オンデマンド配信とは?メリット・活用方法を解説 | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2024年2月28日(水) 16:28
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近年一般的な言葉となった「オンデマンド配信」ですが、どのようなもので、どのようなメリットがあって、どのように活用できるのかきちんと理解できている方は実は少ないのではないでしょうか?

本記事では、オンデマンド配信とは何か、メリットや活用方法も、実際の配信事例などを紹介・解説していきます。記事の後半では、オンデマンド配信用の動画制作の外注についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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オンデマンド配信とは?

オンデマンド配信とは、あらかじめ制作しておいた動画を配信サーバーにアップロードし、視聴者の好きなタイミングで見られる形で配信することです。オンデマンド(On-demand)の意味通り、視聴者の要望に沿ったタイミングで自由に見られる動画という意味を持ちます。

視聴者は動画をダウンロードしたりストリーミング再生したりすることで楽しむことができ、YouTubeや学習サイト、テレビ番組の配信サービスなどで用いられています。

オンデマンド配信のメリット

オンデマンド配信はライブ配信の番組と違うスタイルの配信です。それゆえに、オンデマンド配信にはライブ配信とは違った魅力、特徴、メリットがあります。

ここでは、オンデマンド配信で動画を提供することによるメリットを5つ解説します。

視聴者の好きなタイミングで視聴できる

オンデマンド配信の最も大きなメリットは、視聴者が自由なタイミングでコンテンツを視聴できることです。ダウンロードして視聴できる場合、タイミングだけでなく場所も選びません。

ライブ配信のように時間が決まっていたり、オンライン環境でなければ視聴できないといった縛りがなく、視聴者はより自由にあらゆるコンテンツを楽しむことができます。

また配信者側はユーザーニーズに合わせてコンテンツを細分化し、より手軽に視聴者へ情報を届けられるという利点もあります。

視聴者は細分化された情報から、必要な内容を含む動画を選んで視聴することができるのです。1つの長尺動画を一度に配信するより、オンデマンド配信で情報を小分けにしたほうが訴求力を高められるでしょう。

企業やサービスのPRを常時配信できる

オンデマンド配信は、時間や場所に囚われない動画配信の方法です。視聴者は自分のタイミングでいつでもコンテンツを視聴できるため、配信者が動画を発信したタイミングを問わず、常時PRを配信できるということになります。

ライブ配信では、そのタイミングで視聴している層にしかPRができないのに対し、オンデマンド配信であれば実質的に24時間、265日、常時情報発信ができているということになるのです。

広告宣伝にかける時間、人件費、タイミングの精査などを省くことができるのも、オンデマンド配信の大きなメリットです。

高品質のコンテンツを配信できる

オンデマンド配信は、ライブ配信と違いコンテンツ内で突然の事故やトラブルなどに見舞われることがありません。
事前に撮影や制作をしっかりおこない、問題ないことを確認した上でコンテンツを配信できます。

動画を編集してから配信できるのもオンデマンド配信の強みで、炎上やマイナスイメージがつくことを事前に避けることもできるでしょう。

より高品質なコンテンツを配信できること、また内容について安心した上で発信できるのもオンデマンド配信の強みです。

場所を問わず資料として使える

オンデマンド配信の強みとして、ダウンロードしてしまえば場所やネット環境を問わず閲覧できることがあります。会議などで使いたいコンテンツをあらかじめチェックしておけば、いつでも動画を資料としてつかうことができます。

製品やサービスの紹介動画をYouTubeなどに公開していれば、出先でも効率良く情報を伝えることができるでしょう。また、会社説明会などで大画面に表示すれば、より会社の魅力などを伝えやすくなります。

視聴者の理解度を高めつつ、情報を正しく効率的に伝えるための手段・資料として動画を使えるのもオンデマンド配信のメリットです。

様々なコンテンツの形式に対応している

動画を使うビジネスシーンと言えば、ブランドイメージの向上、コンセプト、製品、サービスの紹介などが挙げられます。オンデマンド配信なら様々なコンテンツの形式に対応しつつ、幅広い活用が可能です。

社内教育のための講義動画を社内サーバーに保存して、いつでも使えるようにしておくのもオンデマンド配信の活用方法の1つです。Eラーニングの一環や採用活動の会社紹介として応用している会社も増えてきています。

