ひよっこがマンモスに勝つために考えるべきこと

どこドアマーケ, コンテンツ収集のコツ, 鈴木一平開始したてのひよっこサービスが既存のマンモスサービスに挑むために必要な要素をお話しします。
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2万5千もの大軍を引き連れた大名今川義元に対し、
尾張の大名織田信長が僅か10分の1程とも言われる軍勢で今川義元を討ち取った桶狭間の戦い。

私は小軍が大軍を倒したこの歴史が大好きだ。
自分たちの身近な例だと、ベンチャー企業が大手企業に果敢に挑みいずれ勝利をおさめる感じ。

本日は、開始したてのひよっこサービスが既存のマンモスサービスに挑むために必要な要素をお話しします。

■表向きは一見同じでいい

当社が運営するサービスと同種のマンモスサービスを運営するのは、既に上場しているパブリックカンパニーのC社。
ちなみにいうと業績は右肩上がり、資金は潤沢なIT企業です。

それに対するは、技術者の数が片手で数えられる当社。

単純な話、真っ向勝負で挑んでも中々勝てる見込はありません。

すなわち、新しい機能を追加するといった形で大軍に勝負を挑んでも、その先に待つのは敗北の二文字しかないと考えています。

ですので小軍である我々はITの世界で最たる強みとなる技術面(システム)での勝負をすることは困難なわけです。

よく、「うちには●●の機能があるから▲▲とは差別化されていてココが強みです!」なんて聞きますが、今のご時世、機能面での差別化なんてあってないようなものです。

すぐに模倣されて終わりです。

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※本家のブログではわかりやすくイメージできる画像を公開しております。
BLOG:どこでもドアMarketing
http://ameblo.jp/ippeee-log/entry-10869240963.html
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■コンセプトによる差別化の強さ

では、どうするか?

技術面(ハード)で勝てないなら、一先ずコンセプト面(ソフト)で勝てるポイントを探してみることをお勧めします。

ダニエルピンク著のハイコンセプト にも書いてある事ですが、

「第三の波」である情報化社会が既に終わりを迎えつつあるといわれています。
そして、次に来るのが、「第四の波」コンセプチュアル社会

コンセプチュアルとは、複雑な問題に対する問題解決力や論理性・創造性といった知的ポテンシャルをいいます。

わかりやすくいえば、
情報化社会だからといって、ITや情報に強いくらいでは生き残れない時代になったということです。

これは対個人、対企業、対サービス全てに言えることだと思います。

これからの時代、当然ITの力がなくては生き残れませんが、勝つためにはITだけに依存してはいけないという事です。

話を戻します。

当社の場合、5年にもわたりECを運営してきた中で、ブランドを有するメーカーさんとの長い長いお付き合いがあります。

メーカーさんは一体何を求めているのか。

自社ブランドを今後、どのように永続させていきたいのか。

109系大手ブランドを味方につけるのは至難の業ですが、ここで当サービスの掲げる全く新しいコンセプトと未来を見据えたビジョンをもって共感してもらう必要があります。

この事を考えるときに、いつも頭に浮かぶのは、

孫社長率いるソフトバンク社がまだ小さく力もない企業だった頃に、当時、関西大手の上新電機とソフト販売の独占契約ができたという実話です。

やってやれなことは無いはず、と自信を奮い立たせるにはもってこいの逸話だと思いますので皆さんもこの話を胸に秘めておいて下さい。

ひよっこサービスがマンモスサービスに勝つ方法。

それは、協力者が心から共感を覚えるコンセプトを掲げる事にしかないはずです。

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