スーパーエンジニアの独り言 > 第57回 ブンブンサテライツ

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CTC教育サービスはコラム「 スーパーエンジニアの独り言 > 第57回 ブンブンサテライツ 」を公開しました。
「ブンブンサテライツ」"BOOM BOOM SATELLITES" は、川島 道行 "Michiyuki Kawashisma" と中野 雅之 "Masayuki Nakano" をメンバーとする二人組ユニットによる日本のバンドです。

1990年に日本で結成してベルギーのレコード・レーベルから1997年にデビューを果たしました。音源を世に送り出した反響が衝撃デビューと報じられヨーロッパで認められた後に日本への逆輸入を経て、そこから全世界に飛び出しました。今年でデビューから数えて二十年となります。

デビュー当初は「ビッグビート」(Big Beat) という「エレクトロニカ + ロック」(Electronica + Rock) という音楽ジャンル的な仕分けが批評家によって為されてヨーロッパ発で爆発的な人気を獲得しましたが、現在はそのルーツであるジャズやロックをベースにしながらもジャンルを超えて幅広く展開しています。

何らかの理由があるのでしょうが、特徴的な事柄として彼らの楽曲リリースに伴うタイアップを多く数えており、ゲーム、アニメ、テレビ・コマーシャル、映画といったメディアを横断して繰り返し行われてきました。

タイアップとして彼らの楽曲が使用されるのは、映画の劇中で物語を紡ぐために流れる挿入歌やTVコマーシャルでの瞬間的な印象を視聴者に焼き付ける短いフレーズも然ることながら、曲を聴いた人それぞれによって活性化された気分によって自由に想像を掻き立てる「余白(糊代)」が彼らの「音(ビート)」にあるのではと想像しています。

実際にタイアップされたアニメーションとして「アップルシード」"APPLESEED"、「亡念のザムド」"Xam'd: Lost Memories"、「キズナイーバー」"Kiznaiver" を代表とする数多くの作品でオープンニング・テーマに採用されています。

物語に入る前のオープンニングで作品イメージを観客に決定的に印象付ける、或いは、導入部としてある種の先入観を植え付けることで作品の世界観を肥大化させるといった役割を持つ「テーマソング」に採択されるという事柄から鑑みても "BOOM BOOM SATELLITES"(ブンブンサテライツ)が繰り出す「音(ビート)」が「余白(糊代)」として捉えられているのかは定かではありませんが、採用側であるクリエーター達を惹きつけ彼ら自身のイマジネーション増幅させる「何か」を期待していることは確かでしょう。

この続きは以下をご覧ください
http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/super/super57.html

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