率が高いジャンルは「家電」系で28% いまは低いけど成長余地が大きいのは……

    2015年でEC化率が最も大きいのは、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」で28.34%(EC市場規模は1億3103億円

    2016/6/20
  6. パイプドビッツのECシステムから個人情報漏えい、導入サイトの会員データ98万件が流出の可能性

    アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC」に不正アクセス

    2016/6/23
  7. 大手のEC実施企業が10年以上も継続契約する物流会社「ボーダーライン」の裏側

    「最適倉庫マッチング」を提供しているディヴォートソリューションの星川氏がおすすめの物流代行企業を紹介(vol.2)

    2016/6/21
  8. リクルートが中国EC市場に本格参入 「ポンパレ」店舗は負担なしで「天猫国際」に出品へ

    C2Jジャパンと業務委託契約を締結し、中国向け越境ECをスタートするための準備を開始

    2016/6/22
  9. まだまだやれる? もう危ない? 経産省「平成27年度 電子商取引に関する市場調査」まとめ

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年6月13日〜19日のニュース

    2016/6/21
  10. なぜ、ルタオや茅乃舎は元気なのか? 地方の通販企業に学ぶ成長のヒント

    「茅乃舎」の久原本家、「ルタオ」ブランドの寿スピリッツ、健食通販のアイリンクス、愛しとーとなどの事例を紹介

    2016/6/22

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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    SMX Advanced 2016 キーノート:Googleのゲイリー氏が語る、RankBrain、ペンギンアップデート、その他。

    9 years 8ヶ月 ago
    .silver-background { background-color: #D3D3D3; padding: 40px 40px 40px 30px; margin: 5px 30px 5px 30px; border-radius: 10px; }
    6月22日から23日にかけて、SMX Advancedがアメリカのシアトルで開催されています。初日のセッションが終わったようで、Googleのゲイリー・イェーシュ氏とSearch Engine Landのダニー・サリバン氏によるキーノートの記事がアップされています。SMXの恒例であり、目玉でもあるセッションですが、今回はどのようなことが話されたのでしょうか?– SEO Japan

    SMX Advanced初日の締めくくりは、恒例のGoogleによるSEOについてのトークセッションであった。

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    美しいシアトルの街からこんにちわ。満員御礼の我らがSMX Advancedの初日は、Googleによるキーノートで幕を閉じる。

    今夜、創始者であり編集者でもあるダニー・サリバン氏が、GoogleのWebマスタートレンドアナリストであるゲイリー・イェーシュ氏と、1時間にわたるトークセッションを行う。業界では長い間の関心ごとであるペンギンアルゴリズムや、RankBrainやキーワードに基づいたトップレベルドメインについてなど、多くのアツいSEOのトピックが話されることだろう。

    このトークセッションは、5:00pm(PT)に開始される予定だ。ライブブログはこちらのページで書くため、いつでも戻ってきてほしい。

    準備ができたようだ。いつも通り、ダニー・サリバン氏は”DS”(SEO Japanでは”ダニー”とします)、ゲイリー・イェーシュ氏は”GI”(SEO Japanでは”ゲイリー”とします。)とそれぞれ表記する。また、オーディエンスによるツイートも随所に含める予定だ。さぁ、我々についてきてくれ!

    ダニー:はじめは簡単な質問から始めたほうがよいかな。RankBrainの全てを我々に簡単に説明してくれる?(会場爆笑)真面目にいこうか。RankBrainは本当にランキング要素なのだろうか?

    ゲイリー:最初の質問が簡単な質問であるなら、この先が思いやられるな。ここでも、我々が常に言っていることの繰り返しになる。基本的に、RankBrainはランキング要素だ。そして、機械学習の一部でもある。皆さんは機械学習をご存じだろうか?機械学習とは、データからパターンを特定しようと試みるものだ。過去の検索を見て、こうした検索に対して上手く作用したものに基づき、特定のクエリに対する最適な検索結果を予測しようとする。この仕組みは、ロングテールのクエリや、我々が今までに見たことのないクエリに最適な仕組みとなっている。

    一例を挙げてみよう。”マリオブラザーズを攻略本を使用しないで攻略することは可能か?(can i beat Mario Bros without using a walkthrough)”というクエリがあったとする。RankBrainがないと、私の要求に答える結果は表示されないだろう。しかし、RankBrainがあれば、私を満足させる検索結果が表示されるはずだ。

