使える!「ダミーテキスト G4(第4世代)」
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「ダミーテキスト」とは?
デザインやシステム設計の現場では、まだ正式な原稿が出来上がっていない段階において、文字の量や書体、レイアウト等「見た目」の確認を行うために「仮の文章」を使用します。この文章のことを一般的に「ダミーテキスト」と呼んでいます。
最近では、企業のWeb担当者の方が、ご自身で原稿を執筆したり、デザインや設計の方々と直接やり取りする機会が増えていますので、「ダミーテキスト」の存在を知っている方も多いかも知れません。ただ、参考とすべき文章や、期待している適度な文字数を都度探すというのも意外に手間のかかる作業です。
そこで今回は、弊社での経験を元に、Webに詳しくない方でも便利にご活用いただける「使えるダミーテキスト」をご紹介したいと思います。
「使えるダミーテキスト」開発の経緯
かつては、
- 「読んで楽しいダミーテキスト」(デザインよりそっちに気がとられてしまう)
- 「続きが読みたくなるミステリアスなダミーテキスト」(続きが読めなくてモワ~っとなる)
を考案したこともあったのですが、それはそれで実務上はあまり役に立たなかったため、試行錯誤の末(実に4世代目!)、今回の「使えるダミーテキスト」の開発に至りました。
「使えるダミーテキスト」の要件
過去の失敗の経験を振り返りつつ、要件をまとめると以下のようになります。
- 消し残さないために「ダミー」や「ダミーテキスト」で検索出来る
- 当然、文字数が分かる
- さまざまな箇所で使える
- 文字サイズ(ポイント数等)が示せる
- 文字列の属性(用途、使用箇所等)を記載できる
この要件を満たす「ダミーテキスト」はこんな感じになります。
「使えるダミーテキスト」【基礎編】
以下、引用部分がその文字数を表す「ダミーテキスト」です。
10文字
ダミーテキスト***
「***」は任意の文字列3ケタを表しています。
つまり、適当な回数を繰り返して、繰り返した回数×10の数値を入れれば999文字までは、これで要件の1〜3を満たせます。
【タイトル・リード編】
タイトルやリード文など、ある程度の長さを要する箇所で重宝するバリエーションを用意してみました。
20文字
(**pt)リードのダミーテキスト20字
30文字
(**pt)リード文のダミーテキスト30文字を用意しました。
40文字
(**pt)リード文のダミーテキスト用のテキストとして、40文字を用意しました。
50文字
(**pt)リード文のダミーテキスト用のテキストとして、ひとつの文章で50文字になる文章はこれです。
【汎用・長文編】
長文レイアウトや文字数の比較検討する時にはこちらの「ダミーテキスト」が便利です。
最初の10文字は属性や文字の大きさを示し、それ以降は10文字ごとにカウントできるようにしてあります。
本文ダミー*12ptダミーの役割は020文字数と空間の030バランスと配置040マージンなどの050印象を確認して060様々な文章が、070配置された時に080破綻しないで、090運用できるかを100試してみるため110使いやすい形の120ダミーテキスト130として文字数が140カウントできる150それなりの長さ160の文章が必要と170なるわけです。180
一般的なリード190の文章はおよそ200百から二百文字210の長さが適当と220言われています230しかしながら、240その役割や内容250によって、その260長さは一概に、270決めてよいとは280言い切れません290
キャッチコピー300とセットの場合310そこに含まれる320要素との関係で330リード文の中で340扱うべき要素が350決まってきます360
7文字の長さで370文節を構成して380長い文章を書く390ことでダミーの400テキストとして41010文字ごとに420文字数カウント430できる文字列を440構成しています450
文字列の長さは450デザインにより460意味の伝達率を470大きく左右する480重要な要素です490本文はここまで500
ちなみに、当社のスタッフの間では、この「汎用・長文編」が一番使いやすいという評価を得ています。
最初のパラグラフは180文字で流し込めるようになっており、そのあと110文字、70文字、90文字、50文字ずつ加えていき、合計500文字のカウントができるようになっています。
文字数が収まるかどうかについては、さまざまな実装条件によって変わってくるのであくまで目安としてお使いください。
【番外編】
- 「3文字」をこう書けば、3文字。
- 「5moji」で5文字。
- Excel等の表計算ソフトで文字数をカウントするには「LEN関数」を使うと便利
いかがでしたか?
ロイヤリティーフリーですので(笑)コピペでお使いいただけますが、うっかり消し残して公開されると大変恥ずかしい思いをするので、くれぐれも、公開前にはクリーニングをお忘れなく。
ちなみに、英語の場合でも「Lorem ipsum(ロレム・イプサム)」という有名な「ダミーテキスト」があるそうです。
ところで私たちはWeb制作のスタッフを募集しています。こちらの記事をご確認ください。
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