友だちがいるかいないか、20代~60代はほぼ半々。疎遠になる理由「コロナ観・政治思想・経済格差」のうち最も多かったのは?【ビッグローブ調べ】
ビッグローブ(BIGLOBE)は、「若年層の意識調査」第4弾の結果を発表した。若年層に焦点を当て、「友だちの有無」「疎遠になる理由(政治思想、経済格差など)」「友だちの幸せ」などを1,000人に聞いている。
友だちがいるかいないか、20代~60代ではほぼ真っ二つに分かれる
まず「友だちがいるか」を全体に聞くと、10代~60代の全年代で40代のみ「いない(あてはまる+ややあてはまる)」52.0%で「いる」を上回った。ちなみに「いない」は、10代で35.0%、20代で49.8%、50代で48.0%などとなっており、20代~60代ではほぼ真っ二つに「いる・いない」が分かれる。
「友だちと頻繁に会いたいと思うか」を聞くと、「思う+やや思う」は10代が特に高く66.0%。年齢が上がるほどその数値は下がっていくことが判明した。年齢があがるといまさら友だちと会うのも面倒になるのかもしれない。
なお「オンラインでしかやり取りしたことのない友だちがいるか」を聞くと、「あてはまる+ややあてはまる」は10代の51.0%がもっとも高く、これも年齢があがるほど少なくなっていた。
友だちや家族と疎遠になる理由、「コロナ観」が最多か
次に「知人・友人、家族と疎遠になったことがある」という人に、「新型コロナへの考え方」「政治思想の違い」「経済格差」が理由かをそれぞれ聞いた。
その結果、10代・20代・30代では「新型コロナへの考え方の違い」が特に多かった。新型コロナ関連では、マスク着用、ワクチン接種、飲食店への支援策、渡航制限などで意見がわかれることが多く、それが反映された形だ。
「政治思想の違い」は、10代は少ないが20代・30代ではコロナ観と並ぶ。「経済格差」は、10代・20代・30代が多い一方で、40代になると大幅に減少することも判明した。
なお「自分や家族、友人が幸せなら、それで良いと考えたことがあるか」という質問には、全年代の7割近くが「ある+ややある」と回答している。
調査概要
- 【調査対象】全国の18歳~69歳の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2022年9月8日~9日
- 【有効回答数】1,000人(18歳・19歳:100人、20代:500人、30代・40代・50代・60代:各100人)
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