ヤフーが次のヒット商品の種を見つける「商品ブレイクマップ」の分析レポートを公開

「データソリューション」で人気スイーツ「マリトッツォ」は2020年11月からヒットの兆し

ヤフーは、事業者向けデータ活用サービス「ヤフー・データソリューション」で検索ビッグデータから次のヒット商品の種を見つける「商品ブレイクマップ」のレポートを9月16日公開した。検索の増加率などをもとにしたトレンドスコアと実際の検索数で「今注目されているアイテム」や「これから流行りそうなアイテム」を見つけるために開発した。

トレンドスコアと検索数がともに高い場合は「今注目されている(既にヒットしている)アイテム」で、トレンドスコアが高いが検索数はまだ多くない場合は「これから流行りそうなアイテム」となる。今年ヒットしたスイーツ「マリトッツォ」は、2020年11月に「商品ブレイクマップ」に初めて登場後、トレンドスコアと検索数が伸びていった。

商品ブレイクマップの手法で「これから流行りそうなアイテム」を分析すると、レモンフレーバー強炭酸水「アイシー・スパークレモン」などがあげられる。この分析手法は食品だけでなく、ファッションや家電となどさまざまなジャンルの分析が可能で、オーダーメイドでビッグデータを活用する「DS.ANALYSIS」で提供することができる。

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