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ネット販売売上高ランキングがダントツ1位 ─今週の人気記事ランキング | 週間人気記事ランキング

9 years 2ヶ月 ago

月刊ネット販売の「ネット販売実施企業上位30位のネット販売売上高」が今年も発表になりました。1兆円間近のアマゾンジャパンが相変わらずの1位ですが、ヨドバシカメラとスタートトゥデイがランクアップ。業績不振が伝えられているニッセンも、7位でまだまだ健闘中です。

  1. 【最新】EC売上ランキングまとめ2016年版~300社の合計売上は約3.2兆円

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    2015年度のネット販売実施企業上位300社の合計売上高は約3兆2522億円、前年の2兆9380億円から10.7%拡大

    2016/9/30
  2. 地域が元気になるためにはeコマース(ネットショップ)が必要だと本気で考えています!

    tweet12このエントリーをはてなブックマークに追加

    楽天が実施している地域自治体との取り組みについて責任担当者の塩沢友孝シニアマネージャーが紹介 Vol.1

    2016/10/4
  3. 【A/Bテスト】エントリーフォーム最適化テクニック9連発! コンバージョン率が高いランディングページの「申込方法」は?

    tweet25このエントリーをはてなブックマークに追加

    ランディングページの成功に必要なのは、ズバリ申込率の高いエントリーフォームだ! (連載第3回)

    2016/10/3
  4. カード含む個人情報3.8万件が漏えいか。イードの子会社エンファクトリーのECサイトで

    ECサイト「STYLE STORE」「COCOMO」が第三者による不正アクセスを受け、個人情報3万8313件が外部に流出した可能性がある

    2016/10/4
  5. アフィリエイターは増えたのにクリック率が低いのはなぜ? それ、広告素材が原因かも

    あなたの会社のバナー素材がクリックされない理由(連載第18回)

    2016/9/30
  6. 東急ハンズの通販サイトに不正アクセス、カード情報含む861件の顧客情報が漏えいか

    原因は、「ハンズ・ギャラリー マーケット」のシステムの一部のぜい弱性を突いた不正アクセスという

    2016/9/30
  7. 楽天の新決済サービス「楽天ペイ」の詳細を徹底解説! 全出店者に2017/4導入の内容とは

    サービスの詳細について決済プロジェクトの統括責任者である皆川尚久氏から話を聞いた

    2016/10/6
  8. Amazonならではの売り方はあるの? 多店舗展開のゴルフプレストの事例

    AmazonマーケットプレイスマンスリーニュースレターVol.26より転載

    2016/10/5
  9. 今週もやっぱり楽天とアマゾンに熱視線。残暑のネッ担・アクセスランキング

    2016年9月23日~9月29日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

    2016/9/30
  10. 青山商事が企業サイトとECサイトを統合、オムニチャネルを促進

    新たなサービス「商品取り置き依頼」と「マイ店舗登録」を開始

    2016/10/5

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

uchiya-m

AMPプロジェクトが第3四半期に取り組んできたこと――amp-live-listの公開やECサイト対応の着手など

9 years 2ヶ月 ago

AMPプロジェクトは、Roadmap(ロードマップ)を更新した。ロードマップは、AMPプロジェクトがその四半期に重点的に取り組んでいること、今後重点的に取り組む予定のこと、現在の進捗状況などを報告するもの。四半期の中間と終わりに、2回更新される。今回は、2016年の第3四半期(7〜9月)の終わりのロードマップ更新。amp-live-listの公開やECサイト対応の着手などが含まれる。

- AMPプロジェクトが第3四半期に取り組んできたこと――amp-live-listの公開やECサイト対応の着手など -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

動画制作の前に確認!動画配信のストリーミングサイトの歴史はこうなっていた

9 years 2ヶ月 ago

EYEインターネットの普及でパソコンやスマホで動画をオンデマンドで観ることはすっかり一般的になりました。一昔前はセルビデオやレンタルビデオしかなかったのに、急速に浸透した動画ストリーミングサービスですが、その歴史はどうなっていたのかをいくつか見てみましょう。

記事の要点3  ● インターネット動画視聴を当たり前にした動画の立役者
  ● 先見の明のコミュニケーション重視で追撃!ニコニコ動画
  ● レンタルビデオ屋さんからNO.1サービスを展開したネットフリックス
  ● 大資本ならではの華麗なサービス展開の歴史Hulu

インターネット動画視聴を当たり前にしたYouTube

youtubeインターネットの商用化が進んだのが1990年代なかばですが、YouTubeの歴史は意外と新しく、2005年2月15日、PayPalで働いていたチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらが設立しました。まだ10年ほどしか経っていないのに、インターネット黎明期からあるように思えてしまう存在感は流石です。

歴史は新しいYouTubeですが、回線コストだけで月間100万ドルかかっていたその運営をどうやって続けていくのかが大きな課題となっていました。当時まだTrueView広告などのマネタイズの仕組みも確立されていませんでした。

大きな飛躍となったのは、2006年にGoogleに買収されてからです。それでも長い間マネタイズの仕組みは後回しになっていて、TrueView広告が正式スタートしたのは2010年のことです。現在はGoogleグループの広告メディアの柱の一つとして、様々な広告プラットフォームや、Google+での拡散などのメディアミックスなどの効果などが発揮されています。

現在YouTubeは、たんなる動画提供の技術的プラットフォームというばかりでなく、YouTuberの活躍に見られるように独自の動画文化の担い手として発展しつつあります。

YouTubeのわずか1年後にコミュニケーション重視で追撃!ニコニコ動画

 

ニコニコ

YouTubeに遅れることわずか1年で、国産の動画配信サービス「ニコニコ動画」の配信実験が始まりました。現在では「ニコニコ生放送」「ニコニコ静画」といった多くのメディアを持っており、「ニコニコ動画」は現在niconico のサービスのひとつである動画共有サイトという位置づけとなっています。

2012年には、大手出版グループである角川書店グループと事業提携をすることを発表。現在その関係はより深化・拡大しています。

正式サービス開始からわずか1年で500万人以上の会員を集めた成功の理由を、ニワンゴの取締役管理人であるひろゆき氏は「ニコニコ動画は、動画という共通の話題をどーんと目の前に出してあげる。「みんな、動画を見ているんだからその話をすればいいじゃん」ということで、コミュニケーションをするときに話題を探す手間がいらない。」と言っています。

