正社員の初年度年収、2021年6月平均は「454.3万円」。前月から3.9万円の増加【マイナビ調べ】

業種別の平均初年度年収では「コンサルティング」515.7万円がトップ。

マイナビが運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」は、「2021年6月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」を発表した。マイナビ転職に掲載された求人について、「平均初年度年収」を未経験・経験者求人別に集計している。

経験者募集がここ数か月増加

それによると、6月の全国平均初年度年収は、454.3万円で、前月の450.4万円から3.9万円(0.9%)の増加を見せた。前年同月からも3.0万円(0.7%)増加となる。

募集条件別平均初年度年収推移<全国>

経験者・未経験者の求人割合を見ると、未経験者62.1%:経験者37.9%で、経験者募集がここ数か月増加を見せている。

掲載求人の募集条件比率推移

業種別の平均初年度年収では、「コンサルティング」がもっとも高く515.7万円。以下「IT・通信・インターネット」505.3万円、「不動産・建設・設備」492.0万円が続いた。

平均初年度年収ランキング(2021年6月度)<業種別>

調査概要

  • 【調査対象】該当月に、総合転職情報サイト「マイナビ転職」に掲載開始された求人情報を集計
  • 【初年度年収の計算方法】マイナビ転職では、初年度年収は求人ごとに幅をもって記載されている。当レポートでは各求人に掲載されている初年度年収の下限と上限の中間の値を平均値として「初年度年収」を算出(例:マイナビ転職上で初年度年収が400万~550万円だった場合、当レポート上の1案件あたりの初年度年収は475万円と計算)
  • 【調査期間】2021年6月1日~30日
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