アマゾンジャパンの「Amazon ネットスーパー」が9月25日、九州に初進出した。九州の地場スーパー「マルキョウ」を運営するマルキョウをグループ会社に持つリテールパートナーズとの協業で実現した。アマゾンジャパンとリテールパートナーズは5月、2024年内にサービスを開始すると発表していた。
北部九州を中心に80店舗以上を展開する「マルキョウ」が「Amazon.co.jp」に出店し、Webサイトとショッピングアプリ上に「マルキョウネットスーパー」をオープン。「マルキョウ」の店舗で取り扱う食料品・生鮮食品、手作り惣菜など約7000点の商品をラインアップ。取扱商品数は順次拡大予定で、季節や時期に応じて変動するとしている。
現時点の対象エリアは福岡県の福岡市6区(博多区、南区、東区、中央区、早良区、城南区)、那珂川市、 大野城市、春日市、粕屋町、須惠町、志免町、宇美町。それぞれ一部エリアは対象外としている。対象エリアは今後順次拡大する予定としている。
注文商品は、マルキョウ店内の専門スタッフがピックアップし、Amazonの配送ネットワークで最短2時間で配達する。配達可能時間は12:00~14:00、14:00~16:00、16:00~18:00、18:00~20:00の4時間帯。配達時間は当日または翌日の2時間単位で指定できる。また、400円の追加料金で1時間単位の指定も可能。最低注文金額はない。 配送料は1万円以上の注文は無料。6000円以上1万円未満は220円、3000円以上6000円未満は440円、3000円未満は660円。Amazonプライムの非会員は追加料金200円がかかる。
サービス開始に合わせて「サービス開始記念セール」も実施する。対象商品を最大40%オフで提供する。そのほかAmazonプライムの会員限定のキャンペーンとして、マルキョウネットスーパーでの初回購入時限定で配送料の優遇を提供する。
今回の九州進出により「Amazonネットスーパー」の展開エリアは、北海道・関東・関西・中部・九州となった。
「Amazonネットスーパー」の展開エリアは北海道・関東・関西・中部に九州が加わった
リテールパートナーズは「マルキョウ」のほか、中国地方西部を地盤とする丸久、大分地盤のマルミヤストアの計3社を傘下に持ち、スーパーやディスカウントストアを274店舗展開している。丸久では「丸久らくらく便」「アルクネットスーパー」の2つのネットスーパー事業も手がけている。
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オリジナル記事:「Amazon ネットスーパー」が九州でスタート。地場スーパー「マルキョウ」との協業で実現
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