メルカリは10月23日から、中小・小規模事業者向けにスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」の本格提供を開始した。より幅広い仕事を取りそろえて、多様なスキマバイトサービスを提供する。
人手不足問題が深刻化するなかメルカリは3月、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」をリリース。10月15日現在でサービス登録者数は800万人を突破し、パートナー拠点数も9月末時点で12万店舗を超えている。
「メルカリ ハロ」のパートナー拠点数
メルカリが「メルカリ ハロ」を通じて勤務した働き手(クルー)を対象にアンケートを実施した結果、クルーの半数以上(約54%)が初めてスキマバイトを利用した「スキマバイト初心者」だったという。
「メルカリ ハロ」には未経験社向けの求人も多く、掲載されている求人の78%は「未経験者歓迎」。スキマバイトを未経験者も「メルカリ」を通じて気軽にスキマバイトを開始しているという。
サービス登録者数とサービス登録店舗数が伸長する一方、「メルカリ ハロ」の利用者に実施した調査では、スキマバイトサービスに今後期待することとして「求人の数を増やしてほしい」(60.6%)「自宅・職場・学校に近い求人を充実させてほしい」(57.1%)といった声があがった。
豊富な求人をそろえ、幅広いスキマバイト体験を提供するため、大型求人パートナーによる全国展開、中小・小規模事業者に向けたサービスの本格提供を開始した。
人手不足が全国的な課題となるなか、全国に拠点を構える大手求人パートナーが「メルカリ ハロ」の導入を本格化している。
人手不足とサービス維持が課題の「物流2024年問題」に直面しているヤマト運輸は、「メルカリ ハロ」を本格導入を決定。寿司チェーン大手のすしざんまいも11月以降、「メルカリ ハロ」の導入を全国で拡大していく。
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オリジナル記事:スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」、中小・小規模事業者向けに本格提供を開始
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