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オンデマンド配信とは?メリット・活用方法を解説

1 year 9ヶ月 ago

近年一般的な言葉となった「オンデマンド配信」ですが、どのようなもので、どのようなメリットがあって、どのように活用できるのかきちんと理解できている方は実は少ないのではないでしょうか?

本記事では、オンデマンド配信とは何か、メリットや活用方法も、実際の配信事例などを紹介・解説していきます。記事の後半では、オンデマンド配信用の動画制作の外注についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

お役立ち資料集

オンデマンド配信とは?

オンデマンド配信とは、あらかじめ制作しておいた動画を配信サーバーにアップロードし、視聴者の好きなタイミングで見られる形で配信することです。オンデマンド(On-demand)の意味通り、視聴者の要望に沿ったタイミングで自由に見られる動画という意味を持ちます。

視聴者は動画をダウンロードしたりストリーミング再生したりすることで楽しむことができ、YouTubeや学習サイト、テレビ番組の配信サービスなどで用いられています。

オンデマンド配信のメリット

オンデマンド配信はライブ配信の番組と違うスタイルの配信です。それゆえに、オンデマンド配信にはライブ配信とは違った魅力、特徴、メリットがあります。

ここでは、オンデマンド配信で動画を提供することによるメリットを5つ解説します。

視聴者の好きなタイミングで視聴できる

オンデマンド配信の最も大きなメリットは、視聴者が自由なタイミングでコンテンツを視聴できることです。ダウンロードして視聴できる場合、タイミングだけでなく場所も選びません。

ライブ配信のように時間が決まっていたり、オンライン環境でなければ視聴できないといった縛りがなく、視聴者はより自由にあらゆるコンテンツを楽しむことができます。

また配信者側はユーザーニーズに合わせてコンテンツを細分化し、より手軽に視聴者へ情報を届けられるという利点もあります。

視聴者は細分化された情報から、必要な内容を含む動画を選んで視聴することができるのです。1つの長尺動画を一度に配信するより、オンデマンド配信で情報を小分けにしたほうが訴求力を高められるでしょう。

企業やサービスのPRを常時配信できる

オンデマンド配信は、時間や場所に囚われない動画配信の方法です。視聴者は自分のタイミングでいつでもコンテンツを視聴できるため、配信者が動画を発信したタイミングを問わず、常時PRを配信できるということになります。

ライブ配信では、そのタイミングで視聴している層にしかPRができないのに対し、オンデマンド配信であれば実質的に24時間、265日、常時情報発信ができているということになるのです。

広告宣伝にかける時間、人件費、タイミングの精査などを省くことができるのも、オンデマンド配信の大きなメリットです。

高品質のコンテンツを配信できる

オンデマンド配信は、ライブ配信と違いコンテンツ内で突然の事故やトラブルなどに見舞われることがありません。
事前に撮影や制作をしっかりおこない、問題ないことを確認した上でコンテンツを配信できます。

動画を編集してから配信できるのもオンデマンド配信の強みで、炎上やマイナスイメージがつくことを事前に避けることもできるでしょう。

より高品質なコンテンツを配信できること、また内容について安心した上で発信できるのもオンデマンド配信の強みです。

場所を問わず資料として使える

オンデマンド配信の強みとして、ダウンロードしてしまえば場所やネット環境を問わず閲覧できることがあります。会議などで使いたいコンテンツをあらかじめチェックしておけば、いつでも動画を資料としてつかうことができます。

製品やサービスの紹介動画をYouTubeなどに公開していれば、出先でも効率良く情報を伝えることができるでしょう。また、会社説明会などで大画面に表示すれば、より会社の魅力などを伝えやすくなります。

視聴者の理解度を高めつつ、情報を正しく効率的に伝えるための手段・資料として動画を使えるのもオンデマンド配信のメリットです。

様々なコンテンツの形式に対応している

動画を使うビジネスシーンと言えば、ブランドイメージの向上、コンセプト、製品、サービスの紹介などが挙げられます。オンデマンド配信なら様々なコンテンツの形式に対応しつつ、幅広い活用が可能です。

社内教育のための講義動画を社内サーバーに保存して、いつでも使えるようにしておくのもオンデマンド配信の活用方法の1つです。Eラーニングの一環や採用活動の会社紹介として応用している会社も増えてきています。

特にビジネスシーンでオンデマンド配信を活用することで、仕事の効率化を求められます。

オンデマンド配信のデメリット

オンデマンド配信には様々なメリットがあり、活用方法によっては大きな利益をもたらしてくれます。しかし、そんなオンデマンド配信にもデメリットはあります。

ここでは、オンデマンド配信によるデメリット3点について解説します。

一体感やコミュニケーションが少ない

オンデマンド配信には一体感やコミュニケーションが少ないというデメリットがあります。視聴者が同時接続するライブ配信と比べると、どうしても盛り上がりや話題性に欠けてしまうという点がマイナスです。

ライブ配信ではリアルタイムチャットやコメントを通して視聴者どうし、あるいは視聴者と配信者のコミュニケーションが盛んにおこなわれます。しかし、視聴者が好きな時間に視聴するオンデマンド配信では、ライブ配信のような一体感やコミュニケーションによる盛り上がりは期待できません。

視聴を後回しにされがち

オンデマンド配信の場合、視聴者にとって情報の重要度が低い場合視聴を後回しにされてしまうことも少なくありません。

例えば、好きなインフルエンサーの動画なら多くのファンがすぐにチェックしてくれますが、内容がビジネスライクなものであれば即日チェックする視聴者は少ないでしょう。

「あとで見よう」「いつか役立つかも」といった程度の情報の重要度では、視聴者は動画視聴を後回しにしてしまいます。オンデマンド配信はいつでも見られるというメリットの反面、視聴を後回しにされがちというデメリットを抱えているのです。

配信までに手間と時間がかかる

オンデマンド配信に必要な動画は、配信開始までに手間と時間がかかるというデメリットがあります。

メリットとしては高品質なものを提供できると解説しましたが、裏を返せば品質を上げるために手間、時間、費用がかかるということです。収録や編集といった作業工程が必要なオンデマンド配信の動画制作は、ライブ配信のようにその場で完結するものではないため、準備段階が重要であることを覚えておきましょう。

鮮度が重要な情報を伝えたいのであれば、クオリティはそこそこに早さを優先したライブ配信のほうが向いているでしょう。

伝えたい情報の内容やコンセプトなどによってオンデマンド配信とライブ配信を使い分けることが大切です。

オンデマンド配信の方法

オンデマンド配信をするには、大きく2つのステップが必要です。

1.動画を用意する
2.動画をアップロードする

それぞれ解説します。これからオンデマンド配信をしようと考えているなら、ぜひチェックしておきましょう。

ステップ①動画を用意する

まずは配信する動画を用意します。

動画の内容、ターゲット、クオリティなどをしっかり詰めていき、高品質なものを用意しましょう。

また、アップロード先の規約や制限、アップロード可能な尺、ファイル形式などをあらかじめチェックしておけば、後々修正の手間がかかりません。

ステップ②動画をアップロードする

次に、制作した動画をサーバーへアップロードします。
アップロード先は先に検討しておくと良いですが、主に動画配信のプラットフォームを利用するか自社のサーバーを使うかのどちらかです。

動画配信プラットフォームを利用する

1つめは、YouTubeなどの動画配信用プラットフォームを利用する方法です。

動画マーケティングにも活用できるため、動画内容によってはおすすめですが、限定公開であってもURLが漏れてしまえば誰でも閲覧できるようになってしまうため、社内の機密情報を含むものなどは避けた方が良いでしょう。

動画配信プラットフォームを利用しつつ、機密情報はしっかり守っていきたい場合は有料の企業向け動画配信プラットフォームを利用すると安心です。

社内サーバーを利用する

2つめは、社内サーバーへのアップロードです。

動画配信プラットフォームを利用すると、サイト運営側から一方的に削除されたり、他者の広告が差し込まれたりするというデメリットがあります。

そこで、社内サーバーやストリーミングサーバーなどを活用する方法がおすすめです。自社でサーバーを設定したり運用したりする必要があり、エンジニアの協力が必須ではあるものの、あらゆるリスクを避けたい場合に向いています。

サーバー管理を外注する場合、コストがかかる点にも注意しましょう。

ライブ配信との違い

オンデマンド配信とライブ配信の違いは、主にリアルタイム視聴であるか否かです。

ライブ配信はいわゆる生配信であり、リアルタイムでの動画配信です。YouTubeやInstagram、Tiktokといった一般的な動画配信サービスで、誰でも簡単に配信できるという手軽さで近年では身近なものとなっています。

一方オンデマンド配信はここまでに解説した通り、あらかじめ制作しておいた動画を投稿する形での配信です。撮り直しや編集ができるため、高品質でミスの少ない情報発信ができます。

ライブ配信は一発勝負で緊張感がある反面、その場に集まった配信者と視聴者によるコミュニケーションがある点が特徴です。オンデマンド配信はミスのない高品質な動画を配信できるため、より正確に情報を伝えられる点が特徴と言えるでしょう。

それぞれにメリットとデメリット、特徴があるので、伝えたい情報や内容、使用場面によって使い分けることが大切です。

オンデマンド配信動画の事例紹介

オンデマンド配信という単語には聞き馴染みがなくとも、実際に現代の生活の中には数多くのオンデマンド配信が関わっています。

ここでは、オンデマンド配信の活用事例を3つご紹介します。具体的なイメージを掴みつつ、自社での活用の参考にしてください。

製品やサービスの紹介

オンデマンド配信といえば、製品やサービスの紹介動画が代表的です。YouTubeに投稿した動画を自社のWebサイトや記事内に埋め込むことで、文字や図での長い説明よりも簡潔かつ正確に情報をユーザーへ届けることができるよう工夫されているのを見たことはありませんか?

製品やサービスの紹介動画は、Webサイトへの埋め込み以外にも商談、展示会、営業研修など、幅広いシーンに応用できます。用途やターゲットに合わせて内容や再生時間をよく検討して動画制作することが重要となる使用方法です。

デジタルサイネージ用動画 ヘアケア商品「ラサーナ」


出典:Crevo制作実績

イベント用の配信

株主総会、会社説明会、展示会などのイベントに、会社案内動画を活用する企業が増加しています。また、セミナーなどの社外イベントにおいても、オンデマンド配信している動画を使うことがあります。

紙の資料を配布して口頭で説明するより、あらかじめ整理整頓された情報を詰めた動画を使いつつ、口頭では質疑応答や補足に集中するほうが効率的に情報を伝えることができます。

また、動画の雰囲気やブランディングにこだわっておけば、会社の雰囲気なども相手にしっかり伝えることができるでしょう。

「住友不動産」オフィス施設紹介動画


出典:Crevo制作実績

教育コンテンツ

教育コンテンツとして、企業がオンデマンド配信を活用することがあります。動画によって文字情報や図だけでなく動きのある情報を伝えられ、視聴者の集中力や注意を保ちやすいためです。

また、教育コンテンツとしてのオンデマンド配信なら視聴者は自分の理解度に合わせて動画の速度を変えたり何度も見返したりすることができます。学生や新入社員向けの資料として動画を提供するのも良いでしょう。

また、視聴制限をかければ社員や会員限定でコンテンツを公開することができます。

マニュアル動画「.pay(ドットペイ)」


出典:Crevo制作実績

オンデマンド配信動画の作成ならcrevo

オンデマンド配信は、高品質な動画を配信できるのが大きなメリットです。そのため、動画制作には高いスキルや知識、経験が求められます。

そこでおすすめなのが、Crevoです。Crevoは2,000社10,000件の動画制作・映像制作実績から培ったノウハウに基づいて、大手制作プロダクションと同等レベルの企画力を低価格で提供できます。また、弊社プロデューサー/ディレクターが進行管理やクオリティ管理を徹底しています。

オンデマンド配信で動画を配信したいなら、Crevoにお任せください!

まとめ

オンデマンド配信は、プラットフォームにアップロードした動画を視聴者が好きなタイミングで視聴できる形の動画配信のことです。

こだわった高品質の動画を配信できることや、多くの視聴者に見てもらうことができること、またビジネスシーンへの活用もできることなど、メリットはたくさんあります。

一方で、高品質の動画制作には高いスキルや知識、経験が必要となってきます。編集技術や撮影技術といった動画制作に必要なスキルを持つ社員が常駐している企業は多くはないでしょう。

企画内容などを踏まえ適切に外部のプロへ作業を発注することで、ハイクオリティな動画をオンデマンド配信できるようになります。

PRや資料といった目的を踏まえ、しっかり動画制作と配信について考えていきましょう。

crevoAdmin

モーショングラフィックスとは?基本的な作成の流れと事例を紹介!

1 year 9ヶ月 ago

企業の広告や商品紹介など、様々なシーンで使われている「モーショングラフィックス」。新製品の紹介ページなどで目にしたことがあるのではないでしょうか?

本記事では、そんなモーショングラフィックスを使って制作をするメリット、活用事例、作成の流れなどについて解説しています。モーショングラフィックスの外注についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

お役立ち資料集

モーショングラフィックスとは?

モーショングラフィックスとは、文字、画像、アニメーションなどの要素を組み合わせて動画やアニメーションを作成する分野のことを指します。

視覚的な要素を組み合わせて情報を伝える手法であるため、映像を通してより効果的なコミュニケーションを実現できるものとして多くの場面で活用されています。

代表的な例では、AppleやGoogleの商品プロモーションなどが挙げられます。

モーショングラフィックスを利用するメリット

モーショングラフィックスを利用することで得られるメリットは、大きく5つあります。

  • ダイナミックで印象的な表現ができる
  • 視覚的に情報を強調できる
  • 簡潔に情報を伝達できる
  • ブランディングに役立つ
  • 制作コストを抑えられる

それぞれ詳しく解説します。

ダイナミックで印象的な表現ができる

モーショングラフィックスは色々な動きやアニメーションを用いたものであるため、伝えたい情報をよりダイナミックに印象付けることができます。

テキストや図だけで伝えるのに比べ、ユーザーの注意を引き、内容へ惹き込みやすいというメリットがあります。

視覚的に情報を強調できる

モーショングラフィックスなら、視覚的に情報を強調することができます。文字の色や大きさ・太さなどに留まらず、アニメーションや動きを用いて情報を表示することで、ユーザーにより強く情報を覚えてもらうことができるでしょう。

制作の際は、視覚的な情報の強調にあたってのアニメーション作成やエフェクト選択が重要となります。

簡潔に情報を伝達できる

モーショングラフィックスは堅苦しい雰囲気を払拭したり、情報をわかりやすく伝えたりする効果も期待できる手法です。

複雑なコンセプトや専門性の高い内容なども、モーショングラフィックスで視覚的に整理していけば多くのユーザーからより深い理解を得られるでしょう。

イメージのしやすさからくる情報の簡潔さ、わかりやすさはモーショングラフィックスを用いる大きなメリットです。

ブランディングに役立つ

モーショングラフィックスで商品ページやWebサイトを制作する場合、各ページに一貫性のあるデザインやアニメーションを使うことでブランディング効果が望めます。

ブランドイメージをユーザーに強く印象付けたり、商品ページを見ただけで同じ会社のものであると理解されたりすることは、ブランドにとって重要なポイントです。

制作コストを抑えられる

モーショングラフィックスの制作は、他の動画制作に比べて安価であるという特徴があります。
ほとんどの場合、既存のテキストや画像を使って制作を進めるため素材の費用を抑えられます。更に、市販の映像編集ソフトなどで独学でも作成できるため、細かな費用を抑えることもできるでしょう。

とは言え、クオリティの高いモーショングラフィックスを求めるなら専門知識や技術のあるクリエイターを頼るのがおすすめです。

内容や求める仕上がり、目的に応じて自作するか外注するかを選びましょう。

モーショングラフィックスの活用事例

モーショングラフィックスがどのようなものなのかイメージしたり、伝えたい情報に適しているのか判断したりするためには、実際に使われている事例を見ることが役立ちます。

ここでは、モーショングラフィックスが用いられている事例を4つご紹介します。

タイトルアニメーション

テレビ番組、アニメ、映画などの映像作品のオープニングやエンディングでモーショングラフィックスを活用している場面は多々あります。

文字やロゴを使ったアニメーションで、視聴者の注意を引く効果が期待できます。

ソーシャルメディア広告

SNSでの広告や動画コンテンツの制作などで、短時間で効果的に情報を伝える手段としてモーショングラフィックスを使うことがあります。

アニメーションやキャッチコピーを画面に表示し視聴者の注意を引くことで、より内容に惹き込む効果が期待できます。

プレゼンテーション

プレゼンテーションの資料としてモーショングラフィックスを使うこともあります。アイデアやコンセプト、商品、サービスの魅力をより印象的に伝えられるためです。

モーショングラフィックスによって視聴者の興味を引き、情報やメッセージを効果的に伝えることができます。

インフォグラフィックス

インフォグラフィックスとは、複雑なデータや統計といった情報を整理し、視覚的に見やすく、わかりやすくしたものを指します。

視覚的な伝達のためにモーショングラフィックスを活用することは多く、ユーザーに情報を正確かつわかりやすく伝えられるメリットがあります。

行政の状況、企業の成長、数値的な情報などをビジュアルでわかりやすく示したいときに便利です。

モーショングラフィックスの流れ

実際にモーショングラフィックスを使ってみようと考えたときに、気になるのが制作の流れです。

事前に流れを知っておけば、焦ったりせずに制作を進めていくことができます。ここでは、モーショングラフィックス制作の流れを5つのステップに分けて解説します。

ステップ➀目標の明確化

モーショングラフィックスを作る目的や狙いを明確にします。

誰に何を伝えたいのか、モーショングラフィックスによってどのような効果を得たいのかしっかり考えていきましょう。
クライアントやユーザーにどんな印象を持ってほしいのか考え、最終的な方向性について固めていきます。

ステップ②構成の作成

ストーリーボードを作り、動画全体の流れやアニメーションを含む構成を組み立てていきます。

視聴者にとってわかりやすく、目を引くような内容になるように考えましょう。また、その情報を特に強調したいのか、どんな目的でそのアニメーションを入れたいのかもきちんと考えて詰めていくことが大切です。

このステップで構成をきちんと組み立てておくことで、後々の作業で修正作業などを減らすことにも繋がります。

ステップ③デザインやテイストを決める

構成に沿って、動画のデザインやテイストを決めていきます。

視覚的な要素を統一することで全体的にまとまった印象になり、視聴者がスムーズに情報をキャッチしやすくなります。ブランドの色、フォント、アニメーションのスタイルをよく検討してください。

ステップ④素材の準備

今までのステップを踏まえ、必要な素材を集めていきます。

グラフィック、画像、アニメーションのテンプレートなどを自作したり素材サイトで貰ってきたりしつつ素材を集めましょう。

今ではフリー素材だけでも多種多様なものが揃っているので、ある程度はフリー素材だけでも制作が可能です。とは言え、こだわりたい部分は妥協せずしっかり素材を探していきましょう。

ステップ⑤動画を編集する

最後に、動画編集ソフトで実際に動画を制作していきます。構成をもとに素材を組み合わせ、理想通りのモーショングラフィックスを組み立てていきましょう。

アニメーションのタイミング、エフェクトの追加、BGMと映像のタイミングなどの点に注意を払いつつ、動画を制作していきます。

モーショングラフィックスを頼むならcrevo

モーショングラフィックスは自社内、または自分で制作することもできる映像コンテンツの1つです。しかし、実際に知識も経験もない人がパッとできるものではありません。1つ動画を作れたとしても、クオリティにはあまり期待できないでしょう。

そんな不安があるときは、モーショングラフィックスの制作を外注するのがおすすめです。様々な動画制作会社がありますが、もしモーショングラフィックスの制作を依頼するならCrevoがおすすめです。

Crevoなら、初めての外注でも最後まで丁寧にサポートがつきます。多様なクリエイターの中から、ご依頼に最もマッチした人材を紹介しつつ、案件につき専属ディレクターが徹底サポートします。

モーショングラフィックス制作の依頼先に迷ったら、ぜひCrevoにご相談ください!

まとめ

ビジネスシーンや広告、映像コンテンツなど様々な場面で使われるモーショングラフィックス。

視覚的にわかりやすく情報を視聴者に伝えられるなどのメリットがありつつ、制作コストを抑えられるため人気です。

しかし、モーショングラフィックスを活用して動画を制作したいと思っても、自社内でクオリティの高いものを作り出すのは難しいものです。

2,000社10,000件の動画制作・映像制作実績から培ったノウハウに基づいて、大手制作プロダクションと同等レベルの企画力を低価格で提供できます。また、弊社プロデューサー/ディレクターが進行管理やクオリティ管理を徹底しています。

動画制作なら、Crevoにお任せください!

crevoAdmin

採用動画で得られる効果とは?具体的な事例や制作のポイントを紹介

1 year 9ヶ月 ago

企業の採用活動にはさまざまな方法があります。中でも近年、多くの企業や組織で導入されるようになっているのが採用動画です。言葉ではなく動画にすることによって、よりわかりやすく企業を紹介したり、求職者に対して強くアピールすることができます。

ここでは採用動画で得られる効果や、具体的な事例、制作のポイントなどをご紹介します。
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採用動画とは

採用動画とは、企業の採用活動のために使われる動画にあたります。従来の採用活動では、直接担当者が求職者に対して言葉で説明したり、パンフレットなどを配布したりする形が一般的でした。しかし、近年ではスマートフォンなどのデジタルデバイスの普及が進んだこともあり、採用活動のための動画を作成・配信する企業が増えています。

採用動画を導入することによってさまざまな効果が期待できるだけでなく求職者にも支持されていることから、今後さらに導入する企業は増えることでしょう。

関連記事:採用動画の最新トレンドを解説!制作のコツや成功事例を紹介【2024最新】

採用動画の種類

採用動画にはさまざまな種類があります。代表的なものとしては、会社の顔である社長からのメッセージを伝える「社長インタビュー動画」、実際に働いている社員の生の声を伝えられる「社員インタビュー動画」などが挙げられます。

これらは以前からWEBサイトやパンフレットなどにテキスト形式で掲載されていることも多いコンテンツでしたが、動画になることによってよりリアルに社長や社員の想いなどを伝えることが可能になりました。

採用動画が多くの企業に導入されるようになって、その種類はさらに増加しつつあります。例えば、社員の1日に密着して社内でどのように働いているのかを伝えることができる「社員密着動画」。これは実際に入社後に働いている自分をイメージしやすいことから社会人経験がない、または少ないことが多い新卒の採用活動などにおいて効果的です。

採用動画に期待できる効果とは

前述の通り採用動画にもさまざまな種類があり、期待できる効果が異なります。続いては、採用動画に期待できる効果について、いくつかのポイントに分けて詳しくご紹介します。

知名度向上

採用動画では、企業の知名度向上効果が期待できます。採用活動の目的はあくまで、人材を採用することです。そのため、従来の採用活動は求職者に対してのみアプローチするものでした。企業説明会などがその代表例です。

一方で動画であれば、さまざまな形で配信することができます。近年ではYouTubeやTikTokなど動画配信プラットフォームが豊富で、動画を一度作ってしまえば簡単に全世界に対して配信することができます。そのため、求職者以外の目に触れる機会も多く、企業の知名度向上効果が期待できるのです。

メインは求職者に向けたものであっても、企業の事業内容、理念などを説明するタイプの動画であれば、そのままWEB広告向け動画としても活用できます。うまく使うことができれば採用動画はさまざまな形で企業の知名度向上に繋げることができるのです。

イメージ向上

採用動画は企業のイメージアップ効果も期待できます。例えば「社長インタビュー動画」では社長自身から企業理念や社員や社会への想いなどを直接的に伝えることができます。こういった動画を公開することによって、多くの人に自社について深く理解してもらい、イメージアップ効果を期待できるのです。

そのほかにも企業紹介をメインとした動画であっても、多くの人の目に触れるWEB広告などに使用することによって企業イメージを伝え、知名度を高めると同時に良い印象を与えることも可能です。

求職者に対するアピールとして、職場環境や社員を大切にしているといった点を強調する動画であれば、求職者以外の目に触れてもイメージアップに繋がるでしょう。

あくまで求職者をターゲットとしていても、動画であればWEB上などのさまざまな媒体で配信し、多くの人に触れる機会があります。そのため、動画の内容によってはイメージ向上効果が期待できます。

記憶に残りやすい

採用動画は、担当者が言葉で説明する説明会などと比較して記憶に残りやすいという点もメリットのひとつです。動画では実写映像だけでなく、アニメーションやテロップ、ナレーション、BGMなども自由に組み合わせることができます。そのため、印象的で記憶に残りやすく作り込むことが可能。

記憶に残りやすくなれば、それだけ求職者に関心を持ってもらえる可能性が高まります。どれだけ魅力的な企業であっても、求職者にまず関心を持ってもらえなければ優秀な人材を集めることはできません。記憶に残りやすい採用動画を導入することによって、人を集めるための最初の一歩となる関心を持ってもらうことができるという点も大きなメリットです。

この記憶に残りやすいという点は、先ほどもご紹介した企業の知名度向上にも繋がるため重要なポイントのひとつです。

ミスマッチの防止

せっかく採用することができても、その人材の理想と、企業が求めている人材・人物像が合っていなければお互いが不幸になってしまいます。最悪の場合、ある程度のコストをかけて採用、教育したにも関わらず、短期間で退職してしまうといった事態になる可能性もあります。そのため、採用活動の段階でミスマッチを防止することはとても重要です。

採用動画を導入することによって、企業の業務内容、求めている人材などをわかりやすく伝えることができます。求職者に多くの情報を提供できることによって、ミスマッチの防止効果も期待できます。

具体的には「社員密着動画」では実際の働き方を求職者に伝えることができます。求職者は自分が実際にその企業で働いている自分を具体的にイメージできるでしょう。その上で応募を検討できるため、ミスマッチを防止できるのです。

安心感を与える

安心感を与えることができるという効果も期待できます。求職者が企業に求めることは人によって異なりますが、多くの方は不安を抱いています。企業に対する情報が少なければ、より不安が高まることになります。

採用動画を導入することによって、効率的に求職者に企業の情報を提供することができます。求職者は企業のことを知ることによって、安心感が得られ、それが応募に繋がるのと考えられます。

採用動画では企業の基本情報や業務内容以外でも、職場の環境や実際に働いている社員の声なども伝えることができます。さまざまな角度の採用動画を活用することによって、より求職者への安心感を高めることもできます。

効果を最大限に引き出す採用動画の作り方

採用動画はどんなものでも大きな効果を得られるわけではありません。内容によって効果は異なり、動画の制作にはある程度のコストや手間もかかります。それだけに、より効果が高いものを作ることが大切です。そこで、ここでは効果を最大限に引き出す採用動画の作り方をいくつかのポイントに分けてご紹介します。

求職者視点に立ってコンテンツを考案する

企業の視点で求職者に対して何を伝えたいのかを考えることが重要です。しかし、同時に求職者の視点に立ってコンテンツを考案することも大切です。求職者が就職活動においてどんな情報を求めているのかを考えてみましょう。また、WEB広告などに利用する前提であればどんな動画であれば関心を持ってくれるのかを考える必要もあります。

求職者視点で考える際にはしっかりとターゲットを絞り込む必要もあります。新卒向けの求人なのか、中途採用向けの求人なのかによっても視点は異なります。誰に向けた動画なのかも考えるようにしましょう。

目的を明確にする

目的を明確にすることも重要なポイントのひとつです。動画にはいろんな情報を詰め込むことができます。しかし、短い動画にあまりにも多くの情報を詰め込んでしまうと結局何が伝えたいのかよくわからなくなってしまう可能性もあります。そこで、その動画においてメインで伝えたいことを明確にして、それをベースとして動画の構成を考えることが大切です。

理想と現実の両方を見せる

採用動画ではどうしても良い面ばかりを盛り込みたくなってしまいます。しかし、現実には良いことばかりではありません。この現実は隠したくなってしまいがちですが、正直にしっかりと見せることも重要です。

理想と現実の両方を動画で見せることによって、リアリティが高まります。そして企業に対する信用度も高くなるのです。また、企業のいろんな面を見せることによって、ミスマッチの防止効果をより高めることができるでしょう。

採用動画をより効果的にするポイント

採用動画を効果的にするためにはいくつかのポイントがあります。ここでは、さらに採用動画の効果を高めるためのポイントをいくつかピックアップして具体的にご紹介します。

最適な媒体を選択する

動画を公開する媒体にもさまざまなものがあります。自社の公式WEBサイトはもちろんのこと、YouTubeやTikTokなどの動画配信プラットフォーム、さらにXやInstagramなどのSNSでも動画配信が可能となっています。

一見、どこを利用しても同じように思えるかもしれませんが、媒体によって効果は大きく異なります。ターゲットの年齢層や属性などに合わせて最適な媒体を選択することが重要となります。また、それぞれの媒体に適した内容、長さなどを意識することも大切です。

採用活動全体にコンテンツマーケティングを取り組む

コンテンツマーケティングの手法を使って、適切に採用動画をターゲットに届けることも重要なポイントです。さまざまな形で動画が使われるようになったこともあり、現在、コンテンツが溢れている状態です。そんな中で動画を必要な相手に届けるためにはしっかりとしたコンテンツマーケティングが重要になります。

採用動画のみでなく、採用活動全体でコンテンツマーケティングに取り組むことによって、より多くの求職者にアピールできるだけでなく、より効率的に必要な人材を確保することができるでしょう。

採用コンセプトに一貫性を持たせる

採用動画を目的別に複数制作するというケースも少なくありません。例えば「社長インタビュー動画」「社員インタビュー動画」「社員密着動画」はそれぞれ異なった目的を持ちます。とはいえ、コンセプトが一貫していなければ企業のイメージダウンに繋がってしまいます。そこで、採用活動全体でしっかりとコンセプトを決めた上で、しっかりと一貫性を持たせることが重要です。

Crevoで制作した採用動画の事例

Crevoではこれまでに多くの採用動画を制作してきました。ここではその中からいくつかの事例をピックアップしてご紹介します。

司法書士法人A.I.グローバル

司法書士をはじめとした法律のスペシャリストが所属し、さまざまな登記や法務手続きを行う「司法書士法人A.I.グローバル」の採用動画です。アニメーションを多用することによって、業務内容などをわかりやすく説明しています。さらに、仕事を通じてキャリアを重ねて成長できる環境であるといった点、さらには風通しのいい社風で活発に意見交換なども行える職場であるといった点も盛り込むことで企業のイメージアップ効果も期待できます。

基本的には求職者をターゲットにした新卒・中途採用向けの動画ではありますが、幅広い層に企業をアピールできる動画であるともいえるでしょう。
出典:Crevo制作実績

スカイライトコンサルティング株式会社

徹底した顧客志向でコンサルティングを行っている「スカイライトコンサルティング株式会社」の採用動画です。こちらは、近年のトレンドとなっている社員座談会形式です。実際に会社で活躍している社員が複数人集まって座談会をするというスタイルの動画となっています。この形式では社員のリアルな声を聞けるのみでなく、社員同士のやりとりを見ることによって社内の空気感を知ることができるという点が魅力です。

どんな人が働いているのかだけでなく、どのような関係性を持ち、どんな空気感の中で仕事をしているのかを知れることは求職者に対して強いアピールとなります。この動画を公開することによって応募数・採用率ともに増加しており、採用動画の成功事例であると言えるでしょう。

まとめ

採用動画にはさまざまな効果が期待できます。今回は中でも特に注目すべき効果、そしてその効果を高めるためのポイントなどについて詳しくご紹介しました。採用動画の作り方、そして活用の方法によってその効果は大きく異なります。導入するのであれば、その効果を最大限に活かせるように考えることが重要です。

今日では採用活動に動画を導入するのは一般的になっており、多くの企業で採用されています。それだけに、単に動画を作るのではなくその効果に着目して検討してみてください。

crevoAdmin

採用動画の最新トレンドを解説!制作のコツや成功事例を紹介【2024最新】

1 year 9ヶ月 ago

企業の採用活動にはさまざまな手法があります。中でも近年、多くの企業に採用され、注目を集めているのが採用動画の導入です。採用活動にオリジナルの動画を活用することで就活生に強くアピールできるだけでなく、説明会などの採用活動の効率化も可能。そんな採用動画にもトレンドがあります。本記事では採用動画の最新トレンドや成功事例などをご紹介します。
お役立ち資料集

採用活動における動画の効果

採用動画は多くの企業の採用活動で導入されるようになっています。ここではまず、採用活動に動画を導入することで得られることや期待される効果について、いくつかのポイントに分けて詳しくご紹介します。

関連記事:採用動画で得られる効果とは?具体的な事例や制作のポイントを紹介

実際に働いている姿をイメージできる

採用活動において、業務内容や働き方を就活生に理解してもらうことが重要なポイントとなります。とはいえ、言葉による説明だけでは具体的なイメージを抱きにくいものです。そこで、採用動画をうまく活用できれば実際に働いている姿をイメージしやすくなるという効果が期待できます。

動画であれば実際のオフィスの仕事風景などを映像として就活生に見せることができます。言葉で説明するよりも実際に見てもらうほうが、よりリアルに仕事内容やオフィスの雰囲気なども伝えられるのです。

就活生にとって自分が入社後に働いている姿をイメージできるか否かは重要なポイントとなります。うまく仕事内容を伝えることができる採用動画を使えば、採用活動において、就活生により強くアピールすることができるでしょう。

企業の認知の拡大

採用動画の導入により、企業の認知を拡大する効果も期待できます。採用動画は説明会などで流すだけでなく、企業のWEBサイトやYouTube、各種SNSなどのプラットフォームにアップロードすることでより幅広い層にアピールし、企業の認知拡大に繋げることが可能です。

また採用動画をWEB広告に使用することによって、企業の認知の拡大と同時に多くの就活生にアピールできるというメリットもあります。業務内容や働き方、オフィスの環境の良さなどをアピールすることでより多くの優秀な人材の目に触れる機会が増えるでしょう。

就活生の目に触れる機会が増えれば、すでに興味を持っている、志望している就活生の志望度の醸成に繋がるといった効果も期待できます。

現在の採用動画のトレンド

採用動画にもさまざまな種類があり、それぞれ期待できる効果は異なっています。そして、時期によってトレンドもあります。採用動画のトレンドをうまく掴むことができれば、より高い効果を期待できるでしょう。ここでは現在の採用動画のトレンドの中でも「インタラクティブ動画」「社員座談会系動画」「社員密着動画」の3種類について詳しくご紹介します。

インタラクティブ動画

一般的な動画は、流されているものをただ視聴するだけです。テレビや多くのWEB動画を視聴するのと似ていて、視聴者から何らかのアクションを起こすことはできません。それに対してインタラクティブ動画は、動画の中にタップ・クリックできるボタンなどが埋め込まれており、視聴者が選択することによってその後の内容・シナリオが変化するのです。

視聴者のアクションが動画の内容に反映されることもあり、同じ動画であっても双方向のコミュニケーションが実現するという点が魅力で、通常の動画よりも求職者に対してより強いアピールが可能です。

インタラクティブ動画は現在さまざまなシーンで活用されるようになっており、採用動画においてもトレンドのひとつとなっています。

・インタラクティブ動画の活用事例
https://mil.movie/case/587.html?_fsi=s9C7ii3r&_fsi=P1RBcnpW
PHC株式会社

社員座談会系動画

自社で活躍している社員の声を求職者向けにWEBサイトなどで公開している企業も少なくありません。こういった生の声は求職者の就職先選びにおいて重要な材料のひとつになるものです。

そんな社員の声を採用動画にするのも効果的です。インタビュー形式で1人ずつスポットライトを当てた動画もひとつの手法ですが、複数の社員を集めて座談会形式にするのが今、トレンドのひとつとなっています。

形式張ったインタビューではなく、社員同士が集まって会話形式にすることによって、単に社員の生の声を聞けるだけでなく、オフィスでの人間関係や空気感などもリアルに伝えることができる動画になるでしょう。

社員密着動画

採用動画に期待できる効果として「実際に働いている姿をイメージできる」という点を挙げました。この効果が特に高いものが社員密着動画です。1人の社員の出社から退勤までの1日の流れを動画で紹介することによって、どのように仕事に取り組んでいるのかを知ることができます。

特に社会人経験のない方の多い新卒向けの採用動画においては、具体的に企業内で「働く」ことを具体的にイメージできる社員密着動画は高い効果が期待できます。また、より仕事内容を詳しく紹介できることから人材のミスマッチを防げるという点もメリットです。

最初にご紹介したインタラクティブ動画とも相性が良く、視聴者が選んだ選択肢によってその続きのシナリオが変化するという形にすると、よりさまざまなシチュエーションにおける働き方を紹介できます。

採用動画の種類と事例を紹介

すでにご紹介した通り、採用動画は種類によって期待できる効果やターゲットが異なります。そのため、自社の目的に合った採用動画を選択する必要があるのです。ここでは代表的な採用動画の種類と事例などについて詳しくご紹介します。

社長インタビュー動画

採用動画の中でも代表的なもののひとつが社長インタビュー動画です。企業のトップである社長のメッセージを求職者に直接伝えることができます。企業の顔とも言える社長の人柄を伝えることによって、企業の方針などを明確にアピールできるという点も大きなメリットです。

社長インタビュー動画は、企業そのものを周囲に知らせることができるため、採用動画としてはもちろんのこと、企業のイメージアップや認知度拡大などを狙ったWEB広告など、幅広く活用できるという点もメリットのひとつ。そのため、撮影しておいて損はないでしょう。

内容は企業のヴィジョンや求めている人材など定番のものをはじめとして、社長が創業者である場合は企業立ち上げ時の想いなども含めることができればより求職者に対して強くアピールすることができます。

社長インタビュー動画の事例<株式会社アーバンリサーチ>

株式会社アーバンリサーチの社長インタビュー動画の事例です。社長自らの視点で仕事に対する考え方や、求めている人材の人物像などを明確に語った動画となっています。過度な編集などを行わずにシンプルな動画に仕上がっていることもあって、社長の人間味も感じられる動画です。

また、採用に関してのみでなく、企業としてすでに在籍している社員への想いや大切にしている考え方なども語られていることもあり、よりこの企業で「働きたい」という気持ちを後押ししてくれる効果も期待できるでしょう。

職場紹介動画

言葉による説明だけでは、どのような環境で仕事をするのかイメージしにくいものです。そこで、効果的なのが職場紹介動画です。実際のオフィスの様子を動画にすることによって、職場環境をよりリアルに体感することができるでしょう。

就職先選びにおいて、職場環境はとても重要なポイントのひとつです。動画によって前もってオフィスの環境や業務内容・働き方などを知ることができていれば、求職者もより安心して応募できます。

職場紹介動画の事例<森住建>

建築系の企業である森住建の職場紹介動画です。業種的にオフィス業務から営業、現場仕事などさまざまな職種がありますが、これらがすべてうまくまとめられている動画となっており、それぞれの職種の繋がりが表現されているのもポイントです。

