CRM実現のポイントは柔軟なデータ統合から ―Dynamics CRMとの連携アダプター活用法
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こんにちは。アーティサンの松原です。
アーティサンはCRM市場におけるリーディングカンパニーとして、新世代CRM理論である「CRM3.0(パーソナライズドCRM)」に基づいて、様々な製品やサービスを提供させていただいております。
CRMは原理原則として、1団体(1企業)における「1顧客=1ID」を実現することであり、そのために3つの定義がございます。
- データ統合(オムニチャネル):全てのチャネル(非定型データ)と顧客情報(定型データ)を統合すること
- 顧客理解(顧客インサイト):過去から最新までの顧客ニーズや顧客体験を理解すること
- 個客化(パーソナライゼーション):リアルタイムに顧客データが可視化していること
その中で、今回は1つ目のポイントである「データ統合」における「CRMのデータ連携における前提条件」について触れていきたいと思います。
CRMのデータ連携における前提条件
CRMはあらゆるチャネルから来る顧客データを統合的に管理するために、様々なシステムと連携することが必要になります。さらに、顧客インサイトを得るためには最新のデータ構造である必要もあります。
そのために、「スクラッチ開発やCSV等のファイル連携はしてはならない」という前提条件があります。理由としてはデータ連携に時間がかかり、メンテナンス性も低く、変化に対応出来ないというCRMの条件に全て反するためです。
では、どのように連携すれば良いのでしょうか?
⇒ その答えは「疎結合」にあります。
CRMは顧客のニーズ次第で大きく変化させなければならないシステムですので、データのインターフェースが頻繁に変わる可能性があります。また、システムプラットフォームのほうもそれに合わせて頻繁にアップデートされるのが常になります。 そのため、出来るだけ連携先のシステム等に影響しない・させないことが重要となります。
データの疎結合については「EA(エンタープライズアーキテクチャ)」においてはEAI/ESBツールが当てられることが多いため、それらと接続可能なアダプターが必要となります。 アーティサンではその課題を解決するため、2016年3月に「Microsoft Dynamics CRMアダプター」を提供開始させていただきました。
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https://www.asteria.com/jp/warp/blog/20190218/35580.html
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