イーシーキューブが世界的な決済プラットフォーム「Stripe」との協業を開始
国内ECの決済体験向上やグローバル化の推進が目的、「EC-CUBE」の世界展開も
4/15 7:02 EC/ネットショップ | その他
マーケティングDX(デジタル変革)支援サービス事業のイルグルムの子会社でECプラットフォーム事業のイーシーキューブは、インターネット向け金融インフラ事業の米国Stripe(ストライプ)が展開する世界的な決済プラットフォーム「Stripe」との協業を始めた、と4月14日発表した。国内のECの決済体験向上やグローバル化の推進を目的にする。
プラットフォームのStripeは世界数百万以上の企業が利用し、2024年の年間決済総額は世界のGDPの1.3%にあたる1.4兆ドル(約210兆円)を越えた。さまざまな支払方法や事業規模に対応。日本でも世界の顧客から支払いを受けられ、世界中の決済データの学習による不正利用の防止というセキュリティ面からも注目され、一層の普及が見込まれる。
イーシーキューブは、同社が提供しているオープンソースのECサイト構築パッケージ「EC-CUBE」とStripeの親和性が高いことから、協業を決めた。双方の強みを生かして国内のEC市場で事業を進めるとともに、EC-CUBEの世界展開も協力して推進。Stripeのマーケットプレイス「Stripe Apps」にアプリを公開した。日本企業では初めてという。
EC-CUBEでのStripe利用には「EC-CUBE用Stripe決済プラグイン」を使う。各国の決済機能が設定だけで実装でき、クレジットカード、コンビニ、デビッドカード、ウォレット、アプリなど各種の決済方法が利用可能になる。EC-CUBE側の注文管理とStirpe側の支払い管理を継ぎ目なく連携させることで、注文と決済の状況がリアルタイムに分かる。

ソーシャルもやってます!