確かにYouTubeをがGoogle+と連携させるなどで意図していた「コミュニケーション」による盛り上がりを、ニコニコ動画は先取りしていたといえるでしょう。

レンタルビデオ屋さんからNO.1サービスを展開 ネットフリックス

ネットフリックス今日大手の動画配信サービスとして認知されている「ネットフリックス」は、1998年に営業か開始された時には、1枚につき4ドルのレンタル料金と2ドルの郵送料金を支払うレンタルビデオ屋さんでした。

1999年に料金体系を月定額制にしたことが飛躍のきっかけで、ウォルマートやブロックバスターなど多くのライバルが月定額制でこの業界参入してきましたが、常に業界ナンバーワンの地位を守っています。

2007年ストリーミング配信によるビジネスモデルに移行して現在の体制を確立しています。

ネットフリックスの特徴としては、ネットフリックスオリジナルのドラマなどの提供があります。既存コンテンツの充実に加え、独占配信やオリジナル作品の配信に力を入れているという魅力が見逃せません。

大資本による洗練されたサービス展開の歴史Hulu

hulu「ネットフリックス」が小さなレンタルビデオ屋から始まったのに対して、HuluはNBCユニバーサル及びニューズ・コーポレーション(現・21世紀フォックス)という巨大資本を持つメディア界の巨人が始めた新しいオンラインビデオベンチャーでした。

2007年にNBCユニバーサル及びニューズ・コーポレーション(現・21世紀フォックス)が新しいオンラインビデオベンチャーを発表したのが始まりで、その後も圧倒的な資本力とメディア力を活かして今日の地位を築きました。

著作権に関して非常に慎重なウォルト・ディズニー・カンパニーが傘下のABCを通じてHuluに参加したり、Huluが制作した’Alec in Huluwood’がエミー賞にノミネートされるなど、その高い政治力や話題性などに事欠かない企業です。

まとめ

以上、現在では当たり前のように楽しめるようになった動画ストリーミングサービスの”以外の短い”歴史を見てきました。それぞれのメディアに、それぞれの戦略や転機があったことが分かります。

これから先も、私たちをワクワクさせてくれるような斬新な動画サービスが出てくることを期待しましょう!

crevoAdmin

ツイッターでインスタントウィン施策を容易に

9 years 2ヶ月 ago
ユニークビジョンが、ツイッターのキャンペーン構築サービス「Belugaキャンペーン」にインスタントウィン機能を追加。リツイートに対して当落を即時に自動返信する施策は、このところよく見かける。
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日本コカ・コーラの新ブランド「ヨーグルスタンド」が実施した、日本初のTwitterキャンペーンに迫る
http://markezine.jp/article/detail/25019
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noreply@blogger.com (Kenji)

Tokyo Otaku Mode、北米で日本製菓子の定期販売

9 years 2ヶ月 ago

アニメ関連グッズなどの越境ECを展開するTokyo Otaku Modeは10月1日、北米向けに日本製菓子の定期販売サービスを開始した。

訪日外国人などに人気のポッキーやうまい棒など4~12種類のお菓子が入ったセット商品を毎月配送。日本のお菓子は海外からのニーズが高い人気商品だが入手が難しい。海外ユーザーからの要望が多かったことから、サービスを開始した。

Tokyo Otaku Modeが展開している海外向けECサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」のなかに、日本製のお菓子の定期販売サービスコーナー「Subscriptions」を開設した。

月額12ドル、24ドル、35ドルの3プランを用意。12ドルの「Skoshbox」は毎月4~5種類、35ドルの「Megabox」は12~14種類のお菓子を届ける。

Tokyo Otaku Modeはサービス開始に先立ち、2016年4月に北米向けに日本製菓子の定期販売サービスを展開するSkoshboxを買収し、100%子会社化した。Skoshboxは7万個の配送実績がある。定期販売のノウハウを取り込み、日本製菓子の定期販売を起動に乗せる。

今後、従来サービスで活用している倉庫・物流網の共通化による効率化、共同マーケティングなどを推し進め、定期販売型のサービスを拡大していく。

「Megabox」に入っているお菓子のイメージ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

楽天の新決済サービス「楽天ペイ」の詳細を徹底解説! 全出店者に2017/4導入の内容とは

9 years 2ヶ月 ago

楽天は2017年4月、「楽天市場」出店者向けの決済サービスを一新し、新決済プラットフォーム「楽天ペイ」の提供を始める。標準搭載した決済手段を大幅に拡大し、無料でのチャージバック補償制度などを始める。店舗の決済関連業務の負荷を軽減する施策なども取り入れる。サービス詳細を決済プロジェクトの統括責任者・皆川尚久氏から聞いた。

新決済サービス「楽天ペイ」で取り入れる6つの施策

楽天は2014年以降、楽天市場のクオリティ向上に向けた取り組みを推進してきた。その一つが、今年9月に開始された「レビューへの傾聴施策」と「違反制度の透明化」である。さらなる店舗のクオリティ向上のために手を付けたのが決済分野だった。

2017年4月から開始する新決済プラットフォーム「楽天ペイ」は、

  1. ユーザーが利用可能な決済手段の大幅拡充、全店舗統一化
  2. 店舗への入金サイクルの統一、短縮化
  3. 不正注文検知機能の強化
  4. チャージバック補償制度の強化
  5. 店舗の決済関連業務の代行
  6. 契約事業者単位での入金額と請求額の相殺機能の導入

という6つの施策を導入する。それぞれの施策について詳しく解説する。

「楽天ペイ」のイメージ

クレジットカード決済に加え、電子マネー、コンビニ前払い、携帯キャリア決済などが標準搭載

楽天市場の出店者はこれまで、クレジットカード決済の導入が必須だったものの、それ以外の決済は店舗が自由に設定する仕組みだった。

ユーザーから見た場合、たとえばA店では楽天Edy決済が利用できるが、B店では利用できないといったケースがあった。それぞれのサイトを訪問しないと利用できる決済かどうなのかがわからないという状況が続いていたため、決済画面で離脱するユーザーも少なくなかったという。

一方、出店者にとっては決済手段を増やせない状況だった。店舗が自由に選べる決済手段は最大3つまでと決まっていたため。

たとえば、ユーザーの利用が多いコンビニ後払いと楽天Edyを導入すれば、利用できる決済は1つ。そのため、キャリア決済などは導入店舗が少ない状況が続いていた。

こうした問題を解決するため、「楽天ペイ」は標準搭載となる決済手段を拡充。クレジットカード決済に加え、「楽天Edy」「Suica」などの電子マネー決済、楽天口座決済やペイジー決済などの金融機関利用決済、携帯キャリア決済、店頭端末を利用したコンビニ前払い、などを楽天市場全店舗で利用可能にする

なお、代金引換決済、コンビ二後払いに関しては、これまで同様、導入を希望する店舗が自由に導入を決める仕組みとした。

入金サイクルを当月末、翌月15日の2回。クレジットカード決済のサイクルは約10日短縮

楽天市場のシステムでは、決済手段ごとに振込のタイミングが異なっているため、店舗の経理業務が複雑になっていた。

また、入金サイクルについては、クレジットカード決済の場合、締め日の30日後に振り込まれるというサイクルとなっていたため、資金繰りが厳しいという店舗の声もあった。

「楽天ペイ」はこうした問題を解決するため、標準搭載している決済手段すべての入金サイクルを一本化、締め日の20日後の入金に変更する。どの決済手段が選ばれたとしても、前月26日~当月10日に分の売り上げは当月末に入金、当月11日~当月25日の売り上げは翌月15日に入金されるようになる。

従来は決済手段ごとで入金日がバラバラだったので、経理面で面倒だという声が多かった。決済業務および経理業務が面倒になるからという理由で、決済手段を増やすことを避ける店舗も少なくなかった。こうした状況は消費者にとって、決済手段が限られてしまうという使いにくさにつながり、店舗にとっても機会損失を生み出すことになっていた。(皆川氏)

入金サイクルの変更について

チャージバックを保険料無料で補償する制度を開始

楽天は不正注文に対するさまざまな施策を行っており、関係機関との協力も進めている。今回、決済部門でも不正注文検知機能を強化する。

不正注文のモニタリング機能を強化するほか、離脱率の上昇につながるため二の足を踏んでいた3Dセキュア/セキュリティコード認証も、特定の国・地域からの不自然な注文などには適用していくことにした。

こうした、不正注文の検知機能を強化したうえで、さらに店舗に対して一定額までのチャージバック補償の無料付帯を始める。

国内住所からの注文に対しては月間被害額10万円まで、海外住所からの注文に対しては月間被害額50万円までの補償を保険料なしで行うように変更する。

従来から楽天インシュアランスで提供しているチャージバック補償団体保険制度の保険料を月額2000円に値下げすることを決定。加えて、新たに海外住所からの注文に対して月間被害額100万円までの補償を行うプランも開始することにした。

チャージバックのリスクがあるという理由で海外対応していない出店者も多いようだ。今回、月間被害額50万円まで無料で補償し、不正注文検知を強化することで、安心して出店者が海外展開できるようにしていきたい。(同)

チャージバック補償制度を強化

振込確認などの手間を楽天が代行

新たな決済サービスでは店舗業務の簡略化も進める。たとえば、銀行振り込み決済が選ばれた場合、店舗は指定の銀行口座を随時チェック、入金確認の後に発送する必要があった。こうした業務を4月から楽天が代行し、店舗は出荷可能メールを受けた後で発送できるようにする。

商品が届いた後に指定の銀行口座やクレジットカードなどに変更する必要があった返金作業も、楽天が代行する。

商品代金とポイントやクーポンなどの利用料金を楽天市場からの請求額と相殺する機能も導入。店舗が楽天への振り込みの手間や振込手数料負担の軽減につなげる。

楽天が代行する業務のイメージ

「楽天ペイ」は店舗店舗のメリットが大きく増えたサービスであるため、料金面で負担が重くなるのではと不安に思う出店者も少なくないと思うが、実際の料金表を見てみると値下げとなる店舗も出てきそうな料金となっている。

従来の「R Card Plus」では月額費用3000円、データ処理料が1件当たり15円、キャンセル処理料が1件当たり5円となっていたがこれらをすべて廃止し、無料化。また、肝心の決済手数料も月間決済代価と平均決済単価に応じて、2.5%~3.5%となっている。クレジットカード決済だけでなく、コンビニ決済、電子マネー決済などを含めて一律の手数料となっているため、店舗によってはむしろ従来に比べ値下げになったといえる。

料金プランの変更点

「楽天ペイ」の決済手数料料金テーブル

楽天はさらに魅力的な売り場にするために、出店店舗の皆さまからの協力をいただき、時には一定の負担をお願いするケースもあった。今回は特に店舗の皆さまからの声をより一層受け止めて、楽天が負担できる部分は負担しようということで、決済サービスの改善を進めてきた。(同)

店舗間での決済の統一化を行うことで、今後、複数の店舗で購入した際も1回の決済手続きで完了する仕組みの構築も進める予定としている。


皆川 尚久 氏

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

三越伊勢丹、VOGUEと協業のECを本格始動。オウンドメディア連携や店舗連携を実施

9 years 2ヶ月 ago

三越伊勢丹ホールディングスは10月5日、ラグジュアリーのECサイト「NOREN NOREN ISETAN MITSUKOSHI」に食品やリビングなどのジャンルを加え、ライフスタイル全般に渡るモノ・コトを提案するオンラインストアとしてグランドオープンした。

「NOREN NOREN ISETAN MITSUKOSHI」は6月に開設。展開中の「婦人ファッション」「紳士ファッション」「宝飾品」「時計」のカテゴリに、「食品」「リビング」「旅行」「アート」といった新たなジャンルを追加した。

取り扱うジャンルやブランド数の拡大に加え、ファッション誌 『VOGUE JAPAN』 と連携したオウンドメディア 「PEEK-A-NOREN WITH VOGUE JAPAN」を本格始動する。各シーズンのテーマにあわせて、デジタルマガジンを年3回発行する予定。

「PEEK-A-NOREN WITH VOGUE JAPAN」はヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)との協業で新たに立ち上げたオウンドメディア。積極的な情報発信に取り組み、「NOREN NOREN ISETAN MITSUKOSHI」への集客も図る。

オンラインストア、店舗、スタイリスト(販売員)が連携した消費者への提案も開始する。

三越伊勢丹、VOGUEと協業のEC「NOREN NOREN ISETAN MITSUKOSHI」を本格始動。オウンドメディア連携や店舗連携を実施

店舗とCサイト、スタイリストらの連携イメージ

三越伊勢丹グループが持つ店舗網を生かし、店頭でのタブレットを利用した商品紹介やデジタルカタログ機能を活用。オンラインストア、店舗、スタイリストが連携し、多彩な品ぞろえの商品を消費者に提案する。

三越伊勢丹ホールディングスは6月8日、オウンドメディアと連動したラグジュアリーECサイト「NOREN NOREN ISETAN MITSUKOSHI」をオープン

グループの持つ顧客資産、拠点チャネル、機能、ノウハウといったポテンシャルを最大限に引き出し、新しい顧客価値の創造に取り組むとしている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

誰もが簡単にサイトの利便性を改善できるソリューション : Google オプティマイズのご紹介

9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「An Easier Way for Everyone to Improve the Customer Experience: Meet Google Optimizeを元に構成しております。
最近の調査によれば、ビジネスの発展とブランドの評判にとってユーザー体験の改善が不可欠だと回答したビジネス リーダーは 10 人中 9 人に上ります[1]

しかし、実際にユーザー体験の改善に取り組んだと回答したビジネス リーダーは半数にも及びません[2]

今日のユーザーは、過去に入力した情報に基づいてサイトの使い勝手が的確にパーソナライズされることを期待しています。そのためビジネス側は、サイトのデータから実用的なインサイトを迅速に把握し、それを基にユーザー体験をパーソナライズする必要があります。

このようなビジネスニーズを受けて、どなたでも的確にパーソナライズした利便性をサイトに反映できる、Google オプティマイズの提供を開始いたします。このサービスは、今年前半に提供を開始した、テストとパーソナライズの企業向けサービスであるオプティマイズ 360 の無償版です。

Google オプティマイズは 近日中に世界中で提供を開始します。ご利用を希望される方は、登録ページでお申し込みください。提供が始まり次第、招待メールをお送りいたします。

簡単であること


Google オプティマイズを使えば、どなたでもウェブサイトの利便性をテストして改善を図ることができます。この作業はすべての工程を通じて簡単に行うことができます。

  • 導入が簡単。新しい要素や魅力的な要素のテストをサイト全体に数分で導入できます。Google オプティマイズは、Google アナリティクス Google タグマネージャを基に開発されているため、既存のアナリティクス コードに 1 行追加する方法でも、タグマネージャを使ってオプティマイズ タグを直接配信する方法でもご利用いただけます。
  • 使い方が簡単。Google オプティマイズの WYSIWYG(見たとおりの結果が得られる)エディタを使って、テキスト、画像、レイアウトなどのサイトの要素を何でもクリックするだけで編集できます。新しい要素をテストするたびにサイトのコードを書き直す必要はありません。
  • テスト結果がわかりやすくて実用的。Google オプティマイズでは、アナリティクスに設定した既存の指標とビジネス目標を基に結果が算出されるため、ビジネスの成果を高めるうえで取るべき対応が明確になります。

パワフルであること


Google オプティマイズでは、A/B テスト、多変量テスト、リダイレクト テストを作成して実施できます。どの種類のテストでも、次のようなパワフルな機能をご利用いただけます。
  • アナリティクスとの連携。ビジネスにとって重要な要素をテストできます。オプティマイズはアナリティクスを基に開発されているため、改善可能なサイトの要素を簡単にすばやく特定し、テスト目標としてアナリティクスに設定済みの目標と指標を利用できます。
  • 統計に基づく高度なモデリング。オプティマイズでは、ベイズ統計を使ってテストの現実的なパフォーマンスをモデリングし、他よりも効果の高いパターンの有意性を数値で示して、精度の高い信頼に足るテスト結果を提供します。
  • 高性能なターゲティング ツール。オプティマイズを活用すれば、適切なタイミングを捉えてターゲット ユーザーに最適な利便性を届けることができます。

サイトの利便性の改善を図るなら


サイトのテストに必要な基本機能がすべて揃ったオプティマイズは、どのような規模のビジネスにとっても、初めてのテストにうってつけのツールです。オプティマイズはどなたでも無料でご利用いただけます。ぜひお客様も登録ページでお申し込みください。

大規模企業の方や、より高度なテストやサポートが必要な方は、Google アナリティクス 360 スイートに含まれるオプティマイズ 360 のご利用をご検討ください。オプティマイズ 360 を使用すると、アナリティクスのユーザーリストを対象にユーザーにカスタムな利便性を提示して、さらに進んだサイトのテストを実施できます。また、サイトで複数のテストを同時に実施したり、テストが始まった後でテスト目標を追加したりすることも可能です。詳細については、営業担当者にお問い合わせください。

Happy testing!

[1] 「Two Years' Warning: The Customer Centricity Crisis.」The Storytellers、2016 年 3 月 15 日。eMarketer.com からの引用。

[2] 「Data Elevates the Customer Experience.」Forbes Insights / SAS、2016 年 5 月 2 日。eMarketer.com からの引用。

投稿者 : Jon Mesh および Dan Cary、Google オプティマイズ担当プロダクト マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)

マッキャン・ワールドグループの新ポスト チーフ・クライアント・オフィサーにアントニー・カンディー氏が就任

9 years 2ヶ月 ago
株式会社マッキャン・ワールドグループホールディングスは、アントニー・カンディー氏を10月 1日付でマッキャン・ワールドグループに新設されたポストのチーフ・クライアント・オフィサーに着任したことを発表し...

