テレワークのセキュリティ対策は「最新のウイルス対策ソフトを利用」「OSのアップデート」が約4割【モバ研調べ】

在宅勤務でのセキュリティ対策、事務・技術職は平均よりも実施率高め。

今井扶美(Web担編集部)

2023年2月20日 16:00

NTTドコモモバイル社会研究所は、2022年2月にテレワークのセキュリティに関する調査を実施した。全国の15~79歳男女6,240名が回答している。

リモートでのセキュリティ対策は「最新のソフトを利用」が約4割

テレワークのセキュリティ対策(複数回答)

テレワークでのセキュリティ対策としては、「最新のセキュリティソフト(ウイルス・危険サイトなどへの対策)を利用」が38.8%と最も多く、以下「OSやソフトウェアを最新のバージョンにアップデート」、「端末ロック(パスワード、指紋認証など)を利用」と続いた。2021年との比較では、それぞれの項目で若干の増減があったものの、大きな変化は見られなかった。

職業別テレワークのセキュリティ対策(複数回答)

職業別に見ると、事務・技術系従事者(サラリーマンや公務員などのオフィスワーカー)においては、どの項目でもセキュリティ対策の実施率が平均より高いことがわかった。

調査概要

  • 【調査方法】Web
  • 【調査対象】全国の15~79歳男女
  • 【有効回答数】6,240名
  • 【調査時期】2022年2月
この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる