大学4年生「自分は結婚しない」過去最高に、結婚しても男子3割「相手は専業」希望【マイナビ調べ】
「育児休業を取って積極的に子育てしたい」割合は男女ともに半数超。
2022/6/2 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
マイナビは、「大学生のライフスタイル調査」の結果を発表した。2023年卒の大学生・大学院生が対象で、3,756名から回答を得ている。調査時期は2021年11月26日~12月22日で、現時点(2022年5月)では大学4年生などにあたる。
働き方も子育てもバランスが難しい? 進む二極化
まず全体に「結婚後の仕事に関する考え」を聞くと、「夫婦共働き」を希望したのは、男子59.9%(前年比1.0ポイント増)、女子74.5%(前年比0.8ポイント減)だった。「主に自分の収入のみで生活するのが望ましい」は男子27.6%に対し女子1.5%だった。もともと男女差がある項目だが、現在の大学生でも男子の3割ほどが「専業主婦になってほしい」と考えていることになる。
また、「結婚せず自分の収入のみで生活するのが望ましい」と独身ライフを選んだ人が、初めて男女ともに10%を突破。調査開始からの8年で過去最高となっている。
「子育て・育休」への考えを聞くと、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」は、男子59.9%(前年比3.4ポイント増)、女子68.0%(前年比1.9ポイント減)で、男子は過去最高値を4年連続で更新している。女子は徐々に減少しており、今後数年で逆転の可能性が出てきた。
一方で「子供は欲しくない」も増加傾向を見せており、男女ともに最高値を更新している。女子は14.5%で男子7.5%のほぼ倍だ。
このほか「興味のある社会問題」は、前年1位(52.1%)だった「伝染病・感染症対策」がほぼ半減し24.7%となり、前年2位の「少子化・働く女性支援」33.2%が1位だった。
調査概要
- 【調査対象】2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生(調査時点)
- 【調査方法】マイナビ2023の会員に対するWebアンケート
- 【調査時期】2021年11月26日~12月22日
- 【有効回答数】3,756名(文系男子663名 理系男子688名 文系女子1,609名 理系女子796名)
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