楽天、市販化粧品・美容グッズの詰め合わせ定期販売サービス「RAXY」を開始

9 years 2ヶ月 ago

楽天は10月5日、市販の化粧品・美容グッズを詰め合わせを定期販売するサービス「RAXY(ラクシー)」の申し込み受付を開始した。

子会社のケンコーコムを通じて市販の化粧品や美容グッズの取引を行っており、楽天会員向けに定期販売サービスを展開。新たな売り上げ創出を狙う。

「RAXY」は季節やトレンドによって美容専門家が選んだ化粧品や美容関連グッズのボックスを、1か月1980円(税込・送料込)から定期配送するサービス。

SK-2やREVLONなど幅広いブランドの化粧品、メイク小物や美容サプリメントなど、毎月3~7点を利用者に届ける。

プランは4種類(1か月プラン、3か月プラン、6か月プラン、12か月プラン)を用意。長い期間のプランを選べば、月額が安くなるほか、楽天市場での付与ポイント率が高まる。12か月プランは月額1780円。

届けられるBOXのイメージ

また、「RAXY」のホームページでは、季節やトレンドに合わせたその月のテーマや商品情報、選定理由、効果的な使い方などを記事や動画で紹介する。初回は「冬の乾燥肌対策」「冬のトレンドメイク」などの用法を掲載している。SNS公式アカウントからも最新情報が発信し、ユーザーは美容関連グッズを試すだけでなく、美容情報を得ることもできる。

楽天では今年1月からスーパーポイントアッププログラム(SPU)というサービスを開始しており、楽天のほかのサービスを利用していれば、常時楽天市場での買い物が最大7倍となるサービスを始めている。今後、他のサービスとの連携を図ることでさらにポイント付与率を高める方針で、こうした定期販売サービスはプログラムに組み入れやすいため、今後、増やしていく可能が高そうだ。

「RAXY」TOPページ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

そのページビュー数「水増し」されてない? ちょっとクセのある「ページ別訪問数」を扱うコツ(新GA入門講座 第16回)

9 years 2ヶ月 ago
Web担当者Forumの2016/10/6の記事をどうぞ。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/10/06/23938

ページ別訪問数についての解説。

・「ページ別訪問数」の意味を理解する
・「ページ別訪問数」の活用例がわかる
といった話
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

効果を出すメール活用法を大公開! メールマーケティングで売上を伸ばす米国企業の施策 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

9 years 2ヶ月 ago

メールはすでに時代遅れになりつつあるかも知れません。しかし、実際のところまだまだ販促として活用できる余地は大きいんです。

米国・ダラスで行われたイベント「The Shop.org Digital Summit」内のプレゼンテーションで、ある小売業の役員はこう語りました。

2017年、5社のうち4社がメールマーケティングに費やす時間、投じる資金を増やす計画を掲げています。

女性、子ども、ティーン向けのアパレルを販売するRainbow Shopsのデビッド・コスト氏(ECおよびデジタルマーケティング担当)によると、メールマーケティングに投資する判断は間違っていないそうです。

コスト氏は、マーケティング会社のCustora社が行った最新のデータを提示し、多くの小売業者では、約20%のトラフィックがメール経由で発生していることを説明。そのうえで、Rainbow Shopsが手がけるメールからのトラフィックは、その20%をさらに上回ると語っています。その理由は何なのか? 「Rainbow Shopsはわざと多くの指標を使って配信分けを実施しているからです」とコスト氏は話します。

コスト氏によると、Rainbow Shopsのメールからのトラフィックが多い理由の1つは、メール送信の高い頻度だそうです。約1100店舗の実店舗を運営していますが、ここ数年のメール送信頻度は従来の週3回から1日2回に増やしました

ただ配信数を増やしただけではありません。Rainbow Shopsがメールを送っているのは、直近90日以内にメールを開封したアクティブな購読者のみ

メールも開かない人たちにお金をかけてメールを送る必要はないでしょう。

コスト氏はこう語ります。加えて、朝に配信したメールを開かない購読者には、夜しかメールを送らないといった対策を加えています。

効果を出すメール活用術を大公開! メールマーケティングで売上を伸ばす米国企業の施策。女性、子ども、ティーン向けのアパレルを販売するRainbow Shopsの事例
Rainbow Shopsはメール施策を駆使して売り上げを伸ばしている(画像は編集部がキャプチャして追加)

Rainbow Shopsはメール会員を増やすために、アドレス登録したユーザーには10%の割引を提供。割引は、以前はECのみ有効でしたが、現在は店舗でも使えるようにしています。

最近、店舗内でテキストメッセージを使ってメールアドレスを登録してもらう施策も開始し、アドレスの増加に寄与しているそうです。

その施策とは、実店舗内に“テキストでメールアドレスを送れば、本日の買い物から10%割引します”という案内を掲示。買い物客がメールアドレスをテキストメッセージで送ると、割引クーポンがメールで届きます。そのクーポンを、支払いの際にレジで使用できる仕組みです。

「入力ミスも防げますし、店頭スタッフの時間を割く必要もありません」。コスト氏はこう言います。現在、Rainbow Shops社の売り上げは25%がEC、75%が実店舗。コスト氏によるとECはより大きな成長が見込めるそうです。

Rainbow Shopsは、メールアドレスを集めるためにフェイスブックも利用しています。Rainbow Shopsのサイトに訪れた経験がある消費者をターゲットに、<メール登録で10%割引>といった広告を出稿。消費者はフェイスブック上でメールアドレスの登録ができるそうです。

メールキャンペーンを企画する際、時期を考慮することが大切だとコスト氏は小売業者たちにアドバイスしました。たとえば、月初や月末、15日、金曜日など、給与支払いのサイクルに合わせたメールは、他の日に送るメールよりもパフォーマンスが高いとのこと。「火曜日よりも金曜日配信のメールの方が常に結果が良い」とコスト氏は話しました。

カート離脱した消費者へのメールも、高い効果が上がっているようです。「カート離脱は、私たちにとって金のなる魔法の木みたいなものです」とコスト氏は言います。

カートへ商品を入れたままサイトを離れた消費者へのメールは、割引を提供しなくても効果が高く、それによって売上増加額は7桁以上(5%の増収効果)だったそうです。

ECユーザーの80%がモバイル端末経由のアクセス(70%がスマートフォン、10%がタブレット)となっているRainbow Shops。2016年7月にiOSとアンドロイド用のアプリをリリースしました。

