Amazon「プライム感謝祭」のユーザー動向は?「ビッグセールで複数回購入は僅か」など2023年の傾向から見る2024年の対策 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2024年10月11日(金) 08:30
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「Amazon「プライム感謝祭」のユーザー動向は?「ビッグセールで複数回購入は僅か」など2023年の傾向から見る2024年の対策」 からご覧ください。

ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表、2024年の「プライム感謝祭」に向けたマーケティング戦略計画のヒントを公表した。

商品購入したユーザーの約70%は「プライム感謝祭」当日に、商品ページを初回閲覧した。「Amazonプライムデー」は事前閲覧と当日初回閲覧がほぼ同率だったが、「プライム感謝祭」は当日初回閲覧の割合が高い。

ただ、家電・PC周辺機器など(Hard Line)は他のジャンルと異なり、「プライム感謝祭」前に閲覧し、期間中に商品購入するユーザーが目立った。「プライム感謝祭」は2023年に初めて実施されたため、「プライムデー」と比べてユーザーへの認知度が低かったためとしている。

ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表2023年の「プライム感謝祭」前~期間中までの商品ページの来訪タイミング

期間中はページ回遊が増えることも判明。PV数が多いユーザーほど、商品理解・ブランド理解が進み、コンバージョン率(CVR)が上がり、購買しやすくなる。特に1回閲覧したユーザーに比べ、3回閲覧ユーザーはCVRが約2倍に。家電・PC周辺機器などは、6回閲覧までCVRが上がり続けた。

ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表2023年の「プライム感謝祭」期間中のPV回数とCVR
ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表2023年の「プライム感謝祭」期間中のPV回数とユーザー割合(Hard Line)

PV回数とユーザー割合をみると、全体の約半分は1回しか閲覧していない。CVRが2倍となる目安の3回以上閲覧したユーザーは全体の10%程度だった。

ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表2023年の「プライム感謝祭」期間中のPV回数とユーザー割合

2023年の調査結果を踏まえると、2024年の「プライム感謝祭」では次の特徴を意識する必要があるという。

プライム感謝祭前にユーザーに商品ページを見てもらう施策を

2回目の実施で認知度が高まると予想。期間中の売上アップのためには、「プライムデー」同様に「プライム感謝祭」前にユーザーへ商品ページを見てもらう施策を講じ、購入を検討してもらうことが重要としている。

回遊率を意識した商品ページ作りやストア構築、リターゲティング広告を

3回閲覧ユーザーはCVRが約2倍になることを踏まえると、商品同士の回遊性を上げる施策が重要という。家電・PC周辺機器などは比較的購買金額が高くなるため、他のカテゴリに比べるとより深い商品理解・ブランド理解が必要とする。回遊率を意識した商品ページ作りやストア構築、リターゲティング広告によって、最低6回のPVを獲得できる施策が売上創出につながるとしている。

ビッグセールで複数回購入するユーザーは僅か。機会損失を防ぐ対策を

Amazonは「プライムデー」「プライム感謝祭」「ブラックフライデー」の3ビッグセールを実施しているが、年に複数回同じメーカーの商品を購入するユーザーは少ないという。毎回のビックセールで年に複数回購入しているユーザーは10%以下。Amazon出店者は3回のセールのうち、1回のみ参加は機会損失につながる恐れがあるとしている。

ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表メーカーごとの各セール期間での購入ユーザー割合

ビッグセールでの購入ユーザーについて、各カテゴリにおける割合を調べたところ、「ブラックフライデー」で購入するユーザーが最多。次が「プライムデー」のみで購入したユーザーとなっている。

一方、「プライム感謝祭」のみ購入したユーザーは2割以下。2023年はセールの認知度が低かったこと、日数が短かったことが影響したと見られる。「プライム感謝祭」でしか獲得できないユーザーを取りこぼしなく、施策を行う必要があるとする。

ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表購入ユーザーの各カテゴリでの割合

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:Amazon「プライム感謝祭」のユーザー動向は?「ビッグセールで複数回購入は僅か」など2023年の傾向から見る2024年の対策
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

WWW
「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ」の略。世界中のサイト( ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]