アイスタイルは自社で保有する生活者のデータを活用したデータトリブンなマーケティング支援サービスの2025年の立ち上げに向け、トレジャーデータやベルシステム24などと協業し、統合データ基盤(CDP)の整備、AIを活用した次世代クチコミ分析ツールの開発に着手したと10月8日に発表した。
コスメ・美容の総合サイト「@コスメ運営」、ECサイト「@cosme SHOPPING」、実店舗「@cosme STORE」などを展開するアイスタイルは、これらの事業で蓄積した生活者の化粧品購買や使用に関する膨大な行動データなどのデータベース(DB)をフル活用。これまで提供してきたブランドのマーケティング支援事業をさらに発展させ、商品開発等などプロセスも含めた、より包括的なデータドリブンソリューションを2025年をめどにローンチする。
包括的なデータドリブンソリューションの全体イメージ
この実現に向けてアイスタイルは、トレジャーデータが提供する顧客の属性や行動に関するデータを収集・統合するプラットフォーム「Treasure Data CDP」を導入。「@cosme」のDBを、ヒト(ユーザー属性)・モノ(閲覧データ)・アクション(購買情報など)からなる膨大な生活者データと組み合わせて、統合データ基盤(CDP)へと進化させていく。
データドリブンソリューションについて
CDPの整備と同時に、「@cosme」のCS業務などで協業し生成AIの活用を推進しているベルシステム24、同社子会社でデータマーケティングの専門企業であるシンカーと、AIを活用した次世代クチコミ分析ツールのプロトタイプの開発を推進。クチコミ分析ツールが生成AIによるスピーディで簡潔な分析だけでなく、人の主観に依らないデータを網羅した新しい示唆が提示できる可能性が検証できたという。
AIを活用した次世代クチコミ分析ツール
今後は、サービスのアイデアや技術が実現可能かを検証するプロセス(PoC)の結果を踏まえ、2025年の正式なサービス化をめざしてプロダクト開発を進めていく。
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オリジナル記事:アイスタイル、AIを活用した次世代クチコミ分析ツールを本格開発。トレジャーデータやベルシステム24らと協業で
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