実写動画だけでなくイラストもうまく活用しているため、実際に自分が仕事をしている姿をイメージしやすいという点もこの動画の魅力のひとつです。

社員インタビュー動画

実際にその企業で活躍している社員の生の声をインタビュー形式にした動画も採用動画の定番のひとつになっています。先輩社員は求職者にとって社長よりもずっと身近な存在です。それだけにその生の声は就職先選びの参考になるものです。

1人の社員にスポットライトを当てて長くインタビューするだけでなく、さまざまな立場、年齢層の社員にインタビューをしてまとめます。これにより、どんな人が働いているのか、そして求められている人物像が明確になり、企業と求職者のミスマッチを防ぐといった効果も期待できます。

社員インタビュー動画の事例<TOKIUMI>


出典:Crevo制作実績

特定の社員に絞るのではなく、それぞれの部門の代表者のインタビューをまとめた動画となっています。同じ会社内であっても立場によって仕事の内容は様々です。それらをうまく伝えることができる動画となっています。

インタビューにプラスして仕事風景や、社員同士のコミュニケーションシーンなどを織り交ぜることで、社員の声が聞けるだけでなく現場の雰囲気も伝わる動画になっており、実際に自分が働いている姿をイメージできる動画としても魅力的です。

企業紹介動画

総合的にその企業が何をしているのかなどをわかりやすく紹介するのが企業紹介動画です。実写の動画はもちろんのこと、アニメーションやテロップ、ナレーションなども駆使することによって、短時間でも企業のことを理解してもらえるでしょう。

企業紹介動画は採用動画だけでなく、企業のイメージアップや認知度の拡大などを目的としたWEB広告などにも活用できることもあって、多くの企業が採用している動画パターンのひとつです。

企業紹介動画の事例<JIPテクノサイエンス>


出典:Crevo制作実績

アニメーションを多用しながらストーリーを組み立て、どのような企業なのかを視覚的にもわかりやすく紹介した採用動画の事例です。同社はサービスの領域が非常に広いこともあり、業界外の方には理解しにくいため、あえてアニメーションを使って抽象的に仕事内容を説明しています。また、優しい色合いに仕上げることで柔らかいイメージを与えることもできています。

企業紹介動画では、単にわかりやすく自社のことを紹介するだけでなく、イメージや印象を伝えるための構成も重要です。この動画はまさに同社のイメージを直感的に伝えることができていると言えるでしょう。

縦型動画

近年ではさまざまなデジタルデバイスが動画再生ツールとして使われるようになっています。中でも特に広く普及しているのがスマートフォンです。近年ではPCを使わず、スマートフォンのみで動画を視聴している方も多いでしょう。

縦型動画はそんなスマートフォンでの視聴に最適化された動画です。ディズプレイをフルに使って表示することができるため、視覚的により強くアピールすることができるという点がこの縦型動画のメリットです。

縦型動画の事例<中西製作所>

縦型動画を利用できるプラットフォームはTikTokやInstagram、こちらの動画は世界的に特に高いシェアを誇るYouTubeを使った動画です。スマートフォンの画面全体にテロップや画像などが表示され、わかりやすく迫力ある動画となっています。

スマートフォンでサクッと視聴できるように、動画時間が短めになっているという点もポイントのひとつです。

採用動画を外注する際の費用目安

20~200万円が相場の目安

採用動画を作成するにしても、撮影から編集まですべて自社内だけで行うのは簡単ではありません。そこで、専門動画制作会社に依頼するというケースが一般的です。そこで、気になるのが動画作成にかかる費用。

動画制作の費用は、作る動画の種類や長さなどによってもかなりのバラつきがあり、これまでご紹介してきた採用動画の場合は20〜200万円が相場の目安となります。長編の動画になればそれだけ撮影や編集の手間が増えるため、費用も高くなりがちです。また、短い動画でも使用する動画などの素材の数が多ければ、それだけ制作にかかる期間や手間などは異なります。

採用動画の構成のコツ

採用動画を構成するために、重要なポイントがいくつかあります。まず最初のステップがコンセプトの決定です。どのような動画を作るのかという基礎の部分となりますので、しっかりと検討して決定する必要があります。

続いて、ターゲットと活用場所の設定です。ターゲットが新卒の就活生なのか中途採用の求職者なのかによっても、アピールすべき内容は異なります。そして、活用場所も企業説明会やWEB広告などさまざまで、当然場所によってベストな動画の長さや内容が変わるためできるだけ細かく設定することが大切です。

求職者が採用動画に何を求めているのか、そしてどんなものに興味を持っているのかを分析した上で動画のストーリーを考えることも重要なポイント。先に決めたターゲットをしっかりと分析した上で検討してみてください。

自社内のみで検討するのではなく、他社の事例を研究することも重要です。現在、すでに多くの企業で採用動画が導入されているため、同業種のみでなくさまざまな企業の事例を研究して、自社の動画に活かしていくようにしましょう。

関連リンク
採用動画の成功事例10選!制作のコツと制作会社の選び方を解説

Crevoで制作した採用動画の事例

Crevoではこれまでに多くの採用動画を実際に作成してきました。それでは、最後に実際にこれまでに制作した採用動画の事例をご紹介します。

株式会社あしたのチーム


出典:Crevo制作実績

人事に関するさまざまなサービスを提供している「株式会社あしたのチーム」の採用動画です。ジャンルとしては企業紹介動画で、アニメーションを多用することによって同社の事業内容をわかりやすく紹介しています。

同社サービスの中心であるコンサルティング業務を中心として、どのようにサービスを提供しサポートしているのかについての説明を2分程度でまとめているという点もポイント。長すぎないのでWEB広告はもちろんのこと、イベントなどでの上映でも使いやすい動画となっています。

株式会社グローバルビジョンテクノロジー


出典:Crevo制作実績

こちらも企業情報をわかりやすく紹介している動画です。新卒・中途採用の両方で使える動画として制作しており、動画内で事業展開や、企業としての成長中の優良企業であることもアピールしています。

動画の構成としては2Dと実写を融合したものとなっており、視覚的にも企業のイメージを伝えることができるようになっている点もポイント。さらに、英語のナレーションと日本語字幕を組み合わせることによって、グローバルに事業展開を行っている企業であることをアピールしてます。

関連リンク
https://crevo.jp/video-square/adoption/20230112-2/

まとめ

近年ではデジタルデバイスが普及したこともあって、さまざまな形で動画が活用されるようになりました。企業の採用活動も例外ではありません。今回は、そんな採用動画のトレンドや成功事例などについても詳しくご紹介しました。

企業の採用活動に動画を導入してみたいと考えている方は、今回ご紹介したトレンドや事例などを参考にしてみてください。

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crevoAdmin

株式会社LIXIL × 製品紹介動画

2 years ago

“世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まい”を実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的な住宅設備を開発・提供する『株式会社LIXIL』。 今回は泡シャワー「KINUAMI」(きぬあみ)の認知拡大を主な目的として、TVCMを含めたプロモーション用動画 全6本をCrevoで制作しました。

CM視聴後にサイト訪問者が増加するなど、認知拡大および行動喚起に繋がったという動画制作の背景や効果について、LIXIL Water Technology Japan(LWTJ)で新規事業プロジェクトを担当する井垣 絢子 様(写真左)、行徳 和貴 様(写真右)にお話を伺いました。

今まで世の中になかった製品の価値を伝えるために動画を活用。意図を深く汲み取り、先回りした+αの提案が決め手だった

―今回動画制作に至った背景について、どのような課題があったのか教えてください。

井垣様:私たちの部署では、これからの市場を作り出す新たな製品を企画・開発するところから、それをお客様にどのように届けるかというマーケティング領域までを一気通貫で行っています。

今回発売した「KINUAMI」(※)も、「シャワーから泡が出る」という製品はこれまでになく新しいものです。だからこそ、いかに多くの人に知ってもらい、その価値を届けていくかというところは常に課題として試行錯誤しています。

一般発売後に何度か行ったユーザーインタビューを通して意見をお伺いし、ユーザーが生活上で不便さ、面倒さなどそれぞれ多くのモヤモヤを抱えていたことがわかりました。各々がモヤモヤを感じているポイントによって商品の価値は変わってくるので、ターゲットごとへの最適な伝え方を考えた時に、静止画より動画の方が効果的に訴求ができるだろうということはこれまでの実績から見ても明らかでした。

※濃密で温かな絹泡が身体全体を包み込む、画期的な“泡シャワー”が体験できるシャワー。
KINUAMI公式オンラインストア:https://www.kinuami.com/

 

行徳様:「KINUAMI」は他に類を見ない商品であるからこそ、ユーザーに対して、商品の便益をいかに分かりやすく伝えることができるかが課題です。そのために、ターゲットの潜在的な困り事からストーリーとして伝える必要があり、動画制作に至りました

数ある動画制作会社の中からCrevoを選んでいただいた決め手は何でしたか?

井垣様:今回の動画は複数層いるターゲットに対して、それぞれの課題とどんな価値を提供できるのかというところから一緒に考えていただきました。Crevoさんとの取り組みは今回が初めてではないので、もちろん信頼感というものはありましたが、今回は複数社様からのご提案をいただいた中でご提案内容に一番納得感があったことが決め手になりました。

「どういう風に表現するか」という“how”の部分は一番面白くインパクトを出せる部分なので、そこに着目して斬新な見せ方などをご提案をしてくださった会社様が多かったのですが、Crevoさんはそいうった表面的な部分だけではなく私たちが重視する「何を伝えるべきか」という“what”の部分を一番深く汲み取って表現してくれていました

さらに、こちらの意図にぴったり沿った提案ということはもちろん、プラスアルファで想定以上のご提案をいただいたというところも大きな決め手でした。

実は難しくなってしまうかと思い今回の与件には入れていなかったのですが、「KINUAMI」という名前をいかに浸透させていくかというところも課題のひとつとして置いていました。そのことをお伝えせずとも先回りして検討してくださっていて、初回から「歌で名前を覚えてもらうのはどうですか」というご提案もしてくださったのが印象的でした。

―動画制作で印象的だったことを伺えますか?

井垣様:短期間で6本の動画を制作するというかなりタイトなスケジュールの中だったのですが、その中でもスピーディーかつできる限りの対応をしてくれたのが本当にありがたかったです。
おそらく時間的にも内容的にも難しいリクエストもあったかと思うのですが、毎回誠実に100%の力で応えてくださっていました。

また、進行もスムーズで全ての工程に無駄がなかったです。特に編集作業はすごく時間がかかると想定していましたが、オフラインで集まって意見交換する機会を設けてくださったので、かなり時間を短縮できました。その場で出た意見をすぐに映像に反映して様々な検証ができたので非常にスムーズでしたし、細部までイメージを擦り合わせながら進めることができました。

行徳様:企画における方向転換をお願いした際にもすごく柔軟に対応いただけて助かりました。動画制作にあたって全てが予定通りというわけにはいかなかったのですが、方向性の変更に対してもすぐに意図を理解して進めてくださったことがありがたかったです。制作の途中で行き詰まってしまった時にも、様々なご提案をいただきました。

井垣様:終始、私たちのチームの一員となって一緒に進めていただいている感覚でした。

CM効果でサイト訪問者が増加。誰もが知るブランドを目指していきたい

改めて、今回の動画はどのように活用されていますか?

井垣様:ターゲット別の動画4本と総集編・商品紹介の2本は主にWEB上で活用しています。ターゲット別の内のひとつである「アクティブミドル編」に関しては広島・静岡・福岡の3つのローカルエリアでテレビCMを放映しました。

また、2023年9月下旬からは家電量販店やホームセンターで販売が始まったのですが、店頭に設置したモニターで長尺の商品説明編の動画を流しています。

動画の詳細はこちら
「KINUAMI」の公式YouTubeチャンネルはこちら

―動画の反響や効果はいかがでしたか?

行徳様:想像以上の出来に満足しています。視聴者の印象や記憶に残るような動画になりました。社内での反応もよく、経営層へお披露目を行った際に、BGMが頭に残ったようですぐに鼻歌で歌っていたようです(笑)

井垣様:他部署からも「メッセージがわかりやすかった」という感想をたくさんもらいました。
プロモーションの効果としては、CM放映後、放映エリアでは都市圏と比べてもサイトに来訪してくれる人の数が格段に増加しました。
CMを見たからといって行動に移す方ばかりではないと思いますが、視聴後の行動がきちん目に見える形で確認できたという点では、見た人の記憶に残るCMにできたと思います。

行徳様:さらに、サイト訪問者における滞在時間などの行動変化も確認できました今回の動画が商品の興味醸成のきっかけになっていると感じています。

―最後に、今後の展望をお聞かせください。

井垣様:まずは最近、店頭販売が始まったので、より多くの方に手に取っていただけると嬉しいです。
この動画を通して、ご自身の生活に「KINUAMI」が加わることによって実感できるメリットを知っていただきたいですし、たくさんの方に身近に感じていただき、身体洗いに困難やストレスを少しでも感じられている方が必ず購入を検討するような存在になっていきたいと思っています。

行徳様:認知拡大は今後も重要な課題ですが、今回制作した動画を活用してより多くの方に商品とその価値を知ってもらえたらと思います。
「KINUAMI」は毎日の生活を変えるイノベーティブな商品です。将来的には日本中の誰もが知る唯一無二のブランドにしていきたいですね。

株式会社LIXIL 公式サイト : https://www.lixil.co.jp/

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JIPテクノサイエンス株式会社 × 採用動画

2 years 3ヶ月 ago

NTTデータのグループ企業であり、システム開発や情報処理によって安心・安全な街づくりを支える『JIPテクノサイエンス株式会社』。 同社は、橋、道路、電力施設、住宅など暮らしに欠かせないインフラの設計・製作・維持管理に関するICTサービスを提供し、住みよい街づくりに貢献しています。分社化してからは20年、事業としては60年もの歴史があり、国内でも数少ない橋梁・道路・トンネルなどの構造物に特化したソフトウェア企業としてトップを走っています。

今回はさらなる事業成長に向けた採用強化のため、Crevoで企業紹介動画を制作しました。採用活動における課題解決に繋がったという動画制作の背景や効果について、JIPテクノサイエンス インフラソリューション事業部長 廣瀬 安昭さまに詳しくお話をお伺いしました。

タイパ重視時代の企業理解に動画を活用

―今回動画制作に至った背景について、どのような課題感があったのか教えてください。

廣瀬様:まず、数あるソフトウェア企業の中でも私たちのように橋などの構造物に特化している企業は極めて少なく、おそらく国内に5社もないと認識しています。そのため、そもそもこのような領域を専業にしている企業があるということをご存知のない方がほとんどですそういった方々にまずは知ってもらい、さらに興味を持ってもらうためのきっかけとなるものが必要だと以前から考えていました。

これまでの採用活動では事業それぞれの具体的な説明に時間を割いていましたが、そもそもその前提となる「何の会社か」がよくわからないまま細かい情報を伝えたところで理解が難しく、「説明は聞いてみたけれど何をしている会社かいまいちよくわからない」とその先の選考に繋げられないことも多くありました。

興味さえ持っていただければその先の志望度を高めるための魅力を訴求することはできていたので、入り口となるファーストコンタクトでいかに理解を得て、興味を持っていただくかが課題でした。

 

―課題解決のために動画を検討された理由を伺えますか?

廣瀬様:ある程度興味があり志望度が高まった状態であれば、WEBサイトや資料など深いところまで見ていただけると思います。しかし、今回はそこに至るまでが課題で、「どのようにして暖簾の奥を覗いていただくか」という入り口の部分がポイントでした。これまで資料は山ほど作りましたし改善できることはしてきましたが、それでは課題は解決できず限界を感じていました。

また、特に最近の学生の方々は「タイパ重視」と言われるように、じっくりと時間をかけて資料や記事を見られることは少ないです。そのため、短時間で概要を掴んでいただくためには動画しかないと考えており、最初からそれ以外は検討していませんでした。

さらに、動画を作る前提でどのような動画が効果的かさまざまなパターンを検討していたのですが、実写の素材を使った説明的な動画ではなかなか伝わらないだろうとは思っていて、誰にでもわかる簡単な表現で敷居を下げられるような動画を作りたいと考えていました。それが今回の「何もない島に快適な街をつくる」というコンセプトのアニメーションの動画を依頼させていただいたきっかけです。

継続的な取り組みを見据えて、信頼感が決め手に

―Crevoを選んでいただいた決め手は何でしたか?

廣瀬様:まずリサーチした動画制作会社のうち3社ほどと打ち合わせをさせていただいたのですが、Crevoさんは最初にお話しした時の雰囲気で「信頼関係が築ける」と感じました

これからたくさんのプロセスを経てひとつの動画を作っていくと考えた時に、私たちが思い描いていることをクリエイターの方との間に立ってうまく橋渡しをしながら具現化していただく必要がありますが、その点でも信頼関係を築いた上で二人三脚で制作を進められるだろうという安心感がありました

信頼が一番の決め手となったのは、今回だけにとどまらず、今後もお互いの理解のベースを増やしながら継続的な取り組みがしたいという想いがあったからです。直感的な理由ではありますが、最初の打ち合わせでそういった雰囲気や姿勢が伝わってきました。

―動画制作で印象的だったことを伺えますか?

廣瀬様:はじめは非常に漠然としたご相談だったのですが、様々なご提案やアドバイスをいただいた上で納得しながら進めることができたため安心感がありました

例えば、ご提案としては動画の表現方法について2案いただいたのですが、私としては少し冒険かなと思った方を選択しました。その際にもたくさんのアドバイスをいただきながら丁寧に進められたからこそ、この方向性を選択できたと思うのですが、結果的に一般的な動画とは一味違った面白みのある動画に仕上がったと思います。

道路や橋が出来上がるシーンやそこに車が走るシーンなど細かな動きの部分についても、絵コンテの段階では動画化された時のイメージが十分に湧かず少し不安はあったのですが、完成時には細部までこだわって表現をしてくださっていて感動しました。クリエイターの方とはこのような細かな部分までたくさんやり取りをさせていただいたのですが、毎回丁寧にご対応をいただき感謝しています。

動画の詳細はこちら

会社説明会の冒頭で動画を活用。全体像の理解が圧倒的に早く

―動画の反響や効果はいかがでしたか?

廣瀬様:まず、社内では大好評でした。自分たちの会社のことはよく理解をしているつもりでも、初めて聞く方に端的にわかりやすく説明することはまた別で、すごく難しいんですよね。それがこの動画でそれぞれの頭の中になんとなくあったイメージが形となり、共通認識とすることができるようになったというのが非常に大きな進歩だと思っています。

また、ナレーションも含めて優しいトーンでまとめたことも柔らかいイメージに繋がり非常に印象が良く、実写やスタイリッシュなイメージのものとはまた違う切り口でやってみて正解だったと思いました。

さらに採用の場面では候補者から「このような領域に特化した会社があることを知らなかった」という声を非常に多くいただくようになり、今回の動画の目的であった「理解を得て、興味を持っていただくこと」は達成することができたと感じています。

また、効果としては、候補者の方の理解が圧倒的に早くなったという実感があります。

私たちの会社は橋やトンネルなどの構造物を作る部署やそのメンテナンスを行う部署など、細かく分かれているのが特徴です。その中でそれぞれの事業説明にいきなり入ってしまうと聞き手が混乱してしまうことがあったのですが、動画を冒頭で流すことで全体像を最初に理解いただいてからさらに事業ごとの説明へと体系立ててスムーズに話を進めることができるようになりました

さらに、採用以外では展示会にも活用しています。これまでは何をやっている会社か質問をいただくことが多かったのですが、今回は動画の効果かそういうやり取りが随分減り、説明にかかる時間が短縮されたと感じています。

 

最後に、今後の展望をお聞かせください。

廣瀬様:現在、当社は国内の橋のうち約半数のものに携わっていたりと、市場のシェア率もかなり高いですが、高度経済成長期のように新しい橋や道路を作る時代ではなくなっています。後は新設構造物に加え、今ある社会資本のストックをどうやって良好な状態に保っていくかが重要となってきます。さらに少子高齢化が進み人口自体が減少する中ではICTが活用される場面が今まで以上に増えてくるかと思いますので、建設分野のDXをより一層推進していくと同時に、将来に向けた海外展開も進めています。

今回、Crevoさんとは非常に良い動画を作ることができ感謝しています。今回の評判がかなり良いだけに次回が悩ましいところですが、今後もさらにアップデートした動画を企画していけたらと思っています!

JIPテクノサイエンス株式会社ホームページ: https://www.jip-ts.co.jp/

 

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茨城県石岡市 × 観光PR動画

2 years 5ヶ月 ago

茨城県のほぼ中心に位置し、都心から電車で1時間程度とアクセスが良く、観光資源も豊富な石岡市。そんな石岡市の魅力を「もっと多くの人に伝えたい」とCrevoとともに制作したYouTube広告動画は、10日間で再生回数が20万回を超える大きな反響を呼びました。 今回は石岡市役所 産業プロモーション課 係長の鈴木様にお話を伺い、動画プロモーションの効果や制作についての感想をお聞きしました。

石岡市な多彩な魅力をより多くの人へ

―鈴木様が取り組まれていることを教えてください。

鈴木様:私たち産業プロモーション課は、石岡市の観光や農業、商業、工業など、市内の産業を対外に広く発信するプロモーション活動を行っています。特に観光に関しては、筑波山や温泉、キャンプ場などの施設、地酒などのグルメ、レトロな街並みなど、石岡市の多彩な魅力を多くの人々に伝え、観光誘致につなげる取り組みを行っています。

直近のゴールデンウィークには、「いばらきフラワーパーク」をはじめとする石岡市の観光スポットに多くの方々にお越しいただきました。コロナの影響も収束に向かっている兆しを感じ、今後は国内だけでなく海外に向けても積極的に観光PRを展開していきたいと考えています。

写真左:「花やさと山」と満開のソメイヨシノ 写真右:毎年9月に行われる常陸國總社宮例大祭

今回のYouTube広告プロモーションを考えたきっかけを教えていただけますか。

鈴木様:動画はこれまでもプロモーション活動の一貫として活用してきました。石岡市HPやYouTubeチャンネルに掲載し、多くの人へ届ける努力をしてきたのですが、投稿しても再生回数が想定よりも伸び悩んでしまうことが課題でした。せっかく制作した動画をさらに効果的に活用するにはどうしたら良いのか、拡散方法については常に模索していました。

私が所属する産業プロモーション課は昨年4月に立ち上げられ、プロモーションに注力するチームができたことを機に、新たなアプローチ方法を検討していた中で「YouTube広告であれば今まで届かなかった幅広い層へPRできるのではないか」と考えました。

さらに、今回はいままで訴求しきれていなかった「発信力のある若い女性」というターゲットに焦点を当てたかったこともあり、その点でもユーザーが多く拡散力の大きいYouTubeというメディアが最適だと考え、挑戦してみることにしました。

外から感じる魅力を斬新なストーリーで映像化

今回Crevoには初めてのご依頼でしたが、経緯を伺えますか。

鈴木様:これまでの動画は、あくまで市民からの視点で観光地などの魅力を紹介してきました。しかし、今回は首都圏向けのPRということもあり「外からみた石岡市の魅力」を発信していきたいと考えていました。

そういった今までとは違ったアプローチの動画を作るためにも新たな制作パートナーを探していたところ、Crevoさんと出会いました。豊富な制作実績の中に私たちと同じ自治体の実績があったことや、元公務員の方が制作チームにいらっしゃったことも非常に心強く、最初から最後まで私たちに寄り添っていただきとてもありがたかったです。

印象的だったのは、具体的な計画が何も決まっていない段階で制作チームの方々が実際に石岡市に足を運んでくださったことです。それだけでも非常にありがたかったのですが、その時に「石岡市は空が素敵ですね」という言葉をいただきました。私たちにとってはあまりに日常の風景で特別なこととは感じていなかったのですが、初めて訪れる方の新鮮な視点で石岡市の美しさや新たな魅力を見つけていただき、本当に嬉しかったことを覚えています。

三村地区の田園風景と筑波山

―動画制作で印象的だったことはありますか。

鈴木様:たくさんの要素がありますが、やはり一番印象的だったのは提案内容でした。従来のキレイな風景や観光スポットを映像で紹介する観光PR動画とは全く異なり、ストーリー性のある企画はとても斬新でした。

ターゲットの年代に刺さりやすいように「マッチングアプリ」というコンテンツをストーリーに組み込んだアイデアが非常におもしろく、実際は別のシナリオも提案していただいていたのですが、ぜひこのアイデアを石岡市で実現してみたいと思いました。

この動画が結果として予想を超える反響をいただき、情報の鮮度に敏感な20~30代のターゲットを含めて、多くの方に石岡市の魅力を知っていただくきっかけになったと思います。

動画の詳細はこちら

撮影当日の様子はいかがでしたか。

鈴木様:最初にいただいた企画コンテのイメージが、石岡市の風景とともにそのまま映像化されていく感動を味わいました。

撮影は様々なスポットを移動しながら行われましたが、それぞれの事業者との調整も非常に丁寧に対応していただき、当日の進行も非常にスムーズでした。たくさんのシーンを予定していたので時間が押してしまうことも覚悟していましたが、予定よりも早く終了したことに驚きました。

パラグライダーのシーンも。天候にも恵まれました。

また、私たちのターゲットと合わせた年代の女性の監督を選んでいただいたことで、さらに映像の方向性やメッセージが的確に表現されたと感じています。沢山のスタッフ、クリエイターのネットワークがあるCrevoさんだからこそ、今回のような最適なチームが実現できたと思っています。

―動画の反響はいかがでしたか。

鈴木様:想定よりもかなり早く、そして多くの方に見ていただき、10日間で20万回再生という大きな反響を得ることができました。また、嬉しいことに半数以上の方が30秒以上動画を見ていただいているようで、多くの方へ石岡市の魅力が伝わった手ごたえを感じています。

▶20万回再生突破の際に発表したプレスリリースはこちら

公開前はこの尖った企画がどう受け入れられるかと不安もあったのですが、周りの方からも「おもしろい取り組み」や「今までになく斬新」などの感想をいただき非常に好評でした。友人を通して直接私の所に「動画見たよ」と感想が届くこともあり、ターゲットにもしっかりと届いていることが実感できました。

また、さらに嬉しかったのは首都圏だけでなく石岡市内の方々にも見ていただき、市内のPRとしても効果が感じられたことです。私たちのこういった様々な取り組みが注目されることで、市内・市民のさらなる活気づくりにつながればと思っています。

 

課題や悩みに寄り添い、伴走してくれるパートナー

―今後の展望を教えてください。

鈴木様:今後も観光誘致を積極的に行うだけでなく、地域の魅力を実際に体感していただき皆さんに「住みたい」と思っていただけるようなまちづくりやPRをしていきたいと考えています。「にほんの里100選」にも選ばれた日本の原風景が残る筑波山麓の八郷地区など、魅力的な地域の魅力を、首都圏から全国、そして海外へと認知を拡大していくことを目指しています。

今回の動画制作を通して、Crevoさんは私たちの題や悩みに寄り添って伴走いただけるパートナーだと感じています。今回の企画をご相談した当初は「YouTube広告がやりたい」というざっくりとしたことしか決まっていなかったのですが、常に寄り添いながら一緒に考え期待以上の形にしていただき、それがこのような良い結果につながったことが非常に嬉しく感謝しています。ファンの獲得や誘客は1回だけで実現できるものではないと思っているので、今後も引き続き一緒に様々な企画を形にしていけたら嬉しいです。

ありがとうございました!動画では、温泉もグルメもアクティビティも全部満喫できる幅広い魅力が印象的だった『石岡市』。行きたいまち、住みたいまちとしてさらに多くの方に認知いただけるよう、今後も動画でたくさんの魅力を伝えるご支援ができればうれしく思います。

茨城県石岡市 HP : https://www.city.ishioka.lg.jp/

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山口キャピタル株式会社 × イベント動画

2 years 6ヶ月 ago

「金融(エクイティ)の力で地域を変革する原動力となる」というミッションのもと、スタートアップ投資と事業承継投資の二軸で投資活動に取り組む『山口キャピタル株式会社』。 Crevoは、山口キャピタルが企画・運営し、山口フィナンシャルグループが今年初開催した地域とスタートアップによる地方創生サミット「Shimonoseki Add-venture Summit」のオープニング動画を制作させていただきました。「動画制作を通して芯の通ったイベントブランディングができた」というCrevoとの取り組みについて、同社マネージャーの吉村様にお話をお伺いしました。

地域×スタートアップでイノベーションのきっかけとなるイベントを

―まずは、御社の事業について教えてください。

吉村様:山口キャピタル株式会社は、山口フィナンシャルグループの投資専門子会社としてスタートアップ企業に対しての投資と、地元山口県をはじめ広島県や北部九州のエリアの企業様に対しての事業承継投資を手掛けています。

私の所属するスタートアップ投資事業では「スタートアップ企業の成長」と「地域の変革」にコミットするというミッションを掲げて様々な活動を行っています。具体的には、スタートアップ企業による最先端のテクノロジーやプロダクトなどを地域に普及させていくことで、スタートアップ企業と地域両方に貢献していきたいと思っています。

イベント開催を企画された背景について詳しく伺えますか。

吉村様:「地域の変革」ということをミッションにも掲げていますが、地域の活性化については地方銀行として常に考えていかなければならない課題です。地域経済の活性化のためには、地域の関係者とスタートアップ企業を繋ぐことでイノベーションを起こすことが不可欠であると考えています。その想いから、地域とスタートアップによる地方創生サミット「Shimonoseki Add-venture Summit」を今年1月に初開催しました。

日本政府は昨年2022年を「スタートアップ創出元年」と位置づけましたが、同じく私たちもスタートアップ企業はイノベーションの担い手だと思っています。実際に、日本でも大企業の成長戦略のひとつとして、スタートアップ企業との共創事例がたくさん生まれています。しかし、そういった事例は都市部が中心で、私たちが担当するエリアや地方においてはまだ少ないことに課題感を持っていました。

そこで今回、私たちのメインエリアである「下関」にフォーカスし、スタートアップ企業と地元の企業や行政が繋がることで新しいイノベーションを生み出す機会創出ができればと思い、オフラインでネットワーキングができるイベントを主催しました。

ブランディングを深化させた動画コンサルティング

―イベントに動画を活用されたきっかけを伺えますか。

吉村様:このようなスタートアップ企業のイベントは地方ではまだ事例がなく、加えて「イノベーション」というテーマなので、ワクワク感といいますか、これまでにない「新しさ」を感じていただけるようなブランディングをしたいと考えていました。そこで、東京を中心に開催されているスタートアップ関連のイベントを参考にさせていただく中で、このようなイベントに参加したことがない方たちのモチベーションを高めるためには、動画を用いた情報発信が重要だと考えました。

こういったイベントは単発で終わらせるものではなく、定期的に開催していくことで効果が最大化していくという風に考えています。継続開催していった先に、最終的に「Shimonoseki Add-venture Summitといえば山口フィナンシャルグループ」と想起していただけるようなブランディングをしていくためにも、動画を使ってより深く印象付けていきたいという狙いがあいました。

数ある動画制作会社の中で、Crevoを選んでいただいた理由を伺えますか。

吉村様:私たちはこれまで動画を作った経験がなかったので、大上段から細かい部分までご相談できるような「相談対応の良さ」と、もうひとつは「価格」を比較検討要素として動画制作会社を探していました。その中で、Crevoさんの対応の早さと、これまでの実績から「質のいい動画を適正価格で」提供していらっしゃるところが決め手になりました。

―実際の動画制作についてはいかがでしたか。

吉村様:一言でいうと、完璧でした!初めての動画制作ということもあり、初回ヒアリングの時は「どう伝えたらクリエイターの方に汲み取っていただけるだろう」と手探りの状態で少し不安もあったのですが、Crevoさんはまずコンセプトの段階から非常に丁寧なヒアリングでリードをしていただけたのですごく助かりました。

私たちが「何を伝えたいのか」という部分も打ち合せの中で十分に汲み取っていただきましたし、それを実際の表現にどう落とし込むかというところでも、Crevoさんの豊富な制作実績から適確なものをご提案いただきつつ進められたので、非常にわかりやすく安心できました。「例えばこういう動画・音源はどうですか?」というすり合わせを高頻度でしてくださったことで、イメージ通りの満足のいく仕上がりになりました。

制作に関しては、初回からイメージしていた通りの内容だったのであまり修正はしていないのですが、細かい修正の依頼をいくつかさせていただいた際にも、レスポンスがかなり早くて驚きました結果、当初想定していた納期よりも相当早く仕上げていただくことができました。

動画に対する反応はいかがでしたか。

吉村様:社内でも「すごくかっこいい!」と評判でした。当日の参加者の方からも、「かっこいい」、「記憶に残る」など嬉しいコメントをいただきました。「新しさ」に加えて先進的でスタイリッシュなイメージを表現したかったので、まさにぴったりの動画に仕上がったと思っています。

こういった反響をいただけたのも、Crevoさんが私たちの想いをヒアリングの中でうまく引き出してくれたおかげだと思っています。また、ランディングページとのイメージの統一などを含めて、ブランディングの観点からも様々なアドバイスとご指導をいただき、非常にありがたかったです。結果としてすごく芯の通ったクリエイティブになりました。

地方創生に向けた機会創出への手ごたえ

イベントは大盛況のようでしたが、どのような成果がありましたか。

吉村様:当日は約1,000名の方に会場にお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。また、満足度も非常に高く、アンケートでは全体の約9割の方が「非常におもしろいイベントだった」と回答いただき、また、ほぼ全員の方が「次回も参加したい」という回答で、満足感と次回への期待も感じていただけているようでした。

参加者の心境の変化も私たちとしては非常に嬉しい結果でした。参加前は「スタートアップ企業は自分と関係がない」と思っていた方が全体の約4割だったのに対して、実際のスタートアップ企業の取り組みを知り接点を持ってもらった参加後のアンケートでは、8割くらいの方が「スタートアップ企業となにか一緒にやってみよう」とポジティブな反応を持っていただけたようです。この結果から、今回のイベントでスタートアップ企業の認知向上と関係構築のきっかけづくりができたのではないかと思っています。

地方では珍しくキーノート、ピッチ、パネルディスカッション、ネットワーキングと会場全体を周遊するイベントとなりましたが、このようなイベントに馴染みがない方たちに受け入れてもらえるのか、企画段階では不安もありました。ただ、実際の参加者の反応を見て、本当にやってよかったと感じました。

また、このイベントの目的は「スタートアップ企業と地域によるイノベーションを生み出す」ことなので、「スタートアップ企業と地域がどれくらい接点を持ったか」ということをKPIとしていたのですが、当日だけで200件ほどの接点を生み出すことができました。スタートアップ企業と地域の双方を高めていく、私たちならではの価値が提供できたのではないのかなと思っています。

今後の展望を教えてください。

吉村様:イベントについては、今後も毎年開催していくことを予定しています。今回はゲストも素晴らしい方々を本当にたくさんお招きできたので、それを超えていくのはまあ大変だなと思っているのですが…。回ごとに求められるハードルが高くなる中で、さらにレベルアップしたものをお届けするために、次回に向けて企画を練っていきたいと思います。
Crevoさんには、次回以降もブランディングに繋がるような動画制作をご相談したいと思っています!

投資企業としては、今、優秀なヒト・モノ・カネがスタートアップ企業に集まってきているなと非常に感じています。そういったイノベーションの担い手であるスタートアップ企業の成長力やテクノロジーを、不足している地域に持ってくることで、地域をより良くしていきたいと思っています。引き続きイベントも含めて、私たち流の地域活性化や地方創生に貢献する取り組みに邁進していきたいです。

山口キャピタル株式会社さまHP  https://yamaguchi-capital.co.jp

 

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YouTubeの印象に残るCM人気ランキングベスト10【2023年5月版】

2 years 6ヶ月 ago

「YouTubeで気になる動画を見るはずが、気づいたらコマーシャル動画をしっかり見てしまった。」

そんな経験はありませんか?そんな魅力あふれるYouTube動画広告を再生回数順に、ランキング形式で紹介していきます。動画制作・映像制作を検討中の方は、ネタのひとつとしてもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。(2023年5月09日時点)

第10位SK-II CM 肌年齢は? 綾瀬はるかさんが肌測定を体験篇 32秒

出典:SK-II Japan

女優の綾瀬はるかさんが出演するSK-IIのCMです。肌測定マシン「マジックスキャン」を体験し、自分の肌年齢を教えてくれます。マジックスキャンについて紹介しているWebCMです。

第9位ユニクロ CM LifeとWear/夏の美術館篇 30秒版


出典:UNIQLO ユニクロ

女優の綾瀬はるかさん、西田尚美さん、小田愛結が出演するユニクロのCMです。落ち込んだ様子の小田愛結を連れて車で美術館へ。気分が晴れる服を着て美術館で楽しんでいるうちに、いつの間にか笑顔になっています。

第8位ニデック CM ニデックってなんなのさ? 回すもの作る篇

出典:ニデック株式会社 / NIDEC Corporation

女優の川口春奈さんが出演するニデックのCMです。バックでロボットがバンド演奏をし、川口春奈さんが港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカの替え歌でニデックについて歌っています。「あんた、ニデックってなんなのさ」という台詞が印象的です。

第7位GU CM ビジリアンビコシアン篇

出典:GU(ジーユー)

女優の今田美桜さんと中条あやみさんが出演するGUのCMです。ローウエストでお尻と腰が美しく見えることをお二人が歌い上げています。「ローウエストで美尻・美腰 ローウエストバギーパンツ」というローボイスのナレーションでかっこいい仕上がりのCMです。

第6位AKKODiS CM 登場篇

出典:AKKODiS Japan

俳優の岡田准一さんが出演する、AKKODiS のCMです。錆で動かなくなったキューブを持つ人たちが行き交う中で岡田さんがキューブを金色に輝かせながら立っています。「日本に新しいブレーンを」というフレーズから周りのキューブが輝き動き出す、かっこいいCMです。

第5位資源エネルギー庁 CM

出典:metichannel

女優の高橋ひかるさんが出演する資源エネルギー庁のCMです。エネルギー価格の負担軽減策が実施されていることを周知するため、高橋さんが「もう見ましたか?」と問いかけ、省エネ・節電の協力も呼びかけています。

第4位ユニクロ CM 会議の途中で篇 30秒版


出典:UNIQLO ユニクロ

女優の綾瀬はるかさんが出演するユニクロのCMです。元プロサッカー選手の内田篤人さんと会議の途中でサッカーを始めます。サッカー中のシーンではカタールW杯の三笘選手を彷彿させる内田さんのプレーも見所な、爽やかなCMです。

第3位OCNモバイル CM OCNモバイル体操 ドコモショップ篇

出典:OCN

女優の石原さとみさんが出演するOCNのCMです。童謡の「クラリネットをこわしちゃった」の替え歌で「見直したいのはスマホ代」と石原さんが歌っています。衣装と編集の色味を合わせ、青と黄色がとても印象的なCMになっています。

第2位日産 CM もう夢じゃない篇 30秒版

出典:日産自動車株式会社

歌手・俳優の木村拓哉さんが出演する、日産のCMです。自動で危険を避ける最先端の技術を公開しました。この技術によって自動運転はもう夢ではないということを、実用化に向けた実験映像で裏付けているCMです。

第1位爽 CM 休憩しよう爽しよう篇

出典:お口の恋人 ロッテ 【LOTTE】 公式チャンネル

女優の森七菜さんが出演する爽のCMです。休憩をとっていないことに気づいた森さんが早速コンビニに行き、爽を食べて息抜きをしています。森さんが透明感溢れる声で歌うオリジナルソングはより爽やかさを引き立てていますね。

今月の一言

5月のYouTube CM人気ランキングベスト10いかがでしたでしょうか?気になるCMはありましたか?