    つまり、RankBrainはクエリに対して、どのような検索結果が良いかを、より良く理解するのだ。RankBrainは、ストップワード(*)が除外されるべきでない場合もあることを理解する。時々、”with”という単語はクエリから除外されてしまうのだが、RankBrainはそれをそのままにしておいた方が良い場合も理解している。

    *”a”や”the”や”such”など、言語処理をする前にフィルタリングされる(不要な)単語。

    機械学習は、パターンを特定し、データをバケットすることを試みる。

    RankBrainはランキング要素だ。しかし、ゲイリー氏はランキング要素の中で3番目に重要である、ということは言及しなかった。

    ゲイリー:単純な理解という話ではなく、検索結果にスコア付けをする理解という話だ。

    ダニー:RankBrainのスコアがあるということだろうか?

    ゲイリー:いや、そういったスコアは存在しない。君が本当に聞きたいことは、RankBrainのための最適化があるかどうか、ということだろう?(会場爆笑)

    ダニー:ある意味、私の質問の全ては最適化に関することだよ?(会場爆笑)

    RankBrainは、今まで見たことのないクエリやロングテールのクエリにより良く作用する。

    ダニー:RankBrainは既存のシグナルを強化・活用するものなのだろうか?それとも、新しいシグナルなのだろうか?

    ゲイリー:新しいシグナルだ。さっきRankBrainの最適化の質問だろう?と尋ねた理由でもあるのだが、RankBrainへの最適化を行うことはない。RankBrainはユーザーのクエリにふさわしい検索結果を提供する確信を得るためのものだ。コンテンツを自然な言語で書いていれば、それで全てが済む。コンテンツにキーワードを詰め込んでいれば、あなたにとって良くないこととなるだろう。

    RankBrainは新しく、唯一なシグナルで、最適化の対象ではない。コンテンツに基づいた検索結果の関連性を強めるものだ。

    RankBrainの最適化は無い。検索の意図に合わせたより良い検索結果を提供するためのシグナルなのだ。

    ダニー:昨年、君はRankBrainはクエリの15%を処理すると話していたけど、現在はどうなんだい?(どのくらいの数のクエリ、という意味で。)

    ゲイリー:それについてはわからないな。

    ダニー:また、RankBrainは第3の要素であるとも述べていた。さらに、コンテンツとリンクが残りの上位2つだということだ。しかし、どっちが1番なんだい?

    ゲイリー:え、そうなの?(会場爆笑)

    ダニー:うん。そうだよ。

    ゲイリー:その順番はクエリによるな。具体的な返答をすることはできない。なぜなら、非常に多くの要素に依存するからだ。

    ダニー:Google assistantについては?

    ゲイリー:率直に言って、何もわからない。皆さんがGoogle assistantとはどのようなものなのかを理解しようとしていることはわかっている。様々な素晴らしいアイデアとともに実験することは好ましいね。(機械学習についてのディスカッションがあったが、聞き逃してしまった。)”Her”という映画を見たことはあるだろうか?私は気味が悪いと感じるのだが、あれもGoogle assistantでできることについての良い例だと思うね。

    ダニー:ドメイン内のキーワードをGoogleは見ているのだろうか?特に、キーワードに基づいたトップレベルドメイン(TLDs)について。

    ゲイリー:トップレベルドメインは、特定のコンテンツや特定のURLとの関連性を測る上では、何も役割を果たしていない。国別のトップレベルドメインは特定の国々でのクエリにおいては影響を与えることもある。しかし、”弁護士(attorney)”や”ニュース(news)”のようなトップレベルドメインは、何も影響を与えない。

    ダニー:ドメイン名は見ているのだろうか?

    ゲイリー:ドメイン名を見る場合も確かにある。しかし、たいていの場合は見ていない。キーワードが含まれているドメイン名をわざわざ購入することはないだろうね。つまり、キーワードリッチなトップレベルドメインということだが、非常に不可思議なものだ。そんなことはしないほうがいい。

    国別のトップレベルドメインは、地理的な条件では、ランキングに影響する。

    国別のトップレベルドメインはローカルや特有の国での検索結果で役割を果たすことはあるが、トップレベルドメインはランキングには影響しない。

    ダニー:2013年に、GoogleはSearch Consoleのデータを90日以上に延長すると言っている。それについてはどうだろうか?

