SNSマーケティング支援のホットリンクが実施した「Instagramの利用動向に関する調査」によると、Instagramを起点とする検索行動や購買行動について約80%がInstagramをきっかけに検索行動を起こしており、約55%は商品の購入経験があることがわかった。購入経路は外部サイトで検索し、ECで購入というケースが最も多かった。
ホットリンクの「Instagramの利用動向に関する調査」は、2024年5月23日~27日にインターネット調査で実施。調査対象はInstagramの利用経験がある20~69歳の男女1000人。
Instagramの利用頻度
「毎日」が50.6%とダントツでトップ。頻度が多い順に「週に4~6回」12.0%、「週に2~3回」が14.0%、「週に1回」が13.0%となり、9割弱が週に1回以上Instagramと接している。
半数が毎日利用、9割弱が1週間に1回以上利用
Instagramの利用目的
「芸能人やインフルエンサーなど、知り合いではないアカウントの投稿を見る」との回答が64.8%と最も多かった。「家族や友人など知り合いの投稿を見る」(57.7%)、「趣味や興味のある特定カテゴリーの事柄についての投稿を見る」(50.5%)と続いた。
芸能人やインフルエンサーの投稿を見るため、が利用目的のトップ
企業アカウントのフォロー状況
「フォローしている」ユーザーは約61%で、企業アカウントと「DMをしたことがある」ユーザーは約10%。DMの目的は「商品や営業時間、在庫に関する問い合わせ」が9割を占めた。
企業アカウントをフォロー率は6割超
Instagramを起点とする検索行動や購買行動
約80%がInstagramで見つけた商品の詳細情報の検索経験があるようだ。また検索はInstagram内外で行っていることもわかった。
Instagramきっかけの検索経験が「ない」は2割弱にとどまる
Instagramの投稿がきっかけとなった商品の購入は55.2%のユーザーで経験があることがわかった。購入経路は「後日外部サイトで検索をしてECサイトで購入した」が28.8%と最も多かった。「後日外部サイトで近隣の店舗などを検索をして、店頭で購入」(23.9%)、「Instagramショップやストーリーズのリンク等から、ECサイトに遷移して直接購入」(19.8%)と続いた。Instagramを起点に検索行動を起こし、購買までつながっていることが伺える。
購入経路は「後日外部サイトで検索をしてECサイトで購入した」が最多
Instagramがきっかけで購入・利用したことがある商品やサービスは「食品・飲料品」「化粧品」「ファッション用品」が上位を占めた。
Instagramきっかけでは「食品・飲料品」の購入経験が多いようだ
インスタきっかけの商品購入経験があるユーザーが購入時に参考にする情報についても聞いた。「企業アカウントの投稿」が55.0%とトップだったが、「友だち・知り合い」インフルエンサー」「メディア」の投稿や企業の広告、それぞれ40%を超えた。
企業アカウント投稿を参考とする割合が高かった
一方、商品購入時に「最も」参考にする情報について単一回答で聞いたところ、「インフルエンサーの投稿」が24.3%でトップ。次いで「企業アカウントの投稿」が17.8%だった。企業アカウントやインフルエンサーの発信が購買行動に重要な役割を果たしているようだ。
「最も」参考にする投稿ではインフルエンサーによるものがトップ
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オリジナル記事:インスタ起点でユーザーの8割が検索、5割が商品購入、経路は外部検索→ECが最多【Instagram利用動向調査】
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