朝日広告社が新たな市場を創造するチーム「ASAKO Critical Concept Center」を発足

生活に身近だが見落とされがちな社会課題から、共感と波及力のあるコンセプトを開発

朝日広告社は、新市場を創造する専門ソリューションチーム「ASAKO Critical Concept Center」を発足したと2月4日に発表した。商品やサービスの売上や事業拡大に課題を持つ企業を対象に、生活者の身近な課題で見落とされていた共感性の高いニーズを発見し、独自の視点で開発した「クリティカルコンセプト」を通じて商品・サービスの新たな側面を発掘して、生活者に共感される新市場の創造を支援する。

「クリティカルコンセプト」構造図

「戦争」「貧困」「環境問題」などの大きな課題ではなく、そうした課題の陰で見落とされがちな暮らしの中にある身近な社会課題にフォーカスする。その中から独自性と高い共感性がある課題を、今までにないコンセプトを生み出す「種=クリティカルシード」として発掘し、随時公開する。企業の商品・サービスとクリティカルシードを掛け合わせて、生活者に共感され、波及力のあるクリティカルコンセプトを開発・提供する。

クリティカルシードの例として、3日に1回程度は雨が降る日本で気分が落ち込む「雨の日の憂鬱さ」を解消する「雨の日をもっと楽しもう」がある。このシードとフィットネス事業を掛け合わせ、クリティカルコンセプト「雨の日こそランニングでリフレッシュしよう」を開発する。有名アスリートと一緒に走れる「オンラインレインリフレッシュマラソン」を展開して、フィットネスに縁がなかった人に発信して新市場を創造する。

クリティカルシード・クリティカルコンセプト例
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