不自然に安いお米の通販サイトに注意、詐欺サイトの横行で国民生活センターが注意喚起

クレジットカード決済しても商品が届かなかったり全く別の商品の領収書が届いたりする

国民生活センターは5月20日、米の価格高騰に便乗した詐欺サイトへの注意を発表した。通常価格より不自然に安い価格で米を販売し、クレジットカードで決済しても商品が届かなかったり、全く別の商品の領収書が届いたりする。見分けるチェックリストとして、「日本語が正しくない」「価格が通常より不自然に安い」「事業者情報が不明確または虚偽」「問い合わせ先がフリーメールアドレス」「電話番号が通じない」等を挙げている。

お米の詐欺サイトを避けるためのチェックポイント

急増している相談事例では、20代の男性が国産米10キロを通常価格4250円のところ1275円の格安価格で見つけ、2袋注文して合計4050円をクレジットカード決済したが注文完了メールが届かず、サイトに記載された電話番号も使われていなかった。50代の女性は画像投稿アプリの広告から米を注文したところ、サングラスの領収書がメールで届き、クレジットカードの利用明細には海外での決済記録が残っていた。

同センターは、通販サイトを利用する際には「会社概要」や「特定商取引法に基づく表記」をしっかり確認し、記載された情報をインターネット検索などで裏付けることを推奨。トラブルに遭った場合は、直ちにクレジットカード会社に連絡するとともに、消費者ホットライン「188(いやや!)」や、海外業者とのトラブルを扱う越境消費者センター(CCJ)に相談するよう呼びかけている。

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