オムニチュア、訪問者特性を分析して視覚化するアクセス解析ツール「Discover 2」発表
企業のオンラインビジネス最適化サービスを提供するオムニチュア株式会社は2月6日、アクセス解析ツール「Omniture Discover 2(オムニチュアディスカバー2)」の提供を開始した。
Omniture Discover 2は、訪問者の行動をセグメント別に分析、視覚化することで、セグメントの特性を把握できる。経営者向けのKPI(主要業績評価指標)ダッシュボード、一般のビジネスユーザー向けの帳票、またデータ分析の専門家の自由探求型の解析など用途に応じたさまざまな機能を提供する。
![Discover 2のレポート画面。クロス集計や指標の追加、セグメンテーションや比較レポートの作成などがドラッグ&ドロップでできる。](https://webtan.impress.co.jp/sites/default/files/images/blank.gif)
Omniture Discover 2の主な機能
- セグメンテーション機能
セグメントの定義とKPIの作成・比較をリアルタイムで行い、未定義のセグメントの発掘や、既存顧客セグメントの価値の向上を行うことができる。
- 多次元サイト分析
顧客セグメントごとの複雑なサイト上の行動を色、大きさ、位置、動き、体積などで視覚化する。
サイト分析の画面。立体化されたビジュアルレポートで指標を表示する。 - 仮想フォーカスグループ
任意の属性で絞り込んだ仮想フォーカスグループのサイト内行動を分析。
- フォールアウト分析
コンバージョンステップを動的に定義し、分析を行い、コンバージョン率の改善や複数セッションに渡るコンバージョンの分析を行う。
フォールアウト分析の画面。設定できるチェックポイントの数は無制限である。 - 動的パス分析
任意の訪問者のサイト内のパスをツリー構造で無制限に表示し、任意のページをクリックすると、次のフローが展開できる。キャンペーン単位のコンバージョン、コンテンツの配置、ナビゲーション構造の最適化に活用できる。
またDiscover 2は、ウェブベースの解析ツール「Omniture SiteCatalyst」と連携しているため、SiteCatalystと併用する必要があるが、新たに別のツールを利用する際にありがちな余分な作業が発生する心配もない。ちなみに、オムニチュアの提供するSiteCatalystは、全世界で4000社以上、日本でも200社以上の導入実績をもつ。
Omniture,Inc.
http://www.omniture.com/
オムニチュア株式会社
http://www.omniture.jp/
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