モバイルマーケティング支援のD2Cは、NTTドコモが保有する1億超のdポイントクラブ会員基盤をベースにしたドコモデータを活用し、高度な顧客理解ができる広告主企業向け分析メニュー「docomo data squareジャーニー分析」の提供を始めたと11月12日に発表した。対象ユーザーのオンライン・オフラインの枠を越え、中長期的な消費者の行動を1つのジャーニーとして可視化できる。
dアカウントに紐づく多様なデータから性別、年齢などの属性データに加えて、通信キャリアならではの位置情報や購買履歴などの実行動に基づくデータを1つのIDで管理する。顧客行動の精度が格段に向上するので、「いつ、どこで、何をきかっけに、どのように購買を決断したか」まで紐解き、広告予算の最適化、クリエイティブの改善、CRM(顧客管理)の高度化などコミュニケーション設計全体を最適化できる。
ユーザーはWeb広告、アプリ、SNSなど複数のチャネルを複合的に経由して購買している。しかし従来の分析では、Web上の行動データと実店舗などでのオフラインデータが分断され、ユーザーがどのような意図と経路で購買に至ったのかの「ジャーニー全体像」を正確に把握することが困難だった。docomo data squareジャーニー分析は、ドコモが保有する多様なドコモデータを活用することでデータ分断の課題を解決する。
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