上司とのコミュニケーション、もっとも満足度が高いのは20代男性・低いのは40代女性【アスマーク調べ】

社内コミュニケーションや忘年会などの社内イベントについて調査。俗説に一石を投じる結果が明らかに。

アスマークは、社内コミュニケーションに関するアンケート調査の結果を発表した。20代以上の男女有職者400名から回答を得た。

社内コミュニケーションについては、「若い層は、コミュニケーションがとれない」「若い層は、飲み会などの社内イベントに参加したがらない」といった説、あるいは「社内イベントはしたほうがいい/しないほうがいい」と食い違う意見が、さまざまに語られている。こうした俗説の実状を、改めて調査した内容だ。

同僚とのコミュニケーションについて半数以上が「満足」

まず「同僚とのコミュニケーション」について聞くと、全体の57.6%と、半数以上が「非常に満足」「満足」と回答。ただしこれを性年代別で見ると、唯一、女性40代のみ46.0%で半数を下回っている。この層は「どちらともいえない」42.0%も他と比較して高く、同僚とのコミュニケーションに慎重な様子が伺える。逆に男性20代は「非常に満足」「満足」の合計が64.0%と、全体平均を大きく上回り、女性40代と18.0ポイントの差が付いている。

中途入社歴で見ると、5社以上を経験している社員は、同僚とのコミュニケーションに関する満足度が全体より12.4ポイント低くなり、不満度が高い。所属している拠点規模で見ると、10~100人規模では不満度が高いが、5~10人の少人数、逆に100名以上の規模になると、満足度が高くなる傾向が見られた。200人以上では71.4%に達する。

同僚とのコミュニケーションについては、単純に年齢だけでなく、男女の性別、転職経験、役職、拠点規模などを加味して語られるべき事項であることが伺える。

同僚とのコミュニケーション

上司とのコミュニケーション満足度、30代に大きく落ち込む傾向

次に、「上司とのコミュニケーション」について焦点を当てると、全体で「非常に満足」「満足」の合計は48.9%。性別では、「同僚とのコミュニケーション」の満足度は、男性のほうが高かったが、「上司とのコミュニケーション」の満足度でも、男性のほうが高い。

性年代別で見ると、20代の男性は、上司とのコミュニケーション満足度は62.0%で、全体より13.1ポイント高い。これに次ぐのは男性50代以上で59.0%。ただし男性30代は40.8%と急激に落ち込みを見せる。

一方女性を見ると、ここでも女性40代は満足度が低く40.0%。女性50代以上も42.9%にとどまっている。「30代になって部下を持つとともに、上司とのコミュニケーションも複雑化する」「男性40代以上はキャリアが成熟するが、女性40代以上は状況が変わらず、上司との違和感が高まる」といった状況が多いのかもしれない。

上司とのコミュニケーション

部下とのコミュニケーションは5割以上が満足

同様に、「部下とのコミュニケーション」について見ると、40代は満足度が低いが、50代以上になると全体よりも10ポイント以上満足度が高くなる。とくに、経営者・部長クラスは4人中3人が部下とのコミュニケーションに満足している。前出の「上司とのコミュニケーション満足度」と、合わせ鏡の視点だと言える。

部下とのコミュニケーション

「歓迎会/送迎会」「新年会/忘年会」は6割以上が参加意欲あり

「歓迎会/送迎会」「新年会/忘年会」、あるいは「社員旅行」「お花見」「バーベキュー」「カラオケ」「誕生日会」「運動会」など、さまざまな社内イベント(社員のみが参加するイベント)について、参加意欲を聞いた。

これについて、全体の参加意欲は48.0%(参加したい、なるべく参加したいの合計)。イベント別では、「歓迎会/送迎会」63.8%、「新年会/忘年会」62.5%は、6割以上が参加意欲を持っていることが判明。以下「定期的な飲み会」45.5%、「お花見」41.3%などが続く。「バーベキュー」39.6%、「社員旅行」37.3%もそこまで低くなく、近年よく言われる「会社員のイベント離れ」はケースバイケースと考えられる。

社内イベントへの参加意欲

ただし役職別で見ると、「経営者・部長クラス」の参加意欲(参加したい、なるべく参加したいの合計)が62.2%なのに対し、一般社員は32.0%にまで落ち込む。やはり“上下関係のしがらみ”が、参加意欲に影響していることは明らかだ。

役職別で見た社内イベントへの参加意欲

社内イベント参加と業務パフォーマンス向上、女性・若手ほど否定的

「こうした社内イベントを重ねることで親睦が深まり、風通しよくコミュニケーションでき、業務パフォーマンスが向上する」という言説がある。一方で、「個々人の時間を大切にしたい若手などは、社内イベントに参加したがらず、むしろコミュニケーションが不調になる」という言説もある。

そこで、当事者である対象に「社内イベントに参加すると、通常の業務でのパフォーマンスが変わるか」を聞くと、全体では「上がる」31.8%、「あまり変わらない」60.3%、「下がる」8.0%だった。

これを性別で見ると、男性は「上がる」38.0%に上昇するが、女性は「上がる」25.5%に下降する。さらに性年代別で見ると、男性20代は「上がる」26.0%、女性20代は「上がる」20.0%と、やはり若い層は、社内イベント参加は業務パフォーマンス向上につながると感じていないことが浮き彫りとなった。とくに20代女性は「下がる」14.0%となり、明確に否定する人も増える。

また役職別で見ると、一般社員は7割以上が社内イベントに参加しても業務パフォーマンスは変わらない、またはパフォーマンスが下がると回答している。

以上より、「歓迎会/送迎会、新年会/忘年会などに参加することはかまわないが、それと業務パフォーマンスは切り離して考えている」という人が若いほど多いと考えられる。

社内イベント参加と業務パフォーマンス向上の関係

調査概要

  • 【調査内容】社内コミュニケーションに関するアンケート調査
  • 【調査対象】全国20代以上の男女有職者
  • 【調査期間】2019年4月24日~25日
  • 【調査方法】インターネット調査(アスマークの自社モニター )
  • 【サンプル数】400
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