妻のお小遣い平均は専業主婦7,876円/共働き24,671円。理想のお小遣いの半分以下【ビズヒッツ調べ】

お小遣いの出どころは、専業主婦の場合夫の給料。共働き妻の場合、自分の給料。使い道は服・化粧品・美容院代・交際費など。

ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、「妻のお小遣い平均額」や「お小遣いの使い道」などについて既婚女性1,000人にアンケート調査を行った。

妻のお小遣い平均:専業主婦7,876円/共働き24,671円

妻のお小遣いを「専業主婦」と「共働き(パート・アルバイト含む)」別に聞くと、ボリュームゾーンは専業主婦が1万円前後、共働き妻が2万円前後という結果になった。ボリュームゾーンの平均値を見ると、専業主婦は平均7,876円、共働き妻は24,671円となった。

また、専業主婦で「お小遣いがない」と回答した人は15%もいるが、交際費や化粧品、服装代を「消費支出」として家計から直接出しているケースがあるため、一概に「お小遣いがない=自分の自由になるお金がない」とは言えない。

お小遣いの捻出元:専業主婦は「夫の給料から」共働きは「自分の給料から」

「お小遣いはどこから捻出しているのか」を聞くと、専業主婦は「夫の給料から」、共働きは「自分の給料から」が1位となった。また、どちらも2位に「家計の余り」が並んだ。食費や光熱費など「生活費」をやりくりし、家計の余りをお小遣いにしているようだ。

特に収入がない専業主婦は、約4割が「夫の給料」からお小遣いを得ず、家計や自分の貯金から捻出している。

その理由として以下が挙がった。

  • 夫の給料が少なく妻のお小遣いにまわせない
  • 十分な生活費をもらっているので、その中からお小遣いを捻出できる
  • 夫からお小遣いをもらうのに抵抗がある
  • 夫に対して「養ってもらっている」負い目があり、お小遣いをもらうのは申し訳ない

共働き妻の場合は2人に1人以上が「自分の給料からお小遣いを捻出している」とし、「5万円以上のお小遣いがある」と回答した内の8割以上が「自分の給料から」としている。

一方、「夫の給料」や「夫婦の給料」からお小遣いを得ている人の約7割は2万円以下であり、専業主婦と同様「夫からお小遣いをもらうのは気が引ける」という妻の心理が読み取れる。

また、以下の回答も得られた。

  • 自分の給料は全てお小遣いにしていいと言われている
  • 自分の給料から一定額の生活費を入れればあとは自由に使える
  • 夫の給料は「生活費」、妻の給料は「貯蓄+お小遣い」と夫婦で分担している

お小遣いの使い道:「服飾品」「化粧品」「美容院代」が上位

「お小遣いの使い道」を聞くと、専業主婦、共働き妻ともに1~5位は「服飾品」「化粧品・美容院代」「交際費」「自分用スイーツ・エステ代など」「趣味」が並んだ。

1位、2位に服飾品と化粧品・美容院代が並んだのは、女性にとって必要なもので最優先の出費であるためだろう。実際、お小遣いがない人・少ない人は、家計などからお小遣いを捻出し、美容院に行く回数を減らす、プチプラのコスメを買うなどの工夫をしているようだ。

理想のお小遣い額は「現在のお小遣いの2~3倍」

「理想のお小遣い額」を聞いたところ、専業主婦は3万円、共働き妻は5万円が1位となった。理想のお小遣いとして、現在のお小遣いの2倍から3倍を希望している人が多いようだ。

調査概要

  • 【調査対象】全国の既婚女性
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査時期】2019年10月
  • 【有効回答数】1,000人
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