連休明けからもう残業する? 40代男性の3人に1人は「残業時はダラダラ働いている」【アスマーク調べ】

性年代別で「残業のパフォーマンス」に意識の差も。20代女性は「とても高い」と感じる人が多い。

アスマークは、「残業」に関する調査結果を発表した。残業の実態、イメージ、平均残業時間、その理由などを聞いている。

残業の理由は「業務が終わらない」が6割超

まず、「月の平均残業時間」を選択式で聞くと上位は、「10時間未満」27.9%、「10時間~30時間」26.9%、「残業はない」26.6%だった。4人に1人は残業がない一方、半数超が10~45時間ほど残業をしていた。

「残業の理由」についても選択式で聞くと、全体では「業務が終わらない」61.8%が最多で、「プラスでやっておきたい業務がある」18.9%、「残業代が欲しい」8.8%がそれに続いた。

性年代別で見ると、20代男性は「プラスでやっておきたい業務がある」と「残業代が欲しい」が全体よりかなり多い。30代女性・50代女性は「業務が終わらない」がやや高い。役職別では、上層部ほど「プラスでやっておきたい業務がある」が増え、経営層・役員クラスでは5割を占めている。

「定時内と比べた際の、残業時のパフォーマンス」について聞くと、全体で52.5%が「定時と同じ」とし、残りを高い派と低い派でわけあっている。

性年代別で見ると、20代女性は「とても高い」が9.0%と突出している。逆に20代男性は3%にとどまっている。ただし「どちらかというと高い」は、20代男性の26.0%が最も多く、女性20代は15.0%と低めの数字となっており、同年代の同性でも、かなりの意識差があることがわかる。「パフォーマンスがとても低い・どちらかというと低い」の合計を見ると、20代女性が30.0%、そして40代男性が32.0%と高い。

「残業時の働き方」についても見ると、全体では「バリバリ働いている」59.8%なのに対し、20代女性は51.0%、40代男性は48.0%にとどまっており、「ダラダラと働いている」という人が多い層であることがわかる。40代男性で「ダラダラと働いている」とした人は34.0%と、3人に1人が該当した。

なお「残業代が欲しい」ため残業している層も、「ダラダラ働いている」「あまり仕事をしていない」が高い傾向が見られた。

調査概要

  • 【調査対象】20~59歳の男女
  • 【調査方法】Webアンケート
  • 【調査時期】2021年4月11日~13日
  • 【サンプル数】800人
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