特にビジネスシーンでオンデマンド配信を活用することで、仕事の効率化を求められます。

オンデマンド配信のデメリット

オンデマンド配信には様々なメリットがあり、活用方法によっては大きな利益をもたらしてくれます。しかし、そんなオンデマンド配信にもデメリットはあります。

ここでは、オンデマンド配信によるデメリット3点について解説します。

一体感やコミュニケーションが少ない

オンデマンド配信には一体感やコミュニケーションが少ないというデメリットがあります。視聴者が同時接続するライブ配信と比べると、どうしても盛り上がりや話題性に欠けてしまうという点がマイナスです。

ライブ配信ではリアルタイムチャットやコメントを通して視聴者どうし、あるいは視聴者と配信者のコミュニケーションが盛んにおこなわれます。しかし、視聴者が好きな時間に視聴するオンデマンド配信では、ライブ配信のような一体感やコミュニケーションによる盛り上がりは期待できません。

視聴を後回しにされがち

オンデマンド配信の場合、視聴者にとって情報の重要度が低い場合視聴を後回しにされてしまうことも少なくありません。

例えば、好きなインフルエンサーの動画なら多くのファンがすぐにチェックしてくれますが、内容がビジネスライクなものであれば即日チェックする視聴者は少ないでしょう。

「あとで見よう」「いつか役立つかも」といった程度の情報の重要度では、視聴者は動画視聴を後回しにしてしまいます。オンデマンド配信はいつでも見られるというメリットの反面、視聴を後回しにされがちというデメリットを抱えているのです。

配信までに手間と時間がかかる

オンデマンド配信に必要な動画は、配信開始までに手間と時間がかかるというデメリットがあります。

メリットとしては高品質なものを提供できると解説しましたが、裏を返せば品質を上げるために手間、時間、費用がかかるということです。収録や編集といった作業工程が必要なオンデマンド配信の動画制作は、ライブ配信のようにその場で完結するものではないため、準備段階が重要であることを覚えておきましょう。

鮮度が重要な情報を伝えたいのであれば、クオリティはそこそこに早さを優先したライブ配信のほうが向いているでしょう。

伝えたい情報の内容やコンセプトなどによってオンデマンド配信とライブ配信を使い分けることが大切です。

オンデマンド配信の方法

オンデマンド配信をするには、大きく2つのステップが必要です。

1.動画を用意する
2.動画をアップロードする

それぞれ解説します。これからオンデマンド配信をしようと考えているなら、ぜひチェックしておきましょう。

ステップ①動画を用意する

まずは配信する動画を用意します。

動画の内容、ターゲット、クオリティなどをしっかり詰めていき、高品質なものを用意しましょう。

また、アップロード先の規約や制限、アップロード可能な尺、ファイル形式などをあらかじめチェックしておけば、後々修正の手間がかかりません。

ステップ②動画をアップロードする

次に、制作した動画をサーバーへアップロードします。
アップロード先は先に検討しておくと良いですが、主に動画配信のプラットフォームを利用するか自社のサーバーを使うかのどちらかです。

動画配信プラットフォームを利用する

1つめは、YouTubeなどの動画配信用プラットフォームを利用する方法です。

動画マーケティングにも活用できるため、動画内容によってはおすすめですが、限定公開であってもURLが漏れてしまえば誰でも閲覧できるようになってしまうため、社内の機密情報を含むものなどは避けた方が良いでしょう。

動画配信プラットフォームを利用しつつ、機密情報はしっかり守っていきたい場合は有料の企業向け動画配信プラットフォームを利用すると安心です。

社内サーバーを利用する

2つめは、社内サーバーへのアップロードです。

動画配信プラットフォームを利用すると、サイト運営側から一方的に削除されたり、他者の広告が差し込まれたりするというデメリットがあります。

そこで、社内サーバーやストリーミングサーバーなどを活用する方法がおすすめです。自社でサーバーを設定したり運用したりする必要があり、エンジニアの協力が必須ではあるものの、あらゆるリスクを避けたい場合に向いています。

サーバー管理を外注する場合、コストがかかる点にも注意しましょう。

ライブ配信との違い

オンデマンド配信とライブ配信の違いは、主にリアルタイム視聴であるか否かです。

ライブ配信はいわゆる生配信であり、リアルタイムでの動画配信です。YouTubeやInstagram、Tiktokといった一般的な動画配信サービスで、誰でも簡単に配信できるという手軽さで近年では身近なものとなっています。

