企業の広告や商品紹介など、様々なシーンで使われている「モーショングラフィックス」。新製品の紹介ページなどで目にしたことがあるのではないでしょうか?
本記事では、そんなモーショングラフィックスを使って制作をするメリット、活用事例、作成の流れなどについて解説しています。モーショングラフィックスの外注についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
モーショングラフィックスとは?
モーショングラフィックスとは、文字、画像、アニメーションなどの要素を組み合わせて動画やアニメーションを作成する分野のことを指します。
視覚的な要素を組み合わせて情報を伝える手法であるため、映像を通してより効果的なコミュニケーションを実現できるものとして多くの場面で活用されています。
代表的な例では、AppleやGoogleの商品プロモーションなどが挙げられます。
モーショングラフィックスを利用するメリット
モーショングラフィックスを利用することで得られるメリットは、大きく5つあります。
- ダイナミックで印象的な表現ができる
- 視覚的に情報を強調できる
- 簡潔に情報を伝達できる
- ブランディングに役立つ
- 制作コストを抑えられる
それぞれ詳しく解説します。
ダイナミックで印象的な表現ができる
モーショングラフィックスは色々な動きやアニメーションを用いたものであるため、伝えたい情報をよりダイナミックに印象付けることができます。
テキストや図だけで伝えるのに比べ、ユーザーの注意を引き、内容へ惹き込みやすいというメリットがあります。
視覚的に情報を強調できる
モーショングラフィックスなら、視覚的に情報を強調することができます。文字の色や大きさ・太さなどに留まらず、アニメーションや動きを用いて情報を表示することで、ユーザーにより強く情報を覚えてもらうことができるでしょう。
制作の際は、視覚的な情報の強調にあたってのアニメーション作成やエフェクト選択が重要となります。
簡潔に情報を伝達できる
モーショングラフィックスは堅苦しい雰囲気を払拭したり、情報をわかりやすく伝えたりする効果も期待できる手法です。
複雑なコンセプトや専門性の高い内容なども、モーショングラフィックスで視覚的に整理していけば多くのユーザーからより深い理解を得られるでしょう。
イメージのしやすさからくる情報の簡潔さ、わかりやすさはモーショングラフィックスを用いる大きなメリットです。
ブランディングに役立つ
モーショングラフィックスで商品ページやWebサイトを制作する場合、各ページに一貫性のあるデザインやアニメーションを使うことでブランディング効果が望めます。
ブランドイメージをユーザーに強く印象付けたり、商品ページを見ただけで同じ会社のものであると理解されたりすることは、ブランドにとって重要なポイントです。
制作コストを抑えられる
モーショングラフィックスの制作は、他の動画制作に比べて安価であるという特徴があります。
ほとんどの場合、既存のテキストや画像を使って制作を進めるため素材の費用を抑えられます。更に、市販の映像編集ソフトなどで独学でも作成できるため、細かな費用を抑えることもできるでしょう。
とは言え、クオリティの高いモーショングラフィックスを求めるなら専門知識や技術のあるクリエイターを頼るのがおすすめです。
内容や求める仕上がり、目的に応じて自作するか外注するかを選びましょう。
モーショングラフィックスの活用事例
モーショングラフィックスがどのようなものなのかイメージしたり、伝えたい情報に適しているのか判断したりするためには、実際に使われている事例を見ることが役立ちます。
ここでは、モーショングラフィックスが用いられている事例を4つご紹介します。
タイトルアニメーション
テレビ番組、アニメ、映画などの映像作品のオープニングやエンディングでモーショングラフィックスを活用している場面は多々あります。
文字やロゴを使ったアニメーションで、視聴者の注意を引く効果が期待できます。
ソーシャルメディア広告
SNSでの広告や動画コンテンツの制作などで、短時間で効果的に情報を伝える手段としてモーショングラフィックスを使うことがあります。
アニメーションやキャッチコピーを画面に表示し視聴者の注意を引くことで、より内容に惹き込む効果が期待できます。
プレゼンテーション
