トライベックの社内組織であるトライベック・ブランド戦略研究所は、日本国内の有力企業246社の企業情報サイトについて、ユーザー評価によるランキングを発表した。全246社のランキング、業種別のランキングが公開されている。
この調査では、「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「技術情報/品質・安全・安心への取組み」「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」「IR情報」「理念・ビジョン」という6つのコンテンツについて5段階(+2、+1、0、-1、-2)で評価し、回答者比率を掛けたスコアを「CCサイト指数」(総合評価指標)としてランキングを行っている。
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サントリーが3年連続トップに、2020年2位のトヨタ自動車は10位まで後退
それによると、CCサイト指数ランキング(総合ランキング)1位は「サントリー」115.0ポイント(2020年1位)で、さらにポイントを伸ばし1位となった。サントリーは「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」「理念・ビジョン」の評価で他社を大きく上回った。
以下、2位「資生堂」110.2ポイント(2020年3位)、3位「ユニ・チャーム」108.5ポイント(2020年45位)が続いた。2020年は、サントリーのみが100ポイント超えを果たしたが、今回は20社近くが100ポイント以上をマークした。また2020年同様、食品・水産や化学・繊維といった業種に属する企業が上位に躍進している。3位のユニ・チャームは今年企業サイトを一新しており、それが奏功した。
調査概要
- 【調査対象】日本国内の有力企業246社(業種別に抽出)の企業情報サイト
- 【調査期間】2021年10~11月
- 【調査方法】インターネットを通じたアンケート調査
- 【有効回答数】13,500人
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