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ウェブ関連業務の給与水準、カバー範囲と希少性がカギか [週刊IFWA 2012/1/9]」 からご覧ください。
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http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html■ ウェブ関連業務の給与水準、カバー範囲と希少性がカギか
今回取り上げるのは、英国のウェブ関連業務の給与水準のデータです。
http://bit.ly/y8caqlここでは3つのグラフが紹介されているのですが、ひとつは下記のような関係になっています。
情報セキュリティ業務 > デジタルマーケティング・マネージャー > ソーシャルメディア・マネージャー
緊急度が最も高い業務が最も高い給与水準になっているのは頷けます。またソーシャルメディア・マネージャーがデジタルマーケティング・マネージャーよりも低いのは、カバー範囲が狭いから当然ともいえます。しかしこの3つの比較で、「情報セキュリティ業務」の存在に違和感があります。そもそもこの3つを比べるのがおかしいように思います。
次はこれです。ウェブアナリスト > ウェブ開発者 > ウェブデザイナー
ここでいうウェブアナリストの定義が人によってイメージが違うかなとは思いつつも、単なる分析屋ということではなく、関係者を動かして最適化まで関わるという位置づけであれば、マネジメントに近い能力が必要になるので、この序列に違和感はあまり感じません。
そういう人材もまだまだ少ないだろうと感じます。こうしてみると、当たり前ですが、自分の価値を高めるためには、カバー範囲を広げてマネジメントする側に回ること、希少性のある職種、業務自体の難易度が高い、これらの何れかあるいは複数の掛け算になるような仕事ができるように心がけるということでしょう。
企業も教育にお金を掛けられず、即戦力を外部から取るような人材流動性が高くなる傾向がますます強まっています。外部環境の変化に柔軟に対応しつつ、自分の価値を高めていくのは難しいですが、それを楽しむしかなさそうです。