今月は綾瀬はるかさんが出演するCMが3本もランクインしていましたね!来月のYoutubeランキングもお楽しみに!

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公益社団法人 日本眼科医会 × SNS動画でコンタクトレンズの正しい利用法を啓発

2 years 6ヶ月 ago

『公益社団法人 日本眼科医会』は、眼科医療の発展を目指して、学術的研究と公衆衛生活動の推進、さらに幅広い医療活動を実践しています。その一環として動画を活用したコンタクトレンズの正しい使用方法の啓発を継続して行っており、SNSでの拡散を見据えた動画をCrevoが制作しました。

今回は、日本眼科医会の常任理事である西村様に、動画を活用した背景やCrevoとの動画制作の取り組みについてお話を伺いました。

若い世代を中心とした拡散に動画を活用

―日本眼科医会はどのような活動をされていますか。
西村様:本会は1930年に臨床科医会第一号として設立され、「国民の目を守る事業」を積み重ねて参りました。日本眼科学会・全国都道府県眼科医会・眼科関連団体と連携し、眼科医療の安定的発展を目指して学術的研究と公衆衛生活動を推進しています。さらに、全ての眼科医療者が個々の特長を活かして医療の発展に貢献できる環境作りのために、各地の眼科組織にダイバーシティの浸透も進めており、国民の生活の質向上を目的とした幅広い医療活動に取り組んでいます。

―動画活用前はどのような課題がありましたか。
西村様:特に、コンタクトレンズを初めて使うことが多い中学~高校生の若い世代に対して、コンタクトレンズの使用法や眼疾患の知識の浸透に課題を感じていました。

私は医療対策を担当させて頂いており、眼科医療に関する様々な問題に対応しております。そのなかでも、若年層の誤ったコンタクトレンズ使用で発生する重篤な眼疾患に対しては、大きな課題感を抱いています。

コンタクトレンズは視力を矯正するアイテムとしては優れていますが、目に直接装用するため、使用法を誤ると大きな障害を残します。最近は眼科を受診せずインターネットでコンタクトレンズを購入する方も増えました。ネット上のコンタクトレンズは品質に問題がある製品も多く存在しており、問題や異変が起こったときにすぐに眼科を受診するという理解が不足しているため、角膜感染症など重篤な病気につながるリスクがあります。そういったトラブルを極力減少させていくために、特に学生を中心とした未成年に向けて積極的に啓発活動を行っています。

課題解決のために、動画を導入された決め手は何でしたか。
西村様:これまでにも眼科を受診された方に正しい使い方の説明を行ったり、パンフレットを配ったりと様々な施策を行ってきました。しかし、国民全体の眼障害を減らしていくためには「眼科を受診しない人たち」にも正しい情報を直接届ける必要があると考えました。

そのため、どのようなツールを使うかを模索していたところ、多くの情報をSNSから得ている若い世代を中心に、より広く効率的に啓発するためには、SNSを活用した動画施策が最適であると考えました。約3年前に第1弾の動画を制作して以来、毎年、動画によるアプローチを続けています。

拡散を見据えた動画プランニング

―今回Crevoにご依頼をいただいたきっかけを伺えますか。
西村様:Crevoさんには以前、子どもを持つ母親に対して、3歳児健診で実施される視力検査の重要性を啓発することを目的とした「STOP!弱視見逃し」の動画を制作していただいた経緯があったので、今回の動画制作のコンペティションに参加して頂きました。

▼「STOP!弱視見逃し」動画

動画の詳細はこちら

今回のコンタクトレンズに関する啓発動画制作では、何社かにご提案をお願いしていたのですが、その中でもCrevoさんにご提案いただいた内容は、いい意味で飛び抜けていて、度肝を抜かれてしまいました(笑)。

部活動をする動物のキャラクターが、コンタクトの正しい使い方を、オリジナルソングとダンスにのせて伝えていく内容だったのですが、音楽のノリや歌詞の語呂の合わせ方がすごく良くて、直感で「これは若い人たちに刺さるのでは」と感じました。

コンタクトレンズ対策プロジェクト会議メンバーの反応も非常に良く、この企画をぜひ実現したいと思ったので、Crevoさんに制作をお願いしました。

▼今回制作した「コンタクトレンズ啓発動画 -バスケ篇- (Crevo制作実績)」動画

―ターゲットである若い世代への訴求に可能性を感じたのはどういった部分でしたか。
西村様:実は昨年、別の動画制作会社にアニメーション動画を作ってもらったのですが、我々がSNSのアカウント運用に慣れていなかったため、「作った動画をもっと拡散させるにはどうしたら良いのだろう」という課題が残っていました。

その点、今回のCrevoさんの動画では、歌とダンスによるインパクトや拡散までを含めてプランニングをしていただいていたので、昨年の課題を超えられる可能性を感じました。

SNSは隙間時間になんとなく見ている方が多いと思いますが、歌で耳から自然に取り入れることができますし、コミカルなダンスと合わせて印象にも残ります。気軽に見ることができて、かつクスっと笑えるような楽しさから、歌やダンスを真似して広めてくれる人が出てくるのではという期待感がありました。このようなSNSでの連鎖的な拡散を狙った動画プランニングは、今まで経験したことがなかったので、大きな可能性を感じ、チャレンジしてみたいと思いました。

―今回の動画制作で印象に残っている点はありますか。
西村様:まずひとつめは、クリエイターさんやチームの皆さんに、眼科医療に関しての理解があったことです。おかげで提案いただいた歌詞もほとんど修正せず、非常にスムーズに進めることができました。
眼科は、医療の中でも特に専門的な分野ですので、細かい部分を伝えることは難しかったのですが、Crevoさんはこちらの意図や要望をスマートに動画に取り入れていただき、ありがたかったです。

ふたつめは、非常にスピーディーかつ誠実に対応して下さったことです。私たち臨床医は、日中は診療に当たっているので、会議を夜の時間帯に調整するなど柔軟に対応いただきました。また、会議でも本音でディスカッションをしていただいたおかげで、よりよい作品を作ることができたと思っています。コンタクトレンズ対策プロジェクト会議のメンバーもこの一年間の活動は充実感があったと思っております。

今回の動画をSNS拡散のためにどう扱うかなど、開始当初はわからない部分も多かったのですが、教えてもらうことも多く非常に充実した取り組みでした。
数値的なものは、今後いかにして拡散させて、対象となる国民に認知されるかが重要だと思っております。我々としても、素晴らしい作品を認知して頂けるように頑張っていきたいです。

―動画はどういった使い方を想定して制作されましたか。
西村様:YouTubeやTikTokなどのSNS以外には、リアルでの施策と合わせてより広めていきたいと思っています。たとえば、今回Crevoさんにポスター用のクリエイティブも作って頂いたので、日本全国の眼科医療機関や学校などへの掲示を予定していますし、購入者へのチラシの配布も行っていく予定です。配布物にはすべて動画への誘導を想定してQRコードを掲載しており、様々な施策との相乗効果を狙っています。

今後の展望を教えてください。
▼前回制作の「コンタクトレンズ啓発動画 -サッカー篇- (Crevo制作実績)」動画

西村様:サッカー編に続いてバスケ編と、さまざまな部活動のシーンでコンタクトレンズの注意点を啓発していく内容で作っていただきました。今回の企画がバズれば、今後の日本眼科医会の種々の啓発活動の折りにも、効果的な方法として、同様の動画を活用できると考えています。

今後も国民の皆様に向けた啓発活動を継続して参りたいと考えていますので、Crevoさんには引き続きクールでユニークな作品のご提案を期待しています!

公益社団法人 日本眼科医会さまHP :https://www.gankaikai.or.jp/

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YouTubeのCM人気ランキングベスト10<2023年4月版>

2 years 7ヶ月 ago

「YouTubeで気になる動画を見るはずが、気づいたらコマーシャル動画をしっかり見てしまった。」

そんな経験はありませんか?そんな魅力あふれるYouTube動画広告を再生回数順に、ランキング形式で紹介していきます。動画制作・映像制作を検討中の方は、ネタのひとつとしてもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。(2023年4月11日時点)

第10位リクナビ CM このオンラインは うれしいかも篇 2-3月ver.

出典:リクナビ公式チャンネル

女優の清原果耶さんが出演するリクナビのCMです。「時間と場所から、あなたを自由に」というナレーションとともに、いろんな場所や時間でオンラインイベントに参加する学生の様子を清原果耶さんが演じています。

三菱電機 CM ルームエアコン くつろぎすぎ篇 30秒版

出典:しあわせをシェアしよう。チャンネル【三菱電機公式】

俳優の神木隆之介さんが出演する、三菱電機のCMです。「しあわせをシェアしよう。」というコンセプトのもと作られたCMの第二弾です。霧ヶ峰のエアコンを取り付けたリビングで家族がゆったりとくつろいでいる様子を切り取っています。

第8位ポケモンGO CM 日本の坂をGOしよう 岡山吹屋ふるさと村篇

出典:Pokémon GO Japan

2月からランクインし続けている、女優の高畑充希さんが出演するポケモンGOのCMです。日本の坂をGOしようシリーズの岡山吹屋ふるさと村篇です。岡山の地に訪れた高畑充希さんが、ポケモンGOを楽しみながら坂を登っていきます

第7位ユニクロ CM 会議の途中で篇 30秒版


出典:UNIQLO ユニクロ

女優の綾瀬はるかさんが出演するユニクロのCMです。元プロサッカー選手の内田篤人さんと会議の途中でサッカーを始めます。サッカー中のシーンではカタールW杯の三笘選手を彷彿させる内田さんのプレーも見所な、爽やかなCMです。

第6位日産 CM もう夢じゃない篇 30秒版

出典:日産自動車株式会社

歌手・俳優の木村拓哉さんが出演する、日産のCMです。自動で危険を避ける最先端の技術を公開しました。この技術によって自動運転はもう夢ではないということを、実用化に向けた実験映像で裏付けているCMです。

第5位GU CM ビジリアンビコシアン篇

出典:GU(ジーユー)

女優の今田美桜さんと中条あやみさんが出演するGUのCMです。ローウエストでお尻と腰が美しく見えることをお二人が歌い上げています。「ローウエストで美尻・美腰 ローウエストバギーパンツ」というローボイスのナレーションでかっこいい仕上がりのCMです。

第4位カープレミア CM プレミアダッシュ篇

出典:カープレミア

先月の6位から順位を上げてランクインを果たしたのは、アーティストのGENERATIONSが出演するカープレミアのCMです。GENERATIONSのメンバー7人が車のハンドルだけを持ち、「ブーン」と叫びながら自動車専用道路を楽しげに走っている様子がインパクト抜群のCMになっています。

第3位OCNモバイル CM OCNモバイル体操 ドコモショップ篇

出典:OCN

女優の石原さとみさんが出演するOCNのCMです。童謡の「クラリネットをこわしちゃった」の替え歌で「見直したいのはスマホ代」と石原さんが歌っています。衣装と編集の色味を合わせ、青と黄色がとても印象的なCMになっています。

第2位リクルートダイレクトスカウト CM action篇 30秒版

出典:リクルートダイレクトスカウト公式チャンネル

俳優の松坂桃李さんと大谷亮平さんが出演するリクルートダイレクトスカウトのCMです。期待せずに登録した大谷さんですが、松坂さんが指パッチンをすると空気が一変し、届いたスカウトを見て「すごいのきた、、、」とつぶやきます。カメラの動きや場面の切り替わりが多く、スカウトが届くまでのスピード感が表現されています。

第1位三井ダイレクト損保 CM 事故対応篇 30秒版

出典:三井ダイレクト損保 公式チャンネル

先月から引き続き1位にランクインしたのは、俳優の遠藤憲一さんと奈緒さんが出演する三井ダイレクト損保のCMです。事故を起こしてパニックになっている女性の前に「強さ」代表の遠藤さんと「優しさ」代表の奈緒さんが小人のような姿で登場。保険の頼りがいのあるところをアピールしています。

今月の一言

4月のYouTube CM人気ランキングベスト10いかがでしたでしょうか?気になるCMはありましたか?

春の爽やかなCMもランクインし始めましたね。来月のYoutubeランキングもお楽しみに!

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【成功事例23選】サービス紹介動画の依頼にかかる費用は?依頼前の準備や費用別の成功事例を紹介

2 years 8ヶ月 ago

サービス紹介動画を制作したいと考えているものの「依頼前にどのような準備が必要なのか
」「おおよそどれくらいの費用がかかるものなのか」がわからず、最初の一歩がなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では「動画制作で依頼の前にやるべきこと」や「おおよその費用」をご紹介します。
またサービス紹介動画の成功事例も価格別に紹介していますので、費用感と仕上がりのイメージがしやすくなるでしょう。

ぜひ動画制作を依頼する前にご一読いただき、参考にしていただければと思います。

お役立ち資料集

サービス紹介動画の制作にかかる費用は?

サービス紹介動画の制作にはさまざまな工程があり、以下のようにそれぞれ費用がかかります。

  • 企画・ディレクション費用
  • 機材費用
  • 撮影費用
  • 編集費用
  • 人件費・出張費

上記すべての工程に人員や機材が必要なことが、高い動画制作費用がかかる大きな理由となります。

ただ動画制作会社によっては、以下のような取り組みでコストカットに取り組むところも少なくありません。

少人数で制作をこなし、人件費を削減する
動画および画像の提供を依頼者に任せ、撮影費を抑える

なるべく安い価格で制作できるプランがないか、気軽に相談してみるのもひとつです。

この章では上記それぞれどんな作業を行っており、どのように費用が発生しているのかを見ていきます。

企画・ディレクション費用

動画制作においてまず発生するのが、企画・ディレクションでの費用です。

たとえば、

  • 動画制作にあたっての初回打ち合わせ
  • 動画の表現方法など、内容に関する詳細打ち合わせ

など発注側との打ち合わせや認識合わせひとつでも、人件費が発生します。

また動画制作においては、一般的に全体の指揮・統括を担うのは「ディレクター」です。
このディレクターは制作のスケジューリングや進捗管理などを行うため、こちらも「ディレクション費」として加算されます。

このディレクション費の相場は、一般的に5〜25万円程度です。
しかし高度な映像技術を用いたハイクオリティな動画などを依頼する場合、この相場を大きく上回る可能性もあるでしょう。

機材費用

「機材費用」も、動画制作でかかる費用のひとつです。

ひとえに機材といっても、現代ではさまざまなグレードの機材が存在します。
ハイグレードな機材を使った撮影を希望する場合、相応の費用がかかってくるでしょう。

逆にiPhoneやGoProのような比較的安価な機材を用いた撮影の場合、費用は安く抑えることができます。
しかしグレードの高い機材と比較してしまうと、クオリティはどうしても劣ります。

また通常のカメラだけでなく、以下のような特殊な機材を用いた撮影でも、費用は高額になる傾向です。

  • VR素材制作用のカメラ
  • 360度カメラ
  • ドローン

そのため撮影機材費の相場は、おおよそ5〜25万円ほどとなっています。

撮影費用

「撮影費用」も、動画制作でかかってくる高額な費用のひとつです。

撮影作業にかかる費用となりますが、場合によって費用は変動します。

たとえばインタビュー撮影などのような「スタッフが一人で済む撮影」の場合、それほど高額な費用にはなりません。

ですが「音声や照明が必要」「多くのカメラ配置が必要」「キャストにタレントやモデルを採用したい」のような要望があれば撮影は大掛かりになり、必要なスタッフの数は増えます。

たとえば多くのカメラが必要ということは、相応のカメラマンが必要です。
さらにタレントやモデルを起用した撮影となった場合、メイクやアシスタントの稼働に関する費用もかかってくるでしょう。

撮影費は一般的に、「撮影にかかわるスタッフの数や時間に比例する」ものと考えて差し支えありません。

撮影費の相場は、おおよそ3〜30万円程度です。

編集費用

「編集費用」も、動画制作で発生する大きな費用のひとつです。

編集作業は主に

  • 撮影した動画を要所要所でつなぐ
  • 必要に応じてカットを行う
  • 音声やナレーション、BGMを加える

などを行い「ひとつの動画作品」として仕上げる作業のことをいいます。

こちらも編集スタッフの工数がかかるほど、費用は高額になると考えていいでしょう。
動画の尺が長かったり、特殊な効果が必要になったり、3DやCG技術が必要なものほど、スタッフの工数は増える傾向です。

また編集作業は、動画のクオリティによっては複数人で行われるケースもあります。
編集費用も、スタッフの数およびかかる時間に比例すると考えて差し支えないでしょう。

編集費用の相場は、おおよそ5〜25万円程度です。

人件費・出張費

動画制作には「人件費・出張費」も発生します。
数ある工程の中でも、とくに大きな割合を占めるのがこちらです。

人件費は関わったスタッフの数と工数に比例し、増えていくものです。
より多くのスタッフが必要になるほど、人件費も大きくなります。

さらにいうと、場合によっては「制作会社以外の方々」にも人件費は発生します。
たとえばタレントやモデルを起用した撮影の場合、ギャラはもちろん、メイクスタッフやアシスタントにも費用が発生します。

サービス紹介動画の活用方法

サービス紹介動画を活用する場面としては、主に以下の3つがあげられます。

  • 新サービス・プレスリリース
  • 広告・ランディングページ
  • 営業・展示会

上記の場面それぞれの具体的な活用方法をくわしくご紹介します。

動画を制作したあとの使い道として、ひとつの参考にして下さい。

新サービス・プレスリリース

サービス紹介動画は、「新サービス・プレスリリース」の場で大きな効果を発揮します。

新サービスの魅力などをテキストや画像のみの説明で伝え、かつ印象に残すことは困難を極めます。
メディア関係者は日頃から、あらゆる新商品のプレゼンを目の当たりにしているためです。

しかしここで動画を用いることで、メディア関係者の視覚と聴覚にダイレクトな訴求ができます。
そのため、より効果の高いプレゼンテーションの実現が可能となるでしょう。

もしメディア関係者に対して強いインパクトを残すことができれば、何らかのメディアで紹介してもらえたり、SNSをはじめとしたあらゆる媒体で拡散される可能性が高まります。

もしユーザーの共感を生んで拡散されれば、多くの方に新サービスの魅力や特徴を広く知ってもらえることは間違いありません。

そのため新サービスやプレスリリースでは、動画を用いることは非常におすすめです。

広告・ランディングページ

広告およびランディングページでの動画の活用も、大きな効果をもたらしてくれます。

広告やランディングページは、「テキストと画像」が用いられることが多い傾向です。
その中で動画の広告を盛り込むことで、ユーザーからの注目度が高まります。

  • サービス内容を正確に伝えられる
  • ユーザーの滞在時間の向上
  • CV率の向上
  • 情報量増加によるSEO評価の向上

など、さまざまなメリットが得られます。

「文字を読むこと」と「動画を見ること」で得られる情報量には、雲泥の差があります。
そのため現代では広告やランディングページに対し、動画の活用に舵を切る企業が年々増えています。

営業・展示会

サービス紹介動画は「営業・展示会」の場でも、大きな効果が期待できます。

従来の「テキストと画像+営業担当者の説明」では、内容が伝わりにくいことが多々あるためです。
聞き手による誤った解釈も生じやすく、営業担当者にも高い説明力が求められます。

その点サービス紹介動画なら「図解を用いた説明」で説明ができるため、内容が理解しやすくなります。
また動画を再生するだけなので、説明内容の統一化にもつながるでしょう。

さらに営業担当者が喋る内容も減ることと、説明力を鍛える教育コストも抑えられるといえます。

またサービス紹介動画は、複数人が相手のシーンでも重宝します。
ただ流しておくだけで済むことと、口頭で紹介するより早く理解してもらえるためです。

【価格別】サービス紹介動画の成功事例

ここまでサービス紹介動画の制作工程それぞれにかかる費用や、具体的な活用方法についてご紹介してきました。

ここからは具体的なサービス紹介動画の成功事例について、以下の4つの価格帯ごとにご紹介します。

  • ~49万円
  • 50~99万円
  • 100~299万円
  • 300万円~

価格帯ごとの動画の成功事例を見ることで、より明確な仕上がりがイメージできるようになります。

これから制作を検討している方は、ぜひ参考にして下さい。

【〜49万円】サービス紹介動画の成功事例

まずは49万円以内の予算で制作した、サービス紹介動画の成功事例をご紹介します。

サービス紹介動画「トラスト・ログイン」

費用レンジ ~49万円
60~120秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

ID・パスワードの一元管理クラウドサービス「トラスト・ログイン」のサービス紹介動画です。

「覚えるパスワードがひとつだけで済む手軽さ」を軸に、社員と管理者の両方のメリットを紹介しています。
IDやパスワード増加による3つのリスクを紹介し、それを解決するツールとして「トラスト・ログイン」を活用する流れです。

サービスサイトに合わせて、細い線をベースにしたグラフィックが特徴です。
シンプルながら柔らかいキャラクターで、親しみやすい雰囲気に仕上がっています。

トラスト・ログインを運営するのは、GMOグローバルサイン株式会社。
「G SuiteやOffice365などへのシングルサインオン (SSO)」と、「ID・パスワードの一元管理」を実現しています。

サービス紹介動画「七田式教室幼児コース」

費用レンジ ~49万円
60~120秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

幼児教育スクール「七田式教室幼児コース」のサービス紹介動画。

ターゲットとなるのは、幼児を持つ親世代。
「幼児教育の重要さを動画で知らせたい」という想いが動画にこめられている点が特徴です。

「幼児の教育は重要」なことを全面的に訴求しています。
親世代に響くしつらえや雰囲気をアニメーションでテンポよく、わかりやすく表現しているのが特徴です。

運営する「株式会社しちだ」は、最新のメソッドを取り入れた幼児教育を実践している教室です。

サービス紹介動画「sitateru CLOUD」

費用レンジ ~49万円
120秒~
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

アパレル・ファッション業界のあらゆる業務を支援するプラットフォーム「sitateru CLOUD(シタテルクラウド)」のサービス紹介動画です。

衣料生産業者に向けて「無駄のない生産体制」を知っていただきたいという思いから、制作された背景があります。

シンプルなアニメーションと構成で、ターゲットとなるアパレル・ファッション業界の方々にも伝わりやすい動画に仕上がっているのが特徴です。
また読みやすいテロップにより、無音でも理解できるよう工夫されている点にも注目です。

こちらのサービスを運営するのは「シタテル株式会社」で、衣服を生産できるプラットフォームを提供する企業です。

サービス紹介動画「iDeCo」

費用レンジ ~49万円
15~30秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

iDeCoのサービス紹介動画です。
「WebCMの刷新を図りたい」という要望のもと制作されました。

動画は老夫婦がidecoに加入した25年前を振り返るところからスタート。
「iDecoの買いやすさ」と「早く加入するとお得」であることを訴求しています。

シンプルながら親しみやすく、目を引く温かみのある現代的なアニメーションタッチが特徴です。
また会話をベースにすることで、視聴者が親近感を感じられるよう工夫されています。

株式会社SBI証券はオンライン証券事業を中心に展開する証券会社です。

サービス紹介動画 ブランド宅配買取サービス「ブランディア」

費用レンジ ~49万円
30~60秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

ブランド宅配買取サービス「Brandear(ブランディア)」と「楽天スーパーポイントギャラリー」のキャンペーン紹介動画です。

「不要ブランド品を売るだけで!楽天スーパーポイント最大5,000ポイントがもらえちゃう!!」と訴求力のあるキャンペーン内容の紹介から始まり、サービスの紹介につなげています。
ブランド品に敏感な女性がターゲットで、メインカラーもパステル調で統一されている点が特徴です。

「Brandear(ブランディア)」は、ハイブランドからカジュアルブランドまで幅広く1点からでも査定を行う「ブランド宅配買取サービス」です。

サービス紹介動画「会社四季報オンライン」

費用レンジ ~49万円
~15秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

会社四季報オンラインのサービス紹介動画です。

サービスのプロモーションを目的として、15秒という短い尺で制作されました。

文字と演出だけのシンプルな動画構成となっており、スタイリッシュなデザインながら信頼性がイメージできる演出が特徴です。

また、投資初心者が懸念する「投資は損をするから怖い」というイメージを払拭させるための工夫が盛り込まれています。
ショート動画ということもあり、瞬時に伝わりやすいようカタカナ表記で「コワイ」と表現している点にも注目です。

サービスを運営するのは、東洋経済新報社。
ビジネス書や経済書などの発行を専門とする日本の出版社です。

【50〜99万円】サービス紹介動画の成功事例

続いて50〜99万円以内の予算で制作した、サービス紹介動画の成功事例をご紹介します。

サービス紹介動画「PIXIAL」

費用レンジ 50~99万円
60~120秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

「画像」を切り口としたソーシャルリスニングサービス、「Pixial」のサービス紹介動画です。
認知拡大の目的のもと、制作された背景があります。

動画は企業のマーケティング担当者の課題感からスタート。
Pixialを使うことで解決していく様子を表現しています。

インスタグラムはロゴではなくイメージカラーを用いることで、初見でわかりやすくする工夫が施されています。

運営するのは、株式会社ジャパン・カレントです。
多様化する個人のニーズに応えるライフ・ステージを創出し、幸せな社会造りに貢献できるソリューションを提供します。

サービス紹介動画 内視鏡画像診断支援ソフトウェア「gastroAI model-G」

費用レンジ 50~99万円
30~60秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

内視鏡画像診断支援ソフトウェア「gastroAI model-G」のサービス紹介動画です。
主な目的は「サービスの認知度拡大」で、学会のサイネージ用として制作されました。

サービスの内容をCGと字幕でわかりやすく説明しています。
またクライアントが作成したCGデータに独自のアレンジを施し、先進的な印象に仕上げている点が特徴です。

株式会社AIメディカルサービスは、日本内視鏡専門医の英知を集めたAIを開発しました。
その技術で、世界の内視鏡医療発展に貢献するスタートアップ企業です。

サービス紹介動画「VACAN Throne」

費用レンジ 50~99万円
15~30秒
表現 アニメーション・実写

出典:Crevo制作実績

トイレサイネージ「VACAN Throne」のサービス紹介動画です。
「トイレサイネージ」そのものの認知拡大と、興味促進のもとで制作されました。

清潔感のある白と水色のカラーで動画がスタート。
冒頭からトイレサイネージの設置実績をアピールし、視聴者の関心を惹いています。

また「実は」という言葉を冒頭で入れることで興味を惹き、テロップの効果的な演出で訴求をより強めているのがポイントです。

運営の「株式会社バカン」は、IoT、AIを軸とする企業です。
レストラン街やカフェ、トイレなどあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信します。

サービス紹介動画 セキュリティ評価サービス「Secure SketCH」

費用レンジ 50~99万円
120秒~
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

セキュリティ評価サービス「Secure SketCH」の紹介動画です。

ターゲットは「サービスの概要をすでに掴んでいる方」で、もう一歩踏み込んで関心を持ってもらう目的のもと制作されました。

随所にイメージ素材などを盛り込むことで、「ただのマニュアル動画」にならないよう工夫されている点がポイントです。

全体的にスタイリッシュな雰囲気でありつつも、要所要所で実際のPC画面を挟み込むなど、中身が伝わりやすい構成となっています。

こちらを運営するのは、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社。
野村総合研究所グループの情報セキュリティ専門会社です。

サービス紹介動画「Precisely Connect」

費用レンジ 50~99万円
120秒~
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

「Precisely Connect」のサービス紹介動画です。

以下の思いのもと、制作された背景があります。

  • 「会社のロゴ変更に伴い、動画も刷新したい」
  • 「既存動画より、見栄えがあるものを制作したい」

シンプルなイラストと紫のカラーリングで、先進的なイメージを醸している点が特徴。
また音声なしでも内容が理解できるため、あらゆる場所で配信できる点もポイントです。

株式会社アシストは、ソフトウェアの活用をアシストする会社。
ビジネスを進化させるITソリューションの提供を目指しています。

サービス紹介動画「チームビルディングス株式会社」

費用レンジ 50~99万円
120秒~
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

「いい園づくりの支援」を行うチームビルディングス株式会社の紹介動画です。

幼稚園経営者に向けた内容で、柔らかく親しみやすいタッチで描かれたイラストが特徴的です。
またサービス内容がよりわかりやすいよう、図を多用している点もポイントです。

サービスの雰囲気に合わせ、あまり滑らかな動きにせず、あえて荒い動きを採用することで親近感を演出している点にも注目です。

チームビルディングス株式会社のミッションは、「一人ひとりの力を最大限発揮できる環境を整える」こと。
ワンストップでチームビルディング・組織開発支援を行っています。

【100〜299万円】サービス紹介動画の成功事例

続いて100〜299万円以内の予算で制作した、サービス紹介動画の成功事例をご紹介します。

サービス紹介動画 オンライン英会話「レアジョブ」 株式会社レアジョブ

費用レンジ 100~299万円
15~30秒
表現 実写

出典:Crevo制作実績

こちらの「レアジョブ英会話」は、株式会社レアジョブが提供するオンライン英会話サービスです。

こちらの「フレフレ男子編」のほかにも、

  • 「AIが進化しても編」
  • 「人生に今更なんてない編」

の2パターンが存在します。

「1日25分の英会話が人生を変える。」というフレーズが印象的で、英会話を通して世界が広がることの嬉しさが表現されています。
実際にオンライン英会話を受けている様子を盛り込むことで、親近感を出している点も特徴です。

動画を通して全体的に柔らかいトーンを表現することで、視聴者がよりサービスを身近に感じてもらいやすくしています。
またメッセージがシンプルなので、伝わりやすい点も特徴です。

サービス紹介動画「チョイススマート確定申告」

費用レンジ 100~299万円
60~120秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

確定申告サービス、「チョイススマート確定申告」の紹介動画です。

煩雑で毎年時間がかかってしまう確定申告。
「チョイススマート確定申告」の利用によって、便利でわかりやすくなることをアニメーションでわかりやすく訴求しています。

シンプルでクセのないイラストを採用することで、「シンプルさ」や「カンタンさ」を表現。
図解の多用も効果的で、音声なしでも伝わる内容に仕上がっているのが特徴です。

「チョイススマート確定申告」を運営するのは、株式会社トラストバンクです。
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」の企画・運営をはじめ、ふるさと納税事業も展開しています。

サービス紹介動画「楽楽精算」

費用レンジ 100~299万円
30~60秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

経費精算クラウド「楽楽精算」のサービス紹介動画です。
サービス認知の促進、および拡大の目的のもとで制作されました。

「楽楽精算を導入することで経費精算が楽になる」ことを、機能紹介を交えつつ説明しています。
最後に「さらば、紙書類」というフレーズで、より便利さを印象付けている点がポイントです。

さらにイラストの動きを多用し、滑らかにすることで、情報量と理解度アップにつなげている点にも工夫が感じられます。

運営の株式会社ラクスは、ミッションに「ITサービスで企業の成長を継続的に支援する」を掲げ、業務効率化で企業活動を支援します。

サービス紹介動画「どこかなGPS」

費用レンジ 100~299万円
30~60秒
表現 実写

出典:Crevo制作実績

こちらは「どこかなGPS」のサービス紹介動画。
Webサイトへの掲載を目的に制作されました。

「娘の小学校の初登校を見守る両親」が主人公。
アルバムを見ながら、ここまでの育児が大変ながらも幸せな時間だったと思い返します。

動画の最後は「どこかなGPS」を印象づけて締めくくるというストーリーです。
「どこかなGPS」で我が子を見守る両親の心境にスポット当て、サービスの魅力を訴求している点がポイントになっています。

「どこかなGPS」を運営するのは、ソフトバンク株式会社。
GPSを駆使した、子どもの見守りがスマートフォンでできるサービスです。

サービス紹介動画 子供向けプログラミング教育サービス「embot」

費用レンジ 100~299万円
60~120秒
表現 実写

出典:Crevo制作実績

NTTドコモが提供するロボット、「embot(エムボット)」のサービス紹介動画です。
ダンボールとタブレット操作を用いて、ものづくりやプログラミングの基礎を学習できるサービスです。

「embot(エムボット)」を体験する3人の子供たちが主人公。
ダンボールやタブレットの操作がどのようにプログラミングの学習につながるのか、視覚的に紹介しています。
またグラフィックの演出も、商品の世界観に合わせた優しいテイストです。

株式会社NTTドコモの提供する「embot(エムボット)」は、ダンボールを用いてプログラミングが学べる、子供向けロボットです。

サービス紹介動画「バーチャルフィッティング」

費用レンジ 100~299万円
60~120秒
表現 実写

出典:Crevo制作実績

バーチャル試着テクノロジーサービス「バーチャルフィッティング」のサービス紹介動画です。

女性が店舗で全身をスキャンし、自分のアバターを生成。
帰宅後にアプリでもアバターを活用して、試着体験を楽しむというストーリーです。

実際の店舗で利用シーンを見せることで、より視聴者に「自分ゴト」と思ってもらえるような演出を施しています。

こちらを運営するのは、東芝テック株式会社。
・リテールソリューション
・プリンティングソリューション
・オートIDソリューション
・インクジェットソリューション
の4事業を軸に、さまざまなサービスを展開している企業です。

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サービス紹介の動画制作・映像制作

【300万円〜】サービス紹介動画の成功事例

最後に、300万円以上の予算で制作したサービス紹介動画の成功事例をご紹介します。

サービス紹介動画「dTV(ディーティービー)」

費用レンジ 300万円~
60~120秒
表現 実写

出典:Crevo制作実績

動画配信サービス「dTV」のサービス紹介動画です。
webをはじめ、あらゆるシーンで広く長く使えることを目的のもと制作された背景があります。

家族の中でそれぞれ要望が違っていても、dTVの幅広いジャンル数ですべて網羅できる点をアピールしています。

個性的なタッチのイラストと、ヌルヌルとしたフレームバイフレームアニメーションにより、特徴的な作品に仕上がっています。

エイベックス通信放送株式会社の運営する「dTV」は、NTTドコモが提供する動画配信サービス。
「dTV」では、あらゆる映像作品をお好みのデバイスで視聴できます。

サービス紹介動画 クレジットカード決済「PayPal(ペイパル)」(PROTECT編)

費用レンジ 300万円~
30~60秒
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

クレジットカード決済「PayPal(ペイパル)」の「セキュリティ機能」を紹介している動画です。

「セキュリティ」は、消費者が普段あまり気にしない項目。
そこで冒頭からカード情報の漏洩に関する投げかけを行い、視聴者に興味喚起を促しています。
「PayPal」がカード情報をしっかり守ってくれるメリットを伝える内容です。

クレジット決済サービス「PayPal(ペイパル)」は、世界で1億5,000万人以上の方に利用されています。
決済がよりかんたん、かつ安心になり、さらに無料で利用可能。
ショッピングにおける「うれしさ」を広げています。

サービス紹介動画 求人情報サイト「働くナビ!」

費用レンジ 300万円~
120秒~
表現 アニメーション

出典:Crevo制作実績

お仕事紹介情報サイト「働くナビ!」のサービス紹介動画です。

このジャンルではあまり見ないミュージックビデオ調の演出で、個性を演出しています。
また楽曲はオリジナルソングとなっており、視聴者が思わず最後まで見てしまうコミカルな仕上がりです。

曲のサビの部分で「働くナビ!」を耳に残るメロディーに乗せて繰り返すことで、視聴者へ印象付けるとともに、認知度アップを狙っています。

こちらを運営するのは、株式会社テクノ・サービス。
製造業や工場の求人サイト「働くナビ!」では、未経験や女性でも安心して働けるお仕事を多数掲載しています。

サービス紹介動画「クラウドサーカス」

費用レンジ 300万円~
60~120秒
表現 実写

出典:Crevo制作実績

ARマーケティングツール「クラウドサーカス」の紹介動画です。
サービスの認知拡大を目的として制作されました。

なかなか伝わりづらいことが難点の「ARサービス」を、具体的なシチュエーションを用いてわかりやすく提示している点が特徴。

また認知拡大だけではなく、視聴者にサービスの理解を深めてもらえるよう工夫をこらしている点にも注目です。

本サービスの運営は、クラウドサーカスです。
これまでの営業活動やマーケテイング施策でなかなか接触できなかった「新しい顧客の獲得」を支援するため、その他全11ツールを提供しています。

サービス紹介動画 三井住友海上「火災保険見直さない会議」

費用レンジ 300万円~
120秒~
表現 実写

出典:Crevo制作実績

三井住友海上が運営する、火災保険の紹介動画です。
新サービスへの乗り換え訴求を目的に制作されました。

火災保険の動画は、これまでも何度か紹介していました。
新サービスの補償内容が従来のものとどう違うのかをわかりやすく被保険者に伝え、興味喚起を促す内容です。

とあるバーが舞台となっており、「バーテンダーや客などキャストが全員子供」という異質の設定からスタート。
保険に関する悩みを話す中、小さな子供が報道する保険のニュースに目が止まります。

「皆幼い」と「見直さない」の言葉を掛けて、コミカルかつ巧みに視聴者への行動促進を促している点に注目です。

サービス紹介動画を制作するメリット

サービス紹介動画の制作で、あらゆるメリットが得られます。

とくに大きなメリットとしては、以下のとおりです。

  • 魅力や情報を短時間で伝えられる
  • サービスの利用イメージがつきやすい
  • わかりやすくビジュアル的な表現で説明できる
  • 自社サイトで営業ツールとして活用できる
  • 媒体への2次利用に活用できる

上記のメリットをそれぞれ見ていきます。

魅力や情報を短時間で伝えられる

サービスの魅力や特徴など、動画ではあらゆる情報を「短時間で」伝えることができます。

実際にアメリカのForrester Researchの研究では、文字と動画の情報量について以下のような結果が出ています。

「1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語、Webページに換算すると3,600ページになる」

つまり書籍でいう3600ページ分の情報が、動画なら1分で理解ができるということです。
テキストと動画では、理解度に雲泥の差があることが分かります。

サービスの利用イメージがつきやすい

サービスが無形商材の場合、概要や使い方を「テキスト+画像」で伝えようとすると、非常にわかりづらいものになってしまいます。

しかしサービス紹介動画の利用によって、パンフレットや説明書だけでは伝えきれないサービスの魅力が発信できます。
実際にサービスのイメージも抱きやすく、疑似体験がしやすいのも特筆すべき点といえるでしょう。

