自分を客観視できている人は何%? 失敗の最多は「人間関係への悪影響」【ビズヒッツ調べ】
ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、「仕事のなかで自分を客観的に見る方法」に関する調査結果を発表した。10代~60代以上の働く男女500人が回答している。
6割以上の人が「自分を客観視できている」というが、失敗している人も半数超え
まず「仕事をする中で自分を客観的に見ているか」と聞くと、「とても見ている」7.0%、「まあ見ている」56.8%で、あわせて63.8%が自分を客観視しているとした。
一方で「自分を客観的に見られないことが原因で、失敗したことがあるか」を聞くと、「よくある」6.0%、「たまにある」46.0%と、あわせて半数を超えている。自分を客観視できているはずなのに、それでも失敗する人が多いようだ。
「自分を客観的に見られないことが原因で起きた仕事の失敗」の内容を詳しく聞くと、「人間関係・連携がうまくいかない」106人が最多で、「ミスが発生した」38人、「積極性がなくチャレンジできない」35人、4位「スケジュール通りに進まない」28人、「感情的な対応をした」22人などが続いた。単純ミスだけでなく、人間関係が悪化したり消極的になったり影響範囲は広い。
具体的には「自分の意見を押し通し、相手を傷つけた」「仕事上で熱くなった」「先入観で正しいと思い込んでしまい、ミスしてしまった」「自己評価が低く、昇進のテストを受けなかった」「自分のやり方に固執して作業に時間がかかってしまった」「自分の実力を過大評価して厳しい納期を設定した結果、納期を守れなかった」といった意見があがっている。
なお「仕事をするなかで自分を客観的な視点で見るための方法」については、「自分の言動を振り返る」127人、「周りの意見を聞く」82人、「感情的にならないよう心がける」66人、「相手の立場になって考える」47人、「本などで勉強する」37人といったものが上位だった。
調査概要
- 【調査対象】10代~60代以上の働く男女
- 【調査方法】インターネットによる任意回答
- 【調査期間】2023年7月23日~26日
- 【有効回答数】500人(女性321人/男性178人)
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