スマホの購入金額、MNOだと約64,600円だがMVNOだと約44,000円にダウン【MM総研調べ】
スマホの月額利用料金とサービス利用実態について調査を実施。
2022/4/19 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
MM総研(MMRI)は、スマートフォン(フィーチャーフォン含む)の月額利用料金とサービス利用実態について調査した結果を発表した。「MNO」(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4社)、「サブブランド」(ワイモバイル、UQモバイルの2つ)、「MVNO」の利用者にアンケートを実施し、約14,000人から回答を得ている。
月間のモバイルデータ通信量は平均8.95GB、Wi-Fiデータ通信量は15.88GB
まず「月額利用料金」(端末代金など含まない実際の支払総額、税込)を見ると、全体では4,617円。MNO 4社のスマートフォン利用者は5,146円、サブブランド利用者の月額利用料金は3,157円、MVNO利用者の月額利用料金は1,889円などとなっている。
「端末の購入金額」の全体平均は60,727円。MNO 4社のスマートフォン利用者は64,594円、MNO 3社のフィーチャーフォン利用者は20,750円、サブブランド利用者は48,319円、MVNO利用者は44,001円だった。
「月間モバイルデータ通信量」は「1GB」31.5%、「2GB」10.7%、「3GB」16.5%となっており、3GB以下のユーザーが全体の6割以上を占める。全体の平均は8.95GBだった。
またスマートフォン利用者の「Wi-Fiデータ通信量」は、Androidユーザーで「14.22GB」、iPhoneユーザーで「17.84GB」と算出された。全体の平均は15.88GBとモバイルデータ通信量の倍近い。
「1週間あたりのスマホ利用時間の全体平均は「979分」(16時間19分)。MNO 4社は「1,010分」、サブブランドは「940分」、MVNOは「895分」だった。
調査概要
- 【調査対象】国内の音声通話サービス利用者
- 【調査時期】2021年12月
- 【有効回答数】14,372人
- 【料金の算出方法】1,000円刻み(利用料金)または10,000円刻み(端末料金)の選択肢ごとに設定した係数をかけ合わせた加重平均による算出。
- 「月額利用料金」=通話料+データ通信料+オプション料
- 「購入金額」=定価・または割引前の端末の支払総額
- 消費税を含む
ソーシャルもやってます!