サービス紹介動画は視聴者の感情を動かし、サービスの使用・購入へと誘導する訴求が可能です。

わかりやすくビジュアル的な表現で説明できる

動画には映像はもとより、テロップやナレーションが含まれているため、わかりやすくビジュアル的な表現で説明できることが特徴です。
動く図解があることで、サービスをより早く深く理解できるでしょう。

とくに動画は、ITシステム関連などの「無形商材」の説明に大きな効果があります。
形のないサービスをビジュアル的に表現することで、実際の利用イメージが湧きやすくなるでしょう。

さらに購入を検討している方に対しては、動画によって「サービスの利用イメージのギャップ」を小さくすることが可能になります。
こうすることでサービス利用後のイメージの相違をなくし、クレームを減らすメリットも得ることができます。

自社サイトで営業ツールとして活用できる

サービス紹介動画は、「営業ツール」としても活用でき、営業業務の効率化を図れる点がメリットです。

サービス紹介動画をひとつ制作し、SNSの何らかの媒体にアップロードすることで、視聴者に動画を見てもらえる機会を増やせます。

その動画で興味や関心を持ってくれた視聴者の方は、自ら企業へ問い合わせを行ってくれます。
そのほか1対1の商談のタイミングで図解で説明できたり、展示会などでは流しっぱなしで多くの人に魅力を訴求することが可能です。

営業と動画の相性はとてもよく、営業ツールとして活用する企業が増えています。

媒体への2次利用に活用できる

動画はサービスサイトや営業ツールとしての活用はもちろん、それ以外のあらゆる場面で2次利用できます。
たとえば具体例をあげると、以下のとおりです。

  • 他社ニュースサイトなどのWebメディア
  • YouTubeなどの動画プラットフォーム
  • InstagramやTwitterなどの各種SNS広告
  • タクシー広告
  • トレイン広告

このようにサービス紹介動画は一度制作することで、あらゆる場面で汎用的に活用できます。
また動画の内容によっては、長期的に使えることもメリットです。

サービス動画制作の依頼に必要な準備

サービス動画制作を依頼する場合、前もって社内で済ませておきたい準備があります。
その準備とは、主に以下のとおりです。

  • 目的の明確にする
  • ターゲットの設定をする
  • 予算を決定する
  • 納期を設定する
  • 利用シーンを想定する
  • 事前に素材をまとめておく

これらの準備を済ませることで、打ち合わせや制作にかかる時間を短縮できるでしょう。

それぞれ詳しくご紹介します。

目的の明確にする

サービス動画制作を依頼する際は、まず目的を明確にすることが重要です。
目的や目指すべきゴールによって、動画の内容も大きく変わってくるためです。

「動画を制作したい」と考える背景には、何らかの目的やゴールが必ず存在します。
たとえば、以下のようなものです。

  • 自社のブランディングを行いたい
  • 新サービスを出す(出した)ので、理解してもらいたい
  • 公式サイトのPV数や滞在時間をアップさせたい
  • 期間限定イベントをやるので、認知度を上げたい

この目的に合わせて、動画の内容を最適化していきます。
目的が曖昧になってしまうと「何を言いたいかわからない動画」になってしまう可能性が高まります。

そのため動画を制作するなら、まずは目的を明確にすることが大切です。
あらかじめ社内で定め、制作会社にスムーズに伝えられるようにしましょう。

ターゲットの設定をする

サービス動画制作を依頼する前に、ターゲットを設定することが大切になります。

ターゲットをしっかりと設定することで、より訴求力の強い動画に仕上げることができるためです。
逆にターゲットの幅を広くすると、誰からも「自分ゴト」と思ってもらえる動画には仕上がりません。

ターゲットを設定する際は、以下の情報を明確にしましょう。

  • 何歳くらいの人か
  • どの辺りに住んでいるのか
  • どんな仕事をしているのか
  • どんな家族構成か
  • 趣味嗜好や休日の過ごし方
  • 今抱えている悩み

ターゲットを「一人の誰か」に絞り込むことで視聴者により深く刺さり、拡散されやすい動画が生まれます。

予算を決定する

「予算」もサービス動画制作を依頼する前に、社内で決定しておきましょう。
予算によって、制作できる動画の内容やクオリティは大きく異なるためです。

あまり予算がかけられない場合、動画の尺の短縮や表現方法の変更など、どこかで妥協をしなければなりません。

そのため、

  • 動画にどの程度の予算をかけられるか
  • その予算でどの程度の動画が出来るのか

ざっくりと把握しておくことをおすすめします。

ただ制作会社は、発注者が提示した予算内でできる、最適な動画制作プランを提案してくれます。

予算をしっかり決め、内容については気軽に相談してみるといいでしょう。

納期を設定する

動画制作においては、「納期」もしっかり定めておく必要があります。
どのタイミングでリリースする動画になるのか、制作会社に伝えられるよう決定します。

動画の内容やクオリティによって異なりますが、動画の依頼から納品までの期間はおおよそ1〜1.5ヶ月と考えていいでしょう。
さらに動画の最終調整の際には、1〜2回の修正が入ることが多い傾向です。

そのため納期はしっかり定めたうえで、さらに余裕をもったスケジュールで納品することが大切です。

また動画ファイルはサイズが大きいことから、メールでの送信が不可能になるケースも少なくありません。
スムーズに動画を受け取れるよう、納品方法についてもあらかじめ確認しておくといいでしょう。

利用シーンを想定する

サービス動画制作においては「利用シーンを想定する」ことも、重要な準備項目となります。

あらかじめ「動画が完成したら、どのようにリリースするのか」のイメージを固めておくことが大切です。
具体的には、以下のようなイメージです。

  • 自社サイトに掲載する
  • 街中のデジタルサイネージで放映する
  • イベントや展示会のオープニングで利用する
  • SNS広告として配信する
  • 広告・LPで利用する
  • タクシー広告として活用する

利用シーンによって、最適な動画の尺や表現方法は異なります。
あらかじめ「何に使うのか」を明確にし、制作会社に伝えましょう。

事前に素材をまとめておく

サービス動画制作の前に「事前に素材をまとめておく」のがおすすめです。

動画内に盛り込みたい画像などの素材は、あらかじめ自社で用意しておくことで、制作作業がスムーズになるためです。

たとえばロゴ画像などの素材をあらかじめ共有することで、お互いの素材のやり取りにかかる時間の削減につながります。
また制作会社は、それによって動画の仕上がりをイメージしやすくなるメリットもあります。

まとめ

以上、サービス紹介動画の制作にかかる費用や、依頼前に準備すべきこと、具体的な成功事例をご紹介しました。

はじめてサービス紹介動画の制作を依頼する方は、どこからどう着手すべきか分からない場合も多いでしょう。

しかし前もって下調べを行い可能な限り準備しておくことが、より効果的な動画を制作するために大切なポイントになります。

サービス紹介動画の制作をお考えの方はぜひ、動画制作サービス「Crevo」にご相談ください。
法人・個人問わず数々の制作実績があり、「動画制作に関する幅広い要望を叶えるサービス」を多数提供しています。

crevoAdmin

企業プロモーション動画のメリットとは?差別化するコツや制作ポイントなど成功事例を交えて解説

2 years 8ヶ月 ago


ブランディングやプロモーションが上手くいかず苦戦している企業は「自社をもっと正しく認知してもらうためにはどうしたらいいのだろう」「ニーズのあるターゲットに訴求する良い方法はないだろうか」と考えている方が多いのではないでしょうか。

本記事ではプロモーションの効果的な方法として「企業プロモーション動画」をおすすめしています。なぜ企業プロモーション動画の導入が良いのかについて、成功事例10選とメリット・デメリットを解説していきます。

「プロモーション動画制作を検討している方」「プロモーション動画制作の差別化するコツについて知りたい方」に向けた記事になっています。

企業プロモーション動画とは?

まずは、企業プロモーション動画とは何かについて説明していきます。

そもそもプロモーションとは「販売を促進するための一連の活動」を指します。つまり企業が消費者に対して広報活動をおこなったり、消費を促すための広告を出したり呼びかけたりする行動を意味しています。

企業プロモーション動画とは、企業が消費者に対して消費などの行動を促すための動画です。ただし販売に特化しているわけではなく、「企業の認知度を上げる」「求職者に応募を促す」「イメージを一新させる」などさまざまな目的があります。

たとえばCMは、テレビで流すために作られているため平均15〜30秒程度と動画の尺が短く、サービスや製品などを分かりやすく伝えている内容が多いです。しかし、企業プロモーション動画は平均して1〜3分以上の尺を使い、企業そのもののアピールをすることが多いです。

また、YouTubeのような動画プラットフォームや、Instagram・TwitterといったSNS、新卒・中途社員向けの企業説明会など色々なシーンで活用ができます。

企業プロモーション動画の成功事例

企業プロモーション動画の成功事例を10社紹介します。動画制作の背景や動画のポイントについても一緒に解説していきます。実際の動画も確認しながら、自社で企業プロモーション動画を制作する際の参考にしてみましょう。

商品紹介動画「ザ・パークハウス 新浦安マリンヴィラ」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 商品・サービス紹介
広告(Web・テレビCM)
費用レンジ 50〜99万円
長さ・尺 120秒〜
業種 不動産・建築

「ザ・パークハウス 新浦安マリンヴィラ」は千葉県浦安市にあるシーサイドマンションです。動画は居住者を獲得するためのPR動画として作成されています。

広々とした室内を開放的に表現しており、30〜50代をメインターゲットとして洗練されたイメージを持ってもらえるような作りとなっています。東京の主要駅からのアクセスの良さはユーザーに実際に住んだ時のメリットを想像させ「リゾートヴィラを作ります」というキャッチが興味を大きく惹きつけます。

クライアントとはあえて対面でのミーティングを重ねることで「双方のイメージの齟齬がでないように気をつけた」という部分も制作時のポイントです。

タクシーCM MOMENTUM「アドフラウドおばけ」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
用途・目的 サイネージ広告(タクシー)
商品・サービス紹介
広告(Web・テレビCM)
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 15秒〜30秒
業種 IT・通信

「アドフラウドおばけ」というインパクトのあるサムネイル(トップ画像)が特徴的ですが、こちらはMomentum株式会社のタクシー用CM動画です。2022年4月11日までタクシーCMとしてオンエアされていたものになります。

アドフラウドとはWeb広告で行われる広告詐欺のことですが、この広告詐欺をゼロにするというサービスをPRするために、おばけが広告を消してしまうというユニークな設定が使われています。

今回の事例のように、認知度が低い事柄について説明したい時にも、企業プロモーション動画は最適です。単にサービスの紹介をするよりずっと面白くなり、タクシーに乗車している間にぼーっと眺めていても覚えられそうなインパクトがあります。

創価大学国際教養学部 学生インタビュー~「英語×専門性」で学び続ける~


出典:Crevo制作実績

表現 実写
用途・目的 学校・店舗・施設・会社紹介
費用レンジ 〜49万円
長さ・尺 120秒〜
業種 人材・教育・医療

学校法人創価大学の国際教養学部で学生インタビューを行っている動画です。国際教養学部として学生にPRするために実際の学生にインタビューを行い、リアルな声を反映させている仕立てになっています。

対象は4年生の在学生で、4年間国際教養学部で過ごして印象深かったことや就活を通して学んだことについて話している内容です。いつも接している実際の職員と話してもらうことでリラックスして普段の会話に近づけた環境を整えていることがポイントです。

インタビュー動画を撮影するときは、つい緊張してセリフのような発言になってしまうことがあります。自然な表情を引き出すためには、今回の事例のように動画を意識させない体制作りが重要です。また、声だけに頼らずすべての発言について字幕を入れることで、内容が理解しやすくなるためおすすめです。

サービス紹介動画 クラウドネイティブソリューション「C-Native」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
実写
用途・目的 サイト掲載
事例紹介・お客様の声
商品・サービス紹介
営業ツール
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 120秒〜
業種 IT・通信

CTC株式会社とレッドハット株式会社の共同推進プロジェクトである「C-Native」のサービス紹介動画です。

動画の前半は建築業界にDXを導入するサービスの説明を音声とアニメーションで分かりやすくアピールしており、後半は両社の担当者にインタビューしている様子が差し込まれています。

アニメーション動画だけではなく、実際に携わる人が顔を出して話している画(え)を入れることで信頼感や安心感を獲得しやすい作りになっています。

「C-Native」がスタイリッシュで洗練されたブランドイメージを持っているため、クジラをモチーフにしたデザインと組み合わせることで硬くなりがちなテクノロジーの印象を柔らかくまとめています。青をベースとしたデザインに、レッドハット社の赤色が差し色になっており、視覚的にもよく映える組み合わせです。

児童書プロモーション動画


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 商品・サービス紹介
広告(Web・テレビCM)
費用レンジ 〜49万円
長さ・尺 120秒〜
業種 出版・メディア

絵本・図鑑など、子供の教育に関連する書籍を出版している株式会社学研プラスによる、新しい書籍のPR動画です。有名な漫画家のイラストが最大限活かされた、アニメーション動画となっています。ポップで明るい印象の色使いで、小さなお子さんから大人まで幅広い層が楽しめるデザインです。

書籍に登場するキャラクターのバトルストーリーとなっていて、決着は書籍で公開するという着地点におさめています。続きが気になって書籍を買いたくなるような動画です。動画の長さは2分強と見やすく、最後までワクワクした気持ちをキープしながら見続けられます。

イラストは別手配したものですが、アニメーション化しやすいよう、一度データ化を挟んでいます。さらに小さな子どもから興味を持ってもらいやすいように、漫画形式でなくTVアニメのような動きにすることで視聴しやすくなっている点がポイントです。

サービス紹介動画 腸内フローラ検査サービス「Mykinso Pro(マイキンソープロ)」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 商品・サービス紹介
広告(Web・テレビCM)
費用レンジ 50〜99万円
長さ・尺 120秒〜
業種 不動産・建築

株式会社サイキンソーによる、腸内フローラ検査サービス「Mykinso Pro(マイキンソープロ)」のサービス紹介動画です。医学的な説明を動画で分かりやすく伝えるためにアニメーション形式がとられており、主人公となる辨野博士さんが説明する設定になっています。

「腸内フローラ」とはなにか?という導入から、腸内フローラと病気との関連性、腸内を検査することの必要性を伝え、腸内フローラの状態を簡単な検査で調べることができることを紹介している流れです。

どうしてこのサービスが有益なのか、順序だてて説明されているため、動機付けから細かく仕立てられていることが感じられる企業プロモーション動画です。

単にサービスの紹介だけに留まらず、情報を開示することでニーズを生み出し、つい購入したくなるような惹きつけに優れた動画構成です。

サービス紹介動画 研修プログラム「N-impro(ニンプロ)」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 イベント・展示会
費用レンジ 〜49万円
長さ・尺 120秒〜
業種 人材・教育・医療

ねりまコンビニ協働プロジェクトによる「N-impro(ニンプロ)」のルール紹介動画です。

ねりまコンビニ協働プロジェクトは、コンビニエンスストアを、地域ぐるみで認知症高齢者を見守る支援拠点とするため、コンビニ従業員などが認知症について学べるゲーム形式の研修プログラムの開発および普及活動をしている組織です。

動画ではコンビニエンスストアにおける高齢者(特に認知症の方)への対応について学ぶカードゲームプログラムのルールを紹介しています。テキストのマニュアルより動画の方がずっと分かりやすく、効率的に発信できています。

幅広い世代に見てもらうことを想定し、明るく柔らかい女性のナレーションを使用しています。キャラクターの明るい表情を通して、ゲームの楽しさを表現し、実際のワークショップを想像できるような見せ方にこだわっている点がポイントです。

自動車パーツ製品紹介動画「FLEX A」「EDFC ACTIVE PRO」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 商品・サービス紹介
広告(Web・テレビCM)
費用レンジ 50〜99万円
長さ・尺 60秒〜120秒
業種 メーカー

サスペンション専門メーカーの株式会社テインの企業プロモーション動画です。

動画内では自動車パーツの「FLEX A」と「EDFC ACTIVE PRO」の製品を紹介しています。帰省中の家族のドライブシーンという設定で、製品があるときとないときの比較が分かりやすくまとめられている動画です。

具体的には、「FLEX A」を搭載したことで運転中の突き上げと跳ね返りの不快な揺れを軽減することができ、「EDFC ACTIVE PRO」でカーブの不快な揺れを緩和し乗り心地が良くなっている様子が描かれています。

店頭用のプロモーション動画での活用を想定しているため、思わず足を止めてしまいそうな表現をイメージして制作されています。躍動感のあるアニメーションを使用することで、製品に対してインパクトを持たせることが可能です。

サービス紹介動画 企業向けAIコンシェルジュ「Corproid(コーポロイド)」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 商品・サービス紹介
広告(Web・テレビCM)
費用レンジ 〜49万円
長さ・尺 60秒〜120秒
業種 IT・通信

株式会社SyncThoughtが提供している企業向けAIコンシェルジュ「Corproid(コーポロイド)」のサービス紹介動画です。視聴者が動画を通してサービスを理解し問い合わせを増やす目的で制作されています。

「Corproid(コーポロイド)」とは、クラウドで提供する企業コンシェルジュ型の人工知能サービスです。動画内ではある商品に関して疑問をもち、問い合わせをするもつながらず、イライラする顧客にたいしてAIコンシェルジェが疑問を解消してくれるというストーリーになっています。

動画はポップなアニメーションで作られており、「Corproid(コーポロイド)」だけタッチが異なる美少女にしている対比が分かりやすく、AIコンシェルジェについ目がいってしまうようなデザインです。実際のサービスキャラクターを登場させ、視聴者がサービス導入をイメージしやすいように工夫されています。

店頭PR動画 自動車サスペンション「EDFC ACTIVE PRO」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
用途・目的 商品・サービス紹介
費用レンジ 50〜99万円
長さ・尺 60秒〜120秒
業種 メーカー

株式会社テインが販売している自動車パーツ「EDFC ACTIVE PRO」の製品紹介動画です。男性2名がカーレースの対決をするシーンにスポットを当てた2分弱のショートアニメで、店頭POPでの放映を想定しながら制作されています。

流れはカーレースで対決する2人のシーンから始まり、主人公はみるみるうちにライバルに距離を離されてしまいます。レース後、ライバルに話を聞いてみると「EDFC ACTIVE PRO」を搭載したことが勝利の秘訣だと教えられ、悔しがるというストーリーです。

躍動感のあるアニメーションで、製品の機能についてもところどころ分かりやすく説明が入っており、見終わった後に特徴や有効性が理解できる点がポイントです。特にレースのシーンはスピード感と迫力がある動画になっています。

企業プロモーション動画の活用メリット

企業プロモーション動画には、次の3つの活用メリットがあります。

  • 視覚・聴覚を使ってユーザーの「記憶」に残りやすい
  • テキストや言葉だけでは難しい表現をイメージさせられる
  • 短時間で多くの情報の訴求ができる

自社で制作を検討する際は、メリットを存分に活かした動画にするためにもあらかじめ内容について理解しておきましょう。

視覚・聴覚を使ってユーザーの「記憶」に残りやすい

1つ目のメリットは、動画は映像とアナウンスといった視覚と聴覚の両方からアプローチするため、記憶に定着しやすい点です。

記憶というのは人間の五感をフルに使うと定着しやすくなります。視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚がある中で「声に出したり」「触ったり」「食べたり」といった行動を伴うことで記憶の定着を強くすることが可能になるものです。

企業プロモーション動画は、視覚と聴覚に同時に訴えかけることができます。そのため、パンフレットを読んだり、サービスの説明をただ聞いたりするよりずっとユーザーの記憶に残りやすくなります。

企業プロモーション動画を制作する目的は、ユーザーの認知を拡大させ行動を促すことにあります。インパクトの強い動画や興味を惹くようなユニークな動画を作ることができれば、少ない接点でも記憶に残りやすくなり、その分拡散効果は高めることができます。

テキストや言葉だけでは難しい表現をイメージさせられる

2つ目のメリットは、文章や難しいワード・表現も動画にすることで具体的にイメージさせやすくなる点です。

たとえば、前述で紹介した腸内フローラ検査サービス「Mykinso Pro(マイキンソープロ)」を紹介した動画が良い例です。「腸内フローラの検査が必要」といきなり言われても、どのようなリスクがあるのか分からない方が多いでしょう。

しかし、腸内フローラがどのような微生物で「どんな病気の関連性があるか」「イラストと声」で分かりやすい解説が入っていればイメージしやすくなります。

こうした事例のように、文章で書くと馴染みがないケースや専門的な事象については、動画を活用して説明してあげた方がユーザーから理解してもらいやすくなります。

短時間で多くの情報の訴求ができる

3つ目のメリットは、時間をかけずに多くの情報を訴求できる点です。

企業プロモーション動画は5分以内のものが多く、最後まで集中して見続けられる尺で制作されていることがほとんどです。そのためユーザーの時間を多く奪いません。

また、1分間の動画は一般的なWebページの3600ページ分の情報量だといわれています。3600ページ分のWebページを読む場合、何時間もかかってしまうでしょう。さらに「読む」という能動的な行為と、「見る」という受動的な行為では、見るだけの動画の方が楽に情報を得ることができます。

動画であればテキストや写真の情報よりはるかに多くのアピールが可能になり、結果的に消費行動を促しやすくなります。

企業プロモーション動画のデメリット

企業プロモーション動画には次の2つのデメリットがあります。

  • インパクトがある動画制作が重要
  • 静止画に比べ制作に時間がかかる

事前に把握しておくことで対策も打ちやすくなり、デメリットを逆に活かすことができないか考えることもできるでしょう。

インパクトがある動画制作が重要

1つ目のデメリットは、インパクトがない動画は効果が下がってしまう点です。

企業プロモーション動画の需要は年々高くなっており、その重要性も認識され始めています。クオリティの高い動画の制作が増えており、インパクトが弱い動画からの反響は得られない可能性があります。

コストをかけたくないあまりに、シンプルな説明動画のようなものを制作してしまうと効果が見込めず、結果的に無駄な労力をかけたことになってしまいます。何度も作り直すものではないからこそ、制作会社のようなプロに任せることで一定のクオリティを担保できるようにしておきましょう。

静止画に比べ制作に時間がかかる

2つ目のデメリットは、静止画より動画の制作に時間がかかってしまうことです。

静止画のような素材を制作する場合、最短で1〜2週間くらいで完成するケースがあります。一方動画の場合、コンセプトの設計・打ち合わせ・撮影・編集・修正のやり取り・納品といった多くの工程を踏むため、制作期間は2〜3か月かかるのが普通です。

どうしてもすぐにプロモーション活動を行いたい場合、動画の制作はおすすめしません。しかし、動画制作会社に依頼することで、時間をかけつつも確実にニーズを満たす動画に近づけることが可能です。

最初から3か月程度かかることを踏まえ余裕をもったスケジュールで相談し、クオリティの高い動画制作を目指しましょう。

企業プロモーション動画の制作ポイント

企業プロモーション動画を制作するにあたって、良い動画制作のポイントは3つあります。

  • プロモーションの目的は時間を掛けて明確にする
  • 企業プロモーション動画は伝えたいターゲットを明確にすること
  • 注目が集まるようなインパクトを動画で演出する

動画制作会社に依頼する場合でも、ポイントの認識を揃えておくとスムーズに打ち合わせが進められます。

プロモーションの目的は時間を掛けて明確にする

動画を制作する前に、目的となるゴール設定を決める必要があります。非常に重要なプロセスになるため、時間をかけて進行するようにしましょう。

目的としては次のようなものがあげられます。

  • 新商品について興味を持ってもらうユーザーを増やす
  • 昔から抱かれている企業イメージを一新させたい
  • 求職者から応募したいと思ってもらえるようなアピールをしたい

基本的に目的は1つの動画に1つだけと絞りこみます。むやみに増やしてしまうとメッセージ性が弱くなり、結果的に訴求力のない動画が仕上がってしまいます。

また、目的を決めずに動画制作をはじめてしまうとプロジェクトを振り返ったときに善し悪しを判断しにくくなります。そのため、ブランディングのように定性的な目標だけでなく、「1年後にユーザーを1万人増やす」といった数値化できる目標もセットで計画することが重要です。

企業プロモーション動画は伝えたいターゲットを明確にすること

構成を考える上で「何を」伝えるかに考えが行きがちですが、「誰に」伝えるかも大切なポイントです。

たとえば70代の男女にアピールしたいと考えているなら、文字は大きく情報量もシンプルに、ゆっくりとしたスライドのムービーの方が見やすくなります。反対に動画慣れしている10代の若者をターゲットにしている場合、スピード感のあるショートムービーでデザイン性の高いものにした方が興味を持たれやすくなります。

ターゲット設定は具体的に設定し、1人の人物を明確にイメージできるくらい作り込むことが重要です。年齢・性別・住所・職業・年収・家族構成などのハード面だけではなく、不安やニーズといった面についても明確にします。
ターゲットの思考を掘り下げて考えることで「〇〇について不満に思っているAという人物に向けて、〇〇を打ち出そう」といった動画の方向性を考えやすくなります。

注目が集まるようなインパクトを動画で演出する

企業プロモーション動画は短時間で強く興味を惹きつける必要があります。さらに記憶に残すことを考えるとより強いインパクトが重要です。になります。

たとえば紹介したいサービスについて、淡々と説明しているような動画ではインパクトは薄くなります。インパクトを出すためには「個性的なストーリーを仕立てたり」「ユニークな写真・キャッチコピーを使ったり」など他社がやっていなような差別化する表現が必要です。

他にもアピールしたいサービスの特徴をとことん研究し、別のものに「置き換え」や「言い換え」が出来ないか考えてみましょう。プロジェクトメンバーで集まり、連想ゲームのようにアイディアを出していくのも良い方法です。

動画での表現方法は非常に幅広いため、プロの制作会社に相談しながら演出方法を考えてみると良いでしょう。自社の強みやサービスの情報を分かりやすく伝えられるようかみ砕いておくと、打ち合わせの際、制作会社に理解してもらいやすくなります。

企業プロモーション動画で差別化するコツ

企業プロモーション動画はインパクトが重要だと説明してきました。どのように他社の動画と差別化すればよいか、自社ならではの動画を作る3つのコツを紹介します。

  • 拡散を目的にSNSを活用する
  • 競合他社の動画を研究し差別化を考える
  • メッセージや情報は1つに絞りインパクトのある構成にする

上記3点をおさえた上で、長く愛用していける企業プロモーション動画を制作しましょう。

拡散を目的にSNSを活用する

1つ目のコツは、SNSで企業プロモーション動画を拡散していくことです。SNSは拡散性が高いため、上手く活用することができれば爆発的に視聴数を伸ばすことができます。

たとえば、Twitterには「リツイート・引用リツイート」や「いいね」という機能があります。面白いと思ったツイートは気軽に情報共有されていくため、インパクトのある動画を作ることができれば露出を増やすことができます。

Instagramなら若年層にアプローチしやすく 、Facebookなら40代〜60代くらいまでに訴求力があります。SNSの種類によってメインユーザーや強みが異なるため、設定したターゲットに合わせてSNSを使い分けるのもおすすめです。

競合他社の動画を研究し差別化を考える

2つ目のコツは、競合他社の動画を研究してみることです。独自性を高めるためにはまず相場観やトレンドを知ることが重要になります。

企業プロモーション動画は、ホームページやYouTubeなどのプラットフォームを検索すれば簡単に見つけられます。自身で見つけるのが難しい時は、制作会社に事例がないか聞いてみても良いです。

「競合他社はあるサービスについてどのようなアプローチ手法を用いているのだろう?」ということを把握することで、アイディアのヒントが見つかることもあります。

また、競合他社の場合、似たようなサービスを提供していることもあります。動画の方向性がたまたま類似してしまうことを防ぐためにも、市場のトレンドをチェックしてみてください。たとえ同じメッセージを伝える場合であっても、動画であればアプローチ方法は無限にあります。競合他社の動画を踏まえて、競合調査を行い、自社に合う表現を見つけることが大切です。

メッセージや情報は1つに絞りインパクトのある構成にする

3つ目のコツは、企業プロモーション動画1本に対して伝えたいメッセージは1つに絞ることです。あれもこれもと詰め込んでしまうと全体がぼやけた印象になり、記憶に残りにくい動画となってしまいます。

たとえば「このサービスを使えば、コストが下がり、作業効率が上がり、人手も不要になるため便利です」という動画内のアピールは、一見メリットがたくさんあって良さそうですが、1つ1つのインパクトが薄くなってしまいます。

一方で「年間コストを100万円おさえることが可能なサービス」という打ち出し方に変えれば、コストに悩む企業に対してとにかくコストを下げられるサービスであるということを強調して伝えやすくなります。

動画で伝えたいメッセージは1つだけに絞り、具体的に伝えたり、繰り返したりすることで強調することが大切です。

まとめ

今回は、企業プロモーション動画の成功事例やメリット・デメリットについて説明してきました。企業プロモーション動画は上手く活用することができれば業績を大きく左右する影響力を持っています。

「もっとこのサービスの良さを伝えたいのにどうしたら良いか分からない」「新商品のリリースに向けてユーザーの記憶に残りやすいプロモーションをおこないたい」など課題をブランディング・プロモーションを課題とされている企業に向いています。

企業プロモーション動画は自社で作る方法もありますが、できればクオリティの高いものをプロの制作会社に依頼するのが良いでしょう。今回解説したポイントやコツを踏まえて、動画制作を検討してみてはいかがでしょうか?

crevoAdmin

【成功事例9選】アニメーション動画でのメリットとは?種類と事例で見る活用・演出方法を解説

2 years 8ヶ月 ago

アニメーション動画は、実写動画ではできない表現が可能ということもあり、商品紹介やサービス紹介のシーンで、アニメーション動画を活用する企業が増えています。

プロモーションの効果を高めるためには、アニメーション動画ならではのメリットを理解しておくことがかかせません。

そこでこの記事では、アニメーション動画の種類や活用するメリット、表現手法や演出方法について解説します。
また、アニメーション動画の成功事例も活用事例別に9本紹介します。

お役立ち資料集

アニメーション動画とは

アニメーション動画とは、編集ソフトなどを使ってイラストや文字に動きを加えた動画のことです。

実在する人物や景色を映し出す「実写動画」とは異なり、複雑な情報でもわかりやすく整理して伝えることができるのが大きな特徴です。学校の授業やセミナーでも、内容によっては、講義を聞くだけよりグラフなどの図解があったほうがわかりやすいと感じることがありますが、動画もそれと同じです。

それぞれの特徴をよく理解したうえで最適な表現方法を選ぶことで、期待する結果が出やすくなります。

アニメーション動画の種類

動画制作の方法は大きく2つに分けることができますが、アニメーション動画自体も10種類以上に細分化することができます。今回はそのなかでも、企業のPRやブランディングによく活用される動画について説明していきます。

インフォグラフィック動画

「インフォグラフィック動画」とは、写真や図表、グラフなどを用いることで、情報をわかりやすく表現している動画です。

ちなみに、「インフォグラフィック」は、「インフォメーション(情報)」と「グラフィック(視覚表現)」を掛け合わせた造語です。

モーショングラフィックス動画

「モーショングラフィック動画」は、写真や文字、イラスト、図形などの動きのない素材に動きを加えた動画です。

余計な視覚情報がなく、伝えたいことをシンプルに伝えられることから、ドラマや映画のオープニングタイトル、CMの企業ロゴなどによく使われます。

タイポグラフィ動画

タイポグラフィアニメーションとは、字幕などのテキストや画像とは違い、動きのあるロゴやテキストといった「文字のアニメーション動画」を指します。

近年、動画制作をされる企業がCMをはじめとした、イベントなどのPR動画にタイポグラフィックアニメーションを採用しています。通常のテキストとは違い、テキストが動くアニメーション構造のため、視聴者にインパクトを与えやすく、「伝えたい情報」を視覚的に強調できることが特徴です。

3Dアニメーション動画

立体的なイラストやグラフィックを用いて作るアニメーション動画を「3Dアニメーション動画」と呼びます。

2Dではなく3Dにすることで、動画を観た人がフォルムや質感を具体的にイメージしやすくなるので、画面越しに商品の実体を掴んでほしい場合などに適しています。

2.5Dアニメーション動画

立体的なイラストやグラフィックを用いて作るアニメーション動画を「3Dアニメーション動画」と呼びます。

2Dではなく3Dにすることで、動画を観た人がフォルムや質感を具体的にイメージしやすくなるので、画面越しに商品の実体を掴んでほしい場合などに適しています。

ホワイトボードアニメーション動画

真っ白な背景に、イラストや図、文字などを手書きしていく過程を映像化した「ホワイトボードアニメーション動画」も、近年、人気が高まっています。

背景が白一色であることから色のイメージに邪魔されないため、伝えたいことがしっかり伝わりやすいのがメリットです。

イラストアニメーション動画

パラパラ漫画の要領で、線の位置を少しずつずらしながら何枚ものイラストを作成することで、キャラクターや背景を動かすアニメーション動画を「イラストレーション動画」と呼びます。

一般的なテレビアニメやアニメ映画の制作に用いられる手法で、膨大な量のイラストを必要とします。

アニメーション動画を活用するメリット

商品やサービスの認知を向上させたい場合や、問い合わせを増やしたいと考えた場合には
さまざまなプロモーション施策が考えられます。

アニメーション動画を活用する場合に得られるメリットは、つぎの6点です。

  • 実写では表現できない無形のものをビジュアル化
  • 伝えたいメッセージを的確に表現
  • 撮影機材が不要な分、コストを抑えて制作可能
  • 記憶に残りやすい
  • 動画を修正しやすい
  • 海外への展開ができる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

実写では表現できない無形のものをビジュアル化

アニメーション動画は、形のないものを表現するのに適しています。

たとえば、クレジットカード決済サービスのセキュリティ面を訴求したい場合。パソコンをウイルスから守る様子をアニメーションで表現すると、イメージがしやすくなります。
これをテキストや実写映像を用いて伝えるのは難しいでしょう。

このように、サービス内容・情報・イメージなど、実写化しづらいものを伝えたい場合は、アニメーション動画を採用するのがおすすめです。

伝えたいメッセージを的確に表現

アニメーション動画は、伝えたいメッセージを分かりやすく表現できる点もメリットの一つです。
テキストで説明されても難しすぎて理解できないものごとや実写で表現しづらい表現も、アニメーションを用いることで解決する場合が多く見られます。

たとえば、インフォグラフィックアニメーションを使うことで、データや情報を視覚的に表現することが可能です。
グラフ・表・地図などに、動きやナレーションを入れることで直感的にデータを理解できます。

また、3DCGを活用することで、実写では撮影が難しいシーンもリアルに描くことができます。

このようにアニメーション動画は、伝えたい要素を強調してメリハリをつけ効果的にメッセージを伝えることができます。

撮影機材が不要な分、コストを抑えて制作可能

アニメーション動画はコストも抑えやすい点もメリットの一つです。

実写撮影で動画を制作する場合は、撮影機材・スタジオ・ロケなど場所や機材にかかる費用が避けられません。
カメラマンやモデルなど、制作スタッフ以外にかかる人件費も必要です。
一方、アニメーション動画の場合、上記の費用は必要ありません。制作スタッフの人件費以外にはほとんど経費がかからないため、実写撮影と比較してコストを大きく抑えることができます。
撮影場所やモデルなどを手配する手間もかからず、スケジュールや工程も組みやすいこともコスト削減につながっています。

また、アニメーション動画は実写映像と比較して修正にかかるコストも抑えることが可能です。そのため、思い描くイメージ通りの作品を作りやすいともいえるでしょう。

記憶に残りやすい

アニメーション動画は、視聴した人の記憶に残りやすい点も大きなメリットです。

アニメーション動画ではさまざまな表現を自由に取り入れることができます。
親しみやすいキャラクターを取り入れたり、パロディなど面白い要素をいれたりと、ユーザーの興味を掻き立てることに向いている動画手法です。
インフォグラフィックをアニメーション動画に取り入れることで、難しいデータや情報も分かりやすく説明できます。

アニメーション動画は、分かりやすくおもしろいと感じる情報は記憶に残りやすくなります。

また、アニメーション動画全体を通して色彩やデザインを統一することで、ブランドや企業イメージを効果的に浸透させることも可能です。

動画を修正しやすい

実写動画の制作には撮影が不可欠です。納得いく映像が撮れるまでに時間がかかることもあれば、撮影後にキャストや背景の差し替えが必要となり、スタジオやスタッフのスケジュール調整からやり直すハメになることも。

しかし、アニメーション動画であれば、キャラクターも背景も編集によって差し替えることができます。さらに、キャラクターの動きやセリフを変更することも可能です。

海外への展開ができる

商品やサービスを海外へ向けてプロモーションしたい場合には、アニメーション動画が適しています。

実写映像の場合、役者の口の動きに合わせて吹き替えをしなければなりません。字幕をいれる場合も手間がかかります。
アニメーション動画であれば、ナレーションを外国語のナレーターに変更するだけで、映像はそのまま映像を使うことが可能です。

また、言葉を用いずに分かりやすく説明することができるのもアニメーション動画の魅力です。

関連記事
アニメーション動画制作・映像制作

アニメーション動画の活用シーン

サービス紹介動画

無形、有形を問わず、アニメーション動画を活用することでよりサービスのイメージが伝わるサービス紹介動画を制作することができます。実写と組み合わせて、実写動画とアニメーション動画両方のメリットを活かすことも可能です。

特に、グラフや数字、文字を見せたい場合には、インフォグラフィックを活用することでよりわかりやすくサービスの実績や詳細などを伝えることができます。

ブランディング動画

ブランディング動画にアニメーションを活用することで、伝えたいメッセージやブランドイメージをより端的に伝えることができます。ブランドイメージをアニメーションで視覚的にわかりやすく表現することで、より記憶に残りやすくなります。

ブランドカラーを上手く使ったり、ブランドサイトとトンマナと合わせたりすることで、印象に残る動画を制作しましょう。

プロモーション動画・CM

視覚的にわかりやすいアニメーション動画を活用することで、自社を知らない視聴者の印象にも残るプロモーション動画やCMを制作することができます。オリジナルキャラクターを使用して、より親しみやすい動画を作ることも可能です。

アニメーションの表現手法

アニメーションの表現方法は多数あります。その中でも用途に応じた表現ができる手法を、活用事例とともにご紹介します。

モーショングラフィックス

モーショングラフィックスは、画像・文字・イラストなどのグラフィック素材にアニメーションによる動き・効果音・BGM・ナレーションなどを盛り込んで制作するアニメーション動画に代表される表現手法です。視覚と聴覚で視聴者に訴えかけることで、数十秒の動画でも、多くの情報を伝えることができます。

