「不審な電話」「見慣れない書類」「カレンダーのメモ」に兆候あり! いま高齢者が騙されやすいトラブル10選【国民生活センター調べ】

困ったときは、最寄りの消費生活センターなどにすぐ相談。ホットラインは「188」!

国民生活センターは9月19日の敬老の日に合わせ、「高齢者とそのまわりの方に気を付けてほしい消費者トラブル 最新10選」を発表した。全国の消費生活センターなどに寄せられた相談・公表資料などから、特に気を付けてほしい消費者トラブルについてまとめた内容となっている。

アナログ詐欺・デジタル詐欺、どちらも“心の隙”を突いてくる

「高齢者とそのまわりの方に気を付けてほしい消費者トラブル 最新10選」として発表されたのは以下の10項目だ。

  1. 屋根や外壁、水回りなどの【住宅修理】
  2. 保険金で住宅修理できると勧誘する【保険金の申請サポート】
  3. インターネットや電話、電力・ガスの【契約切替】
  4. 【スマホ】のトラブル
  5. 健康食品や化粧品、医薬品などの【定期購入】
  6. パソコンの【サポート詐欺】
  7. 偽メール・偽SMSによる【架空請求】
  8. 在宅時の突然の【訪問勧誘、電話勧誘】
  9. 【不安をあおる、同情や好意につけ込む勧誘】
  10. 便利でも注意【インターネット通販】

古典的な詐欺も多いが、デジタルやスマホ活用が拡大したことで、そうした領域の知識不備を狙った詐欺も増えているようだ。

これに対し国民生活センターは、最寄りの消費生活センターなどを案内してくれる電話番号「188」(いやや!)をホットラインとして紹介している。契約について不安に思ったり、トラブルにあったりした場合には、気軽に連絡するのがいいだろう。

さらに身近な高齢者の様子において、「家に見慣れない人が出入りしていないか」「不審な電話のやりとりがないか」「不審な書類や名刺などがないか」「カレンダーに見慣れない事業者名の書き込みがないか」といった、見守りの際の注意点をリストアップしたデータを公開している。

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