企業サイトのユーザー評価、「トヨタ」がランクアップするも1位は前年に続き「サントリー」【トライベック調べ】
トライベック・ブランド戦略研究所は、日本国内の有力企業240社の企業情報サイトについて、ユーザー評価によるランキングを発表した。全240社のランキング、業種別のランキングが公開されている。
この調査では、「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「技術情報/品質・安全・安心への取組み」「CSR/サステナビリティ・環境への取組み」「IR情報」「理念・ビジョン」という6つのコンテンツについて5段階(+2、+1、0、-1、-2)で評価し、回答者比率を掛けたスコアを「CCサイト指数」(総合評価指標)としてランキングを行った。なお。非上場企業は「IR情報」を除く5コンテンツから算出している。
サントリーが2年連続トップに、2位のトヨタ自動車が大幅ランクアップ
それによると、CCサイト指数ランキング(総合ランキング)1位は「サントリー」105.2ポイント(前年1位)で、今年は唯一の100ポイント超え。以下、2位「トヨタ自動車」97.8ポイント(前年19位)、3位「資生堂」96.3ポイント(前年7位)となった。コロナの影響を受け、食品・水産や化学・繊維といった業種に属する企業が上位に躍進している。
サントリーの評価は「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「技術情報/品質・安全・安心への取組み」の4つのコンテンツで1位となったほか、「CSR/サステナビリティ・環境への取組み」で2位、「理念・ビジョン」で3位と、いずれもユーザーからの評価が高かった(非上場のため「IR情報」は評価対象外)。
一方2位のトヨタ自動車は、「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「理念・ビジョン」の3つのコンテンツでスコアを大きく伸ばしたことが、ランクアップにつながったという。
調査概要
- 【調査対象】日本国内の有力企業240社(業種別に抽出)の企業情報サイト
- ※「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「技術情報/品質・安全・安心への取組み」「CSR/サステナビリティ・環境への取組み」「IR情報」「理念・ビジョン」の6コンテンツを、ユーザーが評価。総合評価の平均よりランキングを算出
- 【調査期間】2020年10~11月
- 【調査方法】インターネットを通じたアンケート調査
- 【有効回答数】13,200人
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