また、動画の中でも予算・納期を抑えて制作ができる手法となっているため、初めての動画制作におすすめです。


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 60~120秒
費用レンジ 50~99万

シンプルなグラフィックではありながらも、アニメーションとナレーション・字幕をうまく組み合わせることによって、サービスのメリットはもちろん、実際のウェブ画面もイメージしやすく、訴求力の高い動画に仕上がっています。

フレームバイフレーム

フレームバイフレームという手法はいわゆる「THE アニメ」です。日本を代表する文化のひとつとなった「アニメ」と同様に、キャラクターや動物を一コマずつ動かして制作する表現技法です。視聴者にとっても親しみやすいだけでなく、世界観や表現・演出の幅が広く、固有の表現によって動画を通じたブランドイメージを作り上げることもできます。


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 15~30秒
費用レンジ ~49万

猫の動きや本のページをめくる様子はアニメならではの表現になっており、素朴で優しいトーンでウェブサイトの世界観を表現しています。

3DCGアニメーション

3DCGアニメーションは、手描きでは表現が困難なキャラクターや物体を立体的に表現することができ、2Dアニメーションとは異なるリアリティあふれる表現を可能にします。3DCGアニメーションならではのトリッキーなアングルを駆使した擬似空間の中で表現される映像は、訴求内容を引き立て、視聴者に強く印象付けられるはずです。


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 ~15秒以内
費用レンジ 100~299万

3DCGを活用することにより、キッチン・トイレ・洗面所などに製品を設置した場合のイメージやサイズ感が伝わりやすくなっています。

アニメーションの演出方法

アニメーション動画でよく使われる演出方法として、キャラクターアニメーションとインフォグラフィックを解説します。

どちらもモーショングラフィックスの一種で、効果的な演出です。分かりやすいように、弊社で制作した動画も例として紹介しています。

キャラクターアニメーション

キャラクターアニメーションはモーショングラフィックスの一種で、企業や商品のカラーやコンセプトに合わせてキャラクターを用いる演出方法です。「この企業のこのキャラクター」「あの商品のあのキャラクター」と視聴者に覚えてもらいやすく、認知度アップやブランディング効果が期待できます。

また、想定しているターゲット層をキャラクターとして具現化することもできます。キャラクターにナレーションを合わせることで視聴者に親近感と強い印象を与え、訴求したいポイントをひきたて、訴求ポイントを「自分ごと」としてとらえやすくなります。


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 15~30秒
費用レンジ 50~99万

お洒落でガーリーなキャラクターを採用することで、キレイになりたい女性に親近感をもっていただけるような表現になっています。

インフォグラフィック

インフォグラフィックはモーショングラフィックスの一種で、情報・データ・知識を図や表を用いてわかりやすく視覚的に表現する手法です。

無形サービスや説明しづらいものを視覚的に表現することにより、視聴者にわかりやすく伝えることができるため、営業用ツールや自社サービスの紹介動画として有効活用できます。インフォグラフィック動画によって、取引先や消費者の心をつかむことがサービスの拡大につながります。


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 60~120秒
費用レンジ 50~99万

冒頭で、棒グラフを用いて数字データをわかりやすく表現しつつ、課題喚起をしながらサービスの軸となる「ITフリーランス」というキーワードを丁寧に説明しています。そして、シンプルなイラストとメリハリのある動きでサービスのコンセプト、サービスを通して解決したい課題とサービスによって実現したい世界観を表現しています。

アニメーション動画の活用事例

企業がアニメーション動画を制作する際は、目的を明確にしておくことが重要です。
目的を決めておかないと動画の内容を決めることが難しくなり、思ったような効果を発揮できません。
また、制作事例をいくつも参考に視聴しておくことで、自社の予算で製作可能な動画をイメージしやすくなります。

そこで、目的別のアニメーション動画活用事例を合計9本紹介します。

ブランディング

アニメーション動画は、企業や商品のブランディングに効果を発揮します。

ブランドイメージは、コンセプトやデザインなどが複合的に作り上げるものです。こうした抽象的な概念を言葉や文章だけで伝えるのは困難だといえます。
そこで、ブランドイメージを説明するためにアニメーション動画が活用されています。

ブランディングにうまく活用できている2つの動画を紹介します。

周年記念動画 ゲーム「怪盗ロワイヤル」

出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 60〜120秒
費用レンジ 100〜299万円

株式会社ディー・エヌ・エーが提供するスマートフォン用オンラインゲーム「怪盗ロワイヤル」のリリース10周年を記念して制作したアニメーション動画です。

この動画では10年が経ったことで、当時怪盗ロワイヤルを楽しんでいたユーザーとの接点を再び作ることを目的としています。
昔オンラインゲームを一緒に楽しんでいた友達や仲間と、再び会えてまた一緒に遊べるツール。これを新たな怪盗ロワイヤルのブランド価値としてアピールするために、動画を構成しています。

懐かしさを感じてもらうためには、動画全体のテイストとストーリーが重要です。
まず、動画全体のテイストで懐かしさを感じてもらうために、背景やイラストを工夫しています。
日に焼けた画用紙に水彩画で描いたようなイラストを、あえてにじませる表現を取り入れることで懐かしさを演出しました。

ストーリーでも懐かしさを感じさせています。主人公は居酒屋で昔の仲間と久しぶりに再会し、当時一緒に楽しんだ怪盗ロワイヤルの話で盛り上がります。
すると、懐かしいプレイ映像の記憶が走馬灯のように駆け巡るというものです。

実際にこの動画を視聴している方も、当時のプレイ映像を懐かしく感じてくれているでしょう。

コンセプトムービー 決済サービス「Paidy」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 30〜60秒
費用レンジ 300万円〜

株式会社Paidyが提供するオンラインショップで利用できる決済サービス「Paidy(ペイディー)」のコンセプトを表現するためのアニメーション動画です。

サービスの概要を説明するための紹介動画ではありません。Paidyのブランドイメージを伝えることが目的です。
ナレーションやテキスト解説などはいれず、静かなBGMとわずかに英語のメッセージが散りばめられています。全体の色彩は、ブランドカラーで統一しています。

アニメーションにはモーショングラフィックを採用しました。丸や四角といった幾何学的な模様がシンプルに動くシーンと、有機的に動くパターンを組み合わせて動画を構成しています。
これはPaidyのシンプルさと、その裏に潜む複雑なテクノロジーがあることを感覚的に伝えることを目的としています。

サービス紹介

アニメーション動画は、サービスの概要や魅力を紹介する場合にも頻繁に活用されています。

形のある商品の紹介であれば、実際の物を映像で紹介するのが効果的でしょう。しかし、サービスを紹介する場合には工夫が必要です。アニメーション動画は最も効果的な手法の一つだといえます。

典型的な活用例を1本紹介します。
サービス紹介動画 採用支援サービス「ビズリーチ・ダイレクト」

出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 120秒〜
費用レンジ ~49万

株式会社ビズリーチが提供する採用支援サービス「ビズリーチ・ダイレクト」の紹介用アニメーション動画です。

このアニメーション動画は採用担当者に向けて、ビズリーチ・ダイレクトの魅力を紹介することを目的としています。

ビズリーチ・ダイレクトの導入によって、効率的な採用活動が実現できることを解説する内容です。
ビズリーチ・ダイレクトの特徴として3つの特徴を挙げています。

  • 即戦力人材に特化した独自のデータベース
  • 求職者データベースをすべて開示
  • 専任コンサルタントによるフォロー

これらの内容を、イラスト・グラフ・テキストを使って分かりやすくアニメーション動画にまとめました。

また、ビズリーチのブランドカラーである赤色を積極的に使っています。
ナレーションに合わせて、イラストに動きを入れることで理解しやすいように工夫しました。

通販

通販のおいてもアニメーション動画がよく活用されています。

通販で売上を上げるためには、ユーザーの心が動くタイミングを増やすことがかかせません。
新規顧客の獲得やリピート率を向上させる施策など、さまざまなシーンでプロモーションを行う必要があります。

通販サービスのアニメーション動画の事例として、ブランディアと宅本便の事例を紹介します。

サービス紹介動画 ブランド宅配買取サービス「ブランディア」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 30〜60秒
費用レンジ ~49万

宅配買取サービス「Brandear(ブランディア)」と楽天スーパーポイントギャラリーのキャンペーン紹介用アニメーション動画です。

ブランディアとは、ハイブランドからカジュアルブランドまで1点からでも査定ができるブランド宅配買取サービスです。
ブランディアでいらなくなったブランド品を売るだけで、楽天スーパーポイントが最大5,000ポイントもらえるキャンペーンについてまとめています。

広告配信用の動画として制作しているため、内容を詰め込みすぎず端的に説明しました。
ついつい詳しい内容が気になり、キャンペーンページを確認したくなるような見せ方にこだわっています。

ターゲットはブランド品に敏感な女性です。イラストや色彩、フォントなどで「かわいい」と感じてもらえるデザインを採用しました。

YouTube広告用動画 ブックオフ宅配買取サービス「宅本便」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 30秒〜60秒
費用レンジ ~49万

ブックオフオンライン株式会社が提供する宅配買取サービス「宅本便」の広告用アニメーション動画です。
「宅本便」は売りたい本・CD・DVD・ゲームを自宅で箱に詰めて送るだけで簡単に買取が利用できるサービスです。

このアニメーション動画は、YouTube広告での配信を想定しています。
ユーザーがスキップするまでの5秒の間で「おうちにいながら本が売れるブックオフの買取サービス宅本便」とサービスの全体像を端的に説明しました。

動画のキャラクターにはデフォルメした猫と女の子を採用することで、親しみやすさを演出しています。猫の鳴き声も効果音で挿入しています。

利用方法を申込み・梱包・集荷・振込の4ステップで分かりやすく説明をおこない、
置き場所に困るほどの大量の本に囲まれる女の子が、「宅本便」を利用することで部屋も心もスッキリするというストーリー展開です。

リクルート/採用向け

求人サービスの利用促進にもアニメーション動画が効果的です。
利用するメリットや他社サービスとの違いなどを分かりやすく説明しましょう。

また、自社への入社意欲を高める目的でもアニメーション動画の活用はおすすめです。

求人サービスのアニメーション動画事例として、タウンワークオンラインとエンゲージを紹介します。

サービス紹介動画 求人掲載サービス「タウンワークオンライン」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 60〜120秒
費用レンジ 100〜299万円

株式会社リクルートジョブズが提供する「タウンワークオンライン」のサービス紹介用アニメーション動画です。

タウンワークオンラインは、いつでも簡単に求人掲載ができるサービスです。はじめて求人広告を掲載する方でも安心して使えることをアピールする目的で制作しました。

この動画は、求人広告の出稿を検討しているであろう店舗のオーナーや採用担当者の方をターゲットとしています。

動画の前半ではタウンワークオンラインで求人を掲載する手続きの流れを分かりやすく解説しました。イラストとテキスト、ナレーションを組み合わせたアニメーション動画によって、短い時間でも理解しやすい内容となっています。

動画の後半では、サポート体制が充実している点やサポート体制が整っていることを紹介することで、視聴者の不安を取りのぞくように工夫しました。

広告動画 採用サイト制作支援ツール「エンゲージ」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
長さ・尺 〜15秒以内
費用レンジ ~49万

エン・ジャパン株式会社が提供する採用支援ツール「engage(エンゲージ)」のサービス紹介用アニメーション動画です。

Facebookのバンパー広告で配信するための動画として制作しました。バンパー広告の特性上、6秒という短い時間で効果を出すことに重点を置いています。

engageは、採用サイトの作成や求人掲載、採用までを無料で利用できます。
そのなかでも「採用ホームページが無料で作れる!」というポイントに絞って訴求することにしました。
短い時間に内容を詰め込んでも、なにが言いたいのか伝わらない恐れがあるためです。

パソコンとスマートフォンの画面に採用ホームページが表示されているイラストと「採用ホームページが無料で作れる!」というテキストのみで構成している、シンプルなアニメーション動画です。

最後にサービス名を大きく表示することで、engageの名前を覚えてもらえるように工夫しています。

情報発信

複雑な情報をまとめて発信したい場合は、アニメーション動画を用いると良いでしょう。

インフォグラフィックを使うことで、グラフや表に動きをつけ強調させることができます。
ナレーションやイラストとも組み合わせることで、さらに理解しやすい表現が可能です。

情報発信にアニメーション動画を活用したい方の参考になる事例を2本紹介します。

サービス紹介動画 インバウンドプロモーションサービス「wanokoto」


出典:Crevo制作実績

株式会社アイ・エム・ジェイが提供するインバウンドマーケティング支援サービス「wanokoto」のサービス紹介用アニメーション動画です。株式会社アイ・エム・ジェイは「最高の顧客体験」をテーマに多くの企業のマーケティングやブランディングの支援を行っている会社です。「wanokoto」を導入することで、訪日外国人旅行者にターゲティングした広告配信を実施し、インバウンド需要ニーズの高い企業の商品・サービス・アクティビティ・イベントの訴求、企業自体のブランディングを行うことができます。この動画では訪日外国人に関するデータと、サービスの特徴を分かりやすく表現しました。
訪日外国人旅行者が増えている現状を冒頭で数値データを用いて伝えることでビジネスチャンスが広がっている現状を分かりやすく伝えています。
カラフルな色彩を使うことで、国際的なイメージとマッチさせユーザーの興味を惹くようにしています。グラフや複数のものごとの関係性の表現など、アニメーションの力で情報をうまくまとめました。
アニメーション動画を活用することで、情報をまとめて分かりやすく伝えたい方には特に参考になるのではないでしょうか。サービス紹介動画「MCCatalog+(エムシーカタログプラス)」
出典:Crevo制作実績株式会社モリサワの提供する多言語ユニバーサル情報配信ツール

表現 アニメーション
長さ・尺 60〜120秒
費用レンジ ~49万
表現 アニメーション
長さ・尺 60〜120秒
費用レンジ ~49万

「MCCatalog+(エムシーカタログプラス)」のサービス紹介用アニメーション動画です。MCCatalog+活用することで、カタログやチラシ、パンフレットなどを日本語から、英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語に自動翻訳が可能です。
多言語に対応した情報配信が実現できる多言語ユニバーサル情報配信ツールで、導入することで訪日外国人客に向けたサービスの拡大が期待できます。この動画では年々増加すると予測される訪日外国人のデータや、訪日外国人客向けのインバウンド施策としてMCCatalog+をどのように活用できるかについて、アニメーションを用いて見やすく表現しています。紙媒体のパンフレットにはないマーケティング機能も紹介し、低コスト・短期間で多言語での情報発信が可能なサービスの魅力をつめこみました。また、全体的に淡い色味で描くことで、難しいサービスであるというイメージを払拭し、視聴者がよりサービスに親近感をもてるように工夫しています。まとめ本記事ではアニメーション動画の種類や活用シーンなどに加えてメリットについて詳しく解説しました。
また、アニメーション動画の目的別に成功事例を9本紹介しています。ブランディングやプロモーションに課題があるのであれば、アニメーション動画は効果的な手法だといえます。
伝えたいメッセージを的確に表現でき、ユーザーの記憶にも残りやすいためサービスや商品の紹介に適しているためです。
また、実写動画と比較してコストが抑えられ、修正がしやすいことなども魅力といえます。まずは、予算や目的に合わせて成功事例をいくつも見ることをおすすめします。事例を参考にすることで、制作したいアニメーション動画のイメージが出来上がっていくはずです。

crevoAdmin

2023年版|アニメーション動画を依頼する際のポイントと注意点を解説【成功事例20選】

2 years 8ヶ月 ago

アニメーション動画を制作する場合、外部の制作会社に依頼するのが一般的です。
一方「どの制作会社に頼めばいいのか分からない」「依頼の仕方で失敗したくない」など、アニメーション動画を依頼するうえで気になる点も多いのではないでしょうか。

本記事では、アニメーション動画制作会社の選び方と選ぶポイント、依頼する際の注意点について解説します。
また、予算ごとにアニメーション動画の制作事例を20本紹介します。

お役立ち資料集

アニメーション動画制作会社の選び方

複数の制作会社のなかから、どのように企業を選べばよいのかを解説します。

アニメーション動画の制作会社として5年以上の実績をもつ企業がおすすめです。
動画制作業界は変化が激しいため、5年以上は続けているということはしっかりとした体制が整っていると推察できます。

また社内で制作をある程度完結できる人員がそろっているかも確認が必要です。
動画制作会社のなかには、イラストレーターやアニメーターなどが自社におらず、プロジェクトごとにフリーの人材を集めて対応している企業もあります。
この場合、組織化されていないため、セキュリティやメンテナンスに不安が残ります。

明確な価格設定を提示してくれるかどうかも重要です。
見積もりの段階で費用の内訳があいまいな場合だと、追加作業が発生した際に見積もりに含まれていたものか判断ができません。

追加費用がどんどん発生する事態を防ぐためにも、明確な価格を提示できる制作会社を選びましょう。

アニメーション動画制作会社を選ぶポイント

アニメーション動画制作会社を選ぶ際に確認すべきポイントを解説します。

  • 制作予算から決める
  • 明確な作業スケジュールの提出があるか確認する
  • アニメーション動画制作の修正可能回数を確認する
  • 実績や絵柄で決める
  • 制作会社からの提案力・企画力を確認する
  • 担当者との相性を確認する
  • ターゲットや発信する媒体から決める
  • アニメーション動画制作の修正可能回数を確認する
  • 動画マーケティングなどの知識が豊富であるか確認

以上の8つの各ポイントについて、理由や背景など詳しく説明します。

制作予算から決める

アニメーション動画の制作にかかる費用は、実写動画と比較して高額となるケースが多く見られます。
オリジナルのアニメーションなどの制作に、手間やコストがかかるためです。
そのため、予算をあらかじめ決めておき、予算内で制作できる企業を見つけるようにしましょう。

複数社から見積もりを取り、相場観を身につけることも大切です。
自社が作りたいアニメーション動画だと、一般的にどの程度の制作費用を要するのか、把握が大切です。

あまりにも安い費用を提示する企業に依頼してしまうと、動画の仕上がりが意図していないものになる場合もあるため注意が必要です。

明確な作業スケジュールの提出があるか確認する

アニメーション動画の制作にかかる日数は、動画の内容によって大きく異なります。
イラストをつなぎ合わせるようなシンプルなアニメーション動画であれば、1ヵ月以内に納品できるケースが一般的。一方、モーショングラフィックスなどを使う場合、3ヵ月以上の制作期間を要する場合もあります。

制作期間が長いほど工程が複雑で、スケジュール管理が重要。一つの作業の遅れがほかの作業にも大きく影響を及ぼし大幅な遅延を引き起こしかねないためです。

綿密なスケジュールを提出してくれる企業であれば納期遅れなどを起こしにくく、安心して依頼できるといえます。

アニメーション動画制作の修正可能回数を確認する

アニメーション動画の制作を進めていくと、ほとんどのケースで修正が発生します。
最初の提案で理想通りの動画が完成することは稀です。

アニメーションの動きや強調したいテキストの大きさなど、気になる点はいくつも出てくるでしょう。

2〜3回の修正であれば、無料で対応してくれるケースが一般的です。しかし、格安な制作費を売りにしている企業などでは、初回の修正から費用がかかるケースもみられます。

予想外の出費を抑えるためにも、アニメーション動画の制作会社を選ぶ際は修正費用や対応回数を確認しておきましょう。

実績や絵柄で決める

制作実績はアニメーション動画の制作会社を選ぶうえで重要なポイントです。
商品やサービス、イベントなどプロモーション用のアニメーション動画の制作実績が豊富な企業だと安心して依頼できます。

また、イラストの絵柄も大切なポイントです。
制作会社によって、得意とするイラストのタッチや雰囲気は異なります。イラストの絵柄が自社のテイストと合うかを見極めましょう。

実績が豊富なアニメーション制作会社だとしても、ビジネス向けの絵柄は対応がむずかしい場合も見られます。
幅広い年齢層が親しみやすい絵柄を得意とする制作会社に依頼するのが望ましいといえます。

制作会社からの提案力・企画力を確認する

アニメーション動画の制作会社を選ぶ際には、その会社の提案力や企画力も見極めておきたいポイントです。
提案や企画のスキルが低い場合、ターゲットや訴求ポイントを汲み取れていないアニメーション動画になってしまう恐れがあるためです。

提案力や企画力を確かめたいのであれば、依頼をする前に簡単な構成案の提出を依頼しましょう。
制作したいアニメーション動画のイメージを伝えると、制作会社からさまざまな角度の提案を受けることが可能です。
自社の意図をうまく反映し、最適な構成を制作できる会社ほど提案力や企画力が高いといえます。

担当者との相性を確認する

アニメーション動画の制作をする際には、制作会社の担当者との相性も確認しておきたいポイントです。アニメーション動画の制作工程は複雑で、何度も担当者と連絡や打ち合わせを行う機会があるためです。

イラストの決定やアニメーションの修正確認、追加作業の交渉など、完成するまでに制作会社と頻繁にやり取りを交わします。
窓口となる担当者が、こちらの意図をうまく読み取ってくれないとスムーズに制作を進めることができません。

担当者との相性を見極めるためには、レスポンスが速いかどうか、質問や疑問に真摯に対応してくれるか、といったことの確認が必要です。

ターゲットや発信する媒体から決める

制作したアニメーション動画の目的が決まっているのであれば、得意とする動画のターゲット層から制作会社を選ぶ方法もおすすめです。

機械メーカーが展示会などのイベントの告知を目的とした動画を制作したいのであれば、製造業や飲食業など工場向けのアニメーション動画を制作できる会社が適切です。

また、 YouTubeやInstagramなど媒体によっても適した動画の作りは変わってきます。アニメーション動画を配信する媒体が決まっているのであれば、その媒体向けの制作に強みを持つ会社から選ぶのもおすすめです。

動画マーケティングなどの知識が豊富であるか確認

満足のいくアニメーション動画を制作できたとしても、問い合わせの増加など成果につながらなければ動画を制作した目的を果たせていないことになります。
制作するだけでなく、アニメーション動画を成果に結びつけたいのであればマーケティングの施策が欠かせません。

そのため、制作会社にマーケティングの知見があるかも確認しておきたいポイントです。
クライアントの作りたい動画に適した配信先や、ターゲットに合わせた広告の方法なども合わせて提案してくれる制作会社であれば理想的です。

動画制作後も見据えた提案ができる制作会社かどうかをチェックしておきましょう。

関連記事
アニメーション動画制作・映像制作

 

アニメーション動画制作を依頼する際の注意点

依頼する制作会社が決定したあとは、具体的に依頼を出し契約を進めます。

アニメーション動画は工程が複雑なため、ちょっとした見落としや制作会社との認識違いなどで大幅に手直しが生じてしまうことがあります。

場合によって、は納期が遅れることがあり、そうした事態にならないように依頼する際の注意点を確認することをおすすめします。

とくに気にしておきたいのは以下の3点です。

  • 制作会社の事例を事前に確認しておくこと
  • 1枚の絵にこだわらないこと
  • キャラクターなどのイラストの契約内容を確認すること

それぞれの注意点について、理由や確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

制作会社の事例を事前に確認しておくこと

アニメーション動画の制作を依頼する際には、制作会社のホームページなどでこれまでに制作してきた事例を見ておくと良いでしょう。

アニメーションの制作事例には価格帯も記載してあることが一般的です。
自社の予算と同程度の価格帯のアニメーション動画を見ておくことで、依頼できる内容の範囲が予測できます。

たとえば予算が50万円ほどの場合、フレームバイフレームのアニメーション動画の制作は制作費が高額なためむずかしいかもしれません。

事前にこうした情報を持っていないと、イメージのすり合わせなどに時間がかかり納期が遅れることも懸念されます。

コミュニケーションコストを抑えるためにも、制作事例を事前に確認しておくことは欠かせないといえそうです。

1枚の絵にこだわらないこと

アニメーション動画はイラストを制作してから、アニメーションの動きをつける工程に進みます。
イラストの制作段階で時間をかけ過ぎないのがおすすめです。

たとえば「足の向きをもう少し変えてほしい」など、修正したいポイントはたくさん出てくるものです。
しかし、アニメーションのプロは動くことを前提として絵を描いているため、動きをつけるとそうしたポイントは気にならなくなることが大半です。

もちろん、気になる点は打ち合わせでどんどん質問することをおすすめします。
1枚の絵にこだわりすぎないほうが、手戻りが少なくメリットが大きいということだけ覚えておきましょう。

キャラクターなどのイラストの契約内容を確認すること

アニメーション動画で制作したイラストは、再利用できない場合があるため注意が必要です。
納品されたアニメーション動画に対して、動画の権限はクライアントにあったとしてもイラストの権限はクライアントにない場合があります。

または、イラストの権限は別料金となるケースも見られます。
納品されたアニメーション動画のイラストのみを抽出し、広告などへの掲載やグッズとして販売しようと考えている場合は注意が必要です。

イラストに関する権限は契約に記載があるはずなので、細かくチェックしておきましょう。
また、記載がない場合は必ず制作会社に確認することが大切です。

アニメーション動画制作の成功事例

動画制作会社Crevo(クレボ)がこれまでに制作したアニメーション動画の中から厳選した20本を紹介します。
Crevoでは企業のサービス紹介やイベントの紹介などプロモーションに最適なアニメーション動画を多数制作してきました。

数ある制作実績を以下のように4種類の価格帯に分けています。

  • ~49万円
  • 55~99万円
  • 100~299万円
  • 300万円〜

予算と合わせて見ていただくことで、制作する動画イメージの参考になるかと思います。

~49万円の制作事例

Crevoが制作したアニメーション動画の実績の中から、49万円以下で制作したおすすめの5本を紹介します。

サービス紹介動画「iDeCo」


出典:Crevo制作実績

株式会社SBI証券が提供するサービス、「iDeCo」を紹介するためのアニメーション動画です。
約20秒と短い尺のなかで、iDeCoのメリットとSBI証券の特徴を分かりやすく説明できています。

イラストをつなぎあわせてアニメーションを制作しました。テキストと一部のイラストに動きをつけることで、飽きにくいように工夫しています。

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 15秒〜30秒

広告動画 開業サポートサービス「開業freee」


出典:Crevo制作実績

freee株式会社が提供する開業サポートサービス「開業freee」の紹介用アニメーション動画です。
個人事業主になる人に向けて、開業届の提出について解説するストーリーです。

動画の尺は約35秒、費用レンジは49万円以下です。

このアニメーション動画は、FacebookなどSNSのタイムラインで閲覧されることを想定して制作しました。
音を出さない環境でも内容が伝わるように、テキストを大きく読みやすいようにしています。

また、「これから個人事業主になるみなさん」「開業届のご提出はお済みですか?」というターゲットへの投げかけを冒頭に入れています。タイムライン上で何気なく目にした際に、目を留めてもらいやすくする工夫です。

開業freeeのブランドカラーである青色を、動画のメインカラーに設定しています。
パソコンで作業を行う人や開業届の書類を提出するイラストが、専門的な内容を分かりやすくなるように補完できています。

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 30秒〜60秒

イベントオープニング動画「AdverTimes.Days」


出典:Crevo制作実績

株式会社宣伝会議が主催するイベント「AdverTimes.Days(アドタイ・デイズ)」のオープニング用アニメーション動画です。

オープニングムービーとしてイベントの盛り上がりを期待させる役割と、Webサイトでの使用を想定して制作しています。
動画の尺は約30秒、費用レンジは49万円以下です。

平面的なイラストがBGMとシンクロして細かくモーションするようにしています。
デザインはクライアントから支給されたものです。

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 15秒〜30秒

サービス紹介動画「グッピーコネクト」


出典:Crevo制作実績

株式会社グッピーズが提供するハラスメント対策の外部通報位サービス「グッピーコネクト」の紹介用アニメーション動画です。
ハラスメント対策の法改正に伴い、サービスの認知拡大を目的として制作しています。

費用レンジは49万円以下です。尺は約15秒で、YouTube広告への出稿を想定しています。

企業の担当者が通勤中などに目にした際にも音なしで伝わりやすいように、イラストやテキストを使ってサービスの内容が分かるように制作しました。

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 〜15秒以内

YouTube広告用動画 ネットショップ作成サービス「BASE」


出典:Crevo制作実績

BASE株式会社が提供するECショップ作成サービス「BASE(ベース)」の紹介用アニメーション動画です。

ECショップの開設を考えている人に向けて、BASEの使い方を分かりやすく伝えることで興味を持ってもらうことを目的にアニメーション動画を制作しました。

約60秒のYouTube向け広告動画で、費用レンジは49万円以下です。

BASEでECショップ立ち上げるまでの流れを、モーショングラフィックを使いテンポよく表現することで、BASEのサービスがシンプルで使いやすいことが表現できています。

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 60秒〜120秒

55~99万円の制作事例

Crevoが制作したアニメーション動画の実績のなかから、55万から99万円で制作したおすすめの5本を紹介します。

サービス紹介動画「ソーシャルレンディングサービス」


出典:Crevo制作実績

株式会社LENDEXが提供するソーシャルレンディングサービスの紹介用アニメーション動画です。

動画の尺は約30秒で費用レンジは50万から99万円です。

かぐや姫がLENDEXで増えた資金を使い月旅行に出かける、というストーリーをベースとしてサービスの概要を分かりやすく伝えています。
パロディ風の演出とすることで目を惹く構成が完成しました。

表現 アニメーション
費用レンジ 55~99万円
長さ・尺 15秒〜30秒

広告動画「コメディカルドットコム」


出典:Crevo制作実績

セカンドラボ株式会社が提供する医療・看護業界向けの転職サイト「コメディカルドットコム」の認知を拡大するために制作した紹介用アニメーション動画です。

医療施設で働く人達がマーチングバンドを組んで、サービスを紹介するというアニメーションです。
なかでもインパクトを残せるイラストの制作に特に力を注いでいます。

「コメディカルドットコム!」という掛け声は、クライアントの社員の方々にも協力してもらい収録しました。

表現 アニメーション
費用レンジ 55~99万円
長さ・尺 30秒〜60秒

不動産紹介広告動画「新浦安マリンヴィラプロモーションムービー」


出典:Crevo制作実績

三菱地所レジデンス株式会社が販売する、新築分譲マンション「ザ・パークハウス 新浦安マリンヴィラ」の紹介用アニメーション動画です。

「ザ・パークハウス 新浦安マリンヴィラ」の魅力である、都心からのアクセスの良さと海辺のリゾートライフが送れることを、分かりやすく紹介しています。

ターゲット層である都市部の30から50代の方に訴求するために洗練されたイメージで統一しています。

制作過程では対面ミーティングを要所で取り入れていました。クライアントとイメージを常に共有できていたことが、成功要因の一つだといえます。

表現 アニメーション
費用レンジ 55~99万円
長さ・尺 120秒〜

サービス紹介動画 社内福利厚生制度「スーパーグリーン保険」


出典:Crevo制作実績

株式会社JR東日本商事がJR東日本グループの社員向けに扱う社内福利厚生制度「スーパーグリーン保険」を紹介するため制作したアニメーション動画です。

まだ保険加入の必要性を感じていない若年層の社員をターゲットに、今後起こりうるライフイベントを軸に保険の必要性を説明しています。
イラスト・テキスト・インフォグラフィックスをバランスよく用いることで、スーパーグリーン保険の3つの特徴がよく分かるように制作しました。

クライアントからはテイストについての要望はなかったため、過去の制作事例から今回の構成を採用しています。

表現 アニメーション
費用レンジ 55~99万円
長さ・尺 60秒〜120秒

アプリ紹介動画「スーパーポイントスクリーン(Super Point Screen)」


出典:Crevo制作実績

楽天株式会社が提供するおこづかいアプリ「スーパーポイントスクリーン」のサービス紹介用のアニメーション動画です。

YouTube広告やホームページへの掲載を想定して制作しました。

豊富なイラストとナレーションを中心に、アプリのサービス内容をシンプルに説明しています。
動画の最後は「お得なキャンペーンも実施中!!」と締めており、キャンペーンの内容は詳しく訴求していません。
サービスページへの動線がうまく作れているため、キャンペーンについて知りたいユーザーをスムーズにリンク先へ誘導できています。

表現 アニメーション
費用レンジ 55~99万円
長さ・尺 15秒〜30秒

100~299万円の制作事例

Crevoが制作したアニメーション動画の実績のなかから、100万から299万円で制作したおすすめの5本を紹介します。

知財創造教育コンセプト動画


出典:Crevo制作実績

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が提供する「知財創造教育」を紹介するためのアニメーション動画です。

約2分の動画で知財創造教育の説明と、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが提供するサービスを説明しています。
費用レンジは100万から299万円です。

知財創造教育は専門的で理解されづらいため、アニメーションの力で難しい内容を分かりやすく説明することを中心課題として動画を制作しました。

課題を明文化し解決するストーリーの上に、親しみやすいイラストのアニメーションで感情に訴えかける表現を採用しました。

表現 アニメーション
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 120秒〜

サービス紹介動画「dTV」年末年始編


出典:Crevo制作実績

エイベックス通信放送株式会社の運営する「dTV」の紹介用アニメーション動画です。
年末年始の登録者数を増加させるために、キャンペーン動画として制作しています。

スピード感のあるモーショングラフィックスと、ハイテンションなナレーションによってわくわくするようなアップテンポなアニメーション動画を制作できました。

ナレーターは声優の安済知佳さんに担当していただくことで、表情豊かに表現していただいています。

表現 アニメーション
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 15秒〜30秒

ウェブ広告・テレビCM用動画「テレ東BIZ」


出典:Crevo制作実績

株式会社テレビ東京コミュニケーションズが提供する、テレビ東京の番組を視聴できるアプリ「テレ東BIZ」の紹介用アニメーション動画です。

アプリに新機能が加わり「テレビ東京ビジネスオンデマンド」が「テレ東BIZ」として再スタートすることになり、Web広告用の動画を制作しました。

テレビ東京の人気アナウンサーの田中瞳さんをデフォルメしたキャラクターが登場し、アプリの魅力や機能を分かりやすく説明するストーリーです。

田中瞳さんご本人にナレーションを行ってもらうことで、親しみやすく訴求力の高い動画に仕上げることができました。

表現 アニメーション
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 30秒〜60秒

歴史教科書紹介動画「詳細世界史・高校世界史・新世界史」


出典:Crevo制作実績

株式会社山川出版社が出版している教科書「詳細世界史・高校世界史・新世界史」の紹介用アニメーション動画です。

約6分間で3冊の教科書の特徴を詳しく説明することを目的として制作しています。
費用レンジは100万から299万円です。

実際の紙面を中心として、ナレーションで内容を解説していく構成です。
強調したい箇所では、紙面のズームアップや効果音を用いることで伝わりやすい表現を心がけています。

表現 アニメーション
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 120秒〜

サービス紹介動画「みなモニター」


出典:Crevo制作実績

三菱電機株式会社が開発した水面状況監視サービス「みなモニター」の紹介用アニメーション動画です。
「みなモニター」はため池にブイを浮かべるだけで、スマートフォンで水位を監視できるサービスです。

約1分30秒で、サービスを利用する流れやサービスを利用する利便性、サービスを開発した背景についてイラストを用いて分かりやすく説明しています。

色彩は青色をメインに使い、ほかの色は極力減らしています。
イラストはシンプルで親しみのやすい表現を採用することで、幅広い年齢層の方に受け入れやすいデザインに仕上げています。

表現 アニメーション
費用レンジ 100〜299万円
長さ・尺 60秒〜120秒

300万円〜の制作事例

Crevoが制作したアニメーション動画の実績のなかから、300万円以上で制作したおすすめの5本を紹介します。

サービス紹介動画「dTV(ディーティービー)」


出典:Crevo制作実績

エイベックス通信放送株式会社の運営する「dTV」の紹介用アニメーション動画です。

父母娘の3人家族を主役としてストーリーが展開していきます。
3人それぞれに観たい動画がちがっても、dTVであれば幅広いジャンルがそろっているため「視聴できる」という点を訴求しています。

手書き風のゆるいイラストを採用し、親しみやすいテイストに仕上げました。
フレームバイフレームアニメーションを採用することで、イラストがスムーズに動き個性的な動画を制作することができています。

表現 アニメーション
費用レンジ 300万円〜
長さ・尺 60秒〜120秒

サービス紹介動画 クレジットカード決済「PayPal(ペイパル)」(PROTECT編)


出典:Crevo制作実績

ネットイヤーグループ株式会社の提供するクレジットカード決済サービス「PayPal(ペイパル)」の紹介用アニメーション動画です。

PayPalのセキュリティ機能を訴求するために動画を制作しました。
セキュリティのみに訴求ポイントを絞ることで、30秒という短い尺で伝えたいメッセージが充分にユーザーに伝わりやすくなっています。

インベーダーゲームをモチーフとして採用しています。PayPalがパソコンをウイルスという敵から守るイメージを感覚的に理解できるように制作しました。
なめらかな動きのアニメーションによって視聴者を最後まで飽きさせない動画に仕上がっています。

表現 アニメーション
費用レンジ 300万円〜
長さ・尺 30秒〜60秒

サイト掲載動画「賃貸住宅向け火災保険説明」


出典:Crevo制作実績

三井住友海上火災保険株式会社が提供する賃貸住宅向け火災保険「リビングFIT」の説明用アニメーション動画です。
リビングFITの導入を検討している人に向けて、保証内容の詳細を説明するために制作しました。

保険の内容は専門的で文字だけでは伝わりづらいため、テキストに加えてナレーションとイラストを用いて分かりやすく解説しています。

情報量が多いため、ナレーションが説明している内容とイラストやテキストが一致するように、タイミングよく動きや効果音を加えました。

表現 アニメーション
費用レンジ 300万円〜
長さ・尺 120秒〜

サービス紹介動画「火災保険見直し」三井住友海上火災保険株式会社


出典:Crevo制作実績

三井住友海上火災保険株式会社が提供している火災保険の新サービスを紹介するためのアニメーション動画です。

既存の保険に加入しているユーザーを、新サービスへ乗り換えを促進する目的で動画を制作しました。

旧来保険を「マモレンジャ―」、新サービスを「GKマン」という戦隊キャラクターに置き換え、コミカルなアニメーションで表現しています。

保険を擬人化することでサービスの違いを理解しやすくなるように配慮しました。

表現 アニメーション
費用レンジ 300万円〜
長さ・尺 120秒〜

サービス紹介動画 求人情報サイト「働くナビ!」


出典:Crevo制作実績

株式会社テクノ・サービスの求人情報サイト「働くナビ!」のサービス紹介用アニメーション動画です。

働くナビ!は製造業や工場に特化している求人サイトです。

働くナビ!の認知度を向上させるために、約2分30秒のオリジナルソングのミュージックビデオを制作しました。
求職者が主人公のストーリー構成で、全編アニメーションのオリジナリティあふれる動画に仕上げています。

