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検索シェアばかりか、映画露出でも優勢なGoogle

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Yahoo!辞書 - ぐぐる

ちょっと前の夜に『Knocked Up』という映画を見ていたら、「Googleで何かを検索する(ググる)」という表現が何度か出てきたわ。ある場面では年上の娘が、車の中で何気なく「殺人をググったの」と言ってるし、またある場面ではLeslie Mannの演じる女性がPaul Rudd演じる男に、娘の症状についてGoogleで検索してほしい、娘が水疱瘡なのか発疹なのか知りたいから、と頼んでいた。ほかにも最近『The Bourne Ultimatum』を見たんだけど、その中でもJason BourneがGoogleでエージェントの名前を検索する場面や、カーチェイス中に、ある車に乗っている男達がダッシュボードのナビゲーションシステムでGoogle Mapsを使う場面があったのよ。

もちろんこれらの映画を見ていなくても、映画の中でGoogleが検索エンジンとして選ばれている例は思い浮かぶはず。上に挙げた最初の例は、ウェブで情報を検索することを表す動詞として「Google」を使っていると見なせるけれど(ティッシュがほしいときに、商品名に関係なく「クリネックスない?」と言うみたいに)、『The Bourne Ultimatum』では、はっきりGoogleの製品を使っている役が実際に登場している。どちらにしろ、今やGoogleは明らかに、映画の中で最も優勢な検索エンジンだといえるわ。Yahoo!やMSNで検索する場面が出てくる映画なんて(Askは言わずもがなね)、どれくらいあるのかしら?

映画作品に登場する検索エンジンがGoogleばかりというのは、単に脚本家が既定の存在としてGoogleを選んだだけなのか、それとも意図的な露出戦略なのかしら? 理由はどうあれ、映画での「広告」でYahoo!やMSNが認知度とブランド露出を高められないのはなぜかしら? 彼らには露出戦略を実行することができないの? Kate Hudsonの次の恋愛コメディで、彼女にYahoo!で検索させてみたらどう? Jason Leeが次回の(ブルブルッ)映画『Alvin and the Chipmunks』で、MSNを使って検索してもいいじゃない。それとも、AOLが『You've Got Mail』でやったり、Fed Exが『Cast Away』でやったような「あからさまな映画タイアップ宣伝」はできないかしら(ふむ、どっちもTom Hanksの映画ね……Yahoo!とMSNも、彼にコンタクトしてみたらいいかも)。

ほかにYahoo!とMSNができそうなことといえば、映画の宣伝に力を入れること。「Google Pontiac」のコマーシャルを覚えてる? 典型的なアクションアドベンチャー作品の試写会で、観覧者に「Yahoo!にアクセスして『何かキーワード』を検索しよう」と勧めておいて、実際に検索したら(『Lost』のバイラルコンテンツみたいな)かっこいいページが出てくるようにしてみたらどうかしら。2番手と3番手に位置するYahoo!とMSNが、映画視聴者に対する露出を増やす可能性や方法はいろいろあると思うの。

あなたはどう思う? Googleが映画に何度も登場することに気付いてた? Yahoo!やMSNは、この状況を少しでも変えることができるかしら?

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