「品質インデックス」「スモールキーワード」「配信対象外サイト」に関する変更点について
「品質インデックス」「スモールキーワード」「配信対象外サイト」に関する変更点について
Q品質インデックスの指標が移行前後で大きく変化したのはなぜか?
A品質の決定要素として、キーワードと広告の関連性が重要であることはこれまでと変わりない。しかし、スポンサードサーチ® Ver.3では、それ以外にもさまざまな要素が加味されている。
また、大きな違いとしては、旧スポンサードサーチ®では、「広告」に品質インデックスの評価が付与されていたが、スポンサードサーチ Ver.3では、「キーワード」に品質が付与されるようになった。品質インデックスは、移行後に再計算されているため、移行前後で指標の変化が生じたものと考えられる。
なお、「キーワード」に品質が付与されるようになったことで、品質の上がらない原因が見えやすくなり、適切なキーワード選定や広告の見直しができるなど品質を上げるための運用が容易になった。より品質を重視した広告を掲載することで、より高い広告効果が期待できるはずだ。
Q移行後にスモールキーワードやニッチなキーワードが表示されなくなったのはなぜか?
Aスポンサードサーチ Ver.3では、検索ボリュームが少ないキーワードは、広告配信が一時的に停止される。停止されたキーワードの検索クエリー数が少しでも増えると、再度アクティブになりそのキーワードで検索された場合、広告が再び表示されるようになる。
もし、移行前から登録済のスモールキーワード※やニッチなキーワードが表示されない場合、まずはしばらく様子を見てみよう。タイミングによって検索ボリュームが変わる可能性があり、表示されるようになることもある。ただし、様子を見ても表示されない場合は、そのキーワードを削除して、新しく、より検索されそうなキーワード追加をお勧めする。
キーワードアドバイスツールを利用すれば、関連キーワードとその検索ボリュームを調べることが可能だ。
※スモールキーワード:検索数の少ないキーワード。一般に、固有名詞や対象範囲が狭いキーワードのため表示回数は減るが、代わりに関連性が高く(コンバージョン率が高く)、入札価格が安い傾向にある。
Q移行前に提供されていた「配信対象外サイトの設定」機能がなくなったが、効果が低いサイトへの配信を停止する方法はあるのか?
Aスポンサードサーチ Ver.3では、サイトを指定して配信を停止する「配信対象外サイトの設定」機能は提供されていない。ただし、広告効果が低い広告配信サイトは、ヤフー側で配信停止措置を行うなど厳しく対応している。そのため、配信対象外サイトにすべきかどうかを広告主が判断する必要はなくなった。
ヤフーでは、各提携パートナーでの配信状況の確認や広告配信ネットワーク全体の監視を定常的に行うことで、広告主が安心して利用できる広告サービスの提供と、広告掲載面のクオリティ管理に努めている。
Web担当者Forumでは、スポンサードサーチ Ver.3に関して「移行直後に確認しておきたいこと」「知っておきたい変更点」などを、以下の2つの記事でも紹介している。「新しいシステムにまだ慣れていない」「どういう変更があったかまだ把握しきれていない」といった広告主におすすめだ。
さらにYahoo! JAPANから、スポンサードサーチに関するFAQや各種資料の公開、ソーシャルメディアを使った情報発信が行われている。公式の情報源として、以下も定期的にチェックしておこう。
Yahoo!リスティング広告 スポンサードサーチ Ver.3 ヘルプ
スポンサードサーチ Ver.3に関する「ヘルプ」「よくある質問」「掲載ガイドライン」「スタイルガイドライン」がまとめられている。Yahoo!リスティング広告「各種資料ダウンロード」
Yahoo!リスティング広告を利用している広告主向けの各種資料がPDFでダウンロードできる。広告管理ツールについては「Yahoo!リスティング広告 ご利用ガイド (9.9 MB)」で詳しく説明されているので、ぜひ目を通しておこう。「Yahoo!リスティング広告」Twitterアカウント(@yahoo_lis_eve)
Yahoo!リスティング広告のイベント関連情報やスポンサードサーチ Ver.3、インタレストマッチ®の最新情報を発信している公式Twitterアカウント。
※この記事の内容は、2011年12月現在の情報に基づいています。Yahoo!リスティング広告では、さまざまな機能改善を行っており、実際の画面やボタンの名称等は変更される場合があります。
ソーシャルもやってます!