    ゲイリー:今は91日のデータを見ているよ。(会場爆笑)我々は今でも、どのようにして実現できるかを考えている。今年の初めに行われたGoogle Danceでも、多くのSEO担当者からこの件についてのフィードバックをもらったね。

    ダニー:5月にGoogleはSearch ConsoleのデータをGoogle Analyticsに持ち運んだ。このデータは90日以上保管されるのだろうか?

    ゲイリー:今までと同じだと思うね。

    ダニー:もっと長いほうがいいな。(会場爆笑)

    Search Consoleの主導は”非常に直接的”だ。チームはより長い期間データを保管するための方法を模索している。

    ダニー:ペンギンについて聞いてみよう。最後の更新は2014年の12月だ。イーロン・マスク氏が火星に到着する前にアップデートは行われるのかな?

    ゲイリー:日付については何も言わない。なぜなら、多くの間違いを犯してしまったし、それがビジネスにとってよくないという話を聞いたからだ。

    ダニー:年内だろうか?

    ゲイリー:時期については何も言うことはないね。

    ペンギンアップデートの日付についての言及は無し。

    ダニー:パンダはどうだろうか?コア・ランキングアルゴリズムの一部になったということだが。(パンダの仕組みについての非常に長い質問を尋ねている。)

    ゲイリー:パンダはリアルタイムにはなっていない。動いているが、数か月かかる。

    パンダはリアルタイムではないが、継続的に動いている。サイクルごとにかかるロールアウトの期間は数か月だ。数か月。ワオ。

    ダニー:セキュアについて話してみよう。

    ゲイリー:30%のページがHTTPSを使用していると思う。セキュア化をランキング要素にするかもしれないが、直近で行われるものではない。

    Googleはhttpsのブーストを強化することを検討している。おそらく、すぐには行われない。

    約30%の検索結果がセキュア化されている。我々はこのシグナルを強化するかどうかを見ている。

    ダニー:モバイルゲドン2が5月にあった。状態はどうだい?次はいつ起こる?

    ゲイリー:”モバイルゲドン”(という表現)は好きじゃないな。

    ダニー:非常に良い名前じゃないか。

    ゲイリー:いや、全然良くない。

    ダニー:では、君が名づけてくれ。くれぐれも、”モバイル検索アップデート”なんて可笑しな呼び方はしないでほしいな。

    ページスピードはデスクトップよりもモバイルでより重要だ。より大きな要素だろう。

    (ゲイリーは嫌いらしいけど)モバイルゲドンについて、Googleは新しいことはしない。しかし、更新とより多くのシグナルの追加は行うかも?

    ダニー:ソーシャルシグナルについてはどうだろうか?Facebookのいいねや、Twitterのリツイートなどは見ていないのだろうか?

    ゲイリー:見ていないね。ソーシャルシグナルについては問題がある。なぜなら、誰かが手を引くことが可能な何かに依存したくはないからね。

    (Google+についての質問があったが、聞き逃してしまった。)

    ゲイリー:ちなみにだが、我々はオーサーシップを全く使用していない。

    ダニー:全く?

    ゲイリー:全くだ。

    ゲイリーいわく、「我々はオーサーシップを全く使用していない。我々は、それ以上に賢いのだ。」しかし、こうしたデータを提供してくれるSEO担当者には感謝している。

    ダニー:音声検索とタイピング検索を比較したい。こうしたデータを見ることはできるだろうか?

    ゲイリー:可能ではある。すでに取り組んでいるか、どのようにして実現すべきか、どちらかを決断しようとしている。

    *ここからはオーディエンスからの質問

    「タブで切り分けるコンテンツをGoogleは気に入っている?それとも嫌っている?」に対し、「問題ない。そのままでいい。」

    ゲイリー:クリック数は、パーソナル化のように、非常に特別な状況で使用している。”apple”という検索を初めてしたとき、それが果物を意味しているのか、会社を意味しているのか、Googleはわからない。もしあなたが、会社のページを普段からクリックしていれば、Googleはそれを学習し、あなたが興味のあることを学んでいる。

    Googleはクリック数やCTRをパーソナル化に使用している。次回以降の検索の関連性を高めるために使用している。

    クリック数やクリック率はGoogleのアルゴリズムにおける、”非常に特別なこと”、に使用されている。パーソナル化が一例。

    ゲイリー:皆さんがたまに行っているクリックの実験については、我々が行っているクリックの実験とぶつかるときがある。それは好ましくない。非常に迷惑なことだ。

    不幸にも、人々が行っているクリックの実験は、Googleが行っている実験と、かぶってしまう時がある。

    検索結果におけるCTRがランキングに影響があるというテストがあるにも関わらず、ゲイリーはCTRをランキング要素に使用していることを否定している。

    ダニー:(オーディエンスからの質問)HTTPS2(*)には対応すべきだろうか?

