そもそも忘年会って意味あったの? 今年の忘年会は「予定なし」が8割近く!【クロス・マーケティング調べ】

「もともと忘年会には行きたくない」と思っていたのが、コロナでさらに加速。

クロス・マーケティングは、「忘年会に関する調査(2021年)」の結果を発表した。全国1,100人を対象に、今年の忘年会の予定、忘年会に対する考え方、理想の忘年会、忘年会で気になることなどを聞いている。

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コロナ禍を経て問われる「そもそも忘年会って意味あるの?」

まず「今年の忘年会の予定」を聞くと、「対面・オンラインを問わず、予定はない」とした人が77.4%で、圧倒的多数だった。残りのうち19.8%が「対面の忘年会」、2.2%が「オンラインの忘年会」を予定していた。0.6%は「対面もオンラインも」予定しているという。

一方「忘年会への気持ち」を聞くと、48.2%とほぼ半数が「もともと忘年会には行きたくない」と、そもそも忘年会をネガティブに捉えていた。残る半数も、「いまはまだ参加しないでおく」16.0%、「人数や場所によるのでどちらともいえない」18.7%などが多く、積極的に参加したい人は2割未満なのが現状のようだ。

続いて「どのような忘年会が良いか」を聞くと、「なるべく少人数がいい」41.0%が最多で、以下「コロナ対策をしっかりしているところ」25.4%、「久し振りに会う人と飲みたい」20.5%、「客がマナー・節度を守っている店が良い」20.1%が上位だった。忘年会の規模だけでなく、店のコロナ対策、他席の客の行動なども気になるところだ。

また「気になること・もやもやしそうなこと」では、僅差ながら「そもそも忘年会の意義を感じていない」17.7%がトップとなった。その他も否定的な観測が多く、コロナ禍を経て忘年会の存在意義自体が問われる状況になったようだ。

調査概要

  • 【調査対象】全国20~69歳の男女
  • 【調査方法】インターネットリサーチ(アンケートツール「QiQUMO」使用)
  • 【調査時期】2021年11月19日~21日
  • 【有効回答数】1,100サンプル(人口構成比に基づいて割付)
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