YouTube動画広告の種類とメリットを徹底解説 | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2019年2月26日(火) 11:00
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YouTube動画広告の種類とメリットを徹底解説

YouTubeで動画を視聴すると冒頭で動画広告が流れることがありますが、自社のマーケティングでも視聴者の多いYouTube動画広告の活用を検討している担当者は多いのではないでしょうか。この記事では、YouTube動画広告の特徴やメリット、広告フォーマットの種類について詳しく紹介していきます。

YouTube動画広告とは

国内の企業でも積極的に活用される機会が増えているYouTube動画広告には、どんな特徴やメリットがあるのかについて説明します。

 YouTube動画広告の特徴

YouTubeは米国のグーグル社が運営する世界最大の動画配信プラットフォームです。グーグルジャパンの発表によると、世界の月間ログイン視聴者数は約19億人で、1日あたりの動画視聴時間は約10億時間にも及びます。YouTubeは日本国内の利用者も多く、国内の月間利用者数は約6,200万人です。総務省統計局の発表によると、2019年1月時点の日本の総人口は約1億2,600万人ですので、単純計算すると約2人に1人が利用していることになります。また、TwitterやInstagramなどのように利用者の多くが10~20代までの若年層であるSNSと比べると、YouTubeは幅広い年齢層に視聴されているといるのも大きな特徴です。

YouTubeに動画広告を出稿すると、動画を届けたい視聴者に合わせて年齢や性別、地域、興味、曜日などで細かくターゲティング設定ができます。そして、自社のウェブサイトにアクセスしたことのある確度の高い視聴者に自社の動画広告を表示できる便利なリマーケティング機能も利用可能です。加えて、動画内に商品ページなどへのリンクを表示でき、自社サイトやランディングページに自然に誘導しやすくなっています。結果として、商品が購入されやすくなるなどマーケティングの成果も期待できます。

YouTube動画広告のメリット

YouTubeに動画広告を掲載することには、多くのメリットがあります。まず、最初の数秒は必ず視聴してもらえることです。既に述べたように、YouTubeは国内でも月間6000万人を超える人が視聴しているSNSですので、たとえ数秒であってもその影響は大きなものだと考えられます。また、YouTubeの広告は最も目立つマストヘッドのように高額なものからリーズナブルなものまでバリエーションが多く、かなりフレキシブルに予算調整が可能です。一般的な広告出稿と比べると低予算で使える枠もあり、高い費用対効果を得られるケースが多いです。

そして、出稿した動画広告のデータ分析ができるのも企業担当者にとっては大きな魅力のひとつです。広告を出してみて反応が良ければより大きな予算枠で出稿し直す、思ったほどの反応がなければ時間や曜日を変えてやり直すといった切り替えを行う判断材料になります。状況に応じて調整でき、次回以降の戦略も立てやすいため、まずはトライアル的に動画出稿をしてみるといった使い方から始めてみることもできます。

YouTube動画広告の種類

YouTube動画広告には、いくつかの種類があります。ここでは、代表的な3種類の広告についてそれぞれの特徴や適した活用方法について解説します。

TrueViewインストリーム広告

まずは、TrueViewインストリーム広告ですが、これは動画が始まる前や途中で表示される広告です。5秒経つと視聴者は広告をスキップできますが、逆にいうと5秒間は確実に動画を視聴してもらえるということです。視聴者に合ったジャンルの広告動画を配信でき、親和性の高い視聴者をターゲットにできます。動画をスキップされた場合や視聴時間が30秒以内の場合は料金が発生しない仕組みになっています。たとえば、限られた予算枠を使って費用対効果の高い動画広告を始めたい企業担当者などに向いているフォーマットです。

また、強制的に動画を視聴させるわけではないので、動画を最後まで視聴してくれた人がどれだけいたかによって、動画広告のクオリティを評価できます。多くの人に最後まで視聴させる魅力のあった動画広告の共通点を洗い出すことで、より効果の高い動画広告の方向性がわかります。

TrueViewディスカバリー広告

TrueViewディスカバリー広告とは、動画を視聴している際に右側の関連動画エリアや検索結果画面のトップに表示されるものです。視聴者のプロフィールや過去に視聴した動画や検索キーワードなどとの関連性も重視しながら、連動する動画が表示されるようになっています。インストリーム広告との明確な違いは、動画ではなくサムネイルが表示され、視聴者自身がそれをクリックすると動画がスタートする点です。

自動的に動画が再生されるわけではないので、視聴に至るまでにはややハードルがありますが、より親和性が高いターゲットに向けて配信することができます。そのため、自社商品に興味のある人に能動的に動画広告を視聴して欲しい場合に向いています。ディスカバリー広告の場合は、サムネイルをクリックして広告が見られた際に広告費が発生する仕組みになっています。

バンパー広告

最後にバンパー広告は、インストリーム広告と似ていますが大きな違いは視聴者が動画をスキップすることができない点です。しかし、動画広告の長さは6秒間と短くなります。そのため、6秒間という短い時間で商品やサービスのメリットを訴求できる場合に向いています。パンパー広告は2016年5月より提供されている新しいフォーマットの広告です。それまでは、スキップができないYouTube動画広告は30秒の強制視聴型だけでした。しかし、見たい動画の前に30秒も広告が流れるというのは視聴者にとってはかなり長く感じてしまいます。

そこで、最長でも6秒という短さに要素を詰め込む「広告の俳句」ともいわれるバンパー広告が生まれたわけです。6秒間ですので視聴者のストレスになる可能性も低いと考えられます。ただし、わずか6秒間に訴求ポイントを盛り込み、商品の独自性もアピールするのは簡単なことではありませんので、制作者側の力量が試される広告だともいえます。バンパー広告の場合はCPM(Cost per Mille)課金と呼ばれるインプレッション課金となり、1,000回表示される度に広告費が発生します。

YouTube動画広告の活用事例

YouTube動画広告についてより深く理解するために、映像制作サービスCrevo(クレボ)で制作した、YouTube広告動画の事例をひとつ紹介します。

カードゲーム「Blade Rondo 〜Night Theater〜」

出典:Crevo制作実績

YouTubeのバンパー広告枠を使った、カードゲーム「Blade Rondo(ブレイドロンド) 〜Night Theater〜」のプロモーション動画です。真夜中の劇場がコンセプトになっている神秘的な世界観を演出するために、動画の背景を黒で統一し、視聴者をゲームの世界観へと誘っています。6秒間という限られた時間で、ゲームの鍵となる7本の剣を見せつつ、最後にゲーム名を印象づけています。世界観が統一されていて、大事なポイントだけが確実に伝わるような構成はまさにプロの仕事です。耳に残りやすいミステリアスな音楽もゲームの雰囲気をさらに盛り上げ、短い時間でも視聴者の心に残る広告動画に仕上がっています。

 YouTube動画広告の特徴を踏まえて制作を依頼しよう

YouTubeに動画広告を出稿する際には、最初の5秒でできるだけ多くの視聴者の興味を引く、短い尺に伝えたい要素を的確に盛り込むといった緻密(めんみつ)な工夫が必要です。このポイントを押さえることが、視聴者の印象に残りやすくマーケティング成果にもつながる広告動画を目指すうえで重要といえます。ただし、これは容易なことではなく、要件を満たす動画を実現するには経験豊富で提案力のあるプロの力が必要です。成果につながる広告動画を制作したい場合は、850社以上の企業動画制作の実績を持ち、世界中に5,000名以上のクリエイターがいるCrevoに相談してみてはいかがでしょうか。

 Crevoの関連サービス

YouTube(True View)広告の動画制作・映像制作

 

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