プレゼンテーションの資料としてモーショングラフィックスを使うこともあります。アイデアやコンセプト、商品、サービスの魅力をより印象的に伝えられるためです。
モーショングラフィックスによって視聴者の興味を引き、情報やメッセージを効果的に伝えることができます。
インフォグラフィックス
インフォグラフィックスとは、複雑なデータや統計といった情報を整理し、視覚的に見やすく、わかりやすくしたものを指します。
視覚的な伝達のためにモーショングラフィックスを活用することは多く、ユーザーに情報を正確かつわかりやすく伝えられるメリットがあります。
行政の状況、企業の成長、数値的な情報などをビジュアルでわかりやすく示したいときに便利です。
モーショングラフィックスの流れ
実際にモーショングラフィックスを使ってみようと考えたときに、気になるのが制作の流れです。
事前に流れを知っておけば、焦ったりせずに制作を進めていくことができます。ここでは、モーショングラフィックス制作の流れを5つのステップに分けて解説します。
ステップ➀目標の明確化
モーショングラフィックスを作る目的や狙いを明確にします。
誰に何を伝えたいのか、モーショングラフィックスによってどのような効果を得たいのかしっかり考えていきましょう。
クライアントやユーザーにどんな印象を持ってほしいのか考え、最終的な方向性について固めていきます。
ステップ②構成の作成
ストーリーボードを作り、動画全体の流れやアニメーションを含む構成を組み立てていきます。
視聴者にとってわかりやすく、目を引くような内容になるように考えましょう。また、その情報を特に強調したいのか、どんな目的でそのアニメーションを入れたいのかもきちんと考えて詰めていくことが大切です。
このステップで構成をきちんと組み立てておくことで、後々の作業で修正作業などを減らすことにも繋がります。
ステップ③デザインやテイストを決める
構成に沿って、動画のデザインやテイストを決めていきます。
視覚的な要素を統一することで全体的にまとまった印象になり、視聴者がスムーズに情報をキャッチしやすくなります。ブランドの色、フォント、アニメーションのスタイルをよく検討してください。
ステップ④素材の準備
今までのステップを踏まえ、必要な素材を集めていきます。
グラフィック、画像、アニメーションのテンプレートなどを自作したり素材サイトで貰ってきたりしつつ素材を集めましょう。
今ではフリー素材だけでも多種多様なものが揃っているので、ある程度はフリー素材だけでも制作が可能です。とは言え、こだわりたい部分は妥協せずしっかり素材を探していきましょう。
ステップ⑤動画を編集する
最後に、動画編集ソフトで実際に動画を制作していきます。構成をもとに素材を組み合わせ、理想通りのモーショングラフィックスを組み立てていきましょう。
アニメーションのタイミング、エフェクトの追加、BGMと映像のタイミングなどの点に注意を払いつつ、動画を制作していきます。
モーショングラフィックスを頼むならcrevo
モーショングラフィックスは自社内、または自分で制作することもできる映像コンテンツの1つです。しかし、実際に知識も経験もない人がパッとできるものではありません。1つ動画を作れたとしても、クオリティにはあまり期待できないでしょう。
そんな不安があるときは、モーショングラフィックスの制作を外注するのがおすすめです。様々な動画制作会社がありますが、もしモーショングラフィックスの制作を依頼するならCrevoがおすすめです。
Crevoなら、初めての外注でも最後まで丁寧にサポートがつきます。多様なクリエイターの中から、ご依頼に最もマッチした人材を紹介しつつ、案件につき専属ディレクターが徹底サポートします。
モーショングラフィックス制作の依頼先に迷ったら、ぜひCrevoにご相談ください!
まとめ
ビジネスシーンや広告、映像コンテンツなど様々な場面で使われるモーショングラフィックス。
視覚的にわかりやすく情報を視聴者に伝えられるなどのメリットがありつつ、制作コストを抑えられるため人気です。
しかし、モーショングラフィックスを活用して動画を制作したいと思っても、自社内でクオリティの高いものを作り出すのは難しいものです。
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