動画広告市場が爆伸び中! 2028年には1.1兆円突破の見通し【サイバーエージェント調べ】

2024年の国内動画広告市場は7,249億円に達し、特にスマホ・コネクテッドTV・縦型動画広告が成長を牽引。2028年には1.1兆円規模に拡大する見込み。

サイバーエージェントは、デジタルインファクトと共同で、国内動画広告の市場調査を実施した。本調査は今回で11回目。

インターネットを通して配信される動画広告の年間広告出稿額を推計し市場規模予測を算出しており、動画広告市場の推計・予測を、【広告デバイス別】【広告商品別】【縦型動画広告の推計・予測】の3項目で算出している。

動画広告市場推計・予測 <デバイス別> (2023年~2028年)

2024年の動画広告市場規模は、昨年対比115.9%となる7,249億円。スマートフォン向け動画広告需要は、昨年対比113.9%の5,750億円にのぼり、動画広告市場全体の79%を占めている。また、コネクテッドテレビ向け動画広告需要は、昨年対比137.8%となる1,020億円となった。

2028年には、動画広告市場は、1兆1,471億円に達する見込みだ。

動画広告市場推計・予測 <デバイス別> (2023年~2028年)

広告商品別でみると、2024年の動画広告市場では、コネクテッドテレビ向け広告を含むインストリーム動画広告の需要が大きく増加し、市場全体の成長をけん引した。縦型動画広告の需要も大幅に増加し、新たな市場を開拓しながら、動画広告市場全体の成長を後押しした。

動画広告市場のうち縦型動画広告の占める割合が、2023年は8.4%で2024年は4ポイント増加の12.4%に拡大した。2028年には、全体のうち18.2%を縦型動画広告が占めると予測している。

動画広告市場推計・予測 <広告商品別> (2023年~2028年)

縦型動画広告の需要が拡大

動画広告市場のなかで、縦型動画広告に絞って市場規模を見ると、2024年の縦型動画広告の市場規模は昨年対比171.1%、900億円に達した。2028年の市場規模は2088億円に達する見込み。

縦型動画広告需要の推計・予測 (2023年~2028年)

調査概要 

  • 調査主体:株式会社サイバーエージェント
  • 調査時期:2024年9月から12月
  • 調査方法:動画広告市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
  • 調査対象:動画広告市場
  • 調査機関:株式会社 デジタルインファクト
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