Web経由とアプリ経由のどっちが、パフォーマンスが高いかどうかを検証していましたが、結果はアプリに大きく軍配があがったそうです。

コスト氏によると、iOSアプリ経由のコンバージョン率はWebよりも70-140%高く、アンドロイドアプリでも約50%高いそうです。

その結果を受けて、メールにディープリンク(スマートフォンアプリの特定のコンテンツヘ直接遷移するリンク)を施すようにしました。アプリをダウンロードしている消費者が、モバイル端末でメール内のリンクをクリックすると、アプリ内の該当ページに移動する仕組みになっています。

絶対に避けたいのは、アプリを持っている消費者をWebに誘導することです。ディープリンクを使えば、メール内でクリックしても、直接アプリに飛ばすことが可能になります。

コスト氏はこのようにメールを使った施策を明かしました。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

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Google AssistantとGoogle Homeによって、Googleは”ハンズフリーの検索”における勝利を狙っている。

9 years 2ヶ月 ago
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10月4日(現地時間)に開催されたMade by Googleにて、Googleの様々なプロダクトが紹介されました。一見するとSEOには関係のない話題ではありますが、Google AssistantとGoogle Homeは、検索の未来となる可能性があるとの声もあります。今年の5月に開催されたGoogle I/Oで発表されてから個人的にも注目しておりましたが、Search Engine Landのダニー・サリバン氏が、検索とのかかわりを興味深くまとめています。まだまだ先の話しなのか?それとも、近未来の話しなのか?私が的確に予言することなどは不可能ですが、非常に興味深い分野であるとは考えております。– SEO Japan

デスクトップとモバイルでの勝利を手にしたまま、Googleは全く新しい分野の成功を目論む。特に家庭内における、ハンズフリーの検索である。

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*記事内のリンクは全て英語となっています。

Googleはインターネットにおける検索の第一世代、つまりはデスクトップ検索での勝利を手にするために博打を打った。また、その成功をモバイル検索でも手にすることを可能とした。そして、今は第三世代へと変貌する局面に直面している。インターネットに接続されたデバイスの時代における、ハンズフリーの検索だ。Google AssistantとGoogle Homeの登場により、Googleがこの分野における勝利を手にすることも可能となる。

Google HomeはAmazon Echoへの挑戦

現状、ユーザーがGoogleを利用する場合、”タッチ”という作業が必要不可欠となっている。デスクトップでも、モバイルでも、ユーザーは文字を入力するためにキーボードをタッチしなければならない。音声検索を利用する場合でさえも、検索結果を選択するために、スマートフォンにタッチする必要がある。もちろん、最初の検索結果は音声で知らせてくれるのだが、それでもタッチという作業は発生してしまうのだ。

これは、Amazon Echoとは非常に異なる点である。Amazon Echoは製品に話しかけるだけで、本日の天気がわかったり、最新のニュースが知れたり、商品を注文したり、音楽を再生できたりする。Amazon Echoにはスクリーンは存在しない。Amazon Echoはタッチも必要としない。他の製品と比べても、人間に話しかけ情報を得るといった感覚に最も近しい製品であるのだ。Googleはこの分野において遅れをとっていた。今までは。

もし、(家電製品に組み込まれたあらゆるアシスタント機能を含む)ホーム・アシスタントという分野がかつてのスマートフォンの繁栄のように急激に成長していけば、Googleのポジションは危ういものとなってしまうだろう。Googleはこの分野で戦うための物理的なデバイスであるGoogle Homeを手にしたのだ。しかし、このデバイスには新たな知力も必要とされる。

ユーザーとの対話を可能とするGoogle Assistant

Google Assistantはその知力となる存在であり、機械学習や人工知能の技術を活かしている。Google Assistantは、Googleへ話しかけるという行為をユーザーに促す目的で設計されている点が、非常に重要であろう。

もちろん、「既にGoogleに毎日話しかけている」と思うかもしれない。タイプして検索を行い、返事を得るということだ。しかし、Google AssistantはGoogleをさらなる高みへと導くものだ。まるで、何かを行うために人間に話しかけるているという感覚を、ユーザーに与えてくれるのだ。

「Googleにおける会話式のインターフェイスをゼロから構築するとさえ言える」。これは、Google Assistantを統括する、エンジニアリングのヴァイス・プレジデントである、スコット・ハッフマン氏が先週語った内容だ。

もちろん、音声検索という手段で、ユーザーは何年間もGoogleと会話してきた。しかし、Google Assistantはそうした経験をさらに高めるものであり、実世界におけるアシスタント(実際の人間)から何かしらの答えを得るような方法で、Googleとかかわりあうことを可能とするのである。

AlloのみでGoogle Assistantを評価するべきではない

Google Assistantは、先月リリースされたメッセージアプリ、Google Alloの一部として、初めて一般公開された。

Alloでは、情報を得るためにGoogle Assistantに直接かかわりあうことができる。しかしながら、単純にGoogle検索を行った方が便利だと私は感じている。AlloにおけるGoogle Assistantが魅力的となる場面は、ユーザーの役に立とうと、会話中に情報を提示してくれる時である。

例えば、誰かと映画に行こうかと会話をしている場合、Google AssistantはGoogleの広大なデータベースから参照した情報を提供し、我々が見るべき映画を提示してくれるのだ。

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【画像内和訳】
ユーザー:映画にでも行かないか?(映画の上映時間を教えて)
Google Assistant:サンフランシスコ近郊で上映している映画です。
*画面に映画のリストが表示されている。

非常に素早く、便利で、他のアプリで検索を行う必要が無い。

個人的な意見ではあるが、メッセージアプリとして認知されるために、Alloにも直面している課題はある。Alloの一部としてのGoogle Assistantを見るだけでは、十分な評価とは言えないだろう。仮にAlloが広く普及しなかったとしても、それはGoogle Assistantの失敗であるとは結論付けられないのだ。

なぜなら、Google Assistantはあらゆるアプリやデバイスに組み込まれる存在であるからだ。そして、Google PixelとGoogle HomeにGoogle Assistantが使用されることが、本日発表されている。

スマートフォン用のGoogle検索アプリとの関係は?

