ロコンドが7期目で初の最終黒字へ。そして、東証マザーズに3/7上場が決定 | ネットショップ担当者フォーラム

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3月7日に東証マザーズに株式を上場することが決まった、靴の通販サイト「LOCONDO.jp」を運営するロコンド。創業から7期目となる今期(2018年2月期)は創業来初の最終黒字になりそうだ。

目論見書などによると、2017年3~11月期(第3四半期)の当期純損益は2億8300万円の黒字(前年同期は2億900万円の赤字)。月次の取扱高はすでに損益分岐点を超えており、今期は最終黒字に転換しそうだ。

第3四半期の売上高は20億4300万円、営業利益は1億5800万円、経常利益が1億5800万円。

ロコンドの売り上げ高の推移

ロコンドの売上高推移(第4期から計上方法を変更している)

東証マザーズへの新規上場に際し、92万4000株の公募と65万1700株を売り出し、上限23万6300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。1660円とされた想定発行価格ベースでの調達資金は約30億で、時価総額は85億8200万円。

2016年2月期の商品取扱高(返品前)は93億4100万円(前期比24.6%増)、売上高は22億2700万円(同31.6%増)、営業損失は2億800万円(前期は6億3200万円の赤字)、当期純損失が2億900万円(同6億3500万円の赤字)だった。

ロコンドの当期純損益の推移

当期純損益の推移

ロコンドは靴やアパレルなどのECサイト「LOCONDO.jp」のほか、物流支援やサイト制作などのプロットフォーム事業を手がける。

ローンチ、赤字、上場までの苦難

「全品送料無料、99日間返品OK」(2015年12月1日から返品期間は21日間に変更)などのサービス提供で本格的にサービスをローンチしたのは2011年2月。そのビジネスモデルから“日本版ザッポス”として話題を集めたが、返品コストがかさむ事業モデルのため、企業存続に懐疑的な業界関係者は少なくなかった。

創業から6期連続の最終赤字。単月黒字化には創業から約5年間を要した。2015年10月度に月次ベースの取扱高が商9億円を突破し、月次ベースで営業利益、経常利益、純利益ともに黒字化を達成した。

ロコンドの田中裕輔社長は過去にネッ担編集部が取材した際、「2017年2月期は通期での最終黒字を達成し、2020年に売上高(取扱高ベース)1000億円、営業利益率10%」と抱負を語っていた。

ロコンドのビジネスモデル

ロコンドのビジネスモデル(矢印は商品の流れ)

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オリジナル記事:ロコンドが7期目で初の最終黒字へ。そして、東証マザーズに3/7上場が決定
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瀧川 正実
ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

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