歌詞は求職者の不安をストレートに表現することで、共感を得やすいものを目指しました。

サビでは「働くナビ!」を耳に残るメロディに乗せて繰り返しています。繰り返すことで自然とサービス名称が記憶に残りやすくなるように考慮しました。

表現 アニメーション
費用レンジ 300万円〜
長さ・尺 120秒〜

まとめ

本記事では、アニメーション動画制作会社の選び方と選ぶポイント、依頼する際の注意点について解説しました。
また、予算ごとに成功事例も20本紹介しています。

アニメーション動画の制作会社を選ぶ際には、予算・ターゲット・媒体といった条件に合う企業を見つけましょう。
また信頼できる制作会社かどうか見極めることも大切です。
担当者との相性や提案力、スケジュール提出の有無などから判断しましょう。

また、制作事例を見ることで、得意とするアニメーション動画のスタイルを読み取っておくのもおすすめです。

アニメーション動画の制作を成功させるには、制作会社の選び方が重要です。

crevoAdmin

【企業PR動画の成功事例19選】企業PR動画の作り方や準備・コツについて解説

2 years 8ヶ月 ago


企業がPRを行うに当たってさまざまな方法があります。そのなかで、動画でのPRは、これまでのPR方法とは異なり、視聴者へ与える情報量や訴求力は高い効果を発揮するPR方法といえます。
本記事では、企業PR動画制作の「成功事例」や「作り方と制作のコツ」について解説します。また成功事例では料金別の成功事例を紹介。自社に合う事例を参考に出来るだけでなく、料金相場を把握することができます。

ぜひPR動画の制作に向けて、ひとつの参考にして下さい。

企業PR動画とは

企業PR動画とは、「企業」のPRを行うことが目的の動画です。商品やサービスをはじめ、ブランディングや広報など、あらゆるシーンで活用できます。
企業がPRを行う目的としては、以下があげられます。

  • 企業の存在を知ってもらうこと
  • 企業の活動や取り組みを認めてもらうこと

まずは認知度をあげ、企業の存在を広く知ってもらう目的に利用されます。企業が行っている取り組みや活動を受け入れてもらい、認めてもらうことが、PRの行う効果といえます。
このPRをより効率的に、より広範囲のユーザーに届けるための手段として活用されているのが、「企業PR動画」です。

企業PR動画のターゲット

企業PR動画のターゲットとしてあげられるのは、大きく以下の3つです。

  • 企業(BtoB)
  • 消費者(BtoC)
  • 新卒者・求職者

企業PR動画が上記それぞれにどのような影響や効果をもたらすのかを詳しく解説します。

企業(BtoB)

企業PR動画のターゲット1つ目は、「企業(BtoB)」です。
企業PR動画はBtoBの場面でとくに大きな効果を発揮します。
たとえば「自社サービスを活用している企業の事例」「自社サービスの導入した事例」などを、BtoB目線で訴求することが可能になります。

セミナーや展示会、さらには自社サイトで配信することで、幅広い方々に効率よくPR活動を行える点も魅力です。とくに自社サイトの配信は、新型コロナウィルスの影響で非接触が推奨される昨今において、大きな効果をもたらしてくれます。
企業によっては、Web上での展示会を開催するケースも少なくありません。
実物を手に取って見てもらうことは不可能ではあるものの、PR動画の活用によって、幅広く企業のポイントをアピールできるといえます。
また展示会などの場ではあらゆる企業の方が集まります。
自社のスペース内で動画を流しておくだけで、実際に話すよりも効率的に、来場者に自社の魅力やポイントを訴求することが可能です。

消費者(BtoC)

企業PR動画の主なターゲットの2つ目は、消費者(BtoC)です。テレビCMは、わかりやすい企業PR動画の事例といえます。

あらゆる顧客に対して幅広く訴求を行うテレビCMの多くは、消費者である個人がメインターゲットです。
たとえばテレビCMを目にした個人が、その企業に興味をもち「次はこの商品を買ってみようかな」といったきっかけになります。
そのため消費者に向けたPR動画は、比較的売上向上や認知アップをはじめとする成果につながりやすいのがメリットです。

消費者(BtoC)へ訴求するPR動画を制作する際は、そのサービスや商品の魅力を淡々と紹介するだけでは足りません。
企業に対する

  • 好感度
  • 信頼性
  • 親近感

を感じてもらえるような仕上がりにすることがポイントです。

新卒者・求職者

企業PR動画のターゲットの3つ目は、「新卒者・求職者」です。
新卒者や求職者へのPRを行うことで、企業の認知度を高めてもらうことにつながります。
その結果として、求人を行っている企業の応募につながる導線が作れます。
企業の認知度を高めることで「自分も働いてみたい」「働きたい」と思ってもらえるようになり、応募に対する安心感を与えることができます。

さらに動画にすることで、その企業の取り組みを視覚的に理解できます。
またPR動画の内容について面接で話すことができるようになるため、企業と求職者、双方に大きなメリットです。

企業PR動画の種類

企業PR動画の種類は多岐にわたりますが、大きく分類すると以下の4つになります。

  • 商品・サービス紹介
  • ブランディング
  • 広報PR
  • 採用動画

ただ単に「PR動画を作りたい」と思っていても、これらのような目的がなければ、効果のない動画ができ上がってしまうので注意が必要です。
それぞれの特徴などを見ていきます。
「動画を活用する目的」を明確にするため、ひとつの参考にして下さい。

商品・サービス紹介

企業PR動画の種類1つ目が、「商品・サービス紹介」です。
その名のとおり自社の商品やサービスを紹介する内容で、PR動画と聞くと多くの人がイメージするほど代表的なものとなっています。
商品・サービス紹介においては、じつにあらゆるものに活用することが可能です。
たとえば、以下のようなものがあげられます。

  • 電化製品や家具などの「形のある商品」
  • ITシステム、アプリケーションなどの「形のない商品」

とくに重宝するのが、ITシステムやアプリケーションなど「形のない商品」の紹介シーン。
こういった無形商材の魅力をテキストと画像のみで紹介するのは、困難を極めるといっても過言ではありません。
そこで動画を用いることで、視聴者に魅力やメリットを効果的に訴求することが可能です。

また家電製品や家具といった「形のある商品」においては、立体的な映像を用いることができるため、視聴者が製品をイメージしやすくなるのもメリットといえます。

ブランディング

企業PR動画の種類2つ目が、「ブランディング」です。
ブランディングは告知というよりも、「企業に対するイメージの植え付け」を行う活動のことを指します。
たとえば「〇〇といったらこの企業」のような、特定のキーワードから連想する企業のイメージのことです。
ブランディングを行うことで、

  • 企業のイメージアップを図れる
  • 競合他社との差別化を図れる

といったメリットがあります。
ストーリー仕立てで「企業の存在意義」や「取り組み」を紹介することで、視聴者の興味を促進すると同時に、イメージアップを期待できます。

広報PR

企業PR動画の種類3つ目が、「広報PR」です。
広報PRとは主に、企業が取り組んでいる活動内容などを紹介しています。
具体例をあげると、

  • 地域密着型企業としての地域貢献活動
  • SDGsなどをはじめとする国際的な取り組み
  • コンプライアンス遵守のために取り入れている仕組み

などがあります。
この他にも、企業への親近感をもってもらうために

  • 企業のこれまでの苦労や挫折
  • 長きにわたる地道な努力・継続
  • 終わりのない試行錯誤・実験

などを取り入れる企業も少なくありません。
動画を用いてこれらを視聴者に見せることで、企業努力を認めてもらい、受け入れてもらえることがメリットです。

採用動画

企業PR動画の種類の4つ目は、「採用動画」です。
採用動画の目的は、主に求職者に対し「この企業に入ってみたい!」と思ってもらうことです。
これにより視聴者は画像とテキストの企業紹介を見るより、圧倒的にわかりやすくスピーディーにその企業のイメージがつかめるメリットがあります。
この背景もあって近年ではじつに多くの企業が、企業PRとして採用動画を用意しています。

企業PRの成功事例

企業PR動画の成功事例について紹介します。
以下の4種類の金額別に紹介しますので、制作費に対してどんな動画が制作できるか参考にして下さい。

  • 〜49万円
  • 50〜99万円
  • 100〜299万円
  • 300万円〜

【〜49万円】企業PRの成功事例

まずは49万円以下の企業PRの成功事例を紹介します。

商品紹介動画「CROSS LORDS」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 30~60秒

スマホゲーム「CROSS LORDS」の紹介動画です。
新製品のプロモーションを目的に、動画が制作されました。
カードやキャラクターが表示されるときの表現にこだわりが感じられます。またナレーションの声質が、製品の世界観に非常にマッチしている点にも注目です。
こちらを運営するのは、株式会社風栄社。
独自のアートと世界観を表現するゲームブランド「Domina Games」の運営、及びカードゲーム関連商品の開発を行っています。

サービス紹介動画「会社四季報オンライン」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 15秒以内

会社四季報オンラインのサービス紹介動画です。
サービスのプロモーションを目的として、15秒という短い尺で制作されました。
文字と演出だけのシンプルな動画構成となっており、スタイリッシュなデザインながら信頼性がイメージできる演出が特徴です。
サービスを運営するのは、東洋経済新報社。ビジネス書や経済書などの発行を専門とする日本の出版社です。

PR動画(プロモーション動画) カードゲーム「Blade Rondo 〜Night Theater〜」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 15秒以内

カードゲーム「Blade Rondo(ブレイドロンド) 〜Night Theater〜」のプロモーション動画です。
全体的に黒い背景で神秘的な世界観を演出することで、視聴者をゲームの世界に引き込んでいます。また動画の冒頭と終盤に企業名やゲームの名前を大きく出すことで、視聴者にインパクトを残すように仕上げているのも特徴です。
「Blade Rondo(ブレイドロンド)」は、7枚の手札で戦うカードゲームで、運営は株式会社風栄社です。

プロモーション動画 ビジネス向けコミュニケーションツール「iPBX Circle」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 30~60秒

クラウド型オフィス電話サービス「iPBX Circle」のプロモーション動画です。
本動画では

  • 外出先の社内通話が0円に抑えられるメリット
  • 簡単に始められるシンプルさ
  • 万全なセキュリティ

という3つの特徴を「そんな時はiPBXをインストール!」というフレーズでテンポよくに表現。
テンポとスピード感で、視聴者が最後まで見られるような工夫が施されています。
アイネオ株式会社の提供する「iPBX Circle」は、

  • 音声通話とWeb会議
  • ビジネスチャット

が一つのアプリで利用できるクラウド型オフィス電話サービスです。

プロモーション動画 「福岡PARCO」 (らーめん二男坊編)


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 15~30秒

「福岡PARCO」に店舗を構える「らーめん二男坊」の紹介動画です。
外国人の視聴を想定して制作された背景から、和太鼓の効果音を用いるなど、日本らしさを感じられる仕上がりが特徴です。
接写を多用しテンポをよくすることで、より美味しそうに見せ、視聴者の興味を促進しています。
「福岡PARCO」に店舗を構える「らーめん二男坊」は、男性も満足、女性にも愛される、新しく馴染み深い豚骨ラーメンを堪能できます。

プロモーション動画 学生限定トークアプリ「ひま部」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ ~49万円
長さ・尺 15~30秒

学生限定トークアプリ「ひま部」のプロモーション用動画です。
Twitterでの配信を前提に制作されたため、「いかに短い尺でインパクトを残せるか」が考慮されています。
「ひま部」を実際に使っている男子学生が主人公。
ゆるめのイラストが特徴的で、冒頭と終わりには「HIMABU」と入れてサービス名を視聴者に印象づけ、認知拡大につなげています。
本アプリの運営は、nanameue.inc。「ひま部」は中学生・高校生・大学生限定のトークアプリです。

【50〜99万円】企業PRの成功事例

50〜99万円の企業PRの成功事例を紹介します。

プロモーション動画 けがの損害保険「ライトネッと」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 15秒以内

けがの損害保険「ライトネッと」のプロモーション動画です。
映画館の上映前に流れるシネアドでの活用を想定し、商品の認知拡大を目的に制作されています。
家族全員へ安全への注意喚起をしつつ、万が一にそなえるという保険の大切さをアニメーションを通して訴求。自動車事故による高額な賠償額例を提示し、視聴者の保険加入を促進しています。
エイチ・エス損害保険株式会社の提供する「けがの保険ライトネッと」は、自転車にかかわるリスクへの備えをプラスした傷害保険です。(※2017年11月末をもって販売終了)

サービス紹介動画 チャネルミックスの効果を確認する医師調査「SOC」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 60~120秒以内

ソフトウェア「SOC」の紹介動画です。
こちらを利用することで、「医師がどのようなプロモーションの影響で薬剤を想起しているか」が可視化できるようになります。
文字だけでは伝わりづらいサービス内容を、インフォグラフィックでわかりやすく解説しています。
冒頭で「処方を動かす力を把握できていますか?」と問いかけ、視聴者の興味を惹きつけたあとで、「SOC」の機能やメリットを紹介。
またスタイリッシュなイラストが特徴で、先進的な印象に仕上がっている点も特徴です。
株式会社インテージヘルスケアの提供する「SOC」は、医師の印象から見た「プロモーションミックスの効果」を把握する医師調査サービスです。

制度紹介動画「日経育英奨学制度」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 30~60秒

「日経育英奨学制度」のWebCM動画で、SNSでの利用を前提に制作されています。
キャラクターのコミカルな動きや表情で、「日経育英奨学制度」の認知拡大と理解促進を図っている点が特徴です。
また、ストーリーが会話形式で進行し、視聴者に共感してもらいやすい構成なのもポイント。大きめの文字で示して理解を促す点も、スマホユーザーに向けた配慮になっています。
「日経育英奨学制度」では奨学金を全額無利息で借りられます。
新聞配達で学費・給与を得られ、部屋代は無料。親に負担をかけず、自立をしたい方にうってつけのサービスです。

サービス紹介動画「TOYO KEIZAI BRAND STUDIO」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 30~60秒

東洋経済が運営する「TOYO KEIZAI BRAND STUDIO」のサービス紹介動画です。
ウェブサイトの記事内での配信を前提に制作されています。
プロモーションにおいて企業が抱えるさまざまな悩みを紹介し、視聴者の興味を喚起しています。東京経済ならではの強みも交えることで、うまくサービスの魅力を際立たせている点に注目です。
株式会社東洋経済新報社が運営する「TOYO KEIZAI BRAND STUDIO」では、コンテンツ制作力を活かし、広告主向けのサービスを提供しています。

プロモーション動画「KFCカード」(クリスマス篇)


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 15秒以内

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社のプリペイドカード、「KFCカード」のプロモーション動画です。
開始2秒で創設者のカーネル・サンダースの立像が登場し「KFCカード」を勧めます。短尺でありながら、非常にインパクトのある構成です。
運営するのは、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社。言わずとしれた「ケンタッキーフライドチキン」を、日本で運営しています。

商品紹介動画「研ちゃんカットプレミアム」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 30~60秒

電動カッター「研ちゃんカットプレミアム」の商品紹介動画。新商品のプロモーションが目的で制作されました。
「従来の製品と比べ、何がどう進化しているのか」比較することで、視聴者に商品の利点が伝わりやすくなっています。パンフレット・チラシだけだと刃の耐久性や切れ味を表現できないため、動画ならではの利点が生かされているといっていいでしょう。
電動工具ブランドHiKOKIは、日立工機の事業を継承した「工機ホールディングス」が使用する電動工具ブランドとして、多岐にわたる実績と確かな人気を誇ります。

【100〜299万円】企業PRの成功事例

100〜299万円の企業PRの成功事例を紹介します。

プロモーション動画 スキンケア美容家電「LUNA mini2」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 60~120秒

スキンケア美容家電「LUNA mini2」の商品プロモーション動画です。動画の大半部分に実写映像を用いることで、「LUNA mini2」の世界観を鮮明に表現。
手動の洗顔よりも毛穴の奥の汚れが除去できる点は、アニメーションを用いることでより理解が深まります。また実写・アニメーションともに、清潔感のある洗練されたニュアンスが特徴です。
ヤーマン株式会社が日本正規販売代理店となる「FOREO(フォレオ)」は、スウェーデン発の最新テクノロジーとデザイン性を融合した、新しい美を提案しています。

SNS用プロモーション動画 ミールキット「キットオイシックス」(夫婦編)


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 30~60秒

ミールキット「Kit Oisix(キットオイシックス)」のプロモーション動画です。
SNS広告での配信を前提に制作された背景があります。
夫婦の日常を活用し、「商品への親近感」をもってもらえるよう工夫が施されています。またお客様の声として、「Kit Oisix」を使ってみた感想も含め、より魅力が伝わりやすくなっていることも特徴。
オイシックス・ラ・大地株式会社が提供する本製品は、食材宅配サービスOisix(オイシックス)で購入可能です。

3Dプロモーション動画 排水圧送ポンプ「SFA」(オフィス編)


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 ~15秒以内

「SFAポンプ」のプロモーション用動画です。
本来、流しの移設には大がかりな工事が必要と思われがちです。
そこで「SFAの技術を用いた排水圧送ポンプを使えば、自由に増設ができる」ことを訴求しています。
3Dアニメーションを活用した、立体感のある映像が特徴です。また社員が流しの位置で困っている状況を見せ、視聴者に当事者意識をもってもらうよう工夫されています。
SFA Japan株式会社は、フランス生まれの排水圧送ポンプのリーティングカンパニーです。

プロモーション動画 排水圧送ポンプ「SFA」(トイレ編)


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 ~15秒以内

「SFAポンプ」のプロモーション用動画です。
「自宅のトイレを増やしたいけど、大がかりな工事は面倒」と感じている方がターゲット。
動画内ではSFAのポンプを持った男性が登場し、簡単に素早くトイレを増設する様子を表現しています。
15秒の短い尺の中にも、軽快なテンポでコンパクトに紹介する工夫が施されています。また企業カラーである青を基調とした仕上がりなのもポイントです。
SFA Japan株式会社の提供する「SFAポンプ」は、簡単に水まわり増設ができる製品です。

【300万円〜】企業PRの成功事例

ここでは、300万円以上の企業PRの成功事例をご紹介します。

商品紹介動画「BIHARI」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 300万円~
長さ・尺 ~15秒以内

スキンケア商品「BIHARI」のプロモーション動画です。
動画では「自宅で簡単にスキンケアができる」という商品の特徴をわかりやすく表現しています。
「睡眠時間が肌ケア時間になる」というキーコピーを用いることで、視聴者にラクに時間をかけずケアできる潜在的なメリットを訴求していることも特徴です。
こちらの商品を提供するのは、からだラボラトリー株式会社。
「からだにとって良いことを。」を理念として、主に通販事業を展開しています。

プロモーション動画 杏林大学総合政策学部


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 300万円~
長さ・尺 15~30秒

杏林大学総合政策学部のプロモーション動画です。主に認知拡大の目的のもとで制作されました。
RPGゲームの世界観を通して学部の魅力を訴求。ついつい最後まで見たくなるようなプロモーション動画に仕上がっています。
またRPGのゲーム音もBGMとして活用することで、オリジナリティのある動画の世界観を表現している点もポイントです。
杏林大学総合政策学部は、広範囲の理論の蓄積を前提においた学部です。実践的な問題解決に対する、「十分な判断力と行動力のある人材」を要請しています。

ウェブプロモーション動画 不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 300万円~
長さ・尺 30~60秒

不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」のウェブプロモーション用動画です。
女子会の日常的な会話をベースにすることで視聴者に親近感を持ってもらえるよう工夫が施されています。
「お城の近くに住みたい!」という無茶なお部屋探しも叶えてしまう大胆な表現で、サービスの利便性をアピールしている点に注目です。
「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」を運営するのは、株式会社LIFULL。「最大の不動産・住宅情報」「最良の情報品質」「最適な手法」で住まい探しをお手伝いするサービスです。

企業PR動画の作り方と準備

企業PR動画には、いくつかの「作り方」および「準備すべき点」が存在します。
具体的には、以下のようなものです。

  • 企業PR動画の内製は注意
  • コンセプトとターゲットは企業PR動画では重要
  • 制作スケジュールを事前に決めておく
  • 予算上限額のあらかじめ設定する

上記それぞれをくわしく解説します。

企業PR動画の内製は注意

企業PR動画を内製する際は、注意が必要です。
企業PR動画の最大の目的は、「企業のイメージ向上」です。そのためには、ある程度の動画の「クオリティ」が必要になります。

制作会社に依頼した動画と比べて内製した動画では、「クオリティ」が担保されません。目的が果たせなくなる可能性があります。
目的が果たせないどころか出来栄えによっては逆効果で、イメージダウンにつながってしまう可能性も否めません。

近年スマホひとつで動画を制作することはできますが、企業のイメージアップを図り、動画からの反響を得るためには、プロである動画制作会社に依頼することがおすすめといえます。

コンセプトとターゲットは企業PR動画制作に重要

企業PR動画の制作において、「コンセプト」と「ターゲット」はとても重要です。コンセプトを明確に決めておくことで、動画内で伝えたいことが明確になります。

伝えたいことがしっかり伝わる動画にすると、視聴者の理解も得やすく数字に直結する確率を上げることができます。
またターゲットを明確に決めておくこともとても重要です。

  • ターゲットが法人なのか個人なのか
  • どんな場所に住んでいる人なのか
  • 男性なのか女性なのか
  • 若い年代なのか、中~高年向けなのか
  • どんな趣味嗜好をもつ人なのか

などが明確になることで、特定の人に「深く刺さる」動画に仕上がることができます。
コンセプトとターゲットは、制作会社へ依頼する際も、必ずヒアリングで深掘りされる内容です。あらかじめ社内で固めておくことをおすすめします。

制作スケジュールを事前に決めておく

制作スケジュールをあらかじめ決めておくことも、企業PR動画の制作において重要です。
動画制作は一般的に1〜3ヶ月の製作期間がかかります。動画の尺やクオリティによって、6ヶ月間ほどの期間を要するものもゼロではありません。

たとえば

  • イベント告知のために使う
  • イベント会場内で使う

などの用途だった場合、使用する日にちが決まっているため、納期にはシビアになる可能性があります。
実写かアニメーションかでも、制作会社の工数は大きく変わってくるため、納品の日にちに影響します。そのため制作スケジュールをしっかり決め、余裕をもって依頼することが大切です。

予算上限額のあらかじめ設定する

予算の上限金額は、自社であらかじめ設定しておくべき項目です。
予算によって、実現できる内容が大きく異なります。
もちろん予算があれば

  • 実写での映像制作
  • ハイクオリティなアニメーション技術を用いた動画制作

などが実現できるでしょう。
予算がない場合でも、その具体的な金額を制作会社に提示することをおすすめします。
多くの制作会社は、その予算内で実現できる最適な制作プランを提案してくれます。

企業PR動画にどのくらいの予算がかけられるかは、あらかじめ社内で固めたうえで、制作会社に伝えることが大切です。

企業PR動画のコツ

企業PR動画を制作する際は、いくつかのコツがあります。

代表的なものをあげると、以下の3つです。

  • ターゲットへの訴求内容を決める
  • 話題性を意識した構成を考える
  • 制作会社に依頼で提案をもらう

上記それぞれのコツを見ていきます。
より効果的な企業Pr動画の制作のため、参考にして下さい。

ターゲットへの訴求内容を決める

まずは「ターゲットへの訴求内容を決める」ことが、企業PR動画を制作する上でのコツです。
動画のターゲット像が定まったら、その動画内で「なにを伝えたいか」をまず明確にします。
これをはっきりさせないことには、動画の方向性も定まらず制作が難航するうえ、効果のない動画が完成してしまう可能性が高まります。

訴求内容は、ひとつに絞ることがポイントです。
動画には尺に限りがあるため、訴求内容が2つ、3つもあると視聴者に伝わりづらくなってしまいます。
訴求内容は、動画の骨格となる部分。これが不安定では動画の仕上がりも不安定になるので、明確に決めることが大切です。

話題性を意識した構成を考える

動画の構成に「話題性」を盛り込むことも、企業PR動画を制作する際のコツとしてあげられます。
話題性のあるコンテンツは、SNSなどで爆発的に拡散されやすくなります。

拡散されることで、制作費を上回るほどの大きな宣伝効果を期待できるでしょう。
今話題となっているものやトレンドをしっかり押さえ、それを意識した構成を作ることが大切です。

制作会社に依頼で提案をもらう

制作会社に依頼して提案をもらうことも、企業PR動画で成功するためのコツです。

目的や予算、納期などが固まっていれば、動画制作会社に依頼することで、最適なプランを提案してもらえます。
事前に考えた企画や、企業で行えることなど、依頼側が想像していない企画を提案してもらえる可能性があります。そのため企業のイメージアップを図り、しっかりと成果につなげたいのであれば、やはり制作会社に依頼することをおすすめします。

また内製で動画を制作する場合、膨大な時間もかかるうえクオリティの担保が難しいと考えられます。時間的なコストに対する費用対効果が得られない可能性も出てきます。
制作会社にヒアリングで要望を伝え、その範囲内でできる最大限のクオリティのものを制作してもらうよう、気軽に相談してみるのも大切です。

まとめ

以上、本記事では企業PR動画の具体的な成功事例や準備すること、注意点およびコツなどをご紹介してきました。
現代の企業PR活動の手段として「動画」はとくに主流になりつつあり、もはや欠かすことのできない手段です。

企業PR動画を作ることで、ブランディングやプロモーションだけでなく、求人の募集にも活用できる点は大きな魅力です。ですが、PR動画のクオリティや制作の完成度によっては、動画からの反響を得られない可能性もあります。

そのため、内製化できる近年ではありますが、動画制作をしている制作会社への依頼も手段のひとつとして、企業の価値を上げる方法としてPR動画を検討してみてはいかがでしょうか。
動画制作サービス「Crevo」では、動画制作に関するお客様の幅広い要望を叶えるサービスを提供しています。
ご予算や納期に合わせた最適なプランを提供し、これまであらゆる企業のPR動画の制作を承って参りました。

企業の新たなPR手段として動画制作を検討している方は、些細な事でもぜひお気軽にご相談ください!

crevoAdmin

アニメーション動画のメリットとは!?アニメーション動画の作り方と種類・用途について解説

2 years 8ヶ月 ago

CMなどで見かけることの多いアニメーション動画はわかりやすく、親しみやすい印象を与えてくれます。

ですがアニメーション動画といってもその種類はさまざまです。どのようなアニメーション動画を制作すればいいのか、どのように制作すればよいかなど気になる点も多いでしょう。

本記事ではアニメーション動画のメリット・デメリットをはじめ、制作の流れやアニメーション動画の種類や用途について参考事例を交えて解説します。

「アニメーション動画の制作の流れを知りたい」「アニメーション動画の種類と用途を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料集

アニメーション動画の効果【メリット】

アニメーション動画は視覚的にわかりやすく、人をひきつけやすい効果があります。実写では伝わりにくいポイントを視覚的にカバーできる点を親しみやすく動画を通してユーザーに提供ができます。

アニメーション動画のメリットは、主に次の6つです。

  • わかりやすく伝えることができる
  • 人を惹きつけることができる
  • キャラクターで表現することができる
  • 幅広い表現ができる
  • コストを抑えやすい

まずは、アニメーション動画のメリットを詳しくみていきます。

わかりやすく伝えることができる

概念や抽象的なものをイメージとして具現化できるため、内容を視覚的にわかりやすく伝えることができます。売上や成長率など数字を棒グラフや円グラフで表したり、ステップやプロセスをロジカルに説明することも可能です。

文字や言葉で説明するよりも内容が頭に入りやすく、視覚から記憶に残りやすいといったメリットもあります。印象に残したい強くアピールしたいポイントにアニメーションを用いるのも1つの手法です。

さらに、テロップを入れることもできるためアニメーションの内容を文字で補足することもでき、動画をみるユーザーの理解度を深められます。

人を惹きつけることができる

実写よりもシンプルな動きとなるため、実写よりも意識的に動画を視聴してもらえます。

実写は人が動いている分、細かな仕草やカメラのブレ・背景などに注意が向いてしまうことがあります。とくにCMのように基本1回しか視聴しない機会で意識がそれてしまうと、ユーザーが動画の内容を理解できないだけでなく、印象にも残りません。

アニメーションはシンプルでわかりやすいだけでなく、良い意味で単調な動きが人をひきつけてくれます。強調したいところにはモーショングラフィックスなどで目立つ動きをつけられるため、シンプルながらもアピールしたい点はしっかりと伝えられます。

キャラクターで表現することができる

すでにある自社のマスコットキャラクターを使用するだけでなく、アニメーション動画の制作をきっかけにオリジナルキャラクターを作ることもおすすめです。特徴的なキャラクターを立てることで、より印象的で記憶に残りやすい動画が制作できます。

動画制作をきっかけにキャラクターを新しく作る場合は、会社の顔として中長期的に使用できるキャラクターの作成がおすすめです。キャラクターが印象に残ることで、会社の認知度アップ効果にも期待できます。

幅広い表現ができる

アニメーション動画は、実写ではできない幅広い表現が可能です。たとえば人が飛ぶ表現を実写で再現するのは不可能ですが、アニメーション動画ならキャラクターが自由に空を飛ぶことができます。実写ではできない表現を用いることで、より印象的な内容となるでしょう。

またシーンに合わせてアニメーションの種類や技法を変えれば、目的に応じた理想のカットが作成できます。実写はただ撮影するだけですが、種類・技法が多いアニメーションだからこそ、幅広い表現から理想に近い動画が制作可能です。

コストを抑えやすい

アニメーション動画の制作は、実写のようにキャスティング費や機材・ロケーションの確保などが必要ないため、コストを抑えやすい点がメリットです。人件費や機材費といった金銭コストだけでなく時間的コストも抑えられます。

ただし、かならずしもアニメーション動画が実写よりも低コストとは限らない点に注意が必要です。簡単な動画であれば実写の方が低コストで制作できる場合もあるため、制作したい動画内容を踏まえて、アニメーションか実写かを検討することが必要です。

修正がしやすい

アニメーションは比較的簡単にシーンやカットを作成・追加できるため、軌道修正しやすいメリットがあります。反対に、実写は基本的にやり直しができず、不足しているシーンがある場合は再度撮影を組み直さなければなりません。

後から柔軟に軌道修正できるため、イメージ通りの動画を制作しやすいという点ではアニメーション動画にアドバンテージがあります。ただし、外注に制作を依頼する場合は修正回数に限りがあったり、別途費用が発生する可能性がある点に注意しましょう。

アニメーション動画のデメリット

魅力的なメリットが多いアニメーション動画ですが、一方で次のようなデメリットがあります。

  • 正確な雰囲気が伝わらない
  • 感情移入、共感しにくい
  • 完成イメージの共有がしづらい
  • 長くなればなるほど費用がかかる

制作したい動画の内容やイメージを踏まえて、デメリットも押さえた上でアニメーション動画の制作を検討することが大切です。ここでは、アニメーション動画のデメリットを詳しくみていきます。

正確な雰囲気が伝わらない

アニメーションはあくまで仮想であるため、正確な雰囲気を伝えるのが難しいです。そのため「社内の様子を知ってほしい」「実際にツールを利用しているシーンを見せたい」といったような動画には適しません。

実写で伝えるべき内容をアニメーションで制作してしまうと、視聴したユーザーに伝えたい内容が伝わらず、疑問が残る内容となってしまいます。その場の雰囲気や表情など、実写でしか伝えられない内容の場合は、無理してアニメーション動画を制作する必要はありません。

感情移入、共感しにくい

企業用アニメーションは映画やアニメのように感情移入・共感してもらうことは難しいでしょう。そのため、感情に訴えかけるような動画を制作したい場合には実写がおすすめです。

ですがアニメーションのなかでも漫画形式は、比較的感情移入・共感しやすい種類です。アニメーションのテイストはユーザーの好みが分かれやすいため、ターゲットを明確にした上で漫画形式を採用するか検討することがおすすめです。

完成イメージの共有がしづらい

企画やコンテに関係する問題ですが、アニメーション動画は完成のイメージが共有しにくい点がデメリットです。

企画やコンテは、どのような動画を制作するかのイメージを共有する段階です。実写だとある程度の想像がつきやすいですが、アニメーションは説明があっても実際のイメージは完成してからでないとわかりにくいものです。事前に完成イメージを共有することが難しいため、制作側と依頼側で認識のズレが生じるリスクがあります。

完成後にイメージと違ったとならないようにもヒアリングに力を入れる、参考イメージを共有するなどして、できる限り具体的なイメージがわかるように企画やコンテを進めることがポイントです。

長くなればなるほど費用がかかる

アニメーション動画は制作期間が長くなるほど作業量も増えるため、比例して費用が発生します。そのため情報量が多いアニメーション動画を制作する場合は、事前に費用感をしっかり確認することが重要です。

アニメーション動画の種類と用途

アニメーション動画といっても、その種類は次のようにさまざまです。

  • イラストアニメーション
  • ホワイトボードアニメーション
  • モーショングラフィックス
  • タイポグラフィ・アニメーション
  • ストップモーション・アニメーション
  • インフォグラフィックス動画
  • 3Dアニメーション
  • アイソメトリック

効果的なアニメーション動画を制作するには、内容に合わせて最適な表現を用いることがポイントです。ここでは、アニメーション動画の種類と用途を参考事例を交えて解説します。

イラストアニメーション

イラストを用いた一般的なアニメーション動画です。通常のアニメをみているような感覚で印象に残りやすく、親しみが湧きやすいためユーザーの感情移入を促進する効果に期待できます。

また、ストーリー性を持たせやすいため、内容が頭にインプットされやすい点が特徴です。サービス紹介動画のような起承転結があるとわかりやすい動画に適しています。

児童書プロモーション動画


株式会社学研プラスから新たに出版される児童書のプロモーション動画事例です。

有名な漫画家のイラストを用いた児童書だったこともあり、その点を最大限活かすためにストーリーに考慮して制作しています。書籍に登場するキャラクターは4名ですが、動画ではあえて2名に絞って構成しています。動画内で2名だけのシーンを公開し、続きは書籍で公開する形で締めることで購買意欲を掻き立てる構成になっています。

ターゲットは子どもであるため、興味を持って視聴してもらえるようTVアニメのような動きで制作している点がポイントです。

ホワイトボードアニメーション

ホワイトボードを背景に、実際にホワイトボードにペンでイラストや文字を描いている過程を映像にしたアニメーション動画です。説明と同時にホワイトボードに絵を描けるため視覚情報から内容を理解しやすく、音声を組み合わせることでより内容が伝わりやすい動画が制作できます。

実際にアメリカの学習効果に関する研修では、視覚情報のみよりも内容に即した音声情報が一緒に流れることで脳の広範囲が刺激され、理解度が大きく上回るといった論文が発表されています。

つまり、視覚情報と音声情報を連動できるホワイトボードアニメーションは、ユーザーにとってもかなり親切な動画といえます。そのため解説動画や説明動画・研修動画に適しているのがホワイトボードアニメーションの特徴です。

ハーグ条約広報動画


外務省によるハーグ条約の広報動画の事例です。

内容が難しいハーグ条約をしっかり理解してもらうため、視覚情報と音声情報からわかりやすく解説できるホワイトボードアニメーションを採用しています。情報量が多く、かつ難しい内容ではありますが、イラストと文字に加えて音声で内容を補足しているため、初見の方でも理解しやすい動画となっています。

あえて白黒のビジュアルにすることで、肝心の内容を理解しやすいよう工夫されている点が特徴です。

モーショングラフィックス

ロゴやイラスト、図や写真などの静止画に動きや音声を加えたアニメーション動画がモーショングラフィックスです。

代表的なアニメーション動画の手法であり、シンプルなビジュアルながらも視聴者の記憶に残りやすい動画が制作できます。効果音やBGM、ナレーションなどさまざまな音声と組み合わせることで、内容も伝わりやすくなります。

会社紹介映像やプロモーション動画、コンセプトムービーなど用途はさまざまです。

80秒でわかる、京セラのファインセラミックス


京セラのファインセラミックスの紹介動画の事例です。

モーショングラフィックスによるシンプルなビジュアルで、ファインセラミックスの特徴がわかりやすく説明されています。その後は自然な流れで京セラの取り組みと今後の展望が説明されており、内容がスッキリとインプットされる構成です。

単調になりがちなモーショングラフィックスですが、アニメーションに連動したナレーションと適度なBGMで視聴してもらいやすいよう工夫されています。

タイポグラフィ・アニメーション

タイポグラフィとあるように、テキストやロゴに動きがあるアニメーション動画です。モーショングラフィックスの一種となりますが、タイポグラフィ・アニメーションは文字をメインに動きをつけている点が特徴です。

文字の動き方やフォントのインパクト、ナレーションや効果音とかけ合わすことで、シンプルな技法ながらも訴求力の高い動画が制作できます。イラストのようなアニメーションだけでなく、実写とも掛け合わせることが可能です。

おすすめの用途は、尺の短いプロモーション動画や無音環境で再生されるケースがある広告用の動画です。

開業サポートサービス「開業freee」


freee株式会社が提供する開業サポートサービス「開業freee」の広告動画の事例です。

FacebookなどのSNSで公開する動画であるため、無音環境で視聴されることも想定してタイポグラフィ・アニメーションで要点をわかりやすく伝えられています。広告動画は最初の数秒が重要であるため、動画の冒頭で想定ターゲットに当事者意識を持ってもらえるよう、ターゲットへの投げかけをタイポグラフィ・アニメーションで表現している点がポイントです。

ストップモーション・アニメーション

通常、アニメーションは絵を重ねて動かすものですが、ストップモーション・アニメーションは静止画を少しずつ動かすことで、通常のアニメーションのような動きをみせている動画です。

「コマ撮りアニメ」とも呼ばれ、アニメーションの撮影方法としては歴史のある技法です。動きがゆるやかであるため視聴者にあたたかみを感じさせる一方で、インパクトが大きく印象に残りやすい動画が制作できます。

企業理念のようなシンプルな動画やブランディング用動画への起用がおすすめです。

サービス紹介動画 求人掲載サービス「タウンワークオンライン」


株式会社リクルートジョブズが展開する日本最大級の求人サイト「タウンワークオンライン」のサービス紹介動画です。

ターゲットである会社のオーナー様や採用担当者様の課題解決に寄り添う内容にするため、冒頭でサービスの特徴や利用するメリット、実績を伝えることで信頼できるサービスであることを伝えています。

手描きイラストを採用し、色味を抑えることでシンプルでわかりやすくサービス内容を訴求している点がポイントです。

インフォグラフィックス動画

タイポグラフィ・アニメーションと同じく、モーショングラフィックスの一種です。タイポグラフィ・アニメーションが文字をメインに動きをつけているのに対し、インフォグラフィックス動画はイラストや図表、写真を使って数値をわかりやすく視覚的に表現しています。

そのため、データ情報をしっかり伝えたいIR動画やサービス紹介動画、採用動画や企業紹介動画への活用がおすすめです。

コンテンツマーケティング・Webマーケティングに特化したサービス「Innova」


株式会社イノーバが提供するBtoBマーケティング伴走型支援サービス「Innova」のサービス紹介動画の事例です。

シンプルなイラストとナレーション、適度なBGMで簡潔にサービスが紹介されています。その中でコンテンツマーケティングの重要性を理解してもらうカットでインフォグラフィックスを活用しています。数字をインパクトある形で伝えることで、訴求力を高めている点がポイントです。