Googleは既に、Android端末(スマートフォン)に加え、iOSのデバイスにおいても、Google検索アプリによる圧倒的なシェアを獲得している。また、Google検索アプリに話しかけることで、必要な情報を得ることもできる。しかし、Google Assistantはさらに上を行く存在を目指しており、Googleとの関わりにおいて、より多くの情報と支援を与えているのだ。

Google Assistantは、あらゆる場面におけるGoogle Assistantとの会話を記憶する。そのため、Google HomeやAlloで交わされた会話を、それぞれの利用シーンで引用することができるのだ。(Google Homeで行われた会話の内容が、次にAlloを使用した際に、参照されることがある。)

また、アシスタント機能も非常に重要だ。現在のGoogle検索アプリでは、検索結果はリスト形式で返ってくる場合が多い。しかし、Google Assistantでは、アクションを起こす内容が提供されるのだ。

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画像内和訳】
Google Assistant:何かお困りですか?
ユーザー:去年の大みそかに取った写真を見せて。
Google Assistant:Googleフォトから、条件に合致した写真を表示します。

Google Assistantは文脈を解釈する知能も備えている。これは、以前は”Now on Tap“と呼ばれていたものであるが、例えばWebページを閲覧している時に、Google Assistantは役に立つであろう、関連する情報を提案してくれるのだ。

私は、ホームボタンを長押しして起動することができるこの機能が、Android端末に実装されていることをしばしば忘れてしまう。しかし、PixelのようなGoogle Assistantが実装されているスマートフォンの場合、追加情報があることを知らせるために、アニメーションが表示されるとのことだ。

Pixel以降、Android端末はどうなっていくのか?iOS端末におけるGoogleアプリとGoogle Assistantとの関係はどうなるのだろうか?

ハッフマン氏は次のように述べている。「最終的な目標は、広範囲おいてGoogle Assistantを普及させることだ。しかし、その順序や期限などは設けていない。我々は、新しいGoogle製のスマートフォンから始めていくことが、まずは最善であると考えている。」

Google Homeに話を戻そう

Google Assistantで注視すべき分野はGoogle Homeであろう。Googleにとっても最も注力する分野だ。この分野がデスクトップの領域を支配するようになれば、既存のプレーヤーを窮地に追い込むことになる。モバイル検索が台頭した際、Googleは自身の強みを保持しながら、変化する環境に適応している。

インターネットに接続されたデバイスやホーム・アシスタント端末は新たな境地である。Googleにとって好ましいことは、この新たな領域こそが、Google Assistantにとって理想とも言える領域であることだ。

私は、Amazon Echoを長らく愛用している。そして、多くのAmazon Echoのユーザーと同様、私はこのデバイスを非常に気に入っている。音楽の再生、ニュースのヘッドライン、ショッピングリストへの追加などが音声で行うことができ、そのたびに「未来はここにある」というような感覚を覚える。

Amazon Echoにとっての課題は、複雑な作業や、既存の情報リソースでは対応できない内容が求められた場合だろう。そして、その課題に対して、Googleは解決策を提供している。Googleは既に、スマートフォンにおける音声検索とWeb全体から答えを導き出すという経験をすでに持っているのだ。

Google Homeによって、大まかな検索体験は保持しつつ、非常に狭い領域での対応が必要な場合も対処してくれるはずだ。Amazon Echoよりも低価格であることからも、Google Homeが大きな売り上げを見せ、多くの家庭に設置される可能性はあるはずだ。

名前についても言及しておこう

Google AssistantがGoogle Homeに搭載されるが、人間の名前のようなものは付けられていない。AppleのSiri、MicrosoftのCortana、AmazonのAlexa。Googleは・・・、Google Assistantだ。

「信じてほしい。我々はその件について、本当に長い時間、社内で検討しているのだ。」とはハッフマン氏の言葉である。

「Google AssistantはGoogleのインターフェイスであり、代表するものだ。そのため、”ジョーイ”や”スージー”といった名前は付けづらい。」とも述べている。

映画スタートレックに登場するような、コンピューターに向かって話しかけるという状況とよく似ている。スタートレックに出てくるコンピューターにキャッチーな名前は付けられておらず、我々は”コンピューター”と呼んでいたのだ。

ハッフマン氏はGoogle Assistantは個性(パーソナリティ)を持つことになると述べている。Googleは確かにその取り組みを進めており、こちらの記事で詳細を確認することができる。

少なくとも、Google Assistantはいずれ正式な名前を付けられるだろう。先日のGoogle IOで発表された際は、”Google assistant”と発表されていた(assistantの”a”が小文字になっている)。Googleは、まだ満足のいく名前は付けれらていないのだ。

今回発表されたGoogle Assistantは、1つの名前であるが2つの意味を持っている。1つはGoogleが長い間をかけて構築してきた検索プラットフォームを多くのプロダクトに組み込むというもの。もう1つは、ユーザーを支援してくれる存在としての名前であり、ユーザーに愛される存在となることを望んでいる。

Google AssistantとGoogle Homeについての詳細は、本日行われたGoogleのイベントについての記事も確認してほしい。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「With Google Assistant & Google Home, Google seeks to win the hands-free generation of search」を翻訳した内容です。

Googleがフィーチャードスニペットを導入した当初、Webサイトへのトラフィックを奪うという理由で、Webマスターから不満の声が挙がっていました。フィーチャードスニペットは検索結果画面で答えを入手できてしまいますが、対話式検索の場合は”検索結果画面”といったものがそもそも存在しません。もしも、こうした対話式検索が今後の検索行動の主流となった場合、SEOの有り方もずいぶん変わっていくものと予想されます。もちろん、パソコンやモバイルでの検索が全くなくなるとは考えづらいのですが、対話式検索の存在感が増す可能性について、否定する意見を出すことも難しいのではと思います。こういうことを考えるといつもGoogle Glassを思い出してしまうのですが。(笑)– SEO Japan
SEO Japan

ECサイトでは競合他社に比べ勝っている点をSEOのキーワードとすべし! | アラタナECコンサルがお伝えするECビジネスの課題を解決するヒント

9 years 2ヶ月 ago

ECサイトのSEO_アイキャッチ画像ECサイト(通販サイト)の構築を日々行っている中で、技術者も当然SEOを意識したプログラミングを行う必要があります。ECサイトを立ち上げるだけが技術者のお仕事でなく、売れるECサイトを構築することが技術者としての腕の見せ所です。