    *原文ママ。

    ゲイリー:新しい分野だね。実装したときのことは見ているが、HTTPSにダウングレードできる場合に限り、実装したほうが良い。我々は、Googleボットが正確に扱うことができるように取り組んでいるが、上手く扱うことができないブラウザもある。HTTPSに戻ることができなければ、自分の首を絞めてしまう可能性がある。

    HTTPSへの移行に関しては、あなたがどのくらいユーザーをケアできるか、そして、それをWebサイトに取り込むことができるか、によるだろう。

    ダニー:HTMLとXMLのサイトマップを送信しているにも関わらず、私のサイトの全てがインデックスされないのは何故だろうか?

    ゲイリー:こうした質問は良く受けるが、最も多い理由は、noindex、robots.txt、 rel=canonical、クローキングといったものだ。

    ダニー:異なる業界に異なるアルゴリズムを使用している?

    ゲイリー:ユニバーサル検索においては、”画像に適したクエリ”というものがあったりする。しかし、業界ごとに異なるアルゴリズムを使用することはない。

    ダニー:去年から絵文字が検索結果に表示されなくなった。しかし、Google Newsではまだ表示されている。タイトルタグ内に絵文字を使用してもいいかな?

    ゲイリー:だめだ。

    ダニー:最後に、皆さんに伝えたいアドバイスなどはあるだろうか?

    ゲイリー:2つある。AMPには注意を払ってほしい。非常に大きなものになるだろう。開発者と相談し、実装方法を確認しておくべきだ。次に、(Google)assistantやチャットボットの発達には注目しよう。非常に大きなものになるだろうし、こうした機能を初めて使用したグループの一員になればいいと思う。

    この記事は、Search Engine Landに掲載された「#SMXAdvanced keynote: Google’s Gary Illyes talks RankBrain, Penguin update & more」を翻訳した内容です。

    昨年はSEO Japanも参加しましたが、今回は参加できず、非常に残念です。RankBrainの話が多かった印象ですが、さしあたって、新情報のようなものはなかったようですね。オーサーシップとタブ分けされているコンテンツは気になるところがありますが、誰かが質問してくれることを期待しています。(笑い)– SEO Japan
    SEO Japan

    分析に不要なパラメータを除外してGoogleアナリティクスのレポートを見やすくする(新GA入門講座 第5回)

    9 years 8ヶ月 ago
    Web担当者Forumの2016/6/23の記事をどうぞ。
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/06/23/23092

    分析に必要なパラメータは残し、不要なものは削除して集計する設定についての解説。

    ・「除外するURLクエリパラメータ」を設定する

    ・「サイト内検索のトラッキング」を設定する
    といった話
    noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

    LINEビジネスコネクトでレコメンド商品を表示、サイバーエージェント

    9 years 8ヶ月 ago
    シルバーエッグ・テクノロジーのレコメンドエンジンを活用

    サイバーエージェントは6月21日、LINE ビジネスコネクト向けメッセージ配信ツール「CA Link」で、ユーザーの趣味嗜好に応じたおすすめ商品のバナーを自動生成し、メッセージ配信する機能「Link Dynamic Banner(リンクダイナミックバナー)」の提供を開始した。

    シルバーエッグ・テクノロジーのリアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」と連携して実現した。ユーザーの趣味嗜好に合わせたバナーを表示することで、クリック率を向上。EC企業の売上拡大に貢献することができるとしている。

    「Link Dynamic Banner」は、ユーザーがLINEメッセージを開いた時点で会員情報をシステム側に送信し、その会員情報とシルバーエッグ・テクノロジーのレコメンドエンジン「アイジェント・レコメンダー」を導入しているECサイトで蓄積したユーザーの商品閲覧履歴や購買履歴をリアルタイムで紐付ける仕組み。最適なバナーをLINEメッセージ上で表示する。

    「Link Dynamic Banner」を利用するには、サイバーエージェントのLINEビジネスコネクト向け配信ツール「CA-Link」のほか、ECサイトにシルバーエッグ・テクノロジーの「アイジェント・レコメンダー」を導入し、「アイジェント・レコメンダー」のオプションサービスであるリアルタイムレコメンドメール「レコガゾウ」を使う必要がある。

    「Link Dynamic Banner」の概要

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

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