3Dアニメーション

3Dで立体的なイラストやグラフィックを用いたアニメーション動画です。通常の2Dアニメーション動画とは異なり映像に奥行きがあるため、アニメーションながらも実写のようなリアリティを出せます。

実写では撮影できないが、実写のようなリアル感を出したい時に3Dアニメーションは最適です。プロモーション動画や商品紹介動画など、幅広い用途で使用できます。

日本最大級の不動産・住宅情報サイト「HOME’S」


不動産・住宅情報サイト「HOME’S」のサービス紹介動画の事例です。

「HOME’S」の機能説明がメインとなるため、実際のサイトに近い表現を取り入れている点が特徴です。ゆったりとしたナレーションとカットで、サービス内容や機能がわかりやすく伝えられています。

アイソメトリック

2Dながらも、3Dに近い立体感と奥行きを持った「2.5D動画」ともいわれるアニメーションです。平面のイラストを斜め上から見下ろすように表現することで、2Dに奥行きを持たせています。

2Dでは目視できない部分も可視化でき、単調になりがちな2Dアニメーションの動きに変化を持たせてインパクトが与えられます。コンセプトムービーやサービス紹介動画、採用動画などさまざまな用途で活用できる技法です。

接客業向け翻訳機「ili Shortcut」商品紹介動画


株式会社ログバーが提供する接客業向け翻訳機「ill Shortcut」の商品紹介動画の事例です。

利用シーンをアニメーションで紹介し、その中で「ill」を実際に利用している様子をわかりやすく表現しています。イラストをシンプルにすることで、商品の利便性を端的に表現している点がポイントです。

アニメーション動画を作る方法は自社制作と外部委託

アニメーション動画を作る方法は「自社で制作」「外部に委託」の2つがあります。ここでは、各方法について詳しくみていきます。

自社で制作する場合

最近は個人でも動画を制作できるツールが増えているため、自社で制作することも可能です。

自社で制作することは「内製」「インハウス」ともいわれています。制作費用が抑えられる、柔軟にスケジュール調整できる点がメリットとしてあげられます。また外部と連携する必要がなく、社内のやり取りで完結するためコミュニケーションコストや時間的コストが抑えられる点も特徴です。

一方で多くの企業は、社内にアニメーション動画を制作するスキルやノウハウがないためクオリティのある動画が制作できていないのが現状です。近年、有料の動画制作ツールなどを使用できるようになり、手軽にアニメーション動画の作成ができるようになっていますが、動画制作会社に依頼し制作された動画と比べ、「クオリティの差」や「動画を作る目的」を達成できずにいる企業が増えています。

外部に委託する場合

外部に委託する場合は、プロの手によってアニメーション動画を制作してもらえます。

制作したい動画や委託する制作会社によって費用は異なりますが、自社制作よりもコストがかかる傾向にある点がデメリットです。ただし、予算に合わせて制作プランを選べる場合もあり、ツール導入費や人件費をふまえると自社制作よりもコストを抑えられるケースもあります。

プロが制作するため、自社制作では実現できないようなクオリティのアニメーション動画が制作できる点がメリットです。3Dアニメーションなど、技術が必要な動画であるほどプロへの依頼がおすすめ。クオリティのあるアニメーション動画であれば、目的に合わせた効果にも期待できます。

また動画は一度制作すれば、サービス内容などが変わらない限り使い続けることができます。その点で、外部に委託して質の高い動画を制作してもらうことで、費用対効果の最大化につなげられます。
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アニメーション動画制作・映像制作

【自社制作】アニメーション動画制作の作り方(工程)

ここでは、自社制作する場合のアニメーション動画制作の作り方を解説します。

1.構想を考える

まずは、どういったアニメーション動画を制作するかという構想を考えることが必要です。どのような目的で誰をターゲットにするかをふまえ、動画の世界観やキャラクターなどを設定しましょう。

2.絵コンテ作成

制作するアニメーション動画の構想が決まれば、次に動画の大枠となる絵コンテを作成します。絵コンテとは、動画の大まかな流れを絵や文字で表したものです。カットごとの構図や背景、登場人物の動き、セリフや効果音など、シーンごとの情報を具現化します。

3.原画作成

絵コンテで制作する動画の内容が決定すれば、アニメーションのもととなる原画を作成します。作成すべき原画の枚数は、動画の長さや表現する動作によって異なります。

4.中割り作成

原画に続いて、中割りを作成します。中割りは原画と原画の間をつなぐ絵のことです。原画と同じく、背景やキャラクターなど表現したい動作によって作成枚数が異なります。

5.編集ソフトで動画にする

原画と中割りを作成したら、編集ソフトで原画と中割りをつなげて動画にしていきます。コマの秒数を決めてその中に絵を配置し、必要に応じてセリフや効果音などを追加します。

【外部委託】アニメーション動画制作の作り方(工程)

外部委託で制作する場合、イメージ通りの動画を制作するには委託先との連携が重要です。ここでは、外部委託でアニメーション動画を制作する場合の各工程を詳しく解説します。

「誰に」「何を」「どういふうに」伝えるかをまとめておく

外部に委託する上で重要なポイントは、「誰に」「何を」「どういうふうに」伝えたいかをまとめてしっかりと共有することです。

この点が明確でないと、イメージ通りのアニメーション動画は制作できないでしょう。ベースとなる動画の趣旨をはっきりと伝えておくことで、納得できるアニメーション動画の制作に期待できます。

実績が豊富な委託先であるほど、クライアントから伝えられたポイントを上手く具現化し、イメージ通りのアニメーション動画を制作してくれます。そのため質の高いアニメーション動画の制作には委託先の選定も重要なポイントです。

1.打ち合わせ・ヒアリング

まず行うのは、打ち合わせ・ヒアリングです。

委託先に「誰に」「何を」「どういうふうに」伝える動画を制作したいかを共有する場となります。あわせて、予算感や納期・スケジュールや動画の用途など制作に必要な情報を共有し、委託先から見積もりやスケジュールを提案してもらいます。

見積もりやスケジュールに問題なく、発注が決まったあとは制作の前段階としてヒアリングを実施。あらためて制作するアニメーション動画の目的などを深堀し、制作の方向性を具体化していきます。

2.企画・構想の考案

ヒアリングの内容から、実際にアニメーション動画が制作できるレベルまで企画・構想を考案します。この段階で決定すべき具体的なポイントは、下記の通りです。

  • ターゲット
  • 動画から伝えたいこと
  • アニメーションの規模や精度
  • アニメーションで表現したい世界観
  • キャラクター
  • アニメーションの舞台となる場所

企画・構想が曖昧になってしまうと、伝えたいことやイメージが曖昧な動画になってしまうため、明確に決めることが重要です。

3.アニメーション制作

企画・構想が固まれば、アニメーションの制作に移ります。アニメーション制作の具体的な工程は、次の4つです。

①絵コンテ制作
②グラフィック制作
③アニメーション制作
④編集

①絵コンテ制作

まずは、アニメーションの基盤となる絵コンテを制作します。ヒアリング内容や企画・構想をもとに、ストーリーを落とし込み、動画の大枠を完成させます。

②グラフィック制作

絵コンテをもとに、トンマナを意識してキャラクターや背景などのグラフィックを制作します。制作するアニメーションのイメージに合わせたグラフィックにするためにも、ヒアリングや企画・構想の段階でしっかりとイメージを共有することが重要です。

③アニメーション制作

グラフィックで制作したものに動きを加え、絵を動かす工程がアニメーション制作です。アニメーションの種類はさまざまであるため、動画の目的やイメージに合わせた技法で制作します。

④編集

アニメーション制作が完了すれば、効果音やBGM・セリフやナレーションを挿入する編集の工程に進みます。挿入する効果音やセリフ・ナレーションも大枠は絵コンテの段階で決定しているため、基本は絵コンテに合わせて編集していきます。

また最終的な仕上げとして、MAで音質やバランスを調整します。MAはアニメーション動画のクオリティを左右する重要な工程です。MAはスタジオで行われることが多く、映像と挿入した音を細かく最終調整していきます。

4.アニメーション動画チェック・納品

MAが完了し、完成したアニメーション動画をチェックして問題なければ納品します。納品物をチェックし、絵コンテやイメージと異なる部分があれば修正を実施。なかには、セリフやBGMの差し替えが発生する場合もあります。

修正が完了し、再チェック後に問題なければ納品となります。

まとめ

本記事では、アニメーション動画の効果やメリット・デメリットをふまえて、アニメーション動画の種類や用途をご紹介しました。

アニメーション動画は実写に比べると正確な雰囲気や空気感を伝えにくい、感情移入しにくいなどのデメリットがある一方、わかりやすく伝えられる、人をひきつけることができるなど魅力的なメリットがたくさんあります。

また、アニメーション動画にはさまざまな種類・技法があり、自社制作や外部委託と制作方法も選択できます。アニメーション動画を制作する目的や予算感、クオリティなどさまざまな要素をふまえてアニメーションの種類や制作方法を検討してみてください。

本記事ではアニメーション動画の参考事例もご紹介しているため、実際のイメージも参考にアニメーション動画を制作してみてはいかがでしょうか。

crevoAdmin

【SNS媒体別】SNS動画広告の効果とは!?|効果を上げるためのSNS媒体ごとのメリット・デメリットを徹底解説

2 years 8ヶ月 ago


「自社のインターネット広告の効果が頭打ちになっていて、何か新しい施策を実施したい」
「費用対効果を高めるため、もっとターゲットをしぼって広告を打ちたい」
上記のような悩みを抱え、SNS動画広告を試してみたいと考えているマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事は、SNS動画広告の「効果」や、SNS媒体ごとの「メリット・デメリット」について解説します。
sns動画広告を制作しようかどうかを検討している方や、動画制作は終わっており、具体的にどのSNS媒体を使えば効果的なのかについて考えている方は、ぜひご覧ください。

SNS動画広告の魅力・効果とは?

令和3年に実施された総務省情報通信政策研究所の調査では、平日の「インターネット利用」の平均利用時間が「テレビ(リアルタイム)視聴」の平均利用時間を初めて超過しました。
SNSの利用時間が増えたことでより注目を集めているSNS動画広告の魅力と効果についてお伝えします。

訴求できる情報量の多さ

アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士の研究によると、1分間の動画には180万語分の情報量、WEBページで言うと3600ページ分の情報量が含まれているとされています。
短時間で多くの情報を伝えることができる動画は広告の効果を高める上で重要な要素となってきます。

高い拡散力が魅力

多くのSNSにはリツイートやシェアなどの拡散機能があり、日々投稿やコンテンツが拡散されています。
人が拡散する心理には以下のものがあります。

  • 自分が価値あると判断したものを他人と共有したい
  • 自分が良いと思ったものを応援したい
  • 情報のやり取りを行うことで関係性を維持したい

上記のような心理が働くのは動画広告に対しても同じであり、ユーザー数の多いSNSで拡散されれば、高いマーケティング効果を得ることができます。

特定のターゲットユーザーにアプローチできる

多くのSNSでは、会員同士がオンライン上で人間関係を構築することができるため、なりすましを防ぐ目的で登録制となっており、登録した本人以外は投稿できない仕組みになっています。
サービス利用開始時には本人確認を行うだけでなく、性別や年齢・居住地・学歴・職業・興味関心などを登録しなければならないSNS媒体がほとんどです。
そのため、広告を配信したいターゲット層をかなり限定することが可能となり、費用対効果を高めやすくなります。

【SNS媒体別】効果的なSNS動画広告の動画時間

SNS動画広告を配信する上で、その配信時間は効果を高める上で最も意識しなければなりません。
伝えたい情報量に対して動画時間が短すぎると、ユーザーは内容を理解できません。一方で、長すぎると飽きられてスキップされてしまいます。
それぞれのSNS媒体によって特徴がありますので、効果的な配信時間を紹介します。

Facebook

効果的な動画の長さ:1分以上の長めの尺でもOK

Facebookは基本的に実名登録制のため、ひとつひとつの行動に対する責任の所在がはっきりしています。
投稿される記事は既につながりのある特定されたユーザー向けであるため、他のSNS媒体と比べて平均投稿文字数が多く、視聴する側もひとつひとつのコンテンツに時間をかけて丁寧に読み込む傾向があります。
従って、1分以上の長めの尺でも違和感を感じさせることなく、視聴してもらえます。
一方で、冒頭の数秒で自分に関係のない情報だと判断されれば、スキップされてしまいます。特に、フィードやストーリーズに表示される広告には注意が必要です。

Twitter

効果的な動画の長さ:15秒以下を推奨

Twitterは、ユーザーが投稿する記事に140字という文字数制限が課せられています。文章を描くのが苦手な人でも一言二言から気軽に投稿できるという点が、幅広い年齢層に支持されています。
普段からひとつひとつのコンテンツを視聴する時間が短いため、掲載する動画広告もそのスタイルに合わせたほうが良いです。
Twitter内での掲載方法によっては最大10分までの長さに対応していますが、全てのフォーマットで表示可能な長さは「15秒以下」です。
実際に、Twitterも公式に推奨している長さは「15秒以下」としています。

LINE

効果的な動画の長さ:3秒到達率が高ければ効果的

LINEは他のSNS媒体と違い、個人間やグループ内での会話が広く一般に公開されることのない、チャット形式のクローズド型アプリです。
チャット内では画像や動画の共有なども行えますので、LINE上で日常的に動画を見るという習慣がユーザーの中に生まれています。
公式サイトには「3秒到達率が高い動画はより配信効果が出やすい傾向にある」と書かれており「動画3秒の最適化機能」が存在しています。
これは、動画を視聴する可能性が高いユーザーに対して、3秒到達率が高い動画広告を最適な広告として配信する仕組みです。

Instagram

効果的な動画の長さ:15秒以内を推奨

Instagramは「Instant Telegram」という言葉の略語で、「すぐにその場で発信できる電報のようなサービス」という意味です。
写真や動画などをメインに投稿できるSNS媒体として、10〜20代の若年層から高い支持を得ています。
ストーリーズという、スライドショーのように写真やショート動画をシェアできるインスタグラムの機能がありますが、動画が再生されて15〜45秒が経過した先は「このまま見る」をタップしないと見てもらえなくなります。
確実に使用される15秒以内の長さに収まるようにテンポの良く編集した方が確実です。

YouTube

効果的な動画の長さ:1〜2分の長尺でも効果を得ることができるが、5秒が一般的

YouTubeは、動画の投稿・閲覧を主としたSNS媒体です。
スマートフォンなど携帯端末からの視聴ではなく、パソコンやTVなどで視聴するユーザーも多いです。
そのようなユーザーは比較的長時間動画を見る傾向があるので、1〜2分という長い尺の動画広告でも高い効果を得ることができます。
また広告掲載方法として、5秒再生された後にスキップが可能となる広告やスキップ不可の広告など、複数の種類が存在しています。
スキップ不可の広告は確実にみられる一方で「最後まで見なければならない」というストレスをユーザーに与え、それが広告に対してのネガティブな印象となるリスクもあります。

Tiktok

効果的な動画の長さ:9〜15秒のショート動画を推奨

TikTokは、短い尺の動画をユーザー同士でシェアできるスマートフォン向けのSNS媒体です。
歌やダンスのシーン、メイクアップ技法を紹介するハウツーなど、エンターテインメント系の動画を投稿するユーザーが多いことが特徴です。
TikTokの動画広告は5〜60秒の長さで投稿可能です。
しかし、ユーザーは縦スライドのワンアクションで次の動画にスキップできるため、動画の最初1〜2秒で興味を引くインパクトを与えなければなりません。
実際にTikTokは、公式に9〜15秒のショート動画を推奨しています。

SNS動画広告の推奨サイズ

ユーザーが動画広告を視聴する際、ストレスを感じることなく再生されなければ、広告の効果をあげることはできません。
そのために、SNSが推奨しているサイズに合わせることは動画広告を作成する際に欠かせない要素です。
動画が適切なサイズでなければ、アップロードすらできない可能性も出てきます。
SNS媒体ごとに推奨される動画サイズはそれぞれ異なっていますので、把握しておくようにしましょう。
動画ファイルは「動画+音声」の構成になっているため、静止画の広告と比べて規定項目そのものが多く、複雑になっています。
簡単にまとめてみましたので、推奨サイズを確認するようにしてください。

コーデック ファイル圧縮・展開の形式を指します
動画と音声それぞれに設定が必要
コンテナ 動画と音声の格納形式を指します
拡張子で判別可能となる
動画容量 動画のデータサイズを指します
単位はMB(メガバイト)、KB(キロバイト)など
解像度 動画の画素数を指します
入稿規定では横×縦のピクセル数(例:1080×1080)や
縦横比(例:16:9。アスペクト比とも)または縦横比と
縦のピクセル数の組み合わせ(例:16:9の1080p)などで指定される
動画長 動画再生時間を指します
秒や分、時間で示される
フレームレート 動画(アニメーション)に含まれる
1秒あたりのコマ数を指します
単位はfps(フレーム・パー・セカンズ)
ビットレート 1秒あたりの音声データ・動画データの量を指します
単位はbps(ビット・パー・セカンズ)
エンコード 信号やデータを一定の規則に基づいて変換することを指します
ここでは動画データと音声データを1つのファイル
(コンテナ)にまとめることを指している

【ジャンル別】SNSに投稿する動画広告の最適な長さを紹介

動画の最適な長さは、掲載先の特徴に合わせるだけではなく、何を目的とするのかによって構成を考えて長さを工夫する必要があります。
ここでは動画広告を3つのカテゴリに分類して、それぞれに対しての最適な時間について説明していきます。

商品紹介動画

効果的な動画の長さ:45〜90秒程度

日常的に購入していない商品やサービスを、わずか数分で購入するかどうかを決める人は多くはないでしょう。
数分で商品やサービスの特徴を伝えきるのはとても困難です。
動画広告は長すぎると離脱リスクが高まってしまいますので、45〜90秒程度が一つの目安といえます。
短い尺の動画では伝えられる情報量が少なく、商品紹介は困難だと割り切る必要があります。冒頭部分で特徴などを短く伝え、興味を持ってくれたユーザーが離脱しないためにはどのような順番で情報を伝えていくのか、その構成をしっかりと練った上で制作する必要があります。

プロモーション動画

効果的な動画の長さ:15秒程度

プロモーションやキャンペーンの告知は、動画広告全体として最適だと言われている15秒程度の長さでまとめると良いでしょう。短すぎてしまうと、ユーザーの関心や好意が生まれる前に終わってしまうので注意してください。
ポイントは、動画広告だけで全てを伝えようとせず、ユーザーの興味を惹くような内容で、次の行動に誘導する構成を意識することです。
SNS媒体にもよりますが、サイトへのリンクを掲載できることが多いので、動画内では伝えきれない情報は、別のインターネットサイドに誘導して訴求することが大切です。

シリーズ動画

効果的な動画の長さ:6秒程度

商品やサービスに好感や愛着を持ってもらうことを目的とした広告の場合、いかにも広告であるというプロモーション的な見せ方は避けた方が良いです。
そのような場合、ストレスを感じさせないような複数の短い尺の動画を複数作成して、トータルで表現することがあるのですが、それがシリーズ動画となります。
YouTube広告の1つに、動画の前後や途中で再生される6秒以下の動画広告(バンパー広告)がありますが、その枠を活用することも多いです。
ブランディングなどの認知度UPや高いクリック率が期待できる広告手段ですので、同じ媒体でシリーズ化するなどの事例が増えています。

SNS動画広告で得られるメリット

SNS動画広告は、動画というTVCMで使用されてきた手法を用いながら、TVCMと違い比較的手軽にユーザーにアプローチすることができます。
ここではSNS動画広告で得られる4つのメリットについて説明していきます。

SNS広告の4つのメリット

  • 細かくターゲティングできる
  • ダイレクトに顧客に広告できる
  • 潜在層の掘り起こしが可能
  • 安価にスタートできる

それぞれ解説します。

細かくターゲティングできる

多くのSNS媒体では、サービスの利用を始める際、性別や年齢・居住地・学歴・職業・興味関心などを登録することが必須です。
広告を配信する側が配信対象となるユーザーのターゲティングを行い、より自社の商品やサービスに興味がありそうな層へダイレクトにアプローチすることができます。
また、SNS毎のユーザーの行動特性に合致した構成に動画を編集することで、スキップされることを防ぐような広告を作ることが重要です。

ダイレクトに顧客に広告できる

SNS動画広告は、ユーザーのアプリにダイレクトに広告を表示させることができるので、企業が商品やサービスを直接一般消費者に向けて行動するBtoCマーケティングに向いています。
ユーザーの反応をリアルタイムで観察することができるため、即座に動画の構成やデザインなどを変更し、さらに最適化を図ることができる利点があります。
さらに、ユーザーに興味や共感を得られた場合、自然に拡散されるというムーブメントの発生も期待できます。

潜在層の掘り起こしが可能

SNS動画広告は、ユーザーが持つ関心やフォロー内容のような、SNS内でユーザーが普段行っている特性にあわせた配信が可能です。
行動特性に合わせた広告として、リスティング広告を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、こちらは既に「検索」という顕在化した行動をおこした顧客だけにしか広告することができません。
SNS動画広告はまだ具体的な行動を起こしていない潜在層へ広告を流すことで、新たな顧客を掘り起こすチャンスが生まれやすくなります。

安価にスタートできる

インターネットで気軽に動画視聴ができる前までは、動画広告を配信できる媒体はTVに限られていました。
しかし、TVCMは一般的に制作費などを含めると数百万円以上の予算が必要ですので、実施できる企業は限られています。
一方でSNS動画広告は、広告掲載の予算をあらかじめ決まった金額に設定して運用できる媒体は多く、数万円からスタートすることも容易です。
また、効果が出たことを確認してから追加で配信を増やすことが簡単にできるので、リスク管理的には大きな利点となっています。

SNS動画広告のデメリット(注意点)

SNS動画広告にもデメリットがあります。ここでは注意すべき3つのデメリットについて説明していきます。

SNS広告の3つのデメリット(注意点)

  • 運用でPDCAを回す必要がある
  • 規約違反をしないようにする
  • 炎上リスクがある

それぞれ解説します。

運用でPDCAを回す必要がある

SNS動画広告を運用する際、ターゲティングや出稿形式などを細かく設定することができて、且つ配信途中に効果検証ができるというメリットは、最大限に活かさなければなりません。
そのためには、時間帯や内容も含めた様々な組み合わせを考察し、どのパターンが一番効果が高いのかを見極めていくことが必要です。
広告を出しっぱなしにしたまま放置してしまうと、費用対効果を最大化することができません。それを防ぐためには、PDCAを回す専任のスタッフを配置することとなります。また必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも大切です。

規約違反をしないようにする

SNS媒体によって内容は異なりますが、広告配信に関しては必ず規約が設けられています。
SNS媒体側としては、ユーザーからの指示がビジネスの根幹になっているため、ユーザーの反応には最大の注意を払って運営しなければなりません。
従って、広告規約の内容は当然細かくなり、画像内に含めることのできる文字数やNG表現、アスペクト比などが事細かに定められています。
規約の内容は、SNS媒体は同じであってもプラットフォームごとに異なることも珍しくありません。
特に複数のプラットフォームに分けて広告を出稿する際は注意が必要です。規約違反をしてしまうと、広告の配信を停止させられたり、アカウントが使えなくなるなどのペナルティを受ける可能性があります。

炎上リスクがある

SNS動画広告では、ターゲットとなりうるユーザーに対してダイレクトに配信し、そのユーザーに拡散してもらうことを期待して運用することがあります。
しかし、ネガティブな内容で拡散される可能性も秘めています。
一度炎上してしまうと、メディアに取り上げられてしまうこともあり、被害が予想以上に拡大するリスクも含んでいます。あからさまに拡散を狙った表現や、ユーザーが不快に感じる内容になっていないか、しっかりと検証し、配慮する繊細さが求められます。

SNS媒体ごとの動画広告のメリット・デメリット

SNS媒体はそれぞれ特徴が異なっており、特性も異なっています。
ここでは、SNS媒体ごとの動画広告のメリットやデメリットについて、くわしく説明していきます。
それぞれのSNS媒体の動画広告にはどのような特徴や注意点があるのか、しっかりと見極めて、運用する際の参考にしてください。

Facebook動画広告

Facebookは実名登録制であり、かなり細かな個人情報を入力しますので、ターゲティングの精度を重要視する場合に有効です。

Facebook動画広告のメリット

Facebookでは10円のクリック単価、100円の広告予算からスタートすることが可能なため、低い予算から運用できることが最大のメリットです。
まずは効果検証を行い、その上で本格的に運用を始めるかどうかの検討も可能となります。
その結果、効果の高いものだけを残せばよいので、無駄な出稿が減ります。
また、広告の配信先となるオーディエンス(情報を受け取る人)の属性の選択精度が高いため、狙ったターゲットに確実に配信できますので、高い費用対効果が見込めます。

Facebook動画広告のデメリット

Facebook動画広告の配信対象は、主にFacebookやInstagramユーザーに限定されているため、Google広告やYahoo!広告などに比べると配信できるターゲットが限定されてしまいますので、広く告知するような目的には不向きです。
また、仕様変更を頻繁におこなっているため、その度に新たな仕様に合わせた出稿方法や管理画面のレイアウト変更による操作方法などに慣れる必要があります。

Tiktok動画広告

Tiktok動画広告の配信対象は若年層のユーザーが多いため、話題性を高めるような企画を好む特徴があります。

Tiktok動画広告のメリット

Tiktok自体が短い尺の動画をシェアする目的のSNS媒体であるため、動画広告であってもユーザーには気軽に視聴してもらいやすい雰囲気があります。
起動画面広告は3〜5秒以内、インフィード広告でも5秒以上ということで、特に短い尺の投稿動画の視聴に慣れているユーザー層に対して訴求しやすくなっています。
音楽などエンターテインメント系の情報交換が主流であるため、音楽などを活用するとユーザーの印象にさらに強く残る効果が期待できます。

Tiktok動画広告のデメリット

Tiktokの動画広告は、初期設定や掲載予算が高く設定されていることが多く、安価での運用が出来ない媒体となっています。
投稿動画だけでなく動画広告も拡散されやすいため、広告の内容に問題がないか、細心の注意を払って運用する必要があります。
また、広告出稿についてのキャンセルなどが出来ないため、計画には余裕を持って綿密に行った上で広告配信の申し込みを行うようにしてください。

Twitter動画広告

Twitterには「リツイート」や「いいね」の機能がありますので、拡散されることを期待して戦略を立てると効果的です。

Twitter動画広告のメリット

Twitter動画広告は、配信されたTwitter動画広告がユーザーによってリツイートされ、そのツイートから拡散されて視聴されたとしても費用がかからない仕組みになっています。
そのため、広く拡散された場合にはかなりコストパフォーマンスの良い広告戦略になります。
またキーワードターゲティングはユーザーのツイートをもとに広告が配信されるため、今までリーチできなかった潜在層にも広告を届けることができます。

Twitter動画広告のデメリット

Twitterは利用を開始する際、生年月日など詳細の属性を登録する必要がありませんので、細かなターゲティングを行うことができません。
ユーザーのフォロー、ツイート内容などを参考にして性別・年齢を想定するため、かなり大雑把なターゲティングになってしまいます。
また、非公式にリツイートされたものは削除できませんので、誤った内容が拡散して炎上しないように、配信前には厳重に内容をチェックしてください。

Instagram動画広告

Instagramは20〜30代が多く利用しているSNS媒体ですので、若者向けの商品やサービスのキャンペーン告知に適しています。

Instagram動画広告のメリット

Instagramは、Facebookと同じMeta社が運営しているため、詳細なユーザーデータを利用することができます。従って精度の高い詳細なターゲティングができることが強みです。
また、目的に応じた様々なフォーマットの広告が用意されているので、状況や場面に合わせた配信が可能となります。
たとえば1つの広告に対して複数の画像や動画を横並びに表示できるカルーセル広告は、自社ブランドの宣伝に適しています。

Instagram動画広告のデメリット

Instagramは、FacebookやTwitterのようにユーザー同士で簡単にシェアできるような機能がないため、拡散を期待することができません。
またInstagram動画広告は、自然にタイムラインやストーリーズで広告配信されますので、魅力のないコンテンツはスキップされやすい傾向にあります。
ユーザーの意識がエンターテインメントに寄っているため、企業向けの広告は受け入れられにくい傾向にあります。

LINE動画広告

日本におけるLINEの登録ユーザーは月間9,400万人(2022年12月末時点)に到達しており、幅広い層に効果的な宣伝が可能です。

LINE動画広告のメリット

LINEの動画広告は、申し込みから広告配信までオンライン上でスムーズに完結できることが大きなメリットです。
また、低予算で広告運用を開始することも可能です。さらに、広告出稿後に配信効果を計測しながら、オーディエンス(情報を受け取る人)・入札価格・クリエイティブなどを調整しながら運用を改善することができるので、より効率的な運用ができます。
さらに、年齢・性別・地域やユーザーの興味関心、行動データなどの「みなし属性」を基にしたターゲティングも有効的に機能します。

LINE動画広告のデメリット

LINEは利用を開始する際、名前と誕生日くらいしか個人情報を登録しないので詳細なターゲティングには不向きです。またInstagram動画広告と同じように拡散力が低いため、ブランディングやエンゲージメントにも向いていません。
多くのユーザーが使用しているがゆえに、広告内容についての審査は厳しい傾向にあります。
特に化粧品や健康食品など、効果を実際のものよりも優良だと誤認するような表示などに関する審査は厳しくなっています。

SNS動画マーケティングの成功事例

ここでは、SNS動画広告を活用したマーケティングの成功事例を具体的に説明していきます。

ウェブ広告向け動画「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 96秒

株式会社リンクアカデミーが運営している、英会話の実践型プライベートレッスン「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」は、24の言語をカバーする世界的な語学プログラムを展開しています。
PCやスマホ、タブレット端末から場所を選ばずに利用できるので、学習時間を確保しやすく、続けやすいとの評判です。
ラッパーのDOTAMA氏によるオリジナリティのある映像を通して、サービスの認知拡大を図ったブランディング目的のシリーズ動画となっています。
本動画以外にも、15秒編と30秒編の映像が制作されており、媒体の特徴に合わせた運用が可能です。
カタカナ英語が多用されている日本のビジネス社会に一石を投じながら「現状から脱却し、本気で英語を身に着けよう」とユーザーに呼びかけ、最後に「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」と大きく打ち出して印象づけるという戦略です。

ウェブ広告用動画 動画配信サービス「dTV(ディーティービー)」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 61秒

「dTV(ディーティービー)は」株式会社NTTドコモが提供している、国内外の映画・ドラマ・アニメ・音楽など約12万作品が見放題の映像視聴サービスです。
TVだけでなく、PCやスマホ、タブレット端末から場所を選ばずに手軽に楽しむことができます。月額の利用料金が550円という安さも魅力のひとつです。
ウェブでの動画広告配信だけでなく、店頭のデジタルサイネージでの放映も想定し、制作されました。一度に複数の特徴を伝えるのではなく、アニメの種類の豊富さを訴求したOL編と、価格の手頃さを訴求したカップル編の2つのパターンを制作し、ひとつひとつのインパクトを高めています。
20代〜30代半ばという年齢層の女性に共感が得られやすい「あるある話」を用いることで、ユーザーが親近感を感じてもらえるように意識した見せ方になっています。

ウェブ広告用動画「The Public stand(パブスタ)」


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 31秒

「The Public stand(パブスタ)」は、株式会社セクションエイトが運営している、時間無制限でお酒やスポーツが楽しめるBARです。飲み放題で、且つ出入り自由という独自のシステムでサービスを提供しています。
「パブスタ」という愛称とサービス内容の認知を拡大する目的で、動画は制作されています。
主人公の女性は、日常生活のあらゆるシーンで「パブスタ」という言葉とロゴに触れ、最後には「パブスタ」が何なのかが気になって仕方がなくなるという、ユーザーの気持ちを代弁するようなストーリー展開です。
「パブスタ」に親近感を感じてもらい、日常的に楽しめる場であるというイメージを伝えつつ、最後には「あなたの人生を変えるかも」というメッセージをアピールすることで、来店という次の行動へを導いています。

サービス紹介動画「backlog by Nulab」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 16秒

「Backlog」は、株式会社ヌーラボが提供するタスク・​プロジェクト管理ツールです。ウェブ制作・ソフトウェア開発・大手広告代理店・全国版新聞社などさまざまな業種で使われています。
「チームで働くすべての人に」をコンセプトに、シンプルで直感的に使えるデザインを採用し、一つのプラットフォームでチームメンバー全員がすぐに使いこなせるように工夫されています。
その特徴を認知してもらうため、システムの活用事例を紹介しながら、サービスの機能を知ってもらうことに重きをおいた作りになっています。
開発者やマーケッター、デザイナーなど、システムを使うそれぞれの職種の人達に刺さるように、短い尺の動画を5本制作し、YouTubeのバンパー広告でも運用できるように考えられています。

SNS広告動画「favo」


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 50~99万円
長さ・尺 31秒

「favo」は、共感を重視したマーケティングリサーチ事業を行っている株式会社10が運営している「好きでつながるSNSアプリ」です。
アプリがリニューアルされるタイミングで、認知拡大のために制作されました。
このアプリでは、ユーザーが「好きだ」と感じたものをどんどん投稿し、ユーザー同士の共感を生み、ユーザーが作っていくアプリです。
冒頭では、投稿によりレビューを作っていくことの楽しさをアニメーションを使って表現しています。
大勢のユーザーのレビューが集まってくると、今度は世の中の様々なもののランキングとして表現されていくわけですが、動画の中盤からは実際の画面を用いて、より具体的なイメージを想起しています。
その結果、利用する楽しさが画面全体に溢れる世界観が伝わり、一度利用してみようという意欲を促進する狙いがあります。

ブランディング動画 タクシー配車アプリ「DiDi(ディディ)」昔話篇


出典:Crevo制作実績

表現 アニメーション
費用レンジ 100~299万円
長さ・尺 34秒

「 DiDi(ディディ)」は、乗車したい地点と目的の場所を入力してタクシーを呼ぶと、平均5分前後の短い時間でタクシーが乗車地点に到着することを売りにしたタクシー配車アプリです。
youtubeなどSNS動画広告での利用だけでなく、タクシー内での放映も想定して制作されています。
「シンデレラ」や「うさぎとかめ」など、昔話の主人公が困難に陥った時にDiDiを使うという、ユーモアのあふれたストーリー仕立てとなっています。テンポよく複数の動画が配信される構成となっており、飽きさせない配慮がされた、バラエティの富んだシリーズ動画に仕上がっています。
また、デザインにおいてコンセプトや雰囲気に一貫性をもたせるために、DiDiが今までに使用してきたイラストの雰囲気を踏襲しているのが最大の特徴です。

SNS用プロモーション動画 スマホゲーム「荒野行動」(学校編)


出典:Crevo制作実績

表現 実写
費用レンジ 300万円以上
長さ・尺 15秒

「荒野行動とは」中国の大手ゲーム企業「NetEase」が運営する、オンラインでのプレイを前提としたバトルロワイアルゲームです。
100人のプレイヤーが無人島に降り立ち、最後の1人(1チーム)になるまで戦う戦闘型ゲームで友人と一緒に戦うこともできます。
この動画広告はSNS媒体での配信を想定しているため、15秒という短い尺の中に「荒野行動」の面白さをつめこむ努力がなされています。
たとえば実際のゲーム画像を使うのではなく、学校でテニスラケットやバナナを使ったリアル「荒野行動」ゲームに夢中になっている学生達の姿を実写で描くことで、インパクトの残る映像に仕上げています。
ひとときも「荒野行動」を忘れられない学生が、ついつい世界観に没頭してしまうという気持ちがよく表現されています。

まとめ

一人で一台以上所有しているPCや携帯端末で動画を楽しむ時代が到来したことにより、動画を楽しむシーンは大きく変化しました。
それに伴い、広告主が動画広告にかける費用の伸びは凄まじく、動画広告市場は2020年から2021年の1年で130%以上の伸びを見せています。
マーケティング担当者にとって、動画広告は避けては通れない選択肢の一つとなりつつあります。
ぜひ、今回の記事を参考にして、ぜひ一度動画広告にチャレンジしてみてください。

crevoAdmin

TikTok広告の特徴とは?出稿の注意点や種類別に参考事例を解説!

2 years 8ヶ月 ago


今では多くのWeb広告やSNS広告が活用されるようになっており、なかでもTikTok広告は10代〜20代をターゲットに大きな影響を与えています。

本記事では、ブランディングやプロモーションに課題があり、TikTok広告を活用してみたいという方に向けて、広告出稿時の注意点や参考事例をご紹介いたします。

あまりTikTokに馴染みがないという方でも理解していただける内容なので、是非最後までご覧いただけたら幸いです。

TikTokとは

TikTokとは、ショート動画をメインコンテンツとしたSNSです。隙間時間でも気軽にエンターテインメント性のある動画を見れることが人気の最大の理由でしょう。
国内では、TwitterやInstagramなどがまだまだ主流ですが、海外では大きな影響力を持っており、世界中で人気のSNSです。
もちろん日本国内でもこれからますますユーザーが増え、TikTokに参入する企業も増えています。

TikTokのユーザー層は10代〜20代

先ほど触れたように、TikTokの特徴は手軽なショートムービーを楽しめることです。その特徴から幅広いユーザー層に利用されていますが、特に10代〜20代の若年層がメインユーザーとして利用しています。

日本の主なTikTokのユーザー層

  • 10代:約17%
  • 20代:約22%
  • 30代:約23%
  • 40代:約25%
  • その他:約13%

国内ユーザー数も1690万人(2021年時点)を突破し、更にユーザー数を伸ばしています。

TikTokの特徴とは?

エンターテインメント性の高いショートムービーが若者にうけしているTikTok。
既存のSNSの場合、Twitterであれば文章、Instagramであれば画像、YouTubeであれば5分以上の動画など各媒体には特徴がありますが、TikTokはそのどれとも被らない新世代のSNSといえます。
2020年移行から参入する人がどんどん増えてきて、今では宣伝やブランディング目的で活用する企業も増えています。

BGM付きのショートムービー形式の広告

TikTokの広告は、BGM付きのショートムービーが流れます。広告感が少なく、他のコンテンツよりも広告が飛ばされにくいことが強みの一つです。
画像やテキストの広告と比べても、ショートムービーの広告は嫌悪感なくコンテンツの続きで視聴できます。TikTokのオリジナルBGMも使用することができるので、アピールしたいサービスに合うようなイメージ音楽を一緒に配信することも可能です。

ユーザー反応を得やすい

TikTokの性質上、広告を音声付きかつ全画面で視聴しているユーザーが多い傾向にあります。また、常に新しいコンテンツを探す意識で視聴しているので、TikTok広告も関心を持たれやすく、ユーザーの反応も得やすいです。
以前までは一部の業種のみがTikTok広告を利用していましたが、その反応率の高さから今では、アサヒビールやドミノピザ・ほっともっとなどさまざまな企業が活用しています。

ほかのSNSに拡散してもらうことができる

TikTokには他SNSへの共有機能があり、1タップで拡散することができます。
TikTokに広告を出すことで、TikTokユーザーに興味を持ってもらい集客に繋がるだけでなく、他SNSに拡散されることで普段TikTokを利用していないユーザーにまで商品や企業の宣伝を行うことが可能です。
TikTokしか利用していないというユーザーは少なく、大半は他SNSと併用しているのでターゲット層に合わせた媒体へ発信する工夫は重要です。

TikTokに広告を出すメリットとは?