一方オンデマンド配信はここまでに解説した通り、あらかじめ制作しておいた動画を投稿する形での配信です。撮り直しや編集ができるため、高品質でミスの少ない情報発信ができます。

ライブ配信は一発勝負で緊張感がある反面、その場に集まった配信者と視聴者によるコミュニケーションがある点が特徴です。オンデマンド配信はミスのない高品質な動画を配信できるため、より正確に情報を伝えられる点が特徴と言えるでしょう。

それぞれにメリットとデメリット、特徴があるので、伝えたい情報や内容、使用場面によって使い分けることが大切です。

オンデマンド配信動画の事例紹介

オンデマンド配信という単語には聞き馴染みがなくとも、実際に現代の生活の中には数多くのオンデマンド配信が関わっています。

ここでは、オンデマンド配信の活用事例を3つご紹介します。具体的なイメージを掴みつつ、自社での活用の参考にしてください。

製品やサービスの紹介

オンデマンド配信といえば、製品やサービスの紹介動画が代表的です。YouTubeに投稿した動画を自社のWebサイトや記事内に埋め込むことで、文字や図での長い説明よりも簡潔かつ正確に情報をユーザーへ届けることができるよう工夫されているのを見たことはありませんか?

製品やサービスの紹介動画は、Webサイトへの埋め込み以外にも商談、展示会、営業研修など、幅広いシーンに応用できます。用途やターゲットに合わせて内容や再生時間をよく検討して動画制作することが重要となる使用方法です。

デジタルサイネージ用動画 ヘアケア商品「ラサーナ」


出典:Crevo制作実績

イベント用の配信

株主総会、会社説明会、展示会などのイベントに、会社案内動画を活用する企業が増加しています。また、セミナーなどの社外イベントにおいても、オンデマンド配信している動画を使うことがあります。

紙の資料を配布して口頭で説明するより、あらかじめ整理整頓された情報を詰めた動画を使いつつ、口頭では質疑応答や補足に集中するほうが効率的に情報を伝えることができます。

また、動画の雰囲気やブランディングにこだわっておけば、会社の雰囲気なども相手にしっかり伝えることができるでしょう。

「住友不動産」オフィス施設紹介動画


出典:Crevo制作実績

教育コンテンツ

教育コンテンツとして、企業がオンデマンド配信を活用することがあります。動画によって文字情報や図だけでなく動きのある情報を伝えられ、視聴者の集中力や注意を保ちやすいためです。

また、教育コンテンツとしてのオンデマンド配信なら視聴者は自分の理解度に合わせて動画の速度を変えたり何度も見返したりすることができます。学生や新入社員向けの資料として動画を提供するのも良いでしょう。

また、視聴制限をかければ社員や会員限定でコンテンツを公開することができます。

マニュアル動画「.pay(ドットペイ)」


出典:Crevo制作実績

オンデマンド配信動画の作成ならcrevo

オンデマンド配信は、高品質な動画を配信できるのが大きなメリットです。そのため、動画制作には高いスキルや知識、経験が求められます。

そこでおすすめなのが、Crevoです。Crevoは2,000社10,000件の動画制作・映像制作実績から培ったノウハウに基づいて、大手制作プロダクションと同等レベルの企画力を低価格で提供できます。また、弊社プロデューサー/ディレクターが進行管理やクオリティ管理を徹底しています。

オンデマンド配信で動画を配信したいなら、Crevoにお任せください!

まとめ

オンデマンド配信は、プラットフォームにアップロードした動画を視聴者が好きなタイミングで視聴できる形の動画配信のことです。

こだわった高品質の動画を配信できることや、多くの視聴者に見てもらうことができること、またビジネスシーンへの活用もできることなど、メリットはたくさんあります。

一方で、高品質の動画制作には高いスキルや知識、経験が必要となってきます。編集技術や撮影技術といった動画制作に必要なスキルを持つ社員が常駐している企業は多くはないでしょう。

企画内容などを踏まえ適切に外部のプロへ作業を発注することで、ハイクオリティな動画をオンデマンド配信できるようになります。

PRや資料といった目的を踏まえ、しっかり動画制作と配信について考えていきましょう。

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