ネオマーケティングが自由回答の質を向上させる「チャットアンケート」サービス開始

業務提携したヴィアゲートのマーケティングリサーチプラットフォーム「エモミル」で提供

マーケティング支援事業のネオマーケティングは、通常のアンケート形式にチャット形式を取り入れた「チャットアンケート」サービスの提供を始めたと2月3日に発表した。マーケティングリサーチプラットフォーム「エモミル」の開発・運営のヴィアゲートと業務提携し、エモミルで運用して業務提携企業に提供している。自由回答の質を飛躍的に向上させる新たなリサーチ手法として、定性的定量調査やコンセプト評価への応用を目指す。

回答内容の理解と新たな質問の生成

エモミルに搭載されたAI(人工知能)インタビューシステムは、チャットボット(自動応答システム)が回答者へあらかじめ決められた定型文の質問を投げかけるだけの従来型インタビューと異なり、モニター1人1人のコンテキスト(背景)に最適化された会話の提供するパーソナルインタラクティブが特徴。AIによる「回答内容の理解」と「回答内容に応じた自然な質問の生成」を可能にした。

AIが幅広い会話ラリーを行うことで、従来型インタビューと比較してより広くて深い、価値あるモニター回答の収集を実現する。検証ではチャット形式の自由回答が通常のアンケート記述欄に比べて品質が78.6%、回答文字数が約1.3倍向上した。インターネットアンケートは自由回答欄の内容が薄く、「特になし」や「意味のない文字列」が多く見られる品質が課題だった。このため回答者が慣れ親しんでいるチャット形式を採用した。

ネオマーケティング「チャットアンケート」への提供
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