TここまでTikTokが宣伝やブランディングに効果的なSNSの一つであることはご理解いただけたかと思いますが、広告先としてどういったメリットがあるのか知っておくことでより他媒体と比較しやすくなります。

TikTok広告を利用するメリットは大きく4つあります。

TikTok広告を利用する4つのメリット

  • 1. 短い動画で多くの情報を伝えられる
  • 2. ターゲットに合わせて広告を配信できる
  • 3. 若い世代にアピールできる
  • 4. ほかのSNSよりも購買行動に繋がりやすい

それぞれ解説していきます。

1. 短い動画で多くの情報を伝えられる

TikTok広告はショートムービー型なので、他のSNS広告やWeb広告と比べて多くの情報を伝えることができます。
情報をテキストで伝える場合と比較すると、画像であれば約7倍、動画であれば約5000倍の情報を伝えることが可能だといわれています。
情報にあふれた現代社会では、短い時間で多くの情報を伝えることは広告にとってとても重要な要素です。

2. ターゲットに合わせて広告を配信できる

2つ目のメリットは、ターゲティング精度が高いことがあげられます。
広告配信をする際、興味のないユーザーに表示してもコンバージョンまで辿り着く可能性は低いので、なるべくターゲット層へ表示するのが基本の戦略です。
TikTok広告では、ユーザーの基本情報・通信環境・興味関心・カスタマイズ情報など露出したいユーザーへ直接的に広告を打ち出すことができます。更に、アプリ内行動も把握しているので、より戦略的な広告配信も可能です。
このようにターゲティングの自由度の高さから効率のよい広告運用が可能な点が2つ目のメリットです。

3. 若い世代にアピールできる

メインユーザーが10〜20代のため、若年層への宣伝効果は他のSNSと比較して大きな魅力のひとつです。
TikTokで配信されている動画のジャンルは、ダンスや音楽・エンタメといった若い世代でも分かりやすく受け入れられやすい内容が多い傾向です。
扱ってる商品やサービスが若い世代をターゲットとした商材の場合は、より効果的です。

4. ほかのSNSよりも購買行動に繋がりやすい

「TikTok売れ」という言葉を耳にするほど、TikTokは他のSNSと比べて購買行動に繋がりやすいことが特徴です。
その要因の一つには、視覚・聴覚といった五感に訴求できる点があげられます。
たとえば焼き立てのピザの広告を配信する場合、文章では特徴や名前しか伝わらず、画像でもワンシーンしか伝わりません。しかし、ショートムービーであれば短い時間でピザが焼きあがる音やチーズが伸びるシーンなどを流して五感に訴えかける広告を配信することができます。
他のSNSで拡散されやすいTikTokの特徴から、TikTokを起点に商材を知り、InstagramやYouTubeで更に詳しく知って購買に繋がるといったパターンもあります。
このようにTikTokの特徴は購買行動に繋がりやすい点がメリットといえます。

TikTok広告で実現できる3つのこと

TikTok広告ではリーチプロダクト・ハッシュタグチャレンジ・ブランドエフェクトという3つの方法で様々なビジネス効果を見込むことができます。
主な目的は、

  • ユーザーに知ってもらう
  • 拡散性の向上
  • 「ブランドベネフィット」の体験

などです。

リーチプロダクトで商品やブランドの認知度を高められる

TikTokでは、認知を獲得するためのプロダクトがあり、4種類の方法で商品やブランドの認知度を高めることができます。

Top View

1日1社限定の起動画面枠になります。
アプリ起動時から最初のインフィード動画として配信される全面クリッカブルの縦型フル画面動画広告です。
60秒まで見てもらえるという効果の高さがポイントで、1日約500万リーチが期待できます。

起動画面広告

1日1限定の起動画面枠となり、アプリ起動時に必ずファーストビューとして表示されます。
多様な表示形式に対応しており、静止画も可能な縦型フル画面広告です。Top Viewとの違いとして、音声は再生されないのが特徴です。

Brand Premium

ユーザーが見ているフィードに出てくる動画広告です。さまざまな露出でユーザーとの関係性を深め、コンバージョンに繋げます。
最大60秒の動画を音声付きで配信できます。動画からランディングページに飛ばすこともできるため、ユーザーの興味を惹きいてページ遷移させることも可能です。

One Day Max

1日のみ、ユーザーが初接触するインフィード広告です。自然な形でコミュニケーションが取れるため、視聴やクリックをされやすいのが特徴です。

ハッシュタグチャレンジでUGCによる拡散を期待できる

ハッシュタグチャレンジはユーザーの声をより多く集め、拡散させる施策としてとても有効です。
広告のような一方的なコミュニケーションではなく、ユーザー主体のコミュニケーションを誘発できるため、より訴求力の高い手法です。
主な効果を紹介します。

認知獲得向上

大量のユーザーによる声が、TikTok上で拡散されることにより、ブランドの認知度が向上します。
UGCの例として、手書きでカラフルな吹き出しを作ってブランドへの感想を書くなど、メッセージカードのような加工がよく見られます。

興味関心の獲得

ブランド体験や共感から、ブランドに関する興味関心を促進します。
ブランドを実際に使用していただいたユーザーのレビューなど消費者目線での感想が、他ユーザーの興味関心に繋がるようにハッシュタグチャレンジを企画するのがポイントです。

購買意欲の醸成

動画を自分で投稿したり、UGC投稿を見たりすることでブランドに寄与する体験が生まれます。
ブランドについてより深く知ったり気分を味わう体験が増え、購買意欲を促進することができます。

ブランドエフェクトで商品や世界観を疑似体験してもらえる

TikTokのエフェクトは、最先端テクノロジーによって2D・3D・4D・ARなど様々なクリエイティブコンテンツを作成できます。
その機能でブランドの世界観や商品の使用感への興味を惹くコンテンツが作れるので、ブランディングに効果的です。
たとえば若い女性向けの化粧品を宣伝する場合、ターゲットとなる若い女性に人気のクリエイターに、商品を持ってエフェクトで可愛く写る動画を投稿してもらうことで、化粧品の良さやブランドの世界観を効果的にアピールすることができます。
その時、シンプルな動画よりも若い層の興味を惹きやすい派手なエフェクトや可愛く盛れるエフェクトを使うことで動画を見てもらえる確率が高められ、若い女性が持つ悩みに上手く訴求できれば、共感につながり購買や口コミに繋がりやすくなります。

TikTok広告の活用事例

ここからは、TikTok広告の活用事例を紹介させていただきます。
これから解説する広告はTikTokならではの躍動感あふれる広告となっているので、参考になるかと思います。
インフルエンサーを起用した動画の拡散・演出があることで広告と思わせないようなプレミアム感のあるリーチプロダクトプロセスなど、幅広い事例があります。

リーチプロダクト

先ほどご紹介した、TikTok広告でできる3つのことのうち、まずリーチプロダクトについてご紹介します。
ちなみに「リーチ」とはマーケティング用語で自社の広告を見たユーザーの数を指します。
TikTokによるリーチ獲得は、Top View・起動画面広告・Brand Premium・ハッシュタグチャレンジの4つです。
それぞれに強みがあるので事例を交えながら紹介いたします。

Top View:広告出稿のリピート率58%!満足度の高いパフォーマンスを誇る「TopView」広告


出典:TikTok for Busines
Top Viewを活用して成功した事例はご存じの方も多い、ブルボン「アルフォート」のキャンペーンです。この事例では、TVCMの素材をスマホ世代にも届けるという目的でTikTok広告のTop Viewが活用されました。Top Viewの特徴として、縦型全画面広告ということです。
縦型全画面による広告効果は横画面よりも高く、ユーザーによりアプローチできる手法といえます。
広告配信後の調査では、スキップできる広告にもかかわらず平均視聴時間を超え、認知度も高い施策です。

Brand Premium:縦画面・フルサイズに編集し好意度と購入意向がアップ!【サントリークラフトボス】


出典:TikTok for Busines
おすすめフィードに表示されるBrand Premiumを活用した事例としては、サントリー食品インターナショナル株式会社の「クラフトボスTEAシリーズ」新商品「クラフトボスストレートティー」。
Brand Premiumは、ユーザーがTikTokを楽しむ時間をさえぎることなく表示できるので、飛ばされづらく、商品訴求やブランディングに効果があります。
実際に本施策でも、ファネルの深いところ(好意度や購入意欲など)が向上する結果となっています。

ハッシュタグチャレンジ

TikTok広告には、「#Challenge(ハッシュタグチャレンジ)」と呼ばれるユーザー参加型広告があります。
TikTokでのハッシュタグチャレンジはティックトッカ―やインフルエンサー・芸能人などの起用もしやすい施策です。
ハッシュタグチャレンジでは、ユーザーに指定したハッシュタグをつけたオリジナル動画を作成するように促すことで、動画作成者の影響力をそのまま活かしたPRが可能です。
このようにハッシュタグチャレンジは、ユーザーも巻き込み、一緒に施策を盛り上げていく点が特徴です。

ハッシュタグチャレンジ:メイベリンがアジア地域でのハッシュタグチャレンジを実施


出典:TikTok For Business
ハッシュタグチャレンジを活用した1つ目の事例は、日本ロレアル株式会社の化粧品Brand「MAYBELLINE NEW YORK」の新色をテーマにTikTok初のアジア地域でのハッシュタグチャレンジ「 #落ちないリップチャレンジ」です。
メイベリンニューヨークには「アイ」「フェイス」「リップ」の3カテゴリーがありますが、「アイ」のマスカラは市場No.1を獲得し、『マスカラといえばメイベリン』というブランディングに成功しました。
自分のメイクを見せることは、メイク前からメイク後に切り替わる演出が発生することでギャップにより、商品の力が問われますが、これが若年層の女性に大ヒットしました。
この背景にはTikTokのメインユーザーである10〜20代の女性に興味を持っていただけたことが大きな要因としてあります。

ハッシュタグチャレンジ:広瀬すずさんがTikTok動画に初挑戦!「#AGCチャレンジ」


出典:TikTok For Business
続いて、AGC株式会社の公式動画としてTVCMキャラクターの広瀬すずさんもチャレンジに参加した「#AGCチャレンジ」です。
AGCは、ガラス・化学品・電子・セラミックスなど様々な素材を扱う会社です。
広瀬すずさんを起用することで同年代の女性やファンである男性層に幅広い認知を獲得することができました。
また、社名の「A」「G」「C」を使った動画作成にユーザーを巻き込むことで素材の会社AGCという新しいフレーズを多くのユーザーに浸透させました。

ハッシュタグチャレンジ:Fit’sとNiziUがダンスでコラボ! 「#フィッツダンスチャレンジ」開催


最後は大人気のグローバル・ガールズグループ「NiziU」が株式会社ロッテ「Fit’s」の商品リニューアルに合わせてコラボ動画を出したキャンペーンです。
TikTokは先述の通り、ダンス・音楽などと相性が良く、更にNiziUは若年層を中心に人気があるグループということもあって多くのユーザーが楽しんで参加できる企画となりました。
プレデビュー曲「Make you happy」やデビュー曲「Step and a step」など、ファンでなくても一度は耳にしたことがあるような曲が選ばれたこともあり、「Fit’s」の世界観である楽しさも多くの人に体感できる施策となっています。

ブランドエフェクト

TikTokでは、ブランドエフェクトによるキャンペーンも可能です。
エフェクトやフィルター・スタンプなど企業が作成した独自のクリエイティブをユーザーに提供し、実際に使用してもらう過程でPRに繋げます。
ブランドエフェクトによって提供可能なバーチャルブランド体験は、主に3つです。

  • ベネフィット体験型:店舗やイベントでの商品トライアルを代替・効率化する
  • 世界観体験型:世界観を通じてブランドへの共感・親近感を高める

このような目的をもって多くの企業がブランドエフェクトを活用してキャンペーンを行なっています。その中でも主な事例をご紹介します。

「ポケモン」の新作ゲームが体験できるブランドエフェクト、試したユーザーは約14万人!


出典:TikTok For Business
ポケモンは小さい子供から大人まで幅広い年代から人気があり、TikTokでも大人気です。
この施策では、ブランドエフェクトにインフィード広告を組み合わせるという手法で、2020年6月リリースのアプリ『Pokémon Café Mix』という、可愛らしい世界観の中でポケモンたちと一緒に遊べるパズルゲームをPRしました。
開始からわずか1週間で13万人以上のユーザーにブランドエフェクトを体験してもらうことができた成功事例です。

「コパトーン」キレイ魅せUVシリーズをTikTokブランドエフェクトで擬似体験


出典:TikTok For Business
2つ目は、大正製薬株式会社のUVケアブランド「コパトーン」から発売されたキレイ魅せUVシリーズの4タイプの製品を題材としたハッシュタグチャレンジをサポート・オリジナルブランドエフェクトを共同開発した事例です。
コスメ動画の投稿がTikTokで伸びているという点に着目し、化粧品を選ぶように日焼け止めも選んでもらう感覚をブランドエフェクトで再現しています。
開発したブランドエフェクトは「マシュマロ肌」「キラキラ肌」「なめらか肌」「ほそみせ肌」の4つです。
ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショーの「今日、好きになりました。」に参加していた4名を起用して新商品の認知・理解を促進しています。

NARS「クワッドアイシャドー」の質感と色味をTikTokのブランドエフェクトでリアルに再現!


出典:TikTok For Business
最後の事例は、メーキャップブランド「ナーズ(NARS)」が人気シャドーパレットのPR施策としてオリジナルブランドエフェクトを開発した事例です。
「クワッドアイシャドー(QUAD EYESHADOW)」の質感と色味を再現したブランドエフェクトで、アイメイクを擬似体験することができます。
このブランドエフェクトは新色2色を含む4色の質感と色味をリアルに再現し、まばたきをするとアイシャドーの色が変わります。
商品を購入する前に、自分に合う色味や質感かどうかをシミュレーションできるので購買意欲を高めることに成功した事例です。

TikTok広告の出稿方法

TikTok広告の出稿方法について解説します。そもそもTikTok広告を配信する場合に、自社で運用するのか、ノウハウのある会社にお願いするのかを考える必要があります。
大まかで大丈夫ですので、広告を出稿する際の方法を考えてみてください。

TikTokに直接問い合わせる

もし自社でTikTok運用を進めるとして、予算や細かい出稿方法などが分からない場合はTikTokに直接問い合わせることが可能です。
TikTokに直接問い合わせるメリットは、TikTokについての知識が豊富な専任のスタッフと直接やり取りができる点です。
また、やり取りは無料で行えます。
企画などは自社で考える必要がありますので、社内に知見がある場合や人的リソースが十分な場合にスポット的に問い合わせをしてみましょう。

広告代理店に運用の代行を依頼する

自社でTikTok広告を運用するリソースや知見がない場合には、広告代理店に任せることもできます。
広告代理店の中には、TikTok広告の運用代行を行っているところがあり、配信設定や広告動画作成のサポート、毎月の予算管理などのサービスを提供しています。
初めてTikTok広告やWeb広告の配信を始めるというのであれば、初めの数か月は広告代理店と共同で運用し、徐々に内製化を進めるのがオススメです。
代理店によって手数料が違いますので、事前に調べておきましょう。

TikTokプロモートを利用する

できることなら、なるべく費用を抑えたいと考えている方も多いでしょう。初めから、広告費をかけすぎて思うような成果が得られないといった事態は避けなければいけません。
そこでオススメなのがTikTokプロモートです。純広告ほどの成果は期待できないですが、とりあえず試してみたいという方は必見です。

TikTokプロモートとは?

TikTokプロモートとは、過去に自身が作成したTikTok投稿を広告として配信し、ユーザーのおすすめ欄に表示させる機能のことです。
よく似た機能にTwitterのプロモツイート機能があります。
TikTokプロモートは、1日単位で予算と広告掲載期間を設定できます。
個人でも少額から始められ、動画の設定からプロモートをする目的を選択し、予算と期間を設定するだけで簡単に広告を配信できます。
簡単に始められますし費用も抑えられるので、実際に試してみることでTikTok広告の感覚を掴むことが可能です。

TikTok広告の注意点

最後にTikTok広告を配信する際の注意点を紹介します。

映り込みやプライバシーに配慮する

1つ目の注意点は、映り込みやプライバシーに配慮することです。
広告に映っている人物や物が、撮影NG対象になっていないかの確認が必要です。
一度ネットに配信されたコンテンツは削除しても完全に消滅することはありません。他者に迷惑がかかるような広告配信をしないように注意しましょう。

修正ができないため間違いがないように気をつける

一度配信を開始してしまうと修正ができない点も注意しなければいけません。
動画内の文字やエフェクトにミスがあっても、配信後は修正ができないため必ず配信する前に確認をすることが大切です。万が一、ミスに気づいた場合は再度広告を配信し直す作業が発生するので注意が必要です。

広告ポリシーを守る

また、他のSNS同様にTikTok広告にも広告ポリシーがあります。広告ポリシーに沿って広告を利用するようにしましょう。
主な広告ポリシーとして、

  • サイトにリンクが貼られていること
  • サイトの内容が広告と相違ないこと
  • 違法なコンテンツや性的なコンテンツでないこと

などが配信できる広告の条件とされています。
その他、特に気をつけなければいけないのは以下の「TikTok特有のポリシー」3点です。

  • 動画広告の時間は5秒以上60秒以内
  • 広告には鮮明な音声が含まれていなければならない
  • 広告が静止画であってはいけない

動画の時間制限、音声と動画でのショート動画の作成が必須になります。

まとめ

TikTok広告といっても、ご紹介したようにその目的や広告手法など様々なパターンがあります。
TikTok広告動画を活用して成果を上げるには、自社の商材やターゲットに合わせて最適な施策を考えることが大切です。まずは、今回ご紹介した内容を参考に自社でどのような活用ができるか検討してみてはいかがでしょうか。

crevoAdmin

TikTok広告を活用するためのコツとは?気をつけるべきポイントと入稿の規定を解説

2 years 8ヶ月 ago


今回の記事では、そのような方に向け、TikTok広告動画のコツや注意するべきポイント、および入稿時の規定について解説します。
また「TikTok広告の入稿時の規定」については、「動画広告」「画像広告」「カルーセル広告」の、それぞれの規定について理解できます。

ぜひ最後までお読みいただき、効果的なTikTok広告の活用につなげてください。
お役立ち資料集

TikTok広告を成功させるためのコツ

まずTikTokの広告メニューには、大きく以下の種類があります。

  • リーチプロダクト:起動画面広告
  • リーチプロダクト:One Day Max
  • ハッシュタグチャレンジ
  • ブランドエフェクト

メニューそれぞれに、最適な対策やコツが異なります。上記それぞれのパターン別に、成功させるためのコツについて解説します。

リーチプロダクト:起動画面広告

リーチプロダクトとは、TikTokにて提供されている「リーチ数を確実に、かつ効率よくアップさせていくサービス」のことを指します。

ちなみに「リーチ」とは日本語に訳すと「拡散される」「遠距離・広範囲」という意味でありSNSやマーケティングにおいては、「広告に触れた人の割合」という意味合いで使われます。

「リーチプロダクト」といっても、その種類は大きく以下の4つに大別されます。

  • Top View
  • 起動画面広告
  • Brand Premium
  • One Day Max

そのうちの「起動画面広告」は1日1社限定の起動画⾯枠のことで、アプリ起動時に必ずファーストビューとして表示されます。つまり「TikTokアプリを表示したユーザーが必ず目にする」ことが特徴。この利点を最大限に活かし、「インパクトのあるキャッチーな広告」に仕上げることが成功のカギといえます。

参加しやすいキャンペーンを公開する

起動画面広告では、ユーザーが「参加しやすいキャンペーン」を公開することがコツといえます。参加までのハードルが低いことで、拡散につながったり、気軽に参加できることでユーザーから「興味・関心」を高めるきっかけを作ることができます。

近年では、「特定のハッシュタグをつけて投稿するだけ」「〇〇ポーズを盛り込んだダンスを撮影して投稿するだけ」のような、だれでも参加しやすいキャンペーンを起動画面広告として配信する企業が多く見られます。

シンプルで伝わりやすいデザインを使用する

シンプルで伝わりやすいデザインも、起動画面広告を成功させるコツです。たとえば、昭和テイストのデザインを起用し「レトロかわいい」要素を主張する広告はユーザーの第一印象でイメージが湧くためユーザーに好まれやすい傾向があります。

一方で、あまりに凝った複雑なデザインの広告などは起用しても尺が限られているだけでなく、短時間でユーザーへのイメージを持たせることが難しいため、なかなか理解されません。

このようにシンプルなデザインの中に、なるべくキャッチーでインパクトのある広告を盛り込むことがユーザーへの関心を高められる成功のコツといえます。

リーチプロダクト:One Day Max

リーチプロダクトの種類のひとつに、「One Day Max」があります。
「One Day Max」とは、指定の1日のみ、ユーザーが初めて接触できるインフィード広告を指します。

尺は最大で60秒となっており、縦型のフルスクリーン動画広告として配信されます。違和感のない自然な形で上位表示されることから、視聴されやすくクリック率も高まることが特徴です。

近年ではこの「One Day Max」に有名なTikTokクリエイターなどを起用し、ユーザーの興味促進を図る広告も見られます。

商品の魅力を伝える

「One Day Max」では特に「商品の魅力」を伝えることが重要です。

他の広告にも共通する部分ではあるものの、商品の魅力を強く訴求することで、より「One Day Max」の特徴を存分に活かせます。

「買ってみたい」「使ってみたい」と思ってもらえるよう、インフルエンサーの起用やBGMなど、魅せ方にも工夫することが必要です。

ユーザーに宣伝だと思わせない工夫が必要

「宣伝と思わせない工夫」も「One Day Max」におけるポイントのひとつです。あたかも「宣伝感」のある広告では、ユーザーが興味をなくしてしまう可能性を高めてしまいます。

近年では「最後まで見ないと広告だとわからない」ような、ハイクオリティかつ自然な広告も多く見られます。そのような工夫を効果的に盛り込み、ユーザーの興味を惹くと同時に、最後までスキップされにくい施策を心がけましょう。

ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジとは、「ユーザーが参加する形式の新しいスタイルの宣伝方法」です。具体的には、ユーザーは歌やダンスで投稿できる特定のキャンペーンに参加する形になります。
そのキャンペーンの抽選などで当選すると、
・主催の企業が準備した賞が受賞される
・投稿した動画が企業の公式サイトに掲載される
といった特典を受けることが可能です。

従来の広告は、ユーザーはただ「見るだけ」でした。こうして参加して楽しめるようになったことで、多くのユーザーどうしが交流を深められるようになります。

さらに「企業の認知度拡大につながる」「動画のエンゲージメント数も高く、宣伝効果も高い」といった点も強みといえます。

商品の動画投稿を募集する

ハッシュタグチャレンジのポイントは、「商品の動画投稿を募集する」ことです。

たとえばユーザーから、商品の名前をハッシュタグでつぶやいてもらったり、その商品が映った動画を投稿してもらいます。リアルなユーザーが投稿することで、より「自然な宣伝」が可能です。実際にこのハッシュタグチャレンジの効果で、1日あたりの売上が2倍になった企業も存在します。

ブランドエフェクト

ブランドエフェクトとは「画像認証技術」のことです。

このTikTokによる高度な画像認証技術を活用することで、2D、3D、ARなどのあらゆるクリエイティブコンテンツを、より自由にかんたんに作ることが可能になります。ハッシュタグチャレンジなどと併用することで、より効果的にエンゲージメント向上を図れます。

TikTok 広告フォーマット

TikTokの広告の配信面には、大きく以下の3つがあります。

  • TikTok
  • BuzzVideo
  • Pangle

これらの配信面それぞれが対応しているフォーマットを一覧にまとめると、以下のとおりです。

TikTok BuzzVideo Pangle
1:1スクエア動画
640×640スクエア画像 ×
9:16縦型動画
720×1280縦型画像 ×
16:9横型動画
1200×626横長画像 ×
カルーセル(スクエア・横長画像) × ×
プレイアブル広告 × ×

「TikTok広告」と聞くと、まず動画広告をイメージする方も多いでしょう。

しかしTikTok以外の配信面では、静止画像による広告も配信が可能です。なるべく多くの配信面に対応させるため、「動画クリエイティブ」は忘れずに準備しておくことが必要です。

TikTok 広告の入稿規定

TikTokで広告を配信するなら、「入稿規定」について理解・知識を深めておく必要があります。

TikTokには、それぞれの広告フォーマットにもとづいた「入稿規定」が存在します。
さらに、TikTokの配信面によっても、その入稿規定がそれぞれ異なるケースが有ることも少なくありません。この規定をある程度把握していないと、動画の配信ができず迷いが生じてしまったり、時間のロスにつながってしまう可能性が高まってしまいます。

TikTok広告の入稿規定について、以下の3パターンに分けてご紹介します。

  • 動画広告の入稿規定
  • 画像広告の入稿規定
  • カルーセル広告の入稿規定

動画広告の入稿規定

ここでは、まずは「動画広告」における入稿規定をご紹介します。

以下、「動画広告」の入稿規定を一覧にまとめました。

TikTok BuzzVideo Pangle
アスペクト比 ・9:16
・1:1
・16:9
・1:1
・6:9
・9:16
・1:1
・16:9
動画の長さ 5~60秒
(9〜15秒推奨)
無制限
(5〜60秒推奨)
5〜60秒
(動画リワード広告は5~30秒)
動画解像度(px ) 無制限
※推奨解像度は以下のとおり
・720×1280以上
(9:16)
・640×640以上
(1:1)
・1280×720以上
(16:9)
無制限
※推奨解像度は以下のとおり
・720×1280以上
(9:16)
・640×640以上
(1:1)
・1280×720以上
(16:9)
無制限
※推奨解像度は以下のとおり
・720×1280以上
(9:16)
・640×640以上
(1:1)
・1280×720以上
(16:9)
ファイル形式 ・mp4
・mov
・mpeg
・3gp
・avi
・mp4
・mov
・mpeg
・3gp
・avi
・gif
・mp4
・mov
・mpeg
・avi
ビットレート 516 kbps 以上
ファイルサイズ 500 MB 以下
広告説明文 半角1~100字または全角1~50字
(絵文字や特殊文字は使用不可)
プロフィール画像 ・アスペクト比:1:1
・ファイル形式:jpg/jpeg/png
・ファイルサイズ:50 KB 以下
アプリ名
ブランド名
・アプリ名:半角4~40字または全角2~20字
・ブランド名:半角2~20字または全角1~10字

BuzzVideoは、9:16の広告枠が存在しないことが特徴。そのため、たとえばBuzzVideoに「9:16縦型動画」を入稿すると、自動的に「1:1の広告枠」にフィットするように圧縮されたうえで配信されます。

画像広告の入稿規定

続いて「画像広告」における入稿規定を見ていきます。「画像広告」の入稿規定を一覧にまとめたものが、以下のとおりです。

BuzzVideo Pangle
画像解像度(px ) 無制限
(推奨サイズは500KB以下)
無制限
(推奨サイズは500KB以下)
・1280×628以上
・640×640以上
・720×1280以上
ファイル形式 ・jpg
・png
・jpg
・png
ファイルサイズ 制限なし
(推奨サイズは500KB以下)
最大500KB
広告説明文 半角1~100字または全角1~50字
(絵文字や特殊文字は使用不可)
アプリ
ブランド名
・アプリ名:半角4~40字または全角2~20字
・ブランド名:半角2~20字または全角1~10字

ファイル形式はどちらも一般的によく使われる「jpg」「png」に対応。ただBuzzVideoには解像度、ファイルサイズともに制限がないため、自由度や柔軟性の高さの観点で軍配が上がります。

なお、TikTokでは画像広告フォーマットを配信することは不可能です。たとえば画像を「広告クリエイティブ」として設定すると、自動的にTikTokは「配信対象外」となってしまいます。

カルーセル広告の入稿規定

「カルーセル広告」における入稿規定を見ていきます。

ちなみにカルーセル広告とは、「ひとつの広告に対して、何枚かの画像および動画を横並びに表示することができるフォーマット」のことです。

なおこのカルーセル広告が配信できるのは、「BuzzVideo」のみ。
カルーセル広告のフォーマットを一覧にまとめると、以下のとおりです。

画像枚数 2~10枚
画像サイズ(px) 640×640/1200×628
(上記以外のサイズもアップロード可能)(アップロード後、選択サイズに自動調整)
ファイルサイズ 無制限
(推奨サイズは500 KB 以下)
文字数 半角12~40字または全角6~20字
(絵文字は使用不可)

カルーセル広告では、2〜10枚の画像が配置可能。また、その画像ごとに異なるテキストおよび URL を設定できます。

設定した画像はカルーセル形式で横方向に並んで表示されます。ユーザーが横にスライドさせるたびに、異なる画像を次々に表示させることが可能です。

TikTok広告の種類

ひとえに「TikTok」広告といっても、さまざまな種類があります。TikTok広告を大きく分けると、以下の3つの種類があげられます。

  • リーチプロダクト
  • ハッシュタグチャレンジ
  • ブランドエフェクト

この章では、上記それぞれの特徴や違いについて見ていきます。最適なTikTok広告を制作するために、ぜひ参考にして下さい。

リーチプロダクト

リーチプロダクトは、TikTokにて提供されている「リーチ数を確実に、かつ効率よくアップさせていくサービスの総称」です。

リーチプロダクトには、以下の4つのメニューがあります。

  • 起動画面広告
  • TopView
  • One Day Max
  • Brand Premium

ここでは、上記それぞれの特徴をご紹介します。

リーチプロダクト:起動画面広告

起動画面広告は、ユーザーがTikTokアプリを起動したとき「必ず最初に表示される広告」のことです。

1日2社限定の広告となっており、必ずユーザーが目にする広告です。そのため大きな宣伝効果、および認知度の拡大が期待できます。またこちらの広告は1日に5回までしか表示されないため、ユーザーのストレスをへらすことも可能です。掲載費用はおおよそ500万円程度。

この起動時画面広告には、音声が含まれません。映像のみで伝わる動画に仕上げることが必要です。

リーチプロダクト:TopView

TopViewは、アプリ起動時からインフィード動画として配信される、縦型のフル画⾯の動画広告です。

1⽇1社限定の広告となっており、尺は最長で60秒間となっています。起動時に表示されることから多くのユーザーの目に留まるため、1日で多くのリーチ数の獲得が期待できます。

なるべくシンプルでキャッチーな内容を、コンパクトにまとめるのがコツです。

リーチプロダクト:One Day Max

「One Day Max」も、リーチプロダクトの広告メニューのひとつとしてあげられます。

One Day Maxはユーザーが指定の1日で初めて接触できるインフィード広告のことです。尺は最大で60秒となっており、縦型のフルスクリーン動画広告として配信されます。

One Day Maxは「おすすめフィード」の4枚目に自然な形で配置される点が特徴です。違和感のない形で表示されることから、視聴されやすくクリック率も期待が持てます。One Day Maxは、「広告内にテキストを挿入できる」「希望の箇所にアクションボタンを配置できる」など、「自由度の高い広告を制作できる仕組み」も魅力です。

近年ではOne Day Maxで著名人などを起用し、ユーザーの興味促進を図る広告も増えています。費用相場は1日あたりおおよそ300万円です。

その他、One Day Maxの概要を一覧にまとめると、以下のようになります。

掲載期間 1日限定(1社のみ)
平均想定リーチ数 約400万~500万
平均想定インプレッション数 約500万~600万
平均想定CTR数 1~2%
ターゲティングの設定 ×
平均相場 おおよそ300万円

リーチプロダクト:Brand Premium

リーチプロダクトの広告メニューとして、「Brand Premium」もあげられます。

Brand Premiumは、おすすめ80番目以内に表示される広告のことで、数あるTikTok広告の中でも安価で利用できる点が特徴です。またBrand Premiumでは「ユーザーがリアクションできること」がメリットといえます。
「いいね」やコメントなどを自由につけることができるため、ユーザーが共感しやすいことで拡散につながりやすくなります。

その結果として、コンバージョン率を向上させることにもつながります。

ハッシュタグチャレンジ

TikTok広告の種類のひとつとして、「ハッシュタグチャレンジ」があります。ハッシュタグチャレンジをひとことでいうと、「ユーザー参加型の広告」です。

たとえば、

  • 企業名のハッシュタグをつけて投稿すると〇〇
  • 特定の商品が映った動画を投稿すると〇〇
  • 流行りの振り付けのダンスを投稿すると〇〇

のように、ある条件で投稿することで、主催の企業からの特典が得られるなどのメリットがあります。

ユーザーどうしで楽しんでもらえるのはもちろん、宣伝効果も高いのが魅力。インフィード広告と比較しても、エンゲージメントの向上につながる施策ができます。費用相場は、約1,000万円程度となっています。

ブランドエフェクト

「ブランドエフェクト」も、TikTok広告の種類のひとつとしてあげられます。

ブランドエフェクトとは「画像認証技術」のことです。企業側が2D、3D、ARのような技術を駆使したクリエイティブコンテンツを制作します。それをTikTokユーザーに体験してもらい、楽しんでもらうのが大まかな利用イメージです。

活用事例としては、「ヘアカラーの色のサンプルを作り、髪の毛をARで染色」、「口を開ける・手を振るなどの動作に合わせたエフェクト」といったものがあげられます。

「ハッシュタグチャレンジ」と組み合わせることで、圧倒的に高い費用対効果を得られるでしょう。制作費用の相場としては、350〜400万円程度です。

クリエイティブ作成時に気を付けるべきポイント

TikTok広告でより確実な成果を出すためには、TikTokの性質を理解のうえ、それに沿った適切な広告クリエイティブを配信することが大切です。

そのクリエイティブ作成において、気をつけるべきポイントについて見ていきます。

成果が出やすい縦型動画を選ぶ

TikTok広告でより確実に成果を出したいなら、縦型動画を選ぶことをおすすめします。

主な理由としては、以下のとおりです。

  • 一般的なスマートフォンに合わせた「縦型全画面動画」は、TikTokのひとつの醍醐味ともいえる
  • TikTokユーザーは、画面を横にしてアプリを利用することが少ない

TikTokといえば、一般的なスマホで全画面で表示される動画が最大の特徴。インパクトの強い動画を全画面で表示させることで、ユーザーにより強烈に印象付けることが可能です。

実際に横長の動画は、横長のものと比較し、

  • 6秒視聴率→391%
  • エンゲージメント率→923%

になったと、TikTokが公式で公表しています。

TikTokは縦型の広告も配信可能です。とはいえ横長のものをそのまま使うのではなく、「上下のスペースにテキストや装飾を入れる」など、工夫することが成功のコツといえます。

動画の要素はセーフティーゾーンに収める

「動画の要素をセーフティゾーンに収める」ことも、クリエイティブ作成時に気をつけたいポイントのひとつです。

セーフティゾーンとは、TikTok再生画面の中の「アイコンや説明枠に被ってないエリア」のことです。つまりこのセーフティゾーンを超えてしまうと、動画の要素がアイコンや説明枠に被ってしまい、動画が見にくくなってしまいます。

そのため前もってTikTokの再生画面を確認のうえ、

  • 画面右手にある各種アイコンの位置
  • 画面下部にある説明枠の位置
  • 画面上部の「フォロー中」などの文字

のようなものが、どの位置にあるか把握しながら、動画を作っていくことが重要です。

広告に字幕を付ける

広告にはできる限り字幕をつけることも、クリエイティブ作成において大切です。ユーザーへの理解度や音声なしで再生されるユーザーなど、字幕があるかないかでは、ユーザーへの訴求力が異なります。

字幕なしでは聞き取れないこともあるうえ、頭に内容が定着しにくいです。
よりスムーズな理解を促進させるために字幕を取り入れた動画を検討することをおすすめします。

広告を作成したらプレビューで確認する

広告を作成したら、必ずプレビューで確認することが大切です。

具体的にプレビューで確認することとしては、大きく以下のとおりです。

  • 理想の形で動画が再生されるか
  • 動画の要素が右手のアイコンや説明枠と被っていないか
  • ちょうどいい音量で再生されるか

実際にユーザーの目線で動画を再生してみて、初めて違和感に気づくケースは少なくありません。動画広告のプレビューで確認を行い確認することが重要です。

ユーザーの反応を計測し分析する

クリエイティブな作成においてユーザーの反応を「計測」し「分析」して改善することは大切です。ただ漠然と好きなように広告を配信するだけでは、確実な効果は得られません。

ユーザーの反応や行動を確認するための手順としては、以下のとおりです。

  • TikTokのプロアカウントに登録する
  • 設定メニュー内「インサイト設定」をオンにする

これによって、以下の項目が分析できるようになります。

  • 再生された数
  • 視聴された回数
  • プロフィールが表示された数
  • 合計再生時間
  • 合計視聴時間
  • 平均視聴時間
  • フォロワー数
  • 各フォロワーの所在地

「どんなところに住んでいる人がどんな動画を、どのくらい視聴・再生したか」が見えるようになるため、よりユーザーのデータ・動向を確認できるため出稿した広告や今後の広告の改善につなげられます。

まとめ

以上、TikTok広告を成功させるためのコツや広告の種類、およびクリエイティブ作成のポイントをご紹介してきました。

TikTokは他の動画広告と比べても、独特な特徴や性質をもちます。その特性を十分に理解したうえで最適な動画広告を用意し、より確実に売上や認知拡大につなげてほしいと思います。

動画制作サービスのCrevoは、「動画制作に関する幅広い要望を叶えるサービス」を提供しています。

TikTok広告動画においても数々の実績をもち、お客様の要望や予算に合わせた最適な提案が可能なので、ぜひお気軽にご相談下さい!

crevoAdmin
確認済み
3 時間 45 分 ago
VIDEO SQUARE(ビデオ スクエア)は、動画制作・映像制作サービスを提供するCrevo(クレボ)が運営する動画制作・動画マーケティング専門メディアです。2,000 社10,000 件以上のアニメーション・実写動画を制作してきた実績と効果をもとに、動画制作や動画マーケティングに関するノウハウや活用事例をお届けしています。マーケティング、プロモーション、営業、広報、DX など、あらゆる企業・ビジネスパーソンの方に活用いただける情報を提供いたします。
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