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自動アラートとカスタムアラートの使用方法」 からご覧ください。
2010 年 8 月 9 日
Posted by 武内 啓恵 クライアント サービス
昨年の 10 月に公開した
インテリジェンスのアラート機能はウェブサイトのトラフィックの増減をモニターし重要な変化を自動的に検出する機能です。今回はあらためてインテリジェンスの自動アラートおよびカスタムアラートの利用方法についてご紹介いたします。
* 自動アラート
インテリジェンスはウェブサイトの過去のパフォーマンスを分析して、トラフィック状況を予測しています。この予測値と実際の数値の差異を自動的に検知するのが自動アラートです。
[クリックすると画像が大きくなります]
アラートが発生すると緑色の棒グラフが表示されます。全ての統計情報の右側にある [重要度] の評価から各ディメンションまたは指標の変化の影響度をはかることができます。
* 自動アラートの活用
皆様は直帰率を確認する際、どのレポートを使用していますか? 例えばマイレポートに表示される直帰率ではトラフィック全体の状況は確認できますが、ディメンション毎の直帰率を把握することはできません。ディメンションまでブレイクダウンをおこない重要な参照元やキーワードの直帰率をモニターしている方もいらっしゃると思いますが、モニターをおこなっていない特定地域からの直帰率に変化があったとしても、それを把握することは難しいと思います。
自動アラートでは、下図の様にカルフォルニア州のユーザーの直帰率が予測される結果よりも高い値になったことを感知してアラートを発生させるので、ユーザーはこの自動アラートの結果に基づきカリフォルニア州から直帰率が高くなった理由をすぐさま調査できます。
また調査の際はアラートの [セグメントの作成] 機能を是非ご利用ください。例の場合ですと地域ディメンションで California を条件にした
カスタム セグメントをワンタッチで作成できるので、レポートデータを California から訪問したユーザーにセグメント化して調査をおこなうことができます。
自動アラートの詳細につきましては、
自動アラートについてのビデオ(英語)からもご覧いただけます。
* カスタムアラート
インテリジェンスレポートのカスタムアラートをご利用いただくと、任意の条件でアラートを作成することが出来ます。カスタムアラートは様々な用途で使うことが可能となっておりますので、どのタイミングでどのワークフローに組み込むかはユーザーの皆様によってカスタマイズすることが可能です。
例えば恒常的に利益を上げている特定の優良サイト群を対象に、収益が一定額下がった場合にアラートを発生させることもできます。またアラートの発生をメールにて通知するように設定することも可能です。
カスタムアラートは下記の手順で簡単に作成していただくことが出来ます。
- まずは対象のプロファイルからレポート画面を表示します。
- [新しいアラートを作成] をクリックします。
- アラートに分かりやすい名前を付けます。
- [期間] の横にあるプルダウン メニューでアラートが実行される頻度を選択します。
- プロファイルに登録されているユーザーにメールを送信する場合、[このアラートが発生したときに自分と次の相手にメールで通知] というチェックボックスをオンにします。
- カスタム アラートの条件を選択します。
- 最後に [適用] をクリックして終了します。
また、こちらのビデオでは、
カスタムアラートをキャンペーン管理ツールとしてどのように活用するかをご覧いただけますので宜しければご覧ください。
* AdWords インテリジェンス
最後に、最近新しく公開した機能をご紹介いたします。これは AdWords レポートに含まれる各ディメンション(キャンペーン、広告グループ、キーワード)、指標(CPC、CTR、インプレッション、クリック数、費用)に基づいた自動アラートを受け取る事ができる機能です。こちらも合わせて効果的な広告運用に是非ご活用ください。