DNPが「Twitter」と連携してリアルタイム情報がわかる「デジタル観光マップ」を開発

Webサイトや紙のパンフレットを補完、天気や交通、観光スポットの混雑状況などを反映

大日本印刷は、デジタル観光マップの「DNP MAPベース地域振興情報発信プラットフォーム」を開発した、と11月8日に発表した。地理に不慣れでも直観的にわかりやすい地図をベースにSNSの「Twitter」と連動して観光情報などをリアルタイムに提供する。12月には「Instagram」に対応予定。情報提供する地域の観光スポットや店舗の新規情報登録の負荷を増やさず、日常的に使用するSNSを活用して手軽に最新情報を発信できる。

「DNP MAPベース地域振興情報発信プラットフォーム」の概要

SNS以外のシステムと連動して混雑状況やライブカメラ映像、貸自転車などモビリティの位置情報も提供できる。観光客が最適な行動を選択し、地域の魅力に効率よく触れられるようにしていく。このサービスを採用した三重県菰野町(こものちょう)観光プロモーションでは、自治体の地域情報や事業者の観光地情報、認定された生活者のコメントなどのTwitter投稿に連動して、Webサイト上の菰野町観光情報に最新情報を提供している。

菰野町観光プロモーションの例

観光情報などで地域の魅力を発信するWebサイトや紙のパンフレットが数多く制作されているものの、地域を訪れる人たちが参照するリアルタイムな天気や交通情報、観光スポットの混雑状況は反映しにくい。情報の鮮度が低くなりがちで観光客のニーズに応え切れない課題を解決するため、静的なWebサイトやパンフレットを補完し、リアルタイムな情報を提供できるプラットフォームを開発した。5年間で累計3億円の売上を目指す。

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