「ヤフー・データソリューション」で分析テーマごとに集計した「DS.DATASET」を開始

まず家電業界向けデータセット提供、類義語や表記揺れに対応、データ加工の手間も不要

ヤフーは事業者向けデータ活用サービス「ヤフー・データソリューション」で、ヤフーのビッグデータを分析テーマごとに集計した新サービス「DS.DATASET」を始めた、と2月24日に発表した。まず家電業界向けに「空気清浄機」「エアコン」「冷蔵庫」「掃除機」をテーマにしたデータセットを提供する。今後、消費財メーカーや旅行などさまざまな業界や製品・サービスに関するテーマを順次提供する。

DS.DATASETは、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールで利活用しやすいように、あらかじめヤフーの膨大なビッグデータを分析テーマごとに集計したデータセット商品。特定の業界やサービス・製品など関連するテーマごとに提供し、マーケット分析やトレンド分析に活用できる。BIツールなどでのデータの可視化機能や、顧客ごとにカスタマイズしたデータの提供も予定している。

一般にブランド名や製品・サービス名はローマ字やカタカナ、通称、略称などさまざまな表記で検索されるが、DS.DATASETは通常は別の語句として集計される類義語や表記揺れを同一語句として扱う。このため、1回の分析でブランドや製品・サービスに関連する検索ニーズを集約して把握できる。データ分析の工程の7~8割は事前のデータ加工が占めて時間と手間が必要だが、DS.DATASETはこうした加工作業が不要ですぐに利用できる。

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