企業の「ウェブサイト価値ランキング」、前年1位の「ANA」が14位まで後退! 新たな1位は?【トライベック調べ】
コロナ禍で「売上価値」や「閲覧価値」に大きな影響。
2021/11/8 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
トライベックの社内組織であるトライベック・ブランド戦略研究所は、調査プログラム「Web Equity」に基づき、12業界の248企業・ブランドについて、2021年版「ウェブサイト価値ランキング」を発表した。
「ウェブサイト価値(Web Equity)」は、企業のデジタルメディア(公式サイト、SNS公式アカウント、公式アプリなど)について、製品・サービスの売上にどの程度貢献しているかを評価した「売上価値」と、デジタルメディアが企業・商品のブランド力向上にどの程度貢献しているかを評価した「情報価値」(閲覧価値+行動価値)の観点から評価した指標。
・前回の調査
企業のデジタルメディアを評価した「ウェブサイト価値ランキング」、1位は前年に続き「ANA」【トライベック調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2020/11/02/37990
企業のデジタルメディアを評価した「ウェブサイト価値ランキング」、1位は前年に続き「ANA」【トライベック調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2020/11/02/37990
ウェブサイト価値ランキング2021、コロナ禍で大幅な変動
まず2019年、2020年と1位だった「全日本空輸(ANA)」が今回のランキングでは、14位にまで後退した。コロナ禍の影響で売上価値や閲覧価値が半減しており、ランクが大幅低下した。
新たに1位になったのは、2020年では7位だった「NTTドコモ」で、ウェブサイト価値は791億3,100万円と算定された。以下「トヨタ自動車」728億3,100万(前年4位)、「ユニクロ」724億7,800万(前年4位)だった。NTTドコモは、安価な新料金プラン「ahamo」がネット限定だったことなどから、デジタルメディアの役割がさらに高まったようだ。
その他30位までのランクイン企業・ブランドは以下のとおり。上位には情報・通信、自動車、流通、電子・電機、食品・飲料、運輸・レジャーなどの業界が並んだ。
調査概要
- 【調査対象】「電子・電機」「情報・通信」「自動車」「住宅関連」「化粧品・トイレタリー」「OTC医薬品・健康機器」「趣味・娯楽・その他」「食品・飲料」「運輸・レジャー」「流通」「金融」「エネルギー・素材」の全12業界。国内の個人向け(BtoC)企業。
- 【調査期間】2021年6月1日~6月15日
- 【調査方法】全国20~69歳の一般消費者による評価調査を実施
- 【対象企業数】248社
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