技術者視点で行える売れるECサイト作りの第一段階は、YahooやGoogleで自分のECサイトを見つけてもらえるように工夫する事(SEO)だと私は考えています。

このSEOには様々な手段がありますが、今回は、その検索エンジンに認識してもらう為のSEO対策第一段階として、キーワード(keywords)選定の考え方を分析していきたいと思います。

キーワード選定のために自社ネットショップの事業戦略を練る

SEOの一環としてキーワード(keywords)選定を行っていく上で、まずは以下を分析していきます。

  • 自社ECサイトそのものと自社ECサイトの商材
  • ライバルのECサイト
  • 対象となるお客様

このとき、実店舗とECサイトではライバル店やお客様が異なる場合もありますので、注意して分析しましょう。
ECサイトのSEO_3C分析
キーワード(keywords)選定にあたって、まず自社ECサイトの強み・他社ECサイトと差別化できる点・自社ECサイト商材のベネフィット(※1)を分析解析することにしましょう。

「今更そんな事言われなくてもわかってるよ」と思われるネットショップご担当者様もいらっしゃるかもしれませんが、あらためて分析解析してみると思わぬ発見があるかも知れません。

ブレーンストーミングのような形式で実際に書き出し、情報を整理しながらあらためて自社ECサイトを分析してみてください。新しいキーワードが見つかるかもしれませんし、トレンドの移り変わりと共にキーワードも移り変わっているかもしれません。SEO対策、キーワード選定はまず分析です。

自社ECサイトSEOにおけるSTPマーケティング

情報分析から市場開拓を行うマーケティング手法で「STPマーケティング」というものがあります。

STPマーケティングとは、効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法の事。マーケティングの目的である、自社が誰に対してどのような価値を提供するのかを明確にするための要素、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つの頭文字をとっている。

  • Segmentation(セグメント化)
    自社ECサイトの見込み客を細分化します。
  • Targeting(ターゲット選定)
    自社ECサイトに最も適した見込み客を選定します。
  • Positioning(ポジショニング)
    自社ECサイトの見込み客(ターゲット)に対して競合他社ネットショップとの違い(特徴と言うべきか?)を認知してもらいます。

(出展:wikipedia [STPマーケティング])

極端な例ですと「老若男女だれでも見やすく、売れるネットショップ作って」という無茶ぶりが来ます。デザイナー苦しみます(ぐわぁぁぁぁぁぁ!!)。

100人居て100人が購入してくれる自社ECサイトはありません(あったら紹介して下さい)。いくらSEOをしていて検索上位にある自社ECサイトであっても無理です。自社ECサイト訪問者の平均購入率(平均コンバージョン率)は、あちこちで情報が出ていますが、私が見る限り3%前後のところが多いです。100人中3人が購入ですよ。

極端な話ですが、万人受けではなく、その3人の心をグッと掴むサイト作り、SEOが必要ですよね。

今回の場合はSEOの中でもキーワード選定のお話をしていますが、このキーワード選定を元にした施策でサイトを見てくれる人たちこそ、自社ECサイトの見込み客となります。

見込み客の選定ができましたら、競合他社ECサイト(ライバル店)の傾向を探ります。自社ECサイトと他社ECサイトでは、どのような位置づけの違いがあるのかを分析しましょう。競合であっても位置づけに違いがあるように、キーワードにも違いをつけることができます。
ECサイトのSEO_STP

自社ECサイトの強みが表せる軸を考えて(上図の場合、個人向けか企業向けか?国内がターゲットか海外がターゲットか?)、図のように自社ECサイトと他社ECサイトを配置してみます。なるべく他社ECサイトと重ならない結果を生み出せる軸設定が必要です。

お客様(Customer)が見た時に競合他社ECサイトと違う特徴を認知してもらえるポジショニングを行いましょう。そのポジショニングからキーワードを選定すれば、他社ネットショップと重ならない、他社ECサイトに勝てるキーワードが選定できるでしょう。

分析解析結果から自社ECサイトのSEOキーワード(keywords)を選定する

今回は、SEOのために3C事業戦略・STPマーケティング手法を用いて分析解析してキーワード選定の材料とする、基本的な考え方を紹介しました。今回の考え方がキーワード選定だけでなく、自社ECサイトのSEOの基本にもなります。

企業全般の戦略も自社ECサイトのSEO(キーワード選定)も根本的には通ずるものがあるので、馴染みのある方もいらっしゃったかもしれませんね。これから実際にキーワード(keywords)を選定して、自社ECサイトに反映させていきましょう。

次回は、実際の自社ECサイトを検証しながら、キーワード(keywords)選定、キーワード設定方法を紹介したいと思います。より具体的なSEO対策ですね。 次回もお楽しみに〜(^-^)

※1:ベネフィットとは
利益、恩恵、便益を意味することばで、マーケティングではポジショニング戦略を立てるうえで、特定のベネフィットに絞り込むことの重要性が指摘されている。マーケティングのベネフィットには、製品の機能を利点とする機能的ベネフィット、安心感や爽快感といった人の感情に訴える情緒的ベネフィット、製品やブランドを所有、利用することで何らかの自己表現をできる自己表現ベネフィットがある。出展:マネー辞書:M-Wordsより

「ECコンサルコラムサイト「ECコンサル」」掲載のオリジナル版はこちら:
【ECサイトのSEO:第1回】キーワードを考察その1:分析解析(2016/09/27)

アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

2014年サービスローンチ。メンバー全員がGAIQ以上の資格保持者にて構成されているチームで、安心感のあるサービスを提供している。既存のECサイトは独自ドメインであればカートシステムを問わずサービス提供が可能で、新規ECサイトの構築から売上アップまで一貫してのご提案できる。

「ECサイト」を専門にサービスをご提供しており、検索順位やCPAに一喜一憂せず、結果=売上にこだわって戦略立案から施策検証まで行う。

 

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Google Homeの検索結果には強調スニペットが読み上げられる

9 years 2ヶ月 ago

Googleが間もなく発売する Google Home(グーグル・ホーム)は、ウェブからの検索結果を返すときには、強調スニペットを読み上げるとのこと。Google Homeとは、10月4日に開催されたイベントでGoogleが発表した音声認識スピーカー。音声を認識し、音楽再生ほかさまざまなタスクを実行してくれる。

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Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

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