テレビ離れはウソ? ホント? 情報収集は「テレビ」が最多の約7割、20代以降はSNSがトップ【ドコモ・モバ研調べ】

週1回以上アクセスし、情報を得ているメディアは? 30~70代では「テレビ」が最多、10~20代では「ソーシャルメディア」がトップ。

NTTドコモ モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ所有者が週1回以上アクセスし、日常的にニュース情報(報道)を得ているメディア」についての調査を実施した。15~79歳男女7,050名が回答している。

「テレビ」が最多で約7割、「新聞」は年々減少し約4割に

メディア利用率の推移(2010年~2022年)

調査によると、2022年現在でも「テレビ」の利用が最も多いことが分かった。2010年からの推移を見ても、毎年約7割の人がテレビから日常的にニュース情報を得ていることがわかる。

一方、「新聞」については、年々緩やかに減少しており、2010年には60.7%の人が新聞を読んでいたのが、2022年には41.4%まで低下した。

年代別メディア利用率(2022年)

年代別に見てみると、30~70代では「テレビ」が最も高いが、10~20代では「ソーシャルメディア」がトップとなった。特に60~70代のシニア世代では、約9割の人が「テレビ」からニュース情報を得ている。

年齢が高くなるにつれ、「ソーシャルメディア」の使用は少なくなるが、逆に「新聞」を読んでいる割合は増加する。また、70代では約3割の人が「ラジオ」を聞いており、根強い人気がうかがえる。

学生はテレビ・新聞を見ない? オールドメディア離れが明らかに

職業別「テレビ」からニュースを得ている割合(2022年)
職業別「新聞」からニュースを得ている割合(2022年)

続いて、「テレビ」「新聞」から情報を得ている人について職業別で見ると、「テレビ」を見ているのは無職、専業主婦(主夫)が8割以上となった。
一方で、「新聞」を読んでいるのは自営業、経営者・役員、無職、専業主婦(主夫)が半数を超える結果となった。

学生については、「テレビ」「新聞」両方ともに一番低い結果となり、学生のテレビ・新聞などのオールドメディア離れが明らかになった。

調査概要

  • 調査方法:Web
  • 調査対象:全国・15~79歳男女
  • 有効回答数:7,050名
  